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連載 “まるごと仮想化”のここが「ツボ」

第3回: 仮想スイッチ構成とメモリ構成のポイント
HP-UX/Integrityサーバー お問い合せ
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連載 “まるごと仮想化”のここが「ツボ」 第3回: 仮想スイッチ構成とメモリ構成のポイント
今回は、「仮想スイッチ」によるネットワーク構成と、仮想マシンのメモリ構成のポイントについて解説する。Integrity VMの特徴のひとつは、仮想的なネットワークスイッチである仮想スイッチを備えている点だ。この仮想スイッチを作成することで、各仮想マシンや物理NICを結ぶ仮想的なネットワークセグメントを構成できる。仮想スイッチを構成する上では、個々の物理NICにどの程度の負荷が集中するか把握しておくことが重要だ。必要に応じて仮想スイッチを分割し、それぞれに個別に物理NICを割り当てるといった工夫が必要となる。
連載 “まるごと仮想化”のここが「ツボ」 - 第3回 -
「仮想スイッチ」のコツをつかむ
メモリ構成のポイント
2009年8月

メモリ構成のポイント

仮想マシンのメモリ構成も、アプリケーションのパフォーマンスを最適化する上で重要なポイントだ。Integrity VMでは、個々の仮想マシンに割り当てたメモリ容量の合計に加え、「ホストOSとなるHP-UXが必要とするメモリ」、そして「仮想マシンのオーバーヘッド分のメモリ」を合計した容量を用意しておく必要がある。具体的には、それぞれ以下の方法で概算できる。

●ホストOSのメモリ消費:750MB + (物理メモリサイズ − 1 GB) × 0.085
●仮想マシンのオーバーヘッド:仮想マシンのメモリサイズの8〜8.3%

仮想マシンのゲストOSがHP-UXの場合は、仮想マシンの動作を止めることなくメモリ構成を変更できる「dynamic memory機能」(オプション)が利用可能だ。ただし、仮想マシン起動時のメモリサイズが最大値となるため、「あらかじめ予想される最大メモリサイズで起動しておき、メモリ消費が少ない状況ではメモリサイズを小さくする」といった使い方になる。

また、メモリ性能の点では「メモリページの断片化」についても考慮すべきだろう。仮想マシンのメモリ性能は、ホストOSが管理するメモリページの断片化の影響を受ける。よってIntegrity VMでは、ホストOSにて「ラージページ」機能を使用し、仮想マシンに割り当てたメモリのロックダウンを行う仕組みが働いている。しかし、例えばIntegrity VM以外のアプリケーションが同じホストOS上で動作している場合や、上述のdynamic memory機能を高頻度に使用した場合などは、断片化が進行する可能性があることを考慮しておきたい。

以上、今回はネットワーク構成とメモリ構成の最適化について解説した。次回は、仮想マシンのバックアップ構成について紹介する予定だ。

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“まるごと仮想化”のここが「ツボ」

第1回:パフォーマンスを引き出すCPUリソースの配分設定
第2回:3種類の仮想ディスクを使い分ける
第3回:仮想スイッチ構成とメモリ構成のポイント
第4回:Integrity VMのバックアップ手段とAVIOの利用
第5回:オンラインマイグレーション機能の実際
第6回:仮想化環境でのクラスターウェアの使いこなし術


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