Jump to content 日本-日本語
日本HPホーム 製品 & サービス サポート & ドライバー ソリューション ご購入方法
≫  お問い合わせ

製品とサービス  >  ソフトウェアとOS  >  HP-UX   >  Knowledge-on-Demand  >  Integrity VMで学ぶサーバー仮想化

Integrity VMでやさしく学ぶサーバー仮想化

第10回:Ignite-UXによるネットワーク・インストール・その3

HP-UX/Integrityサーバー お問い合せ
コンテンツに進む
Ignite-UXによるネットワーク・インストール・その3

ゴールド・イメージを認識する Ignite-UX サーバーの設定

ゴールド・イメージの作成後は、Ignite-UXサーバーで使用できるように設定する必要があります。手順を次に示します。
Integrity VMでやさしく学ぶサーバー仮想化 第10回
オペレーティング・システムのアーカイブを作成
ゴールド・イメージを認識する Ignite-UX サーバーの設定

1. 次のコマンドをアーカイブがあるディレクトリで実行して、設定ファイルで使用する impacts 文を取得してください。

# /opt/ignite/lbin/archive_impact -t -g B.11.23_VM_archive.gz

たとえば、ゴールド・イメージが /var/opt/ignite/data/Rel_B.11.23 ディレクトリにある場合は、次のコマンドを実行します。

# /opt/ignite/lbin/archive_impact -t -g \ ./B.11.23_VM_archive.gz > impacts.txt

このコマンドの実行には、1〜2 分を要します。

2. サンプルの設定ファイルをシステムのアーカイブがあるディレクトリにコピーして、設定ファイルを作成してください。実行例を示します。

# cp /opt/ignite/data/examples/B.11.23.golden_image.cfg \ /var/opt/ignite/data/Rel_B.11.23/vm.cfg

作成した設定ファイルは、以下の手順に従って変更する必要があります。

3. 設定ファイルの sw_source セクションにある nfs_source の定義を、Ignite-UX サーバーと格納先のパスに合わせて変更してください。たとえば、前述したIgnite-UX サーバーにゴールド・イメージが存在する場合、

nfs_source = "10.2.72.150: /var/opt/ignite/archives/Rel_B.11.23"

を次のように変更します。

nfs_source = "15.99.87.15: /var/opt/ignite/data/Rel_B.11.23"

4. 同じ設定ファイルのinit sw_sel セクションを、使用するゴールド・イメージに合わせて変更してください。サンプルの設定ファイルでは 2 つの異なるイメージが指定されています。1 つは Itanium ベースのシステム用 (ia64)で、もう 1 つは PA-RISC システム用 (hppa) です。PA-RISC システム版 HP-UX のイメージを作成しなかった場合は、PA-RISC システムのイメージ ("is_hppa") の init sw_sel セクションを削除してください。続いて、次の手順を実行してください。

a) description のパラメーターを、使用するゴールド・イメージの説明に変更します。たとえば、

description = "B.11.23 IA golden image archive"

を次のように変更してください。

description = "HP-UX 11.23 image for VMs

b) archive_path を、実際のアーカイブ・ファイル名に変更してください。たとえば

archive_path = "B.11.23_archive_IA.gz"

を前述した例と同じアーカイブ・ファイル名にするには、次のように変更します。

archive_path = "B.11.23_VM_archive.gz"

c) impacts の各行を、手順 1 で取得した内容に置き換えてください。たとえば、次の行を

impacts = "/" 7659Kb
impacts = "/dev" 11Kb
}impacts = "/etc" 76229Kb
impacts = "/home" 1Kb
impacts = "/opt" 2223298Kb
impacts = "/sbin" 109002Kb
impacts = "/stand" 51127Kb
impacts = "/usr" 2379518Kb
impacts = "/var" 848454Kb

以下のように置き換えます。

impacts = "/" 833Kb
impacts = "/dev" 13Kb
impacts = "/etc" 82077Kb
impacts = "/home" 133696Kb
impacts = "/opt" 2536512Kb
impacts = "/sbin" 111333Kb
impacts = "/scratch" 135843Kb
impacts = "/stand" 52187Kb
impacts = "/usr" 2396952Kb
impacts = "/var" 1603044Kb

「=」の後は、手順 1 で作成した impacts.txt ファイルから取得した内容です。  以上の変更を加えると、init sw_sel セクションは次のようになります。


5. Ignite-UX の新しい設定をインストールするために、/var/opt/ignite/INDEX ファイルを編集してください。新しい cfg セクションをこのファイルに追加します。追加する cfg セクションは次のように定義します。

cfg "HP-UX B.11.23 VM Config" {
description "This selection supplies the VM configuration."
"/opt/ignite/data/Rel_B.11.23/config"
"/var/opt/ignite/data/Rel_B.11.23/vm.cfg"
"/var/opt/ignite/config.local"

6. 次のコマンドを実行して、追加した設定情報の構文をチェックしてください。

# /opt/ignite/bin/instl_adm -T

このコマンドで問題が見つからなければ、設定は完了です。

新しい設定をインストール

上記の手順をすべて完了すると、「Ignite-UX による VMのロード」で前述した手順に従って Ignite-UX を使用し、新しい VM 設定をインストールできます。HP-UX installation メニューからUser Interface and Media Options 画面まで実行してください。ここで Guided Installation オプションを選択して、Select an overall system configuration 画面まで実行してください。カーソルを Configurations: フィールドに位置付け Enter キーを押すと、選択可能なVM 設定が表示されます。
この時点で、ゴールド・イメージ (B.11.23_VM_archive.gz など) が見つからない旨のエラーメッセージが表示されることがあります。通常、このエラーの原因は、ゴールド・イメージを含むファイルシステムが、NFS クライアントにエクスポートされていないためです。Ignite-UX サーバーで適切なファイルシステムがエクスポートされていることを確認し、インストールをやり直してください。

以上、今回はIgnite-UXサーバーによるネットワーク・インストールで用いるゴールド・イメージの作成手順を紹介しました。

連載記事一覧 戻る 1  |  2

HP-UX 11i Knowledge-on-Demand 仮想化シリーズ 連載記事一覧

Integrity VMでやさしく学ぶ
サーバー仮想化

第1回:Integrity VMって何だ?
第2回:Integrity VMをインストールする
第3回:ストレージとネットワークの仮想化
第4回:VMゲストの作成
第5回:VMゲストへのリソース配分
第6回:Integrity VMの構成管理
第7回:Virtualization ManagerとCapacity Advisorによる統合管理
第8回:Ignite-UXによるネットワーク・インストール・その1
第9回:Ignite-UXによるネットワーク・インストール・その2
第10回:Ignite-UXによるネットワーク・インストール・その3

“まるごと仮想化”のここが「ツボ」

第1回:パフォーマンスを引き出すCPUリソースの配分設定
第2回:3種類の仮想ディスクを使い分ける
第3回:仮想スイッチ構成とメモリ構成のポイント
第4回:Integrity VMのバックアップ手段とAVIOの利用
第5回:オンラインマイグレーション機能の実際
第6回:仮想化環境でのクラスターウェアの使いこなし術


 その他の連載記事


本ページの内容は執筆時の情報に基づいており、異なる場合があります。

お問い合わせ

ご購入前のお問い合わせ


ご購入後のお問い合わせ

オンラインサポート
製品の標準保証でご利用いただける無償のサービスです。

ショールーム

ショールーム 導入をご検討のお客様へ
業務アプリケーションの継続・標準化・開発性とシステム担当者様、システム開発者様が抱える悩み・疑問に対する解決策実体験して頂けます。
印刷用画面へ
プライバシー ご利用条件・免責事項 ウェブマスターに連絡