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Integrity VMでやさしく学ぶサーバー仮想化

第5回:「VMゲストへのリソース配分」

HP-UX/Integrityサーバー お問い合せ
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Integrity VMでやさしく学ぶサーバ仮想化
            第5回:「VMゲストへのリソース配分」
Integrity VMでやさしく学ぶサーバー仮想化 第5回
「仮想CPU」とは
VMゲスト作成時のトラブルシューティング

VMゲスト作成時のトラブルシューティング

VMゲストの起動時、VMホストはリソース配分を動的に計算し、VMゲストの実行に十分なリソースが存在するか確認します。もし問題があれば、以下の警告メッセージのいずれか1つ以上が表示されます。
HPVM guest badguest configuration problems:
 Warning 1: Guest's vcpus exceeds server's physical cpus.
 Warning 2: Guest's vcpus exceeds the supported maximum, 4 vcpus.
 Warning 3: Insufficient free memory for guest.
 Warning 4: Insufficient swap resource for guest.
 Warning 5: Insufficient cpu resource for guest.
 Warning 6 on item /dev/rdsk/c2t1d0: Device file '/dev/rdsk/c2t1d0' in use by another guest.
 Warning 7 on item /dev/vg00/rhostswap: Device file '/dev/vg00/rhostswap' in use by server.
 Warning 8 on item /dev/rdsk/foo: '/dev/rdsk/foo' backing device does not exist.
 Warning 9 on item hostnet: Guest MAC address for switch hostnet is in use.
 Warning 10 on item offnet: Vswitch offnet is not active.
 Warning 11 on item badnet: Vswitch badnet does not exist.
These problems may prevent HPVM guest badguest from booting.
hpvmstart: Unable to continue.
これらの警告メッセージが表示された場合、VMゲストの作成は可能ですが、起動は行えません。  また、以下のようなエラー・メッセージが表示された場合は、VMゲストの作成と起動の両方が行えません。
hpvmcreate: ERROR (badguest): Duplicate backing device '/dev/rdsk/c2t1d0'.
hpvmcreate: ERROR (badguest): Illegal blk device '/dev/dsk/c2t1d0s5' as backing device
これらのメッセージが表示された場合は、hpvmmodifyコマンドを実行してVMゲストの構成を必要に応じて変更するか、ほかのVMゲストを停止するなどしてリソース不足を解消します。
ちなみに、VMホストに対して実行したIntegrity VM関連コマンドの履歴は、以下のファイルに記録されているので、参考になるでしょう。
/var/opt/hpvm/common/command.log

その他のトラブルシューティング

VMゲストがハングアップした場合(pingコマンドに反応しないときや、hpvmconsoleコマンドがフリーズしたときなど)は、hpvmconsoleコマンドのセッションで「^B(Ctrl+B)」を入力します。これにより、セッションがVMコンソールに戻るので、CMコマンド、TCコマンドをそれぞれ実行し、VMゲストのOSに対してINITコマンドを送ります。VMゲスト自体のリブートは行いません。  
ちなみに、VMホストでhpvmcollectコマンドを実行することで、トラブルシューティングに役立つIntegrity VMの情報を収集できます。同コマンドを実行すると、収集された情報(tarファイル)の記録場所が以下のように末尾に表示されます。
# hpvmcollect -Pcompass1

HPVM host crash/log collection tool version 0.8
Gathering info for post-mortem analysis of guest 'compass1' on host

Collecting I/O configuration info ................................... OK
Collecting filesystem info .......................................... OK
Collecting system info .............................................. OK
Collecting lan info ................................................. OK

<中略>

The collection is "/var/opt/hpvm/common/hpvmcollect_archive/compass1_Oct.04.05_165043EDT.tar.gz"
このtarファイルには、例えば仮想ストレージ・デバイスとして指定したディレクトリに十分な空きスペースがない場合、以下のようなエラー・メッセージが記録されます。
msgcnt 10 vxfs: mesg 001: vx_nospace - /dev/vg00/lvol5 file system full(1 block extent)
以上、今回はVMゲストへのリソース配分の方法と、トラブルシューティングの方法について説明しました。

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HP-UX 11i Knowledge-on-Demand 仮想化シリーズ 連載記事一覧

Integrity VMでやさしく学ぶ
サーバー仮想化

第1回:Integrity VMって何だ?
第2回:Integrity VMをインストールする
第3回:ストレージとネットワークの仮想化
第4回:VMゲストの作成
第5回:VMゲストへのリソース配分
第6回:Integrity VMの構成管理
第7回:Virtualization ManagerとCapacity Advisorによる統合管理
第8回:Ignite-UXによるネットワーク・インストール・その1
第9回:Ignite-UXによるネットワーク・インストール・その2
第10回:Ignite-UXによるネットワーク・インストール・その3

“まるごと仮想化”のここが「ツボ」

第1回:パフォーマンスを引き出すCPUリソースの配分設定
第2回:3種類の仮想ディスクを使い分ける
第3回:仮想スイッチ構成とメモリ構成のポイント
第4回:Integrity VMのバックアップ手段とAVIOの利用
第5回:オンラインマイグレーション機能の実際
第6回:仮想化環境でのクラスターウェアの使いこなし術


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