Jump to content 日本-日本語

製品  >  ソフトウェア  >  HP-UX   >  Knowledge-on-Demand  >  UNIXの教科書 基礎編

UNIXの教科書
〜はじめよう! WindowsとLinuxからのステップアップ〜

1日目:ログインしてコマンドを実行してみる

HP-UX/Integrityサーバー お問い合せ
コンテンツに進む
Integrity VMでやさしく学ぶサーバ仮想化 第1回「Integrity VMって何だ?」
UNIXの教科書〜はじめよう! WindowsとLinuxからのステップアップ〜 1日目
UNIXとはどんなOS?
いよいよログイン
コマンドを実行してみよう

2時間目:いよいよログイン

前置きはこれくらいにして、HP-UXの実際の操作方法の説明に移りましょう。

UNIXというと、昔はキャラクタ端末(文字しか表示することのできない端末)を接続して操作するという使い方が基本でした。1989年頃からはワークステーションを中心とするUNIXでは、X Window Systemと呼ばれるウィンドウ・システムが使用され始めました。なお、X Window System自体は基本的な描画処理のみを担当し、ウィンドウの管理などのいわゆるルック&フィールの部分はウインドウマネージャと呼ばれる独立したプログラムが行います。それらのプログラムに、ファイルマネージャなどのユーティリティを組み合わせた統一されたユーザインタフェースを持つGUI のことをデスクトップ環境と呼びます。

現在UNIX系OSで使用されるデスクトップ環境にはGNOMEやKDEなどさまざまなものがありますが、HP-UXではその安定性からCDE(Common Desktop Environment)と呼ばれるデスクトップ環境を採用しています。次に、CDEのログイン画面を示します。

CDEログイン画面
図1:CDEログイン画面

ユーザ名とパスワードを入力して「了解」ボタンをクリックするとデスクトップ画面が表示されます。

CDEデスクトップ画面
図2:CDEデスクトップ画面

ログアウトするにはフロントパネルの「EXIT」ボタンをクリックします。


四色君:
UNIXにはWindowsのAdministratorのような管理ユーザはあるのですか?
四色君
マリー先生
マリー先生:
UNIXではあらゆる権限が許可された特別なユーザがいて、それを「スーパーユーザ」と呼ぶの。スーパーユーザはそれぞれのシステムに一人だけで、ユーザ名は「root」に決まっているわ。rootでログインすると簡単にシステムを破壊したり大事な情報を盗むことができるので、スーパーユーザのパスワードは絶対外部に漏れないように注意してね。

ターミナルエミュレータを使ったログイン

さて、みなさんが実際にキーボードからUNIXのコマンドを入力するには「ターミナルエミュレータ」(以下、ターミナル)と呼ばれるソフトウェアを使用します。ターミナルとは前述のキャラクタ端末をデスクトップ上のウィンドウとして仮想的に再現したものです。CDEではフロントパネルのアプリケーションのメニューの「端末エミュレータ」ボタンをクリックするとdttermというターミナルのウィンドウが表示されます。ターミナルは、コンピュータシステムの中心部分であるカーネルへの入り口のようなものです。ターミナルの操作に慣れるにつれて、コンピュータへの理解がより深まっていきます。

ターミナルのウィンドウ
図3:ターミナルのウィンドウ


四色君:
ちょっと今、自由に使えるHP-UXがないんですけど……。
四色君
マリー先生
マリー先生:
そんな場合は、HPがインターネットで提供するテスト環境である「テストドライブ」を使うといいわね。ユーザ登録するとテスト用のアカウントがメールで送られてくるので、Telnetでリモートログインしていろいろなコマンドを試すことができるの。もちろん登録は無料よ。

マシンが離れた場所にあるときはリモートログインで

さて、たとえばマシンがサーバルームにあって直接手元で操作できない場合などは、ネットワークを介してコンピュータにログインする、いわゆる「リモートログイン」を使用することでコマンドを実行できます。リモートログインには、TelnetとSSHという2種類の方法があります。Windowsユーザの方は、UTF-8 TeraTerm Pro with TTSSH2などを使用するとTelnetやSSHによるリモートログインが行えます。

TeraTerm ProでHP-UXにリモートログイン
図4:TeraTerm ProでHP-UXにリモートログイン

LinuxあるいはMac OS Xのユーザの方は、標準でターミナルが用意されています。またTelnetでログインするtelnetコマンド、SSHによるリモートログインを行うsshコマンドもインストールされているのでそれらを使えばよいでしょう。


タックス君:
TelnetとSSHってどう違うの?
タックス君
マリー先生
マリー先生:
Telnetは古くからあるプロトコルで、ネットワーク上をデータが暗号化されずに流れてしまうの。つまり、悪意のある第三者がネットワークを盗聴していると、ユーザ名やパスワード、そして通信の内容が漏れてしまう可能性があるわけ。そのため最近のシステムではTelnetによるリモートログインが禁止されていることが多いわ。

それに対してSSHは、アカウント情報を含めて通信の内容はすべて暗号化されるの。さらに公開鍵暗号方式という、サーバに登録されているユーザ名とパスワードを使わないより安全なログインも可能なの。

休み時間:UTF-8 TeraTerm Pro with TTSSH2について

UTF-8 TeraTerm Pro with TTSSH2(以下、TeraTerm Pro)はWindowsで動作するフリーのターミナル・エミュレータソフトです。こちらのサイトからダウンロードできます。
UTF-8 TeraTerm Pro with TTSSH2 このリンクをクリックすると、HP社外へリンクします。

TeraTerm Proでリモートログインを行うには、「接続」ダイアログボックスを開き「サービス」から「Telnet」もしくは「SSH」を選択します。「ホスト」で接続先のホスト名もしくはIPアドレスを指定し「OK」ボタンをクリックします。
UTF-8 TeraTerm Pro with TTSSH2の接続ダイアログボックス
図5:UTF-8 TeraTerm Pro with TTSSH2の接続ダイアログボックス

連載記事一覧 戻る 1  |  2  |  3 次のページへ

本ページの内容は執筆時の情報に基づいており、異なる場合があります。

お問い合わせ

ご購入前のお問い合わせ


ご購入後のお問い合わせ

オンラインサポート
製品の標準保証でご利用いただける無償のサービスです。

ショールーム

ショールーム 導入をご検討のお客様へ
業務アプリケーションの継続・標準化・開発性とシステム担当者様、システム開発者様が抱える悩み・疑問に対する解決策実体験して頂けます。
印刷用画面へ
プライバシー ご利用条件・免責事項