Jump to content 日本-日本語

製品 >  ソフトウェア >  HP- UX Developer Edge 

J2EEサーバ、スケーラビリティと可用性の「現実」

HP-UX/Integrityサーバー お問い合せ
コンテンツに進む
J2EEサーバ、スケーラビリティと可用性の「現実」

レプリケーション専用LANの効果

J2EEサーバ、スケーラビリティと可用性の「現実」
スケーラビリティと可用性
レプリケーションは諸刃の剣
レプリケーション専用LANの効果

レプリケーションによってスケーラビリティが頭打ちになる。この問題を解決する手段の1つは、「レプリケーション専用LAN」を設けることである。つまり、クライアントからJ2EEサーバへ流れるトラフィックと、J2EEサーバ間のレプリケーション・トラフィックを分離することで、ネットワーク帯域の圧迫を避ける方法である。
今回のテストでは、この方法の効果を検証するために、図5の環境が用意された。ここでは、1から4台のHP 9000 rp2400シリーズを配置し、それぞれにレプリケーション専用のNICを装着、個別のLANセグメントを構成した。また、表2に示す2パターンのテストを実施し、専用LANによるスケーラビリティの変化を計測した。
 
図5:検証環境
  図5:検証環境
 
表2
 

レプリケーション専用LAN

CPU負荷

文字列の更新回数

文字列長さ(KB)

パターンA なし 10 64
パターンB あり 10 64
 
図6は、この構成によるテスト結果を示したグラフである。同グラフから分かるとおり、パターンAでは先ほどと同様のスケーラビリティ低下が見られる一方で、パターンBではリニアなスループット上昇が確認された。また、ネットワーク使用量とCPU使用率のテストでは、専用LANの設置によって再びCPUバウンド(CPUがスループットのボトルネックになること)の状態が確認されている。このように、レプリケーションによるトラフィック増加の問題は、専用LANの設置によって一定の解決が可能なことが実証されたのである。
 
図6
  図6

スケーラビリティと可用性のトレードオフ


MC3による今回のテストでは、結論として以下のような報告がなされている。

  • CPUボトルネックの状態では、スループットはノード数にほぼ比例して向上する
  • レプリケーション・データのサイズが大きく、また回数が多い場合は、ネットワーク帯域が圧迫される、スループットに悪影響を及ぼす
  • そうした状況では、J2EEサーバにNICを増設し、レプリケーション専用LANを設置することが推奨される

ただし、報告ではまた、専用LANの設置は万能ではないことが指摘されている。つまり、レプリケーション・データの流量があまりに多い場合は、専用LANの帯域も消費し尽くされてしまうのだ。

ここでは、MC3のラボ・テストによって得られた結果を紹介し、J2EEサーバのクラスタリングによるスケーラビリティと可用性の実際を検証した。今回のテストが明らかにしたように、スケーラビリティと可用性はトレードオフの関係にある。個々のアプリケーションの要件に応じて、レプリケーションの量と回数を必要最小限に抑え、ネットワーク帯域を考慮したシステム設計を施すことがクラスタリングの最適解への近道といえるだろう。


MCCC 関連ドキュメント

 
Oracle9i Application Server可用性検証 (PDF)
  Oracle9i Application Serverの可用性についてまとめた資料です。
   
Oracle9i Application Server拡張性検証 (PDF)
  Oracle9i Application Serverの拡張性についてまとめた資料です。
   
Oracle9i Application Server動的コンテンツキャッシュ機能(WebCache)検証 (PDF)
  Oracle9i Application Serverの動的コンテンツキャッシュ機能WebCacheについてまとめた資料です。
   
Oracle9i Application Server技術検証補足資料 (PDF)
  Oracle9i Application Serverの今回の技術検証で使用したテストアプリケーションのコードです。
   
Oracle9i Application Serverインストールガイド (PDF)
  Oracle9i Application Serverのインストールについてまとめた資料です。
   
Oracle9i Application Serverインストールガイド(補足資料) (PDF)
  Oracle9i Application Serverのインストールについての補足情報をまとめた資料です。
 
トップへ 前のページへ  

本ページの内容は執筆時の情報に基づいており、異なる場合があります。

お問い合わせ

ご購入前のお問い合わせ


ご購入後のお問い合わせ

HPEサポートセンター
製品の標準保証でご利用いただける無償のサービスです。

ショールーム

ショールーム 導入をご検討のお客様へ
業務アプリケーションの継続・標準化・開発性とシステム担当者様、システム開発者様が抱える悩み・疑問に対する解決策実体験して頂けます。
印刷用画面へ
プライバシー ご利用条件・免責事項