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逆引きUNIXメンテナンス・ガイド

〜こんな時、どうするの?Solaris経験者もこれで安心〜
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逆引きUNIXメンテナンス・ガイド - システム管理編 -
日常の管理をしていく際、「あれ?ここはどうすればいいんだろう?」と首をひねることは、ないでしょうか?
インターネットで検索したり、マニュアルを調べたりと、ふと思い出せずに時間を消費してしまうこともあるでしょう。また、Solarisなど他のUNIXからHP-UXに移行する際、いろいろとまどうことも多いかと思います。以前使っていたOSとの、ほんの少しの違いをわかってさえいれば避けられるものだったりします。
そこで本稿では、逆引き形式で日々のメンテナンスのためのヒントを列挙していくことにしたいと思います。参考URLがある項目については併記してますので、ぜひそちらも合わせてご確認ください。
逆引き
UNIXメンテナンス・ガイド
- システム管理編 -
パーティションや
論理ボリュームの管理
ユーザー管理
- システム対策編 -
障害を検出する
トラブルを解決する
2009年11月
テクニカルライター 米田 聡
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パーティションや論理ボリュームの管理

LVMで使用するためのディスク初期化をしたい

LVMを利用するためには、pvcreateコマンドでLVMとして物理ボリュームを作成(初期化)しておく必要がある。

# pvcreate /dev/rdsk/c0t0d0
Physical volume "/dev/rdsk/c0t0d0" has been successfully created. 

デバイスパスはrawデバイスを指定する点に注意が必要である。物理ボリュームの状態はpvdisplayコマンドで表示できる。

# pvdisplay -l /dev/dsk/c0t0d0
/dev/dsk/c0t0d0:LVM_Disk=yes

また、物理ボリュームを管理する以下のコマンドがあるのでマニュアルも参考にしてほしい。

物理ボリュームの管理コマンド

物理ボリュームを作成 pvcreate
物理ボリュームの状態を表示 pvdisplay
物理ボリュームの状態を変更 pvchange
物理ボリューム間のデータ移動 pvmove
物理ボリュームの削除 pvremove

参考

SMHでらくらくHP-UXシステム管理

論理ボリュームの作成・変更をしたい

論理ボリュームを作成するには、まず物理ボリュームをボリュームグループに追加する必要がある。ボリュームグループは次のように作成する。

# mkdir /dev/vg01  ←ボリュームグループvg01用のディレクトリを作成
# mknod /dev/vg01/group c 64 0x010000  ←ボリュームグループのデバイスノードを作成

mknodコマンドで作成するデバイスノードのメジャー番号には64を指定、マイナー番号は任意のユニークな値を指定すればよい。作成したボリュームグループに、先に初期化しておいた物理ボリュームを追加する。

# vgcreate /dev/vg01 /dev/dsk/c0t0d0
Volume group "/dev/vg01" has been successfully created.
Volume Group configuration for /dev/vg01 has been saved in /etc/lvmconf/vg01.conf

これで/dev/vg01に物理ボリュームが追加された。あとは、このボリュームグループに論理ボリュームを作成すればよい。

# lvcreate /dev/vg01
Logical volume "/dev/vg01/lvol1" has been successfully created with
character device "/dev/vg01/rlvol1".
Volume Group configuration for /dev/vg01 has been saved in /etc/lvmconf/vg01.conf

/dev/vg01/lvol1が作成される。lvdisplayで、作成したボリュームの情報を確認することができる。

# lvdisplay /dev/vg01/lvol1
--- Logical volumes ---
LV Name          /dev/vg01/lvol1
VG Name          /dev/vg01
LV Permission       read/write
LV Status         available/syncd
Mirror copies       0
Consistency Recovery    MWC
Schedule          parallel
LV Size (Mbytes)      0
Current LE         0
Allocated PE        0
Stripes          0
Stripe Size (Kbytes)    0
Bad block         on
Allocation         strict
IO Timeout (Seconds)    default

その他、論理ボリュームの変更やボリュームサイズの拡大を行うコマンドには以下のようなものがある。それぞれマニュアルを参照してほしい。

論理ボリュームの管理コマンド

論理ボリュームの作成 lvcreate
論理ボリュームの情報表示 lvdisplay
ボリュームグループから論理ボリュームを削除 lvremove
論理ボリュームのサイズを拡大 lvextend
論理ボリュームのサイズを縮小する lvreduce

参考

はじめてのHP-UX

HP-UX システム管理者ガイド

SMHでらくらくHP-UXシステム管理

ミラー論理ボリュームのバックアップをしたい

ミラー化されている論理ボリュームは、2つの論理ボリュームに分割して片側をオンラインにしたままバックアップできる。まず、次のようにして論理ボリュームを分割する。

# lvsplit /dev/vg01/lvol1
Logical volume "/dev/vg01/lvol1b" has been successfully created with
character device "/dev/vg01/rlvol1b".
Logical volume "/dev/vg01/lvol1" has been successfully split.
Volume Group configuration for /dev/vg01 has been saved in /etc/lvmconf/vg01.conf

/dev/vg01/lvol1bという分割された論理ボリュームが作成されるので、これを適当なディレクトリにマウントする。

# mkdir /backup_dir
# mount /dev/vg01/lvol1b /backup_dir

/backup_dirを適当なユーティリティを用いてバックアップすればよい。バックアップが完了したら、アンマウントを実行しボリュームを元に戻す。

# umount /backup_dir
# lvmarge /dev/vg01/lvol1b /dev/vg01/lvol1
Logical volume "/dev/vg01/lvol1b" has been successfully merged
with logical volume "/dev/vg01/lvol1".
Logical volume "/dev/vg01/lvol1b" has been successfully removed.
Volume Group configuration for /dev/vg01 has been saved in /etc/lvmconf/vg01.conf

参考

ルートボリュームグループのスキャンをしたい

ボリュームグループはvgscanコマンドを用いてスキャンできる。vgscanはスキャンした結果を/dev/lvmtabに反映させる。

# vgscan -a
Physical Volume "/dev/dsk/c1t1d0" is not part of a Volume Group
Physical Volume "/dev/dsk/c1t2d0" is not part of a Volume Group

-aオプションを付けて実行すると、vgscanはマルチパス物理ボリュームのすべてのパスを走査する。

ボリュームグループの管理コマンド

ボリュームグループのスキャン vgscan
ボリュームグループの情報表示 vgdisplay
ボリュームグループの拡張 vgextend
ボリュームグループからの削除 vgreduce

参考

HP-UX システム管理者ガイド

トピックス:新しいディスクへのボリュームグループの移行

2009 年 9 月のアップデート(HP-UX 11i v3 update 5)より、ボリュームグループ内のデータを古いディスクセットから新しいディスクセットへ移行させるための、新しいvgmoveコマンドが提供されています。このコマンドを用いると、オンラインでボリュームグループの移行ができ、VG dsf は変更されません。

ストレージのパーティション情報を表示させたい

パーティションはidiskコマンドを用いて作成、管理を行うことが出来る。プライマリEFIパーティションは次のように表示する。

# idisk -p /dev/rdsk/c0t0d0
idisk version: 1.44
EFI Primary Header:
        Signature                 	= EFI PART
        Revision                  	= 0x10000
        HeaderSize                	= 0x5c
        HeaderCRC32               	= 0x3ef7d08
        MyLbaLo                   	= 0x1
        MyLbaHi                   	= 0x0
        AlternateLbaLo            	= 0x3ffffff
        AlternateLbaHi            	= 0x0
        FirstUsableLbaLo          	= 0x40
        FirstUsableLbaHi          	= 0x0
        LastUsableLbaLo           	= 0x3ffffbf
        LastUsableLbaHi           	= 0x0
        Disk GUID                 	= fb10070e-7b1a-11de-8000-d6217b60e588
        PartitionEntryLbaLo       	= 0x2
        PartitionEntryLbaHi       	= 0x0
        NumberOfPartitionEntries  	= 0xc
        SizeOfPartitionEntry      	= 0x80
        PartitionEntryArrayCRC32  	= 0x148ad21b
  Primary Partition Table (in 512 byte blocks):
    Partition 1 (EFI):
        Partition Type GUID       	= c12a7328-f81f-11d2-ba4b-00a0c93ec93b
        Unique Partition GUID     	= fb100c72-7b1a-11de-8000-d6217b60e588
        Starting Lba Lo            	= 0x40
        Starting Lba Hi            	= 0x0
        Ending Lba Lo              	= 0xf9fff
        Ending Lba Hi              	= 0x0
    Partition 2 (HP-UX):
        Partition Type GUID      	 = 75894c1e-3aeb-11d3-b7c1-7b03a0000000
        Unique Partition GUID     	= fb100d1c-7b1a-11de-8000-d6217b60e588
        Starting Lba Lo          	= 0xfa000
        Starting Lba Hi            	= 0x0
        Ending Lba Lo              	= 0x3f377ff
        Ending Lba Hi              	= 0x0
    Partition 3 (HPSP):
        Partition Type GUID       	= e2a1e728-32e3-11d6-a682-7b03a0000000
        Unique Partition GUID     	= fb100d3a-7b1a-11de-8000-d6217b60e588
        Starting Lba Lo            	= 0x3f37800
        Starting Lba Hi            	= 0x0
        Ending Lba Lo              	= 0x3fff7ff
        Ending Lba Hi              	= 0x0

ファイルを高速にバックアップしたい

HP-UXはfbackup、frecoverという独自のバックアップコマンドを備えている。このバックアップツールは手軽に使えるうえ高速なので、ぜひ利用したい。バックアップは次のように行う。

# fbackup -f /dev/rtm/0m -e /home

この例ではテープバックアップ装置/dev/rtm/0mに/home以下をバックアップしている。リカバリは次のようにすればよい。

# frecover -r -f /dev/rtm/0m

これで/home以下がリストアされる。

参考

HP-UX システム管理者ガイド

パーティションの作成・変更をしたい

ディスクパーティションはidiskコマンドを用いて作成ができる。パーティションを作成するには、パーティション記述ファイルというパーティション情報を記したファイルを作成しておかなければならない。以下に例を示す。

2      ←(1)
EFI 100MB  ←(2)
HPUX 100%  ←(3)

(1)は作成するパーティションの数だ。(2)は最初のパーティションの指定で、EFIパーティションとして100MBを確保している。(3)は2番目のパーティションの指定で、例のように100%を指定すると残りのすべての容量がHP-UXに割り当てられる。
以上のようなファイルをpart.datというファイルとして保存し、idiskコマンドを次のように実行する。

# idisk -w -p -f part.dat /dev/rdisk/c0t0d0

パーティションの削除は-Rオプションを用いればよい。

# idisk -R /dev/rdisk/c0t0d0

-Rオプションを指定すると、ディスクのすべてのパーティションが削除され、またマスターブートレコードも削除されるので注意してほしい。

パーティションの管理コマンド

パーティションの作成 idisk
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本ページの内容は執筆時の情報に基づいており、異なる場合があります。

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