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HP-UX 11iカーネル・チューニング技法

第1回:プロセスとスレッドの管理

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HP-UX 11iカーネル・チューニング技法
HP-UX 11iのカーネル・パラメータには、個々のシステムの用途に合わせてチューニング可能なものが数多くあります。これらの値を調整することで、パフォーマンスを改善したり、リソースをより効果的に割り当てたりできます。例えば「システムあたりのプロセス数」や「ユーザあたりのプロセス数」を適切に設定すれば、リソースを各ユーザに効率的に配分し、システム全体を最適な状態に保てます。連載第1回では、HP-UXにおけるプロセスとスレッドの管理にかかわるチューニング・ポイントを説明します。
HP-UX 11iカーネル・チューニング技法
カーネル・パラメータの
役割
プロセス管理のチューニング
2005年2月
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カーネル・パラメータの役割


HP-UX 11iのカーネル・パラメータには、個々のシステムの用途に合わせてチューニング可能なものが数多くあります。これらの値を調整することで、パフォーマンスを改善したり、リソースをより効果的に割り当てたりできます。各パラメータに設定すべき値は、ハードウェア構成やアプリケーションの組み合わせなどに依存するため、システムによって千差万別です。それぞれには適切なデフォルト値があらかじめ設定されていますが、実際に使用するユーザのニーズに合わせて変更することで、HP-UXの能力をフルに引き出すことが可能です。

カーネル・パラメータの多くは、個々のサブシステムの挙動に対応しており、おもに以下の種類に分けることができます。

  • プロセス管理
  • メモリ・ページング
  • ファイル・システムとLVM
  • FibreChannel
  • 非同期I/O
  • キャラクタ・モードI/O
  • System Vプロセス間通信
  • アカウンティング・ログ
  • カーネル・ダンプ
  • その他

本連載では、これらのうち主要なカーネル・パラメータについて、その使い方と機能を紹介します。

なお、HP-UXのカーネル・パラメータを変更する手段としては、コマンドkctuneおよびGUIツールkcwebが利用可能です。これらのツールの使用方法について詳しくは、以下のドキュメントを参照してください。

HP-UX 11i v2におけるカーネル構成管理 (PDF, 1.84MB)

チューニングを始める前の注意点


カーネル・パラメータには、それぞれが独立して作用するものや、相互に影響し合うものがあります。不適切な値を設定したり、複数のパラメータの値を互いに不適切な組み合わせで設定したりすると、リソースの不足や競合などにより、動作上の問題が発生する可能性があります。こうした問題は、後から原因を究明するのが困難になりがちです。よってカーネル・パラメータを変更するときには、最初にその変更がシステム全体にどのような影響を与えるかを十分に検討してください。

また各パラメータは、必ず許容範囲内の値に設定します。管理ツールSAMを使ってパラメータを調整する方法であれば、許容範囲外の値は拒否されます。さらに、複数のパラメータが互いに影響し合うケースも少なくないので、これらの値は相互のバランスを保ちながら設定していく必要があります。

本稿を含め、カーネル・パラメータの設定方法について記したドキュメントには、その時点で正確と考えられる情報が記載されています。しかしシステム構成の変更などにより、実際のシステムにおけるデフォルト値や制限値との間に食い違いが生じる可能性もあります。そうした場合は、HP-UXの/etc/conf/master.dディレクトリに格納されているファイルを参照し、実際のシステムにおける値を確認してください。(HP-UX11i v1の場合)

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