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リモート管理の「頼みの綱」、iLOを活用する・後編

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リモート管理の「頼みの綱」、iLOを活用する・後編
iLOが威力を発揮するのは、ハードウェア障害やシステムクラッシュが発生したときだ。iLOでは、電源投入時やクラッシュ時にシステムファームウェアが収集した情報を不揮発性メモリに記録しており、あとからゆっくり解析できる環境を用意している。またiLOの高機能版としてHPが提供する「iLO Advanced Pack」では、HP SIMとの連携による複数サーバの効率的な管理や、LDAPサーバによるユーザ認証が可能になっている。ここでは、ここぞというときにシステム管理者を強力にサポートする「現地スタッフ」として働いてくれるiLOの実力を掘り下げてみよう。
リモート管理の「頼みの綱」、iLOを活用する・後編
iLOでできること
最新バージョンの新機能
2005年10月
テクニカルライター 吉川和巳

iLOでできること

iLOのもうひとつの便利な点は、サーバが搭載するコンポーネントの構成の確認や、個々のコンポーネントの動作状況をチェックできることだ。例えばiLOのコマンドメニューよりDFコマンドを実行すると、プロセッサーやメモリ、マザーボードなど、サーバに装着されたすべてのFRU(交換可能ユニット)について情報を表示できる。以下は、HP Integrity rx1620においてプロセッサーのFRU情報を表示した例だ。

FRU Entry # 2 :
FRU NAME: Processor 0 ID:20

PROCESSOR DATA
S-spec/QDF: L754
  Sample/Prod: 01

CORE DATA
Arch Revision : 00
  Core Family : 1F
  Core Model : 01
  Core Stepping : 05
  Max Core Freqency : 1000 MHZ
  Max SysBus Freqency : 200 MHZ
  Core Voltage : 1100 mV
  Core Voltage Tolerance,High : 16 mV
  Core Voltage Tolerance,Low : 16 mV

CACHE DATA
Cache Size : 1536 Kb

<以下略>

このように、個々のプロセッサーの詳細仕様まで確認できるため、サーバ設備の正確なインベントリ管理を実施できる。またSYSREVコマンドを実行すれば、システムファームウェアやEFI、BMC、そしてiLOの現在のレビジョンを把握できる。

[uninitialized] MP:CM> SYSREV

SYSREV

Current firmware revisions

MP FW : E.02.26
  BMC FW : 02.26
  EFI FW : 01.10
  System FW : 01.10

クラッシュ時に役立つイベントログ

さらにiLOが威力を発揮するのは、ハードウェア障害やシステムクラッシュが発生したときである。iLOでは、システムファームウェアやOS、そしてiLO自身が出力するイベントログを不揮発性メモリに記録している。電源投入時やクラッシュ時にシステムファームウェアがプロセッサーやチップセットから収集した情報を、あとからiLO上でゆっくり解析できる仕組みだ。

ここで例として、サーバが突然リブートしたケースを想定してみよう。アプリケーションやOSのログに不審な点がなければ、ハードウェアの間欠障害や電源まわりのトラブルが考えられるだろう。通常、このどちらが原因か特定するのは容易ではないが、iLOを使えばその手がかりとなる情報が得られる。例えば、HP Integrity rx1620の動作中に電源ケーブルを抜いて停電発生を再現してみると、iLOには以下のようなログが残る。

Log Entry 6009: 13 Oct 2005 09:08:39
Alert Level 3: Warning
Keyword: Type-02 226f0a 2256650
ACPI state S5 (soft-off, entered by override)
Logged by: Baseboard Management Controller;
        Sensor: System ACPI Power State - ACPI State
Data1: S5 entered by override
0x20434E2417022A50 FFFF0A6FFA220300

このように「ACPI state S5」(電源完全オフ)への移行を示すワーニングが記録されるため、管理者はサーバダウンの原因が給電のトラブルであることを特定できるわけである。このほかiLOではコンソール出力もすべて記録しているため、システムダウン時に表示されたメッセージを再現することも可能だ。

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