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LinuxかHP-UX、あなたはどっち?
〜潜むリスクを完全比較、適材適所のOS選択 〜

第2回 OSのライフサイクルが及ぼすサポート問題とは?
HP-UX/Integrityサーバー お問い合せ
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連載 “LinuxかHP-UX、あなたはどっち? 第2回 OSのライフサイクルが及ぼすサポート問題とは?
ミッションクリティカル・システムを構築する際、OSやサーバーの可用性、信頼性、拡張性など比較・検討することは、非常に重要なことである。 しかし、ビジネスの中核を担うシステムを構築する場合、機能・性能だけでなく、考慮すべき重要な事項がある。 それは、OSやサーバーをベンダーがどこまでサポートするかという点である。 長期間の利用を想定して業務アプリケーションを構築しようとしても、OSやサーバーのサポート期間が短ければ、とても安心して採用することはできない。 今回は、システムのライフサイクルという側面からHP-UX/Integrityサーバーの優位性を探ってみたい。
第2回 OSのライフサイクルが及ぼすサポート問題とは?
システム移行時におけるリスクとコストの違い:長期的にコストを抑えるHP-UX
レガシー救済の方法とサポート範囲の違い:バイナリ互換を維持するHP-UX
サポートライフサイクルの違い:長期利用を想定したポリシーを貫くHP-UX
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2010年10月
大神企画 富樫 純一
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システム移行時におけるリスクとコストの違い:長期的にコストを抑えるHP-UX

サポートライフサイクルの期間によって得られるメリットは何だろう。それは、次期システムに移行する際に、とくに効いてくる。

たとえば、2010年にLinux/x86サーバーとHP-UX/HP Integrityサーバーでシステムを構築したとしよう。 OSとサーバーハードウェア、市販のアプリケーションやミドルウェアなども含めたトータルコストは、間違いなくLinux/x86サーバーのほうが安上がりになるだろう。

5年後の2015年、ハードウェアの老朽化に伴って、2010年に構築したシステムを次世代のプラットフォームに移行することになった。 Linuxは、新しいハードウェアに対応するフルサポートの期間が終了しているので、新しいバージョンに入れ替えなければならない。 それに伴い、市販のアプリケーションやミドルウェアなども更新する必要がある。ところが、HP-UXは5年後もフルサポート期間中である。 したがって、ハードウェアのみ移行すれば、OSもミドルウェアもそのまま利用することができる。 つまり、システムの次期更新も含めた長期的な視点で見れば、HP-UXを選択したほうがトータルコストを抑えられる可能性が高いのである。

システム移行を含む長期的な総コスト
図2:システム移行を含む長期的な総コスト

レガシー救済の方法とサポート範囲の違い:バイナリ互換を維持するHP-UX

サポートライフサイクル期間を終了したバージョンのOSで稼働する、レガシーシステムの救済方法も、Linux/x86サーバーとHP-UX/HP Integrityサーバーでは大きく異なっている。

今、情報システムの現場では、サーバー仮想化の話題が花盛りだ。 サーバー統合によるコスト削減効果、新しい仮想マシンをすぐに用意できる俊敏性、物理環境と仮想環境の分離による可用性の向上など、サーバー仮想化には多くのメリットがあるが、実際にサーバー仮想化を導入する動機として多いのが、実はレガシーシステムの救済なのである。

確かにサーバー仮想化は、ハードウェアが老朽化してしまったが新しいシステムを構築し直す必要性も予算もないという場合に最適なソリューションである。 ただし、リスクも大きいことを認識しておくべきだろう。まず、サポートライフサイクル期間が終了したOSでは、どんなトラブルが発生するか分からない。 万一、新たな脆弱性が発見されて、それを狙ったマルウェアが出現すれば、修正パッチが提供されないレガシーシステムはお手上げである。 仮想マシンに“塩漬け”にしたはずのサーバーが踏み台になってDoS攻撃の加担をしたり、仮想マシン間でマルウェアが広まったりする危険性も十分に考えられる。

問題は、OSだけにとどまるものではない。ハイパーバイザを含む仮想化ソフトウェアは、物理環境から仮想環境への移行を支援するツールを用意しているものの、それが正常稼働するかどうかを保証するわけではない。 サーバー仮想化のシステム構築を受注したSIベンダーは「ウチが面倒を見ます」と言うかもしれないが、基本的には自己責任で使い続けることになる。 これが、x86サーバーの仮想化におけるレガシー救済の現状である。

ところが、HP-UXでは事情がまったく異なる。そもそもHP-UXは、HPが自社開発したRISCプロセッサ「PA-RISC」上で稼働するUNIX OSだった。 しかし、HPはインテルと提携してPA-RISCに代わる新しいプロセッサの開発に臨み、その結果Itaniumという新しいプロセッサが誕生した。 これにより、HP-UXの稼働環境は、PA-RISCからItaniumへと移行した。このように、プロセッサアーキテクチャが大きく変わるという経験があるにもかかわらず、HP-UX上で稼働するアプリケーションは、バイナリ互換でそのまま実行することが可能になっている。 これが、HP-UXに搭載されている「ARIES(ダイナミックバイナリトランスレータ)」という機能だ。

ARIESは、PA-RISC用アプリケーションがHP Integrityサーバー上で稼働するように、ソフトウェア的にエミュレーションする機能。 このおかげで、レガシーシステム上で稼働するアプリケーションをそのまま移行できる。 ただし、移行するにあたっては、アプリケーションのインベントリ収集、および変換作業を行い、アプリケーションコンポーネントを手動で分析・複製してからARIESを使って実行しなければならなかった。 それを一気に解決するのが、HP-UXの最新機能「HP 9000 Container」である。 これは、HP 9000で実行されていたHP-UXの環境をそのままコンテナに移行し、ARIESを使って実行するもの。 手動で行う分析や各種設定作業を繰り返し行う必要がなく、シンプルかつ容易に変換できる。

HP-UXの最新機能「HP 9000 Container」
図3:HP-UXの最新機能「HP 9000 Container」

このHP 9000 ContainerとHP-UXの仮想化機能「HP Integrity VM」を組み合わせると、複数台のHP 9000環境をHP Integrityサーバー上へ仮想化統合することも可能になる。 この仮想環境は、すべてHP-UXに含まれる機能であり、HP-UXがフルサポートする。自己責任が基本のx86サーバー上の仮想環境とは大きく異なるのだ。

HP Integrity VMとHP 9000 Containerによるサーバー統合
図4:HP Integrity VMとHP 9000 Containerによるサーバー統合

サポートライフサイクルの違い:長期利用を想定したポリシーを貫くHP-UX

今回の記事で明らかになったのは、HP-UXが長期間使い続けるシステムにとって最適なサポートライフサイクルを提供していること、上位互換性の確保により投資保護を実現すること、そしてレガシーシステムの移行を十分に考慮していることだ。こうした要素も、とりわけミッションクリティカル・システムには求められるものだ。

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