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容易に扱えるDynamic nParの実行例

特別企画:HP-UX11i v3 新世代ミッションクリティカルOSへ 第6回

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特別企画:HP-UX11i v3 新世代ミッションクリティカルOSへ 第6回  容易に扱えるDynamic nParの実行例
ハイエンドやミドルレンジのサーバーでは、サーバー全体のリブートやサービスの停止がとりわけ困難となる。そうした環境では、Dynamic nParのオンラインでのメンテナンスやパーティション構成変更がきわめて重宝されるはずだ。
またDynamic nParで新たに導入された概念やコマンド操作はそれほど難しくはなく、簡単に習得が可能である。ここでは、Dynamic nParのコマンド操作を、実際の作業の流れに沿って紹介しよう。
容易に扱えるDynamic nParの実行例
Dynamic nParのコマンド操作の実際
パーティション移動とアクティブ化
2007年9月
テクニカルライター 吉川 和巳
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Dynamic nParのコマンド操作の実際

以下では、Dynamic nParの動作メカニズムについて、コマンドレベルで詳細に解説していきたい。まずは、Dynamic nParで新たに導入された、フローティングセルの状態遷移について説明する。以下は、フローティングセルが取り得る各状態と、それらの間の遷移に対応するコマンドを示した図である。
フローティングセルの状態遷移と操作コマンド
図1:フローティングセルの状態遷移と操作コマンド

ここで示すように、フローティングセルにはおもに以下の2つの状態がある。
  • 「未割り当て」と「割り当て済み」
セルが特定のパーティションに割り当てられているかどうか
  • 「非アクティブ」と「アクティブ」
セルがパーティションの一部として稼働しているかどうか

ではここで、2つのパーティション間で1枚のフローティングセルを移動するシナリオを想定して、実際のコマンドによるDynamic nParの操作例を見ていきたい。まず、HP Integrityサーバー上のパーティション構成を確認するには、parstatusコマンドを実行する。

[par1]# parstatus -C
[Cell]
                        CPU     Memory                                Use
                        OK/     (GB)                          Core    On
Hardware   Actual       Deconf/ OK/                           Cell    Next Par
Location   Usage        Max     Deconf    Connected To        Capable Boot Num
========== ============ ======= ========= =================== ======= ==== ===
cab0,cell0 Active Core  8/0/8   8.0/0.0   cab0,bay0,chassis0  yes     yes  0   
cab0,cell1 Active Core  8/0/8   8.0/0.0   cab0,bay0,chassis1  yes     yes  1   
cab0,cell2 Active Float 8/0/8   8.0/0.0   cab8,bay0,chassis0  yes     yes  1   
cab0,cell3 Active Base  8/0/8   8.0/0.0   cab8,bay0,chassis1  yes     yes  0   
Notes: * = Cell has no interleaved memory. 

この例では、cell0からcell3まで4枚のセルが装着されたHP Integrityサーバーのパーティション構成が表示されている。ここで、「Actual Usage」として「Core」または「Base」と表示されているセルはベースセルで、「Float」はフローティングセルである。また「Active」とはセルがアクティブ状態であることを示す。
また、右端にある「Par Num」の値はパーティション番号を指しており、ここではパーティション0とパーティション1の2つにそれぞれ2枚ずつセルが割り当てられているのがわかる。

つづいて、cell2に対してparolrad -dコマンドを実行し、非アクティブ化する。ちなみに非アクティブ化では、セル上のメモリ内容が他のセルへと移動するための時間が必要となるため、コマンドの完了までに数十秒から、場合によっては数十分程度の時間を要することに注意してほしい。(セルの使用状況により操作完了までの時間は変動)

[par1]# parolrad -d 2
Note: Cell Online deactivation operation has been initiated.
The sequence number is: 2
Note: Cell OL* operations, may take several minutes to complete.
Killing or otherwise aborting this parolrad command will not cancel the
Cell OL* operation. See the parolrad (1M) manpage for details.
Online operation in progress ....
Online operation has completed successfully.

つづいて後半では、cell2に対してパーティションの移動を行ってみたい。
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