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容易に扱えるDynamic nParの実行例

特別企画:HP-UX11i v3 新世代ミッションクリティカルOSへ 第6回

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特別企画:HP-UX11i v3 新世代ミッションクリティカルOSへ 第6回  容易に扱える「Dynamic nPar」の実行例

パーティション移動とアクティブ化

ここまでの操作により、cell2は非アクティブ化された状態となったが、依然としてパーティション1に割り当てられた状態のままである。
そこで、parmodify -dコマンドを実行し、cell2をパーティションから外す。続けてparstatusコマンドでパーティション構成を再表示すると、以下のようになる。
容易に扱えるDynamic nParの実行例
Dynamic nParのコマンド操作の実際
パーティション移動とアクティブ化
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[par1]# parmodify -p 1 -d 2
[par1]# parstatus -C
[Cell]
                        CPU     Memory                                Use
                        OK/     (GB)                          Core    On
Hardware   Actual       Deconf/ OK/                           Cell    Next Par
Location   Usage        Max     Deconf    Connected To        Capable Boot Num
========== ============ ======= ========= =================== ======= ==== ===
cab0,cell0 Active Core  8/0/8   8.0/0.0   cab0,bay0,chassis0  yes     yes  0   
cab0,cell1 Active Core  8/0/8   8.0/0.0   cab0,bay0,chassis1  yes     yes  1   
cab0,cell2 Inactive     8/0/8   8.0/0.0   cab8,bay0,chassis0  yes     -    -   
cab0,cell3 Active Base  8/0/8   8.0/0.0   cab8,bay0,chassis1  yes     yes  0   
Notes: * = Cell has no interleaved memory

このように、cell2は「Inactive(非アクティブ)」状態であり、かつパーティションに割り当てられていない状態であることがわかる。

つづいては、parmodify -aコマンドを実行し、cell2をパーティション0に割り当てする。

[par0]# parmodify -p 0 -a 2:floating:y:float:100%
Note: It may take a longer time for the partition to boot if
any cell is performing power-on selftest.
To activate newly added cells, reboot the partition for reconfiguration.
or activate a Cell Online using "parolrad" command.
On HP-UX use "shutdown -R" or "parolrad -a".
If the partition is at the system firmware prompt, use the RR command on the MP.

このように、同コマンドのオプション-aにて「2:floating:y:float:100%」と指定することで、cell2をフローティングセルとしてパーティション0に割り当てできる。ちなみに、こうしたパーティションへのセルの割り当て操作は、数秒間程度で完了する。

ここからさらにcell2をアクティブ化するには、parload -aコマンドを実行する。

[par0]# parolrad -a 2
Note: Cell Online activation operation has been initiated.
The sequence number is: 3
Note: Cell OL* operations, may take several minutes to complete.
Killing or otherwise aborting this parolrad command will not cancel the
Cell OL* operation. See the parolrad (1M) manpage for details.
Online operation in progress ....
Online operation has completed successfully.

これにより、cell2はアクティブ化された。では、parstatusコマンドで状態を確認してみよう。

[par0]# parstatus -C
[Cell]
                        CPU     Memory                                Use
                        OK/     (GB)                          Core    On
Hardware   Actual       Deconf/ OK/                           Cell    Next Par
Location   Usage        Max     Deconf    Connected To        Capable Boot Num
========== ============ ======= ========= =================== ======= ==== ===
cab0,cell0 Active Core  8/0/8   8.0/0.0   cab0,bay0,chassis0  yes     yes  0   
cab0,cell1 Active Core  8/0/8   8.0/0.0   cab0,bay0,chassis1  yes     yes  1   
cab0,cell2 Active Float 8/0/8   8.0/0.0   cab8,bay0,chassis0  yes     yes  0   
cab0,cell3 Active Base  8/0/8   8.0/0.0   cab8,bay0,chassis1  yes     yes  0   
Notes: * = Cell has no interleaved memory.

ここでcell2の項目を見ていただくとわかるとおり、「Actual Usage」は「Active」、そして「Par Num」は「0」となっており、同セルがパーティション0でアクティブ状態であることが確認できた。 ちなみに、ここで説明したようなコマンド操作の他にも、GUIベースの管理ツールであるPartition ManagerによるDynamic nPar管理も可能である。

Partition ManagerによるDynamic nPar管理の画面例
図2:Partition ManagerによるDynamic nPar管理の画面例

以上、今回はHP IntegrityサーバーHP-UXの新機能であるDynamic nParにフォーカスをあて、そのメリットやメカニズムについて説明した。ハイエンドやミドルレンジのサーバーでは、サーバー全体のリブートやサービスの停止がとりわけ困難となる。
そうした環境では、Dynamic nParのオンラインでのメンテナンスやパーティション構成変更がきわめて重宝されるはずだ。またここで見てきたとおり、Dynamic nParで新たに導入された概念やコマンド操作はそれほど難しくはなく、簡単に習得が可能である。

他のサーバー製品にはまねのできないHP Integrityサーバーの本領を発揮しようと思うなら、Dynamic nParを使わない手はないだろう。

関連資料

 
HP-UX 11i v3 Dynamic nPartitions (PDF、134KB) リンク先はUSサイトです。
 
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第6回
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