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仮想パーティションとユーティリティの強化ポイント・前編

特別企画:HP-UX11i v3 新世代ミッションクリティカルOSへ 第2回

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特別企画:HP-UX11i v3 新世代ミッションクリティカルOSへ 第2回  仮想パーティションとユーティリティの強化ポイント・前編

かゆいところに手が届く、vParsのこだわり

最新のvParsである「A.05.01」では、今までのvPars同様、ILM(インターリーブメモリ)とCLM(セルローカルメモリ)の両方をサポートしている。これは、アプリケーションによってパフォーマンスを最大に引き出すためのHPの提案である。
仮想パーティションとユーティリティの強化ポイント・前編
変化自在のソフトパーティション、vPars
かゆいところに手が届く、vParsのこだわり
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HP Integrityサーバーのハイエンドおよびミッドレンジサーバーは、CPUとメモリを搭載するセルボードをサーバー全体で複数枚搭載し、それぞれを相互接続している。各CPUは、同一セルボード上のローカルメモリはもちろん、他のセルボードのメモリにも自由にアクセスでき、広大なメモリ空間を利用できるようになっている。この手法は、非常に高い拡張性を有する反面、別のセル上にあるメモリへのアクセスが低速となり、メモリアクセス速度のばらつきが出てしまうという難点がある。メモリアクセスを優先するのであれば、別のセルボード上のメモリを使わないほうがいい。しかし、別セルボード上のメモリを使えなければ、広大なメモリ空間を利用することができない。広大なメモリ空間が必要なのか、より高速なメモリアクセスが必要なのかは、利用するアプリケーションに依存する部分が大きい。「それぞれを使い分けたい」という想いを実現するのが、ILMおよびCLMというメモリアクセス方法である。

ILMは、1つのアドレス空間を接続されている複数のセルボードのそれぞれのメモリにインターリーブするため、CPUはすべてのセルボードのメモリに均等にアクセスする。広大なメモリ空間を、あるパフォーマンスを維持しながら利用できることになる。一方CLMは、CPUと同一セルボード上のメモリを連続したアドレス空間に確保し、同一セルボード内のローカルメモリへのアクセスとなる。セルボード間の通信がないため、より高速なメモリアクセスを実現する手法となる。もちろんvParsでは、この2つのメモリアクセス方法をサポートしている。つまりアプリケーションの特性にあわせてCLM、ILMを自由に選択し、利用できるのだ。

図3:メモリアクセス速度について
図3:メモリアクセス速度について

TiCAP (テンポラリ・インスタント・キャパシティ)で簡単増強

普段は既存のキャパシティで間に合っているのだが、ある一時期だけキャパシティを拡張したいというケースは意外に多い。しかも、その多くは急を要する案件だ。ところが、キャパシティを拡張するための追加投資を行うには煩雑な社内手続きが多く、時間も手間もかかってしまう。急を要するのに「急」に対応できないのが現実だ。HPでは、「急」を要するキャパシティの拡張を実現するため、未使用のCPUに対し720時間を単位とする使用権を販売し、ユーザは必要に応じて使用権の時間内でiCAP CPUを利用できる「TiCAP」を提供している。なお、iCAP CPUはライセンスされていないCPUだが、「vparstatus -A」の出力には利用可能なCPUとして表示される。あらかじめ「TiCAP」を購入しておけば、社内の煩雑な手続きは不要。突発的なキャパシティ増加に対しても、適切に対応することができるようになる。もちろん、使わなければ使用権が失われることもない。最新バージョンのvParsでは、そのTiCAPをサポートし、顧客の投資を最小限にしながら突発的なキャパシティの拡張にも対応できるようになった。「保険」的な意味合いでも、非常に心強いソリューションであるといえよう。

さらに最新のvParsでは、HP-UX 11i v3で利用できるようになったPCI I/Oエラーによるシステムダウンの回避と、エラーの起きているカードを自動回復する機能に加え、PCIのオンライン削除もvParsから利用できる。

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特別企画「HP-UX11i v3 新世代ミッションクリティカルOSへ」記事一覧

第1回
柔軟性、信頼性、管理性を強化したHP-UX11i v3の全貌
第2回
仮想パーティションとユーティリティの強化ポイント・前編
仮想パーティションとユーティリティの強化ポイント・後編
第3回
次世代大容量ストレージに対応した新I/Oスタック
ストレージ管理を容易にするAgile Viewとネイティブ・マルチパス
第4回
Oracle環境向け高速化ツール“ODM”で「rawデバイスの悩み」を解消しよう
Oracle環境向け高速化ツール“ODM”はなぜ速いのか?
第5回
ソフトウェア・パッチの管理コストを削減する柔軟な管理ツール群
稼働中のシステムイメージのダイナミックな複製を可能にするDRD
第6回
サーバーを止めずに増強できるDynamic nParの離れ業
容易に扱えるDynamic nParの実行例

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