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柔軟性、信頼性、管理性を強化したHP-UX11i v3の全貌

特別企画:HP-UX11i v3 新世代ミッションクリティカルOSへ 第1回

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特別企画:HP-UX11i v3 新世代ミッションクリティカルOSへ 第1回  柔軟性、信頼性、管理性を強化したHP-UX11i v3の全貌

次世代の「柔軟性」は未体験ゾーン

HP-UX 11i v3で機能強化された項目の1つとして、「ハイパースレッディング・テクノロジへの対応」がある。このハイパースレッディングを活用することで、アプリケーションによっては最大25%のパフォーマンスの向上が期待できる。しかし、すべてのアプリケーションでパフォーマンスの向上が期待できるわけではない。ハイパースレッディングはアプリケーションに依存する部分も大きいため、場合によっては使わない方がいいケースもあることは、その機能を持つプラットフォーム共通の注意点だ。
柔軟性、信頼性、管理性を強化したHP-UX11i v3の全貌
HP-UXが提供する「実績」とは?
次世代の「柔軟性」は未体験ゾーン
「信頼」とはこういうものだと、新たな時代を切り開く
「管理性」と書いて「ユーザビリティ」と読む

そこで、HP-UX 11i v3では、同一OSインスタンス上でハイパースレッディングを使い分けることができるように、ハイパースレッディングの可否をプロセッサごとに論理CPU経由で動的に設定できるようになっている。つまり、アプリケーションごとに最適なパフォーマンスを引き出すことが可能なのだ。より高いパフォーマンスを求めるユーザーには、朗報といえるだろう。
また、データの急速な拡大に対応するため、次世代マスストレージスタックの拡張を行った。これは、SCSI論理ユニット(LUN)などのI/Oデバイスの管理や、以前のバージョンと互換性を保ちつつサーバーの拡張性、適応性、性能を向上させるための機能を提供するものだ。
ネイティブ機能としてマルチパス機能とロードバランス機能が提供されており、I/Oの負荷を自動的にバランスすることでアプリケーションのスループットも維持する。さらに、I/Oパスやデバイスの障害に対するセルフヒーリング機能など管理性も向上している。

図2:将来的なデータ量拡大へも備える
図2:将来的なデータ量拡大へも備える

3年先、5年先に、どれくらいのストレージが必要になるか考えたことはあるだろうか。IT部門は、劇的に増加するストレージ容量に頭を抱えている。このままデータが増加し続けた場合、「システムが対応できるかどうかもわからない」というのが正直なところではないだろうか。
現在、電子メールやビデオ、オーディオ、画像など、データ容量の大きい非構造データが飛躍的に増加している。さらに、新規ビジネス機会を探るために、企業に蓄積されているデータを活用したビジネスインテリジェンスやアーカイブニーズというものも顕著化している。こうした使い方をするのであれば、企業でやり取りされるすべてのデータを保存し、適切に管理して、必要に応じてすぐに引き出せる体制を整えなければならない。企業で必要とされているストレージは今後も爆発的に増加していくことが予想されるが、その適切な管理・運用方法はまだ見つかっていない。
前述のとおり、HP-UX 11i v3は総ストレージ容量で1億ZB(ゼタバイト)以上に対応する設計となっている。あくまでアーキテクチャ上の数値ではあるが、ほぼ無制限にストレージを接続できると言ってもいいだろう。
各ディスクについて最大8ZBをサポートし、最大1600万台のストレージデバイスを接続することが可能。将来に備えたデータ量への拡大にも十分対応できる。これは、HP-UX 11i v3が現在だけでなく将来にわたって安心して使えるだけのポテンシャルを持っていることを示している。
動的なリソース管理も、強化ポイントとして挙げられる。v2と同様、HP-UX 11i v3でも幅広いパーティショニング技術を採用しており、かつ、大幅な機能強化が実施されているのだ。
隔離性が高く、セルボード障害がシステム全体に波及することがない物理パーティションである「nPartitions(nPars)」、ハードウェアやソフトウェアのパフォーマンスを低下させない形でパーティション分割を実現している「Virtual Partitions(vPar)」、CPUリソースを複数のOS環境に分割でき、エントリークラスのサーバーにも対応する「Integrity Virtual Machines(Integrity VM)」、プロセッサ・リソースの効果的な割り当てを支援する「HP-UX Processor Sets(pset)」などの仮想化機能が提供されている。これら分割度の異なる仮想化機能を上手く組み合わせることで このリンクをクリックすると、HP社外へリンクします。、障害と隔離し、信頼性を確保しつつ、さらなるサーバーリソースの利用率の向上が期待できる。

図3:柔軟性と冗長性を実現するHP VSEによるコンソリデーション例

図3:柔軟性と冗長性を実現するHP VSEによるコンソリデーション例

「nPars」については、オンラインでのセルボードの追加・削除の機能が追加されたことによって、柔軟性が向上している。「vPars」については、プロセッサ・リソースの動的な移動がHP-UX 11i v1の初期バージョンからサポートされていたが、さらにv3では、vPars間での動的なメモリ・リソースの移動をサポートしたことに加えて、vPars環境内にHP-UX 11i v2とv3の混在も可能になった。

図4:プロセッサだけでなくメモリを含めた動的リソース移行を実現
図4:プロセッサだけでなくメモリを含めた動的リソース移行を実現

これらの機能によって、サーバーのプロセッサ・リソースやメモリ・リソースを最大限に活用することが可能になり、ビジネス処理のピークに柔軟に対応するアベイラビリティを確保できるのだ。

以上のように、HP-UX 11i v3ではパフォーマンスの向上や次世代マス・ストレージ・スタック、パーティショニング機能の強化により、拡張性と柔軟性を強化することに成功した。次に、メンテナンス負荷の低減となる信頼性、管理性について紹介したい。

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