Jump to content 日本-日本語

製品  >  ソフトウェア  >  HP-UX   >  Knowledge-on-Demand

HP-UXの25年とこれから
〜HP-UX25周年記念イベントで語られたビジョン
「仮想化のその先へ」〜

HP-UX/Integrityサーバー お問い合せ
コンテンツに進む
HP-UXの25年とこれから〜HP-UX25周年記念イベントで語られたビジョン「仮想化のその先へ」〜

常に変化を続けるHP-UXのダイナミズム

つづいては、2007年4月にリリースされた最新バージョン「HP-UX 11i v3」の新機能や特徴に注目してみたい。フライデンダール氏は次のように述べる。「HP-UX 11i v3を導入されたお客様からは、パフォーマンスの向上について大きな反響をいただいています。用途や環境にもよりますが、例えば『OSをバージョンアップしただけでSAPの性能が25%向上した』といった声をよくいただきます。」
HP-UXの25年とこれから〜HP-UX25周年記念イベントで語られたビジョン「仮想化のその先へ」〜
HP-UXの誕生、そしてミッションクリティカル環境へ
常に変化を続けるHP-UXのダイナミズム
HP-UX 11i v3のセキュリティ

HP-UX 11i v3によるパフォーマンス向上
図4:HP-UX 11i v3によるパフォーマンス向上

また現在のHP-UXおよびHP Integrityサーバーが競合他社に対して有するもっとも大きなアドバンテージは、過去8年にわたって培われてきた仮想化ソリューションHP VSE(Virtual Server Environment)だ。HPのエンタープライズサーバー&ストレージ・ソフトウェア開発部門にて仮想化技術開発に携わるダン・ヘリントン氏は、「インテグレーション」の能力こそ、仮想化技術としてのHP VSEの最大の特徴であると説明する。「例えば1台のHP IntegrityサーバーのnPars上で複数のvParsを稼働させ、数10個のOSインスタンスを同時に運用できます。新たに追加されたDynamic nPars機能を使えば、それらを止めることなくサーバーのプロセッサーやメモリの交換が可能です。またHP Serviceguardと組み合わせ、フェイルオーバーが発生した場合には不足分のプロセッサーを瞬時に追加することも可能です。こうした複数の仮想化技術のインテグレーションによるソリューションは、業界でもHPだけが提供するものです。」

Dynamic nParsによるオンラインでのプロセッサー/メモリの交換
図5:Dynamic nParsによるオンラインでのプロセッサー/メモリの交換

HP VSEの仮想化環境管理ツール「HP Insight Dynamics」

ダン・ヘリントン氏
写真2:ダン・ヘリントン氏
またヘリントン氏は、昨今の仮想化技術の普及によって仮想マシンが無数に増え続けている現状に警鐘を鳴らす。「いまや仮想マシンはクリック1つで作成できます。しかし多くの方は、それが“OSを管理する”というリスクとコストをともなうことに気づいていません。」とりわけ問題となるのはセキュリティリスクだという。「セキュリティパッチも適用されていない古いOSが稼働し続けており、ほかの誰もそれが何に使われていたのか知らないのです。このように、リスクの高い仮想マシンが不用意に増殖していく状況は『仮想化スプロール』と呼ばれています。」

ヘリントン氏は、この仮想化スプロールを回避する手段が、仮想化環境の管理ツールを活用することであると説明する。HP VSEでは、こうした問題を回避するために「HP Insight Dynamics - VSE」(以下、「ID-VSE」)という仮想化環境の統合管理ツールを提供している。ID-VSEは、物理サーバーと仮想サーバーの違い、またはHP-UXやWindows、LinuxといったOSの違い、さらにはHP ProLiantとIntegrityのハードウェアの違い、VMwareやIntegrity VMといった仮想化技術の違いを意識せずに、すべてを一元管理できる。また、管理だけでなく、キャパシティプランニングの機能も統合されている。プロセッサーやメモリ、ネットワーク、ディスク、電源などの利用率を測定・収集し、それらのデータに基づいて、リソース配分が最適化されるような仮想マシンの構成をシミュレートできる。また、想定される複数のシナリオ間でリソースの利用率やエネルギーコストを簡単に比較可能だ。

HP Insight Dynamics-VSEのコンポーネント: HP Virtualization Manager
図6:HP Insight Dynamics-VSEのコンポーネント: HP Virtualization Manager

ID-VSEの大きな特徴は、新しく導入された「Logical Server」機能により、物理サーバーと仮想サーバーを透過的に一元管理できる点だ。CPU、メモリ、ストレージといったサーバーを構成する情報をLogical Serverという形式で管理し、その設置や移動をID-VSE上のメニューやドラッグ&ドロップといった簡単な操作で行える。またブレードサーバーHP BladeSystem c-classの「HPバーチャルコネクト」機能とも連動し、ネットワークのMACアドレス変更等も容易に実施できる。

Logical Serverの概念
図7:Logical Serverの概念

トップへ 戻る   次のページへ

本ページの内容は執筆時の情報に基づいており、異なる場合があります。

お問い合わせ

ご購入前のお問い合わせ


ご購入後のお問い合わせ

HPEサポートセンター
製品の標準保証でご利用いただける無償のサービスです。

ショールーム

ショールーム 導入をご検討のお客様へ
業務アプリケーションの継続・標準化・開発性とシステム担当者様、システム開発者様が抱える悩み・疑問に対する解決策実体験して頂けます。
印刷用画面へ
プライバシー ご利用条件・免責事項