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SMHでらくらくHP-UXシステム管理

第9回:SMHの便利な機能

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SMHでらくらくHP-UXシステム管理 第9回:SMHの便利な機能
SMHでらくらくHP-UXシステム管理 第9回
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SMHのカスタマイズ
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SMHのカスタマイズ

SMHでは、メニューバーの[Settings]からメニューの追加機能と、SMHのセキュリティ設定のカスタマイズ機能を提供しています。ここでは、SMHのホームページ(ログイン直後のトップページ)にツールを追加するカスタマイズの方法を紹介します。

まず、メニューバーから[Settings] −>[Add Custom Menu]を選択して メニューを追加するページに移動し、追加するメニューの項目を入力します。
下の例では、SMHの[Home]ページの[日々の管理作業]というメニューカテゴリに [プロセスの一覧]というツールが追加されます。実行されるコマンドは、HP-UXの[ps -ef]コマンドになります。最後に[Add]ボタンを押して登録が完了です。

メニューを追加するカスタマイズのウィンド

図5:メニューを追加するカスタマイズのウィンド


表2:Add Custom Menuのパラメータの説明
Type 追加するメニューのタイプ(以下の3種類)を指定します。
  • Command Line : HP-UXのコマンド
  • X Application : Xウィンドベースのツール
  • URL : Webページのリンク
Page メニューを追加するSMH内のページを指定します。メニューバーに表示されている、次の5つの場所があります。
  • Home、Settings、Tasks、Tools、Logs
Category メニューを追加する、上記[Page]の中のカテゴリを指定します。新しいカテゴリを指定した場合には、新たに作成されます。
Tool Name 追加するメニューの名前を指定します。
Command / URL 追加するメニューのタイプがコマンドの場合には、HP-UXのコマンドを、Webページのリンクの場合にはURLを指定します。

メニューの作成に関して注意することがあります。
  • メニューの編集機能が提供されていないので、作成したメニューの内容を変更したい場合は、一度削除してから新たに同じメニューを作成しなおす必要があります。削除する方法は、[Settings]−>[Remove Custom Menu]から登録されているメニューの一覧が表示されるので、削除する項目を選択して[Remove Selected Items]ボタンを押します。
  • 作成したコマンドメニューの実行結果(出力)はブラウザのウィンドに表示されますが、入力には対応していないので対話形式のコマンドは使うことが出来ません。
(参考情報)
作成したカスタムメニューは /opt/hpsmh/data/htdocs/xlaunch/custom_menus.js ファイルに登録されます。
カスタマイズを実施したSMHのトップページの例

図6:カスタマイズを実施したSMHのトップページの例


SMHのセッションタイムアウトの変更

また、SMHのセッションのタイムアウトの初期値は15分ですが、この時間が短い、あるいは、ダイアログが表示されてわずらわしいと感じることもあるでしょう。このセッションタイムアウトの値は設定ファイルを編集することで変更することができます。

以下がその設定ファイルの内容です。
ここにあるように<session-timeout>の設定を1行追加します。数値の指定は分単位になります。(以下の例では60分)

# cat /opt/hpsmh/conf.common/smhpd.xml 
<?xml version="1.0"?>
<system-management-homepage>
<admin-group>test;root</admin-group>
<operator-group></operator-group>
<user-group></user-group>
<allow-default-os-admin>True</allow-default-os-admin>
<anonymous-access>False</anonymous-access>
<localaccess-enabled>False</localaccess-enabled>
<localaccess-type>Anonymous</localaccess-type>
<trustmode>TrustByCert</trustmode>
<xenamelist/>
<ip-restricted-logins>False</ip-restricted-logins>
<ip-restricted-include/>
<ip-restricted-exclude/>
<ip-binding>False</ip-binding>
<ip-binding-list/>
<session-timeout>60</session-timeout>      <−この行を追加
</system-management-homepage>

SMHに統合されたツール

SMHには、今まで紹介してきた管理ツール以外にもWebベースのGUIに統合されたツールがあります。
  • Serviceguard Manager
    クラスター環境を管理するツール。今月の特集でも紹介しています。
    Serviceguard製品をインストールするとSMHのToolsメニューに Serviceguard Managerのメニューが追加されます。
  • Partition Manager
    物理パーティション(nPartitions)を管理するツール。
  • Integrity Virtual Machine Manager
    仮想マシン(HPVM)を管理するツール。VSE Suite製品に含まれますが、HPVM製品を単体で使用する場合は、HPのソフトウェアのダウンロードサイトから無償で入手することができます。

最後に主なツールのSAMとSMHの対応表を載せて締めくくりたいと思います。

表3:SAM・SMHに統合されているツール
  SAM(11i v2) SMH (11i v3)
TUI Web GUI
Accounts for Users and Groups New ugweb
Audit and Security secweb
Security Attributes Configuration New secweb
Disks and File Systems New fsweb
Display Xウィンド版
Kernel Configuration New kcweb
Networking and Communications ncweb
Performance Monitors    
Peripheral Devices New pdweb
Printers and Plotters Xウィンド版
Process Management   一部機能
Resource Management Xウィンド版
Routine Tasks -> System Log Files   一部機能
Software Management(SD-UX) New Xウィンド版
Time    
Distributed Systems Administration Utilities     Xウィンド版
Partition Manager   Web版
Serviceguard Manager     Web版
Integrity Virtual Machine Manager     Web版

表が示す通り、SAMから一部省かれた機能がありますが、SMHのTUI版、Web版とも今まで通りHP-UXのシステム管理を行うのに十分なレベルに達しています。

今回をもって、「SMHでらくらくHP-UXシステム管理」の連載は終了となります。
これから、HP-UX 11i v3の導入を予定しているユーザの方たちにも参考になる内容だったのではないでしょうか。
今まで9ヶ月にわたってご愛読いただきありがとうございました。

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連載 「SMHでらくらくHP-UXシステム管理」記事一覧

第1回:SMHを知る
第2回:SMHのユーザー管理
第3回:kcwebによるカーネル・パラメータ管理
第4回:ncwebによるネットワーク管理
第5回:fswebによるディスク/ファイルシステム管理
第6回:hpsmhwebによるセキュリティ属性管理
第7回:WBEMによる障害管理のメカニズ
第8回:evwebによる障害管理
第9回:SMHの便利な機能

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