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gWLMが描く仮想データセンターの理想像・後編

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サーバを増やす「打ち出の小づち」──vParsを使いこなす
gWLMの大きな特徴は、データセンター規模のプロビジョニングや運用管理の支援を念頭において設計されている点にある。CPU割り当て設定をワークロードごとに繰り返すのは、運用管理の面で非常に面倒な作業となる。そこでgWLMでは、「プロダクション環境用」、「開発環境用」、「月末処理用」といったポリシーをあらかじめ設定しておき、日々のプロビジョニング作業ではこれらのポリシーを選択するだけですむ。データセンター全体に余裕があるときはCPUを柔軟に融通し合い、全体が高負荷のときは各ワークロードに一定のパフォーマンスを保証する。このような理想的な仮想データセンター運用が、gWLMで実現するのである。ここでは、gWLMを利用したプロビジョニングと運用の実際について解説する。
gWLMが描く仮想データセンターの理想像・後編
gWLMによるプロビジョニングの実際
ポリシーはどのようなメカニズムで働くか
2005年1月
テクニカルライター 吉川和巳

gWLMによるプロビジョニングの実際


前編の説明によって、gWLMが提供するワークロード管理機能の概要はご理解いただけたはずだ。後編では、gWLMを利用したプロビジョニングと運用の実際を解説する。

ここでは、8-wayのHP-UXが稼動するサーバをSRDとし、3つのvParsをコンテナとして設定する例を紹介しよう。各vParsでは以下のワークロードを運用する。

  • Salesアプリケーション
  • Financeアプリケーション
  • Testアプリケーション

最初に行うべき作業は、コンテナとSRDのプロビジョニングである。gWLMのGUIにて新規登録用ウィザードを起動し、管理対象サーバのホスト名を入力する。この時点でCMSがNode Managerと交信を開始し、各サーバが持つコンテナを自動検出する。

  図1:自動検出されたコンテナ
図1:自動検出されたコンテナ
  図1では、wlmdemoおよびwlmdemo1、wlmdemo2という3つのコンテナが検出されていることがわかる。ここで図1の画面下の選択肢よりコンテナの種類としてvParsを選択し、次のページに進む。

次のステップは、SRDの登録である。図1の3つのコンテナからなるSRDに対して、gWLMDemoという名前を以下のように指定する。

  図2:SRD名の指定
図2:SRD名の指定
 

図2では「Mode」項目として「Advisory」および「Active」という選択肢があることに注意していただきたい。ここでActiveモードを選択すると、コンテナの負荷状況に応じてgWLMが自動的にCPUリソースを配分調整するという動作になる。一方Advisoryモードを指定すると、自動調整は行わず、CPUリソース配分の変更が必要になるたびに管理者にメッセージが送信される。これを受けた管理者がマニュアル操作で変更を行うという運用形態である。


ワークロードにポリシーを設定する


次に、個々のワークロードに対し「ポリシー」を設定する。

  図3:ワークロードにポリシーを指定
図3:ワークロードにポリシーを指定
  図3は、ワークロードFinanceに対し、「Owns_4_CPUs-Max_6_CPUs」という名称のポリシーを設定している例である。ポリシーとは、CPUリソースの割り当て設定のテンプレート(ひな形)である。このようにgWLMでは、面倒な割り当て設定をワークロードごとに繰り返すのではなく、あらかじめ定義しておいた数種類の設定パターンから選択するという方法を採用している。よって、たとえば「プロダクション環境用」、「開発環境用」、「月末処理用」といった用途ごとのポリシーをはじめに設計しておけば、日々のプロビジョニング作業は新人スタッフに任せることができる。

ウィザードによる設定手順は以上である。最後に以下のような確認ページが表示されるので、問題がなければウィザードを終了する。

  図4:設定内容を確認
図4:設定内容を確認
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