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gWLMが描く仮想データセンターの理想像・前編

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gWLMが描く仮想データセンターの理想像・前編
従来のデータセンターの考え方は、「需要に応じてラックにサーバを増設していく」というもの。それに対して仮想データセンター(Virtualized Data Center)は、「需要に応じてサーバ・リソースがリアルタイムに配分される」という考え方だ。2004年12月、その先駆けとなるソリューションHP Global Workload Manager(以下、gWLM)が公開された。gWLMは、あたかも渋滞情報を表示するカーナビのように、データセンター全体の稼働状況をリアルタイムに俯瞰しながら、高負荷のアプリケーションに動的にCPUパワーを割り当てることができる。ここでは、gWLMが提供するワークロード管理機能の概要について紹介する。
gWLMが描く仮想データセンターの理想像・前編
仮想データセンターはIT部門に残された道
コンテナとSRDを理解する
2005年1月
テクニカルライター 吉川和巳

仮想データセンターはIT部門に残された道


企業のIT部門やシステム子会社を「企業内サービスプロバイダ」と位置づけるのが、米国ではすでにポピュラーなICSP(Internal Corporate Service Provider)の考え方だ。たとえばある国内企業では、「この程度のサーバ・リソースを用意してほしい」という各部門からの要求に対し、独立採算制のIT部門がホスティング・サービスを提供し、プロジェクト単位で対価を受け取っている。このようにICSPのアプローチは、国内でも着実に定着しつつある。

ICSP化したIT部門にとっての最重要課題は、社外のサービスプロバイダと同等以上の競争力を維持すること。つまりサービスのコストはもちろん、プロビジョニング(サービス導入)の迅速さも問われることになる。「要求に応じてラックにサーバを積み重ねていく」といった悠長な体制のままでは、いずれ要求元から「社外に発注した方が早いし・・・・」と敬遠されてしまうだろう。

こうした状況を背景に、IT部門の管理者は仮想データセンター(Virtualized Data Center)の実現に期待を寄せている。仮想データセンターとは、VMWareやHP vParsに代表されるサーバ仮想化やネットワーク仮想化を大規模に展開することで、仮想サーバやVLANの構成を自在に変更できるデータセンターである。これにより、「要求に応じてリアルタイムにサーバ・リソースが配分される」という理想のプロビジョニングが可能になる。

このような仮想データセンターの構築は、仮想サーバをデータセンター規模で効率的に統括できるソリューションの登場によって、にわかに現実味を帯びてきた。そうしたソリューションのひとつが、HPが2004年12月に公開したソフトウェアgWLMである。gWLMの最大の特徴は、多数の仮想サーバに対するワークロード管理や負荷のモニタリング、ポリシー配布などを、シンプルなGUI操作で実施できる点だ。あたかも渋滞情報を表示するカーナビのようにデータセンター全体の稼働状況をリアルタイムに俯瞰しながら、高負荷のアプリケーションに動的にCPUパワーなどのリソースを割り当てるといった、仮想サーバのプロビジョニングを実現するのに必要な機能である。

そこで以下、このgWLMが提供する大規模ワークロード管理機能を紹介し、仮想データセンター構築のディテールを掘り下げてみたい。


gWLMのアーキテクチャ

図1は、gWLMの全体アーキテクチャを示したものである。

  図1:gWLMのアーキテクチャ
図1:gWLMのアーキテクチャ
 

この図が示すように、gWLMは大きく分けて以下の2つのコンポーネントから構成される。

  • CMS(Central Management Server)
  • Node Manager

gWLMのCMSは、データセンター全体のワークロード管理を統括する管理サーバである。gWLMコンソールと呼ばれるWebベースのGUIを備えており、すべての作業はここから実施する。また管理対象サーバからリアルタイムに収集した統計情報をはじめ、ポリシー設定内容などを保持するデータベースを搭載している。

一方、個々の管理対象サーバでは、Node Managerと呼ばれるソフトウェアが動作する。Node Managerは、CMSと連携しながら、各サーバが有するコンテナ(仮想サーバ)の自動検出や、負荷レベルの統計収集を行う。またCMSから配布されたポリシーに基づき、コンテナに割り当てるサーバ・リソースの自動調整を実施する。

管理対象サーバとなるハードウェアは、HP IntegrityサーバおよびHP 9000サーバである。OSとしてはHP-UX 11i(v1およびv2)、RedHat LinuxおよびSuSE Linux(カーネル2.6以降)にも対応を予定している。

続いて、gWLMによるワークロード管理をさらに具体的に見ていこう。


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