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“DBに使えるブレード”こと「BL870c」の高信頼性を掘り下げる

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“DBに使えるブレード”こと「BL870c」の高信頼性を掘り下げる

Data Poisoningのメカニズム

また、インテル® Itanium® プロセッサー搭載サーバーならではのもうひとつの高信頼性機能として、BL870cは「Data Poisoning」にも対応する。Data Poisoningとは、プロセッサーやマザーボード上で発生した複数ビットエラー(MBE)の発生をログに記録できる機能だ。
“DBに使えるブレード”こと「BL870c」の高信頼性を掘り下げる
ミッドレンジ・サーバーをブレードに集約した「BL870c」
Data Poisoningのメカニズム
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一般にミッションクリティカル用途向けのサーバー製品では、プロセッサーとメモリ間、プロセッサーとI/Oカード間、そしてメモリとI/Oカード間でのデータ転送のバスやキャッシュ、そしてメモリにおいては、ECCによるデータ保護が行われている。よって、それらのデータ転送では1ビットエラー(SBE)が検出されても訂正され、システムダウンには至らない。しかしMBEについては、検出された時点でシステムダウンに至り、その原因の特定は非常に困難である。

これに対しBL870cがサポートするData Poisoningでは、MBEがバスやキャッシュ上で発生しても、その発生エリアのアドレスをログに記録後にサーバーを停止させる。 その為、ミッションクリティカル用途では必須である原因の特定、再発防止対策とその実施をする事が可能である。

きめ細かな電力管理を実現する「Power Management」

BL870cのもうひとつの特徴は、プロセッサー・レベルからデータセンター規模までを網羅するきめ細かな電力管理機能「Power Management」を提供する点だ。このPower Managementは、以下の3種類の機能から構成される。
  • Power Regulation
  • Power Meter
  • Insight Power Manager(IPM)
1つめの機能Power Regulationでは、Montvaleに備わる「DBS(Demand Base Switching)」を利用したプロセッサー・レベルの電力管理を実現する。MontvaleのDBSでは、ソフトウェアからの指示に従って、動作クロック周波数を1.66 GHz〜1.46 GHzの範囲で動的に調節でき、これにともない消費電力も104 W〜92 Wの間で変化する。プロセッサーが低負荷の状況では、プロセッサーあたり最大12Wの電力削減が可能となる。

DBSによる消費電力の動的調節
図4:DBSによる消費電力の動的調節

BL870cでは、このDBSを制御する手段として、管理ツール「Integrity iLO2 Power Regulator」を提供する。同ツールでは、以下の4つのモードのいずれかを選択してプロセッサーの電力調節が可能だ。
  • HP Dynamic Power Saving Mode(自動調節モード)※1
  • HP Static Low Power Mode(省電力モード)
  • HP Static High Performance Mode(高パフォーマンス・モード)
  • OS Control Mode(OSによる管理モード)※1

  • ※1 2008年4月時点では、対応するOSに制限があり。
例えばデフォルト設定であるHP Dynamic Power Saving Modeでは、プロセッサーが高負荷状態のときは最高クロック周波数で動作し、低負荷時は周波数を下げるといった動的な制御を行う。これにより、サーバーがアイドル状態の場合は不必要な電力を消費しないといった運用が行える。

また、Power Managementの2つめの機能であるIntegrity iLO2 Power Meterを用いることで、BL870c全体の消費電力のリアルタイム・モニタリングが可能だ。ちなみにこの機能は、既存のMontecito搭載サーバーでも利用できる。

Integrity iLO2 Power Meterによるサーバー電力監視
図5:Integrity iLO2 Power Meterによるサーバー電力監視

3つめの機能であるInsight Power Manager(IPM)は、複数のIntegrityサーバーをカバーする統合的な消費電力管理を行うツールだ。Power Meterによる消費電力のリアルタイム監視が可能なほか、IPMのコンソール上で電力調節のポリシー設定を行い、それを各サーバーに一括して設定することも可能。データセンター規模での消費電力管理を実現する。

以上、ここではBL870cに備わる高可用性と電力管理機能を中心に、その特徴を紹介した。ブレードと言えばWebサーバーなどのフロント向けという印象も強いが、ここで見てきたとおり、BL870cの内容はまさしくデータベースや仮想化ホストなどのバックエンド向けだ。より小規模なブレードやインターコネクト・モジュールと組み合わせることで、フロントからバックエンドまでのすべてを1台のブレード・エンクロージャーで完結する構成も実現するはずだ。

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