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新しいHP Integrityサーバの魅力を探る・前編

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新しいHP Integrityサーバの魅力を探る・前編
例えばクルマの性能は、エンジンの能力だけでは語れない。ギヤボックスやサスペンション、ブレーキなどの「足まわり」にも相応の強靱さが求められる。4月発表の新しいハイエンドおよびミッドレンジのHP Integrityサーバの魅力は、独自開発の「HP sx2000チップセット」を搭載し、今後インテル®から登場するデュアルコアItanium®プロセッサの真価を引き出せること。次世代レベルのキャパシティを先取りして実装することで、プロセッサやI/Oの交換でシステム全体の性能を高められる、「買い換えせずとも中身が進化するサーバ」なのである。生まれ変わったHP Integrityサーバの技術革新について、HP sx2000チップセット開発担当者に話を聞いた。
新しいHP Integrityサーバの魅力を探る・前編
2世代先まで見越したHP sx2000チップセット
メモリシステムをDDR2対応に刷新
2006年5月
テクニカルライター  吉川和巳

2世代先まで見越したHP sx2000チップセット

例えばクルマの性能は、エンジンの能力だけでは語れない。高性能のエンジンの動力を余すことなく路面に伝え、そのポテンシャルをフルに引き出すには、ギヤボックスやサスペンション、シャーシ、そしてブレーキなどの「足まわり」にも相応の強靱さが求められる。今回発表された新しいハイエンドおよびミッドレンジのHP Integrityサーバの魅力、それはHPが独自開発したHP sx2000チップセット(以下sx2000)という強靱な「足まわり」を獲得したことにある。

図1:HPが新開発したHP sx2000チップセット
図1:HPが新開発したHP sx2000チップセット

sx2000の開発を指揮したHPのハウエル・フェルゼンタール氏は、同チップセット開発の背景を次のように説明する。「sx2000の開発目標は、今年後半にインテルから提供されるデュアルコアItaniumプロセッサをはじめ、進化し続けるメモリ標準規格やI/Oカードの能力にふさわしい高パフォーマンスを提供すること。そのためには、メモリやI/O、クロスバーといったインフラの強化が不可欠でした」

sx2000は、いわば「デュアルコアの真価」を引き出すべく生み出されたチップセットだ。従来のチップセット「sx1000」に比べ、プロセッサバスの帯域が33%向上したほか、メモリ帯域は2.1倍、I/O帯域は4.4倍、そしてセルボード間を結ぶクロスバーの帯域は4.2倍にそれぞれ大幅強化された。

図2:HP sx2000チップセットによる帯域強化のポイント
図2:HP sx2000チップセットによる帯域強化のポイント

こうした徹底的な帯域強化は、やみくもなパフォーマンス向上だけを目指したものではない。長期間にわたってHP Integrity サーバの「中身」を進化させ、買い換えをできるだけ不要にすること――すなわち投資保護こそ、sx2000の最終目標と言えるだろう。  

クルマとは違い、コンピュータではエンジンに相当するプロセッサだけを容易に入れ替えできる。よって次世代レベルのメモリ帯域やI/O帯域を先取りして実装しておくことで、同じシャーシやセルボードを何年も継続して使いつつ、ビジネスの成長やプロセッサの技術革新に合わせてシステム全体のパフォーマンスを引き上げられる。日本ヒューレット・パッカードのテクニカルコンサルタント白井泰博氏は、「sx2000は、今年後半に登場するデュアルコア インテル®Itanium®プロセッサの帯域をフルに生かせるよう最適化されています。また今後インテルが投入するマルチコア・プロセッサを含めて2世代に渡ってプロセッサ交換のみで対応できます」と述べる。

またプロセッサに限らず、I/Oについても今後の数年間を見据えた設計が施されていると、フェルゼンタール氏は説明する。「1枚のカードで2倍の帯域(2GB/s)を占有できる新しいPCI-X 2.0バスを今回新たに採用しました。これにより10G Ethernetや4G FibreChannelといったこれから普及する最新の標準インタフェースをフルスピードでサポートできます。また今後は、同じシャーシ上でPCI Expressバスがサポート可能になる予定です」。つまりsx2000を搭載した新しいIntegrityサーバは、いわば「買い換えせずとも中身が進化するサーバ」なのである。  

サーバの買い換えを極力抑え、モジュール交換だけで性能向上を持続していくには、チップセットのみならずシャーシや電源の設計にも、あらかじめ余裕を持たせておく必要がある。実のところsx2000ベースへのアップグレードに際しては、従来のHP Integrityサーバの同じ筐体をそのまま使うことができる。つまりシャーシ全体の買い直し(いわゆるフォークリフト・アップグレード)は不要だ。この点について白井氏は「HP Integrityサーバの優位性のひとつは、将来を見通したシャーシ設計が当初より施されている点にあります。同じシャーシを何年も使いながら、企業の成長に合わせてシステムの中身も成長させることができます」と説明する。

図3:HP Integrity Superdomeの余裕を持った筐体設計
図3:HP Integrity Superdomeの余裕を持った筐体設計

後半では、この新しいHP Integrityサーバにおいて刷新されたDDR2対応のメモリシステムにクローズアップしたい。

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