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FreeBSD R8.2インストールフロー

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24-AUG-2011
 本ページの内容は限られた評価環境における動作結果、動作させるための情報を報告しているだけであり FreeBSDの全ての動作を保証するものではありません。また、動作確認に関する情報等はあくまでも 動作確認であり、動作の保証をするものではありません。更に詳細な情報については、サイト内リンク保証についてをお読みください。

想定システム

 本インストールフローは下記のインストール条件を想定しています。システム構成インストールオプションが異なる場合には、添付のドキュメントや http://www.jp.FreeBSD.org/このリンクをクリックすると、HP社外へリンクします。上のドキュメント等を参照して、インストール中に適時必要な設定を行ってください。
  • ProLiant DL160 G6
    08/16/2010
    L5630/2.13GHz x2基(4core/HT)、計16ヶ
    24GB memory
    Lo100 v4.21
    内蔵 DV-18S-Aドライブ
    追加、SmartArray P410追加/512MB/WB無/v3.00
    追加、Intel 10Gb NIC(slot#筐体後側)
  • ProLiant DL380 G7
    12/01/2010
    X5650/2.67GHz x2基(6core/HT)、計24ヶ
    12GB memory
    iLO3 v1.20
    SmartArray P410i/1GB/FBWC, v3.66
    内蔵 TEAC DV-W28S-VSドライブ
    追加、Intel 10Gb NIC(slot#背面から見て一番右側)
  • ProLiant DL580 G7
    03/01/2011
    E7-4870/2.40GHz x4基(10core/HT)、計 80ヶ
    128GB memory
    iLO3 v1.20
    SmartArray P410i/1GB/FBWC, v3.66
    内蔵 DV-W28S-VSドライブ
    追加、NC382(slot#7)
    追加、Intel 10Gb NIC(slot#9)
 

本リリースが対象とする CPUアーキテクチャ

  • 本書では x86_64 kernelのみ確認しています。
  • x86 kernelで動作する可能性は高いと思われますが未確認です。但しハードウェア構成によっては PAE kernelが全く起動しないと思われます。また、Lights-Outや USB関連が x86, PAE kernelだと不安定になる事が予想されます。x86, PAE kernelでの動作を希望される場合、R8.1のインストールフローを参考にしてください。

ハードウェアのセットアップ

  • FreeBSD R8.xのインストールには物理的に内蔵された光学ドライブが必要となります。USB-DVDドライブや、iLO3の仮想 DVDドライブからのインストールは行えません。回避するには、通常のインストールイメージではなく memstickイメージを USB-keyに #dd等で書き込んだものを利用してください。PXE等を利用したネットワークインストール等の方法も可能と思われますが、ネットワーク経由でのインストールについては動作確認を行っていないため、本書の対象外とします。
  • DL160G6の ICH10Rを SmartArray B110iモードで利用するためのドライバーは FreeBSD用には用意されていません。本機の BIOSsetupで `Compatible`に変更する必要があります。

デバイスインストールフロー

  • インストーラの起動方法について
     CD-ROMから起動してのインストールが可能です。
  • ディスクコントローラの設定
     インストーラは SmartArray P410iと ICH10Rを自動認識します。
  • Ethernetコントローラの設定
     インストーラは NC362i(i82576)を em0〜として、NC382/i(BCM5709C)を bge0〜として自動認識します。NC375i(NetXen/Qlogic NX3031)は FreeBSD対応ドライバが無いため利用できません
  • マウスの設定
     インストーラは、PS2接続のマウス(DL380G7, DL580G7)を自動認識します。インストール中の Enable: Test and run...で動作テストを行ってください。
     インストーラは、USB接続のマウス(DL160G6)はインストール時には自動認識しませんので、インストール終了後に sysinstallを起動し Enable: Test and run...で動作テストを行ってください。
     マウスは PS2, USBの接続方法に関わらずデフォルト(Type ⇒ Auto、Port ⇒ PS/2)のままで利用できます。但し、X起動後にはマウス(キーボードも)はそのままでは利用できません。後述の設定が別途必要です。
  • Videoコントローラの設定
     特に設定は不要です。標準的なインストールで X/twmが起動可能です。

インストール後の確認と設定

  • X.orgの設定
     Xを起動してもキーボード、マウス共に利用できません。これは FreeBSD側の仕様変更の結果であり ProLiantの問題ではありません。下記の変更で X/twmの利用が可能な事を確認しています。
    #X -configure
    #cp xorg.conf.new /etc/X11/xorg.conf
    #vi /etc/X11/xorg.conf …で最後に下記の 3行を付与する
     Section "ServerFlags"
       Option "AllowEmptyInput" "off"
     EndSection
  • ACPIについて
     特に設定作業は必要ありません。#halt -p による電源断が可能です。
  • メモリの設定
     x86_64版の場合、特に設定作業は必要ありません。x86版の動作確認は行っていません
     メモリの認識状況の確認は #dmesg|grep memoryで行ってください。
  • SMPの設定
     特に設定作業は必要ありません。但し、論理 CPU数の認識は FreeBSDの制限で最大 32迄となります。また、DL580G7の場合 dmesgで表示される `Socket(s)`数は誤認識されます。
     CPUの認識状況の確認は #dmesg|grep processorで行ってください。

Lights-Outの利用について

  • iLO3の仮想コンソールでテキストモードの利用が可能な事を確認。但し sysinstallでのマウステストではカーソルは動かない。
  • iLO3の仮想コンソールでグラフィカルモードの利用を行う場合、マウスのボタンは押せるがカーソルを動かす事は出来ないため実質利用は難しい。構成によってはマウスのボタンを押せない事があると思われる。
  • iLO3の仮想 DVDドライブの利用が可能な事を確認。
  • iLO3の仮想 FDドライブは読み書き共に利用可能だが非常に遅く実用に耐えない。
  • iLO3の仮想フォルダは `Openration not permitted.`となり利用できなかった
  • Lo100の仮想コンソールでテキストモードの利用が可能な事を確認。但し sysinstallでのマウステストではカーソルは動かない
  • Lo100の仮想コンソールでグラフィカルモードの利用を行う場合、マウスカーソルのシンクロは #xset m 1で可能な事を確認。
  • Lo100の仮想コンソールではキーボードのリピートが効かない。/etc/rc.confへの keyrate="fast"等を記載しても回避できない。
  • Lo100の仮想 DVDドライブの利用が可能な事を確認。
  • Lo100の仮想 FDドライブの動作は確認していない

備考

  • /usr/sbin/sysinstall上で設定しても X上ではキーボードもマウスもそのままでは利用できないのは R7.2からの仕様変更のためである。
  • R7.xとは異なり、X/twmを利用するためには portsから X.org関連パッケージを別途選択する必要がある。
  • mountrootモードになると DL160G6はローカル、Lo100共にキーボードが利用できなくなる。GEOMと USBキーボードの組合せでのみ発生するのではないかと思われるが、PS2と USBが両方利用できる機種での切り分け等は現時点では未実施である。
  • Lo100はリモートコンソールに接続した瞬間にローカル接続しているモニタ出力が offとなるので、別途 Turn local monitor onの指定が必要となる。
  • DL160G6を ICH10R構成で利用する場合、ahciドライバへ切り替えるには /boot/loader.confに load_ahci="YES"を記載し、/etc/fstabの ad4s1aを ada0s1aに変更する事で変更可能な事を確認した。但し、本書ではこの構成での全般的な動作確認は行っていない
  • FreeBSDでの CPU数の最大数は param.hでハードコーディングされている。この値を変更し kernelをビルドする事で 64迄認識させる事が可能な事を確認した。.configでの変更をさせない事からこの構成が安定稼働する保証はどこにもないと思われる。この kernelを用いても dmesgで表示される DL580G7の `Socket(s)`は誤認識したままである。ちなみに同様の設定を R7.4で行うと DL580G7/E7の 80全てを認識させる事ができたが、5分以内に確実に kernel panicが発生した。
  • ProLiantの上位機種の NICである NetXen/Qlogic系用のドライバが存在しないため、別途 Broadcom系の NIC等の追加が必要となるため、ハードウェア構成には注意が必要となる。

考察

  • iLO3の仮想 FDドライブは、USB-FDDの動作結果と合わせて鑑みると FreeBSD側での利用はあまり推奨できない。USB-key等の別メディアの利用を推奨する。
  • iLO3のマウスカーソルが利用できなくなったのは high-performanceマウス機能が Auto(自動)で固定されているためと思われる。回避する方法はないと思われる。
  • USB-keyの装着時等に `NOT READY asc:3a,0`と `Medium not Present`メッセージが数度記録される。但し、100MBのファイルを 8ヶ分読み書きしたファイルの MD5SUMは一致していた。
  • DL380G7と R8.1の組合せでは、iLO3のマウスボタンが押せない事があったが、本構成では発生しなかった。この改善が iLO3のファームウェアをアップデートした事によるものなのかについては切り分けは行っていない。

社外品 Intel 10Gb NICについて

  • ProLiant正式オプションの 10Gb NICは全て FreeBSDに対応できないため、社外品である Intel 10 Gigabit AF DA Dual Port Server Adapterを利用した。
  • 本カードは本リリースで自動認識可能で ix0, ix1として認識される。但し、トランシーバを装着していなければ I/Fの認識は行われない。
  • FreeBSDの場合にはトランシーバの活線脱着はサポートされていないと Release Notesに記載があり、実際に脱着した場合にはリブートを行わないと I/Fのステータスが変化しなかった。
  • 本カードに同梱されていた ixgbe v1.5.6はビルドできなかった。本リリース同梱ドライバで問題が出た場合は、Intelサイトで提供されている ixgbe v2.3.8はビルド可能なのでこちらの利用が可能である。
  • 装着したスロットの速度が不足している場合には `ix0: PCI-Express bandwidth available for this card is not sufficient for optimal performance.`としてメッセージが表示される。
  • DL580G7の 128GBメモリ構成では、システム起動直後の splashスクリーンが表示されても、画面左下のくるくる回る `/`も 2分近く停止したままでロックアップしている様に見えるので注意が必要である。
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