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FreeBSD R7.4インストールフロー

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24-AUG-2011, revised 30-AUG-2011
 本ページの内容は限られた評価環境における動作結果、動作させるための情報を報告しているだけであり FreeBSDの全ての動作を保証するものではありません。また、動作確認に関する情報等はあくまでも 動作確認であり、動作の保証をするものではありません。更に詳細な情報については、サイト内リンク保証についてをお読みください。

想定システム

 本インストールフローは下記のインストール条件を想定しています。システム構成インストールオプションが異なる場合には、添付のドキュメントや http://www.jp.FreeBSD.org/このリンクをクリックすると、HP社外へリンクします。上のドキュメント等を参照して、インストール中に適時必要な設定を行ってください。
  • ProLiant DL160 G6
    08/16/2010
    L5630/2.13GHz x2基(4core/HT)、計16ヶ
    24GB memory
    Lo100 v4.21
    内蔵 DV-18S-Aドライブ
    追加、SmartArray P410追加/512MB/WB無/v3.00
    追加、Intel 10Gb NIC(slot#筐体後側)
  • ProLiant DL380 G7
    12/01/2010
    X5650/2.67GHz x2基(6core/HT)、計24ヶ
    12GB memory
    iLO3 v1.20
    SmartArray P410i/1GB/FBWC, v3.66
    内蔵 TEAC DV-W28S-VSドライブ
    追加、Intel 10Gb NIC(slot#背面から見て一番右側)
  • ProLiant DL580 G7
    03/01/2011
    E7-4870/2.40GHz x4基(10core/HT)、計 80ヶ
    128GB memory
    iLO3 v1.20
    SmartArray P410i/1GB/FBWC, v3.66
    内蔵 DV-W28S-VSドライブ
    追加、NC382(slot#7)
    追加、Intel 10Gb NIC(slot#9)
 

本リリースが対象とする CPUアーキテクチャ

  • 本書では x86_64 kernelのみ確認しています。
  • x86 kernelで動作する可能性は高いと思われますが未確認です。但しハードウェア構成によっては PAE kernelが全く起動しないと思われます。また、Lights-Outや USB関連が x86, PAE kernelだと不安定になる事が予想されます。x86 kernelでの動作を希望される場合、R7.3のインストールフローを参考にしてください。

ハードウェアのセットアップ

  • FreeBSD R7.xでは、物理的に内蔵された光学ドライブは必須ではありません。USB-DVDドライブからでもインストールが可能です。また、未確認ですが iLO3や Lo100の仮想 DVDドライブも利用可能と思われます。PXE等を利用したネットワークインストール等の方法も可能と思われますが、ネットワーク経由でのインストールについては動作確認を行っていないため、本書の対象外とします。
  • DL160G6の ICH10Rを SmartArray B110iモードで利用するためのドライバーは FreeBSD用には用意されていません。本機の BIOSsetupで `Compatible`に変更する必要があります。

デバイスインストールフロー

  • インストーラの起動方法について
     CD-ROMから起動してのインストールが可能です。
  • ディスクコントローラの設定
     インストーラは SmartArray P410と ICH10Rを共に自動認識します。
  • Ethernetコントローラの設定
     インストーラは NC362i(i82576)を em0〜として、NC382/i(BCM5709C)を bge0〜として自動認識します。NC375i(NetXen/Qlogic NX3031)は FreeBSD対応ドライバが無いため利用できません
  • マウスの設定
     インストーラは、本機内蔵のマウスを自動認識します。マウスは USB接続であってもデフォルト(Type ⇒ Auto、Port ⇒ PS/2)のままで利用できます。Enable: Test and run...で動作テストを行ってください。 但し、X起動後にはマウス(キーボードも)はそのままでは利用できません。後述の設定が別途必要です。
  • Videoコントローラの設定
     特に設定は不要です。標準的なインストールで X/twmが起動可能です。

インストール後の確認と設定

  • X.orgの設定
     Xを起動してもキーボード、マウス共に利用できません。これは FreeBSD側の仕様変更の結果であり ProLiantの問題ではありません。下記の変更で X/twmの利用が可能な事を確認しています。
    #X -configure
    #cp xorg.conf.new /etc/X11/xorg.conf
    #vi /etc/X11/xorg.conf …で最後に下記の 3行を付与する
     Section "ServerFlags"
       Option "AllowEmptyInput" "off"
     EndSection
  • ACPIについて
     特に設定作業は必要ありません。#halt -p による電源断が可能です。
  • メモリの設定
     x86_64版の場合、特に設定作業は必要ありません。x86版の動作確認は行っていません
     メモリの認識状況の確認は #dmesg|grep memoryで行ってください。
  • SMPの設定
     特に設定作業は必要ありません。但し、認識する論理 CPU数の制限として下記を確認しています。下記を越える論理 CPU数を利用するには R8.xを利用する必要があります。
      - DL380G7は論理 CPU 24に対し 16迄認識
      - DL580G7は論理 CPU 80に対し 32迄認識
     CPUの認識状況の確認は #dmesg|grep processorで行ってください。

Lights-Outの利用について

  • iLO3の仮想コンソールでテキストモードの利用が可能な事を確認。但し sysinstallでのマウステストではカーソルは動かない。
  • iLO3の仮想コンソールでグラフィカルモードの利用を行う場合、マウスのボタンは押せるがカーソルを動かす事は出来ないため実質利用は難しい。構成によってはマウスのボタンを押せない事があると思われる。
  • iLO3の仮想 DVDドライブの利用が可能な事を確認。
  • iLO3の仮想 FDドライブは読み書き共に利用可能だが非常に遅く実用に耐えない。
  • iLO3の仮想フォルダは `Openration not permitted.`となり利用できなかった。
  • Lo100の仮想コンソールでテキストモードの利用が可能な事を確認。但し sysinstallでのマウステストではカーソルは動かない
  • Lo100の仮想コンソールでグラフィカルモードの利用を行う場合、マウスカーソルのシンクロは #xset m 1で可能な事を確認。
  • Lo100の仮想コンソールではキーボードのリピートが効かない。/etc/rc.confへの keyrate="fast"等を記載しても回避できない。
  • Lo100の仮想 DVDドライブの利用が可能な事を確認。
  • Lo100の仮想 FDドライブの動作は確認していない

備考

  • R8.2で発生した問題である、mountrootモードになると DL160G6はローカル、Lo100共にキーボードが利用できなくなる事象は確認できなかったが、潜在的に発生する可能性があると思われる。PS2と USBが両方利用できる機種での切り分け等は現時点では未実施である。
  • Lo100はリモートコンソールに接続した瞬間にローカル接続しているモニタ出力が offとなるので、別途 Turn local monitor onの指定が必要となる。
  • FreeBSDでの CPU数の最大数は param.hでハードコーディングされている。この値を変更し kernelをビルドしても安定稼働はできなかった。DL580G7/E7の 80全てを認識させる事ができたが、5分以内に確実に kernel panicが発生した。
  • ProLiantの上位機種の NICである NetXen/Qlogic系用のドライバが存在しないため、別途 Broadcom系の NIC等の追加が必要となるため、ハードウェア構成には注意が必要となる。

考察

  • /usr/sbin/sysinstall上で設定しても X上ではキーボードもマウスもそのままでは利用できないのは R7.2からの仕様変更のためである。
  • R8.xとは異なり、X/twmを利用するために X.org関連を portsから選択する必要はなかった。
  • iLO3のマウスカーソルが利用できなくなったのは high-performanceマウス機能が Auto(自動)で固定されているためと思われる。回避する方法はないと思われる。
  • USB-keyの装着時等に `NOT READY asc:3a,0`と `Medium not Present`メッセージが数度記録される。但し、100MBのファイルを 8ヶ分読み書きしたファイルの MD5SUMは一致していた。
  • R7.3で発生した問題である、DL380G7でのインストーラ起動を ACPIを停止したモードを利用せねばならない制限は発生しなかった。DL380G7自体のファームウェアバージョンは同一のものだが iLO3のファームウェアはアップデートしているので、この差が影響したのか本リリースで改善されたのかは未確認である。
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