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OpenBSD R6.0インストールフロー

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03-OCT-2016, revised 21-NOV-2017
 本ページの内容は限られた評価環境における動作結果、動作させるための情報を報告しているだけであり *BSDの全ての動作を保証するものではありません。また、動作確認に関する情報等はあくまでも `動作確認`であり、動作の保証をするものではありません。特に記載の無い機能動作確認を行っていません。更に詳細な情報については、サイト内リンク保証についてをお読みください。
OpenBSD-tested systems

想定システム

 本インストールフローは下記のインストール条件を想定しています。`システム構成`、`インストールオプション`が異なる場合には、添付のドキュメント等を参照して、インストール中に適時必要な設定を行ってください。
  • ProLiant DL120 Gen9
    BIOS P86 - v2.20(05/05/2016)
    Intel E5-2650L v3 1.80GHz - 1P/12C/HT
    Memory 16GB
    Dynamic SmartArray B140i/ZMR
    361i - v1.1200.0
    iLO4 v2.44
    内蔵オプティカル - DVD RAM UJ8E2 SE03
  • ProLiant DL160 Gen9
    BIOS U20 - v2.20(05/05/2016)
    Intel E5-2609 v3 1.90GHz - 2P/6C/HT無し
    Memory 32GB
    Dynamic SmartArray B140i/ZMR
    361i - v1.1200.0
    iLO4 v2.44
    内蔵オプティカル DVDRAM GUB0N UK00
  • ProLiant DL360 Gen9
    BIOS P89 - v2.20(07/18/2016)
    Intel E5-2603 v3 1.60GHz - 2P/6C/HT無し
    Memory 64GB
    SmartArray P440ar/2GB v4.02(B)
    331i - v17.3.43
    iLO4 v2.44
    内蔵オプティカル DVD RAM UJ8E2 SE03
 動作確認は上記の構成で確認しています。異なる CPU (Xeon v4等)での動作確認は行っておりません

本リリースが対象とする Bootモードと CPUアーキテクチャ

  • ProLiantの動作モードは Legacy(BIOS)モードを利用しています。
  • x86_64(amd64) kernelのみ確認しています。x86(i386) kernelで動作する可能性は高いと思われますが未確認です。
  • 本書が利用するメディアは installNN.isoイメージです。

本 Releaseでの制限事項

  • R5.6より X.org/twmが利用できなくなりました
  • SmartArray P440arで利用可能なのはデフォルトの RAIDモードのみで、HBAモードは OpenBSDでは利用できません
  • インストール時のパッケージ選択画面で `Directory does not contain SHA256.sig. Continue without verification?`が表示さ れる場合がありま す。この場合には `y`を入力してください。詳細はサイト外リンクWhy aren't the downloadable images self-signed?を参照してください。

ハードウェアのセットアップ

  • ProLiantの本体とオプションデバイスのファーウェアは Service Pack for ProLiant(SPP) 2016.04.0の ISOイメージからシステムを起動し、一括してファームウェアの更新を自動で行う Automaticモードで更新しています(SmartArray P440arのみ別途 v4.02(B)へ引上げ)。SPPの詳細についてはサイト外リンク専用ページをご覧ください。
  • 本機の電源制御は Custom/OS Controlで確認を行いました。それぞれの設定は RBSU(Power Management Options ⇒ Power Profile/Power Regulator)で行ってください。
  • ProLiant Gen9の Dynamic SmartArray B140i用ドライバは OpenBSD向けに提供されていないため DL120 Gen9, DL160 Gen9のSATAコントローラは AHCIモードで利用する必要があります。設定は、RBSU(System Configuration ⇒ BIOS/Platform Configuration(RBSU) ⇒ System Options ⇒ SATA Controller Options ⇒ Embedded SATA Configuration)で行ってください。
  • DVD-ROMメディアのイジェクトは内蔵 DVD、iLO4の仮想 DVD/ISOドライブの両方共に自動ではイジェクトされません。インストール終了後には手動でイジェクトしてください。

デバイスインストールフロー

  • インストーラの起動方法について
     内蔵 DVDと iLO4の仮想 DVD/ISOドライブからインストーラ可能です。後者を利用した場合にインストール途中でのパス指定で cd1がリストされない場合には再起動してください。本現象は ProLiant Gen9で R5.6より見受けられる現象で 1/10以下の割合で発生してきた問題です。
  • ディスクコントローラの設定
     インストーラは SmartArray P440ar配下の論理ドライブ、AHCI配下のディスクを /dev/sdXとして認識します。
  • Ethernetコントローラの設定
     インストーラは Broadcom系 NICを bge0〜として、Intel系 NICを em0〜として認識します。

インストール後の確認と設定

  • ネットワークの動作確認
     #ifconfigでインターフェースを確認し、#ping等での疎通を確認してください。
  • Xの動作確認
     R5.6より X.org/twmが利用できなくなりました
  • メモリの設定
     メモリの設定は特に必要ありません。メモリの認識状況の確認は #dmesg|grep memで行ってください。
  • SMPの設定
     CPUの設定は特に必要ありません。CPU数の認識状況の確認は #dmesg|grep processorで行ってください。
  • ACPIについて
     設定作業は必要ありません。#halt -p による電源断が可能です。
  • 起動直後に採取した #dmesgは下記となりました。
     TEXTDL120 Gen9, TEXTDL160 Gen9, TEXTDL360 Gen9,

Lights-Outの利用について

  • インストール時に iLO4の仮想 DVD/ISOドライブを利用した場合、パッケージ選択時にデバイスが認識しない潜在的問題があります。詳細は `備考`をご覧ください。
  • インストール後に iLO4の仮想 DVD/ISOドライブを利用した場合、デバイスを認識してもエラーが発生して利用できない潜在的問題があります。詳細は `備考`をご覧ください。
  • 仮想コンソールを利用してインストールする際に、ProLiant Gen9では `IPv4 route`の入力前にキーボードチャタリングが発生したかの様に [Enter]が何度も勝手に押されたかの様な挙動が発生する場合がありますが、インストール後には本挙動は見受けられません。
  • iLO4の仮想コンソール機能をテキストモードで利用した場合、キーボードリピートも問題なく動作しました。
  • iLO4に ssh接続しての TEXTCONSはキーボードリピートも問題なく動作しました。
  • iLO4の仮想フォルダ機能は未テストです。

備考

  • 仮想コンソール利用時に `IPv4 route`入力の前にキーボードチャタリングが発生するのは、DL120 Gen9のみで、R5.9時に発生していた DL160 Gen9は発生しなくなった。今回利用したファームウェア環境の DL160 Gen9に R5.9をインストールしても問題は発生しなくなっている。
  • 仮想 ISOからインストーラを起動した場合には、bootメニュー直後に `cannot open cd0a:/etc/random.seed: No such file or directory`が表示される。これはインストーラが最初のオプティカルドライブ上にファイルがある事を想定してしまっているためと思われる。特段問題にはならないと思われる。このメッセージは R5.9でも発生する。
  • 仮想 ISOからのインストールを各機種毎に行い、インストール後に 仮想 ISOを #mount_cd9660と #lsを実行し、再起動を iLO4の Cold Boot, Reset, Momentary Pressと #rebootコマンドでの再起動をそれぞれ 4回、1回、3回、1回で再起動の計 10回、3機種で 30回行ったが、R5.9迄で発生していた 仮想 ISOの認識失敗問題(uhub0: device problem, disabling port 1)は発生しなかった。
  • #dmesgでは各種デバイスが not configuredとしてリストされる。R5.9と比べると CPUのフラグ等が CPU core毎に表示される様になっている事、PNP0xxx/ACPI000x/IPI0001 at acpi0 not configuredが新たに記録される以外に大きな違いは見当たらなかった。
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