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FreeBSD R10.1インストールフロー

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26-DEC-2014, revised 25-OCT-2016
 本ページの内容は限られた評価環境における動作結果、動作させるための情報を報告しているだけであり *BSDの全ての動作を保証するものではありません。また、動作確認に関する情報等はあくまでも `動作確認`であり、動作の保証をするものではありません。特に記載の無い機能動作確認を行っていません。更に詳細な情報については、サイト内リンク保証についてをお読みください。

想定システム

 本インストールフローは下記のインストール条件を想定しています。システム構成、インストールオプションが異なる場合には、添付のドキュメント等を参照して、インストール中に適時必要な設定を行ってください。
  • ProLiant DL120 Gen9
    BIOS v1.50(07/20/2015)
    Intel E5-2650L v3 1.80GHz - 1P/12C/HT
    Memory 16GB
    Dynamic SmartArray B140i/ZMR
    361i v1.1099.0
    iLO4 v2.30
    内蔵オプティカル - DVD RAM UJ8E2 SE03
  • ProLiant DL160 Gen9
    BIOS v1.50(07/20/2015)
    Intel E5-2609 v3 1.90GHz - 2P/6C/HT無し
    Memory 32GB
    Dynamic SmartArray B140i/ZMR
    361i v1.1099.0
    iLO4 v2.30
    内蔵オプティカル DVDRAM GUB0N UK00
  • ProLiant DL360 Gen9
    BIOS 08/26/2014
    Intel E5-2697 v3 2.60GHz 2P/14C/HT
    Memory 64GB
    P440ar/2Gb v1.34(B)
    iLO4 v2.03
    Power Capping v1.0.7(B)
    内蔵 DVDドライブ無し
 
 動作確認は上記の構成で確認しています。異なる CPU (Xeon v1と v2の違い等)での動作確認は行っておりません

本リリースが対象とする CPUアーキテクチャ

 x86_64(amd64) kernelのみ確認しています。x86(i386) kernelで動作する可能性は高いと思われますが未確認です。

本 Releaseでの制限事項

  • Dynamic SmartArray B140i用ドライバは FreeBSD向けに提供されていないため AHCIモードで利用する必要があります。
  • SmartArray P440arを HBAモードに変更した場合、配下の LUNからの安定起動は確保できません。データ領域として利用する必要がありますので別途起動デバイスを用意する必要があります。本事象は HBAモードの仕様であり OSを問いません。
  • iLO4の各種機能の制限については後述セクションに記載しています。
  • 従来の AllowEmptyInputでは mouseが利用できません。

ハードウェアのセットアップ

  • x2apic機能を利用すると FreeBSDはインストール時、インストール後共に正常起動しません(BIOS, UEFI両モード共)。ProLiant Gen9ではデフォルト onですので、予め offに変更する必要があります。設定は RBSU(System Configuration ⇒ BIOS/Platform Configuration(RBSU) ⇒ System Options ⇒ Processor Options ⇒ Processor x2APIC Support)で設定を行ってください。
  • 本機の電源制御は Custom/OS Controlで確認を行いました。それぞれの設定は RBSU(Power Management Options ⇒ HP Power Profileと HP Power Regulator)で設定を行ってください。

デバイスインストールフロー

  • インストーラの起動方法について
     ProLiant内蔵の DVDドライブ、iLO4の仮想 DVD/ISOドライブのどちらからでも起動してのインストールが可能です。インストール中に iLO4の仮想コンソールを利用した場合マウスカーソルは動作しません
  • ディスクコントローラの設定
     インストーラは SmartArray P440ar配下の RAID/HBA論理ドライブを /dev/daXとして、AHCI配下のディスクを /dev/adaXとして認識します。
  • Ethernetコントローラの設定
     インストーラは Broadcom系 NICを bge0〜として、Intel系 NICを igb0〜として認識します。
  • マウスの設定
     インストール時もしくはインストール後の #bsdconfigでの mousedの設定は不要です。インストール中、インストール後共に CLI上でマウスカーソルの利用は可能です。但し、iLO4の仮想コンソール上ではマウスカーソルは動作しません
     但し、X起動後にはマウスはそのままでは利用できません。後述の設定が別途必要です。
  • Videoコントローラの設定
     Legacy(BIOS)モード時には特に設定は不要です。UEFIモード時には別途 xf86-video-mgaのインストールが必要です。

インストール後の確認と設定

  • UEFIモードでインストールした場合、ブートエントリは作成されません。インストール後の POST画面で [F9]を押し RBSUを起動し、System Configuration ⇒ BIOS/Platform Configuration(RBSU) ⇒ Boot Options ⇒ Advanced UEFI Boot Maintenance ⇒ Add Boot Option ⇒ インストールしたデバイスを選択 ⇒ <EFI> ⇒ <BOOT> ⇒ BOOTX64.EFI ⇒ 起動名を入力(例: FreeBSD R10.x UEFI) ⇒ Commit changes and exit[F10]で保存。Boot Optionsへ戻り ⇒ UEFI Boot Order ⇒ `FreeBSD R10.x UEFI`を選択し `+`キーで起動エントリの一番上へ移動 ⇒ [F10]で保存してください。
  • X.orgの設定
     DVDメディアにはX.orgパッケージは同梱されていません。別途バイナリパッケージをダウンロードし導入する必要があります。
    #vi /root/.cshrc
     setenv HTTP_PROXY "www.proxy.com:8080" ⇒⇒ proxyが必要な場合
    #source /root/.cshrc
    #pkg install xorg
    #pkg install xf86-video-mga ⇒⇒ UEFIモード時のみ
     X.org/twm上でマウスを利用するには xorg-serverが v1.14未満の場合には設定が必要です。
    #sysrc hald_enable="YES"
    #sysrc dbus_enable="YES"
    #service dbus start
    #service hald start
     下記は Lumina Desktop Environmentを利用する場合に必要な作業です。xorg-server v1.14未満利用時には前述の dbusの設定が必要となります。
    #pkg install lumina
    #vi /usr/local/etc/X11/xinit/xinitrc
        ・・・
      twm & ⇒⇒ 削除
      xclock -geometry 50x50-1+1 & ⇒⇒ 削除
      xterm -geometry 80x50+494+51 & ⇒⇒ 削除
      xterm -geometry 80x20+494-0 & ⇒⇒ 削除
      exec xterm -geometry 80x66+0+0 -name login ⇒⇒ 削除
      start-lumina-desktop ⇒⇒ 最後に追加
    #startx
  • ACPIについて
     特に設定作業は必要ありません。#halt -p による電源断が可能です。
  • メモリの設定
     x86_64版の場合、特に設定作業は必要ありません。メモリの認識状況の確認は #dmesg|grep memoryで行ってください。
  • SMPの設定
     特に設定作業は必要ありません。CPUの認識状況の確認は #dmesg|grep processorで行ってください。

Lights-Outの利用について

  • [BIOS] iLO4の仮想コンソール機能を FreeBSDのテキストモードで利用した場合、キーボードリピートも問題なく動作しました。但し、マウスカーソルは動作しません。[UEFI] BIOSモードと同等の結果でした。
  • [BIOS] iLO4の仮想コンソール機能をグラフィカルモードで利用した場合、キーボードリピートは問題なく動作し、マウスボタンも問題なく動作しますが、マウスカーソルが動かないため実質利用できません。[UEFI] BIOSモードと同等の結果でした。
  • [BIOS] iLO4に ssh接続しての TEXTCONSはキーボードリピートも問題なく動作しました。[UEFI] UEFIでは本機能は利用できません。EFI-based framebufferを利用しているための仕様です。
  • [BIOS] iLO4の仮想 DVDドライブ機能が利用可能です。デバイスは /dev/cdXとして認識されました。[UEFI] BIOSモードと同等の結果でした。
  • [BIOS] iLO4の仮想 ISOドライブ機能が利用可能です。デバイスは /dev/cdXとして認識されました。[UEFI] BIOSモードと同等の結果でした。

備考

  • [BIOS]インストーラが起動する初期段階(Booting...表示時)でロックアップしているかの如く画面が停止するのは、システム構成の規模(DL360 Gen9の CPU数, memory量)が多いからと思われる。[UEFI] BIOSモードと同等の結果でした。
  • [BIOS]Xを起動してからマウスが動くまで 5秒程度時間が掛かる場合がある。今までにはなかった動きである。[UEFI] BIOSモードと同等の結果でした。
  • [BIOS]X/Luminaを設定する際、xinitrcでのデフォルトとして記載してある xtermを残す場合は geometryが、80x66+0+0のままだと画面上部にある Luminaのタスクバーに被るので 70x66+0+30等に変更する必要がある。この値は解像度が 1280x1024でのものである。[UEFI] Xが起動しませんでした。
  • iLO4の仮想 DVDドライブ機能が利用可能になったのは本 R10.1から。
  • iLO4の仮想 ISOドライブ機能が利用可能になったのは本 R10.1から。
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