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どこよりも遅く、限りなく個人的な
 LinuxWorld Conference and Expoレポート

04-SEP-02

LinuxWorld C&E  
 
Conferenses:August 12-15-2002/Expo:August 13-15-2002
 
 
Expo会場
Expo会場
 
 ですが LinuxWorld Conference and Expoを視察してきましたので、Expo部分に関してのレポートを遅報させて頂きます。
 
come here!

 
 会場は昨年と同じカリフォルニア州 San Franciscoでした。ケーブルカーでお馴染みの Union Square Parkから数ブロック南にある Moscone Convention Centerです。 会場
 
 はじめに泣き言を云わせていただくと、最終日の 6時間しか見学できなかったので、大雑把なレポートになっているやもしれません。予めご承知おきください。
 
LWCE  正式な来場者数は知りませんがなかなかの盛況ぶりで、一般市況は昨年よりもあきらかに不況だと思われますが、LWCEとしては復調傾向であると感じました。これも不況に強いと云われる Linuxだからなのでしょうか。
 
 各ブース毎の展示は下記の通りです。レポートしている本人の勘違いや確認不足で間違った情報が掲載されている場合があるかも知れません。ご指摘やご意見もしくはご感想等がありましたらまでお願いいたします。
 
レポート内の情報で物足りない方は、各ベンダへのリンクを辿ってください。
 
May.  よろしければ、以前のレポートと読み比べると面白いと思います…
⇒⇒サイト内リンクLWCE '00レポート
⇒⇒サイト内リンクLWCE '01レポート

you see what you believe.

 
 
 
 
サイト外リンクAMAX
AMAX  「Linuxが」と云うよりも純粋なハードウェアとしての魅力、それもビジネスと云うよりもコンシューマ側を向いた展示をしていたのが AMAXです。
 
 AMAXでも 1Uサーバ等のラックシステムを展示はしていましたが、ビジネス系と云うよりはあきらかにコンシューマをメインに据えている感じの展示構成で、CPUや video cardの水冷システム等、他社とはちょっと毛色の変わった展示をメインに持ってきていました。AMAXはノートからサーバまで幅広い製品ラインナップを揃えている筈ですが、何故この様なコンシューマ向けをメインとした展示にしたのでしょうか…マーケットの方向性があきらかに他社と異なる戦略に興味があります。
 
AMAX  Linux Gaming Machineとして展示していたのは、ペルチェ素子を2段にしたものを液冷化したシステムで、液体は何らかのオイルとフロンの混合物と思われます(化学記号を延々と並べられたので…)。
 
AMAX  ハードウェア主体の展示では一番人気だったと思われます。個人的に興味を引いたのが iCubeと云う小型ボックスタイプのベアボーンキットです。最近はやりの小型キューブ系ですが、デザイン的にちょっとイイ感じです。
 
サイト外リンクAMD
AMD AMD  64-bit computingを前面に押し出してきた AMDです。
 
 1Uマシンに 64bit CPU x2基を搭載した NEWISYSデザインシステムを展示し、Linuxとの相性のよさ(サポートのよさ)、32bitアプリケーションとの共存時の性能の高さをアピールしていました。
 
AMD  デモは 64bit SUSE Linux上に 64bit対応の Zeus Webサーバ、64bit Apache, 64bit PostgreSQLを稼動させていました。
 
 昨年は見られなかった組込み系の展示をはじめ、自社ブランドサーバの展示等があり、活気溢れる展示でした。
AMD  
 個人的に気に入った…無骨なペデスタル筐体、サイドパネルに 'AMD'ロゴのこのマシンに best look of LWCEを授与したいところです。
 
 右の写真の組込み機器のデザインと感触が David Cronenbergの映画に出てくる小物っぽい感じがしたのが印象に残りました。ただ説明書きとか一切なかったのでこの機器が一体何なのか、AMDが組込み系にどの様に関わっていくのかが掴めませんでした。 ゲームウォッチ(嘘
ゲームウォッチ(嘘
 
 アライアンス製品紹介コーナーの様な intelブースに比べると自社製品魂溢れる AMDは訪れて面白い数少ないブースの内の1つでした。
 
サイト外リンクBSD Mall
BSD Mall BSD Mall  今回唯一の BSD系の展示が BSD Mallです。
 
 展示と云うより BSDをメインにしているショップとしての展示で、R4.6のパッケージを販売していました。
 
 BSD系のイメージマスコットには「なんだかな〜」と云うキャラしかいないと思っていたのですが サイト外リンクDixieと云うのは、この会社独自のキャラクタなのでしょうか(でも、Plan 9サイト外リンクglendaには負けてるな…)?
 
サイト外リンクCodehost, サイト外リンクXerox
Codehost  昨年まではプリンタ関連のブースなんて存在しなかったも同然だったのですが…今年は 2社。
 
 まるでキヤノンブースじゃないかと思われる様なブースですが、BrightQプリントパッケージを中心に、オフィス用の大型プリンタシステム展示をしていました。「Linuxでプリンタは…」の頃と比べると格世の感です。
 
 あと Xeroxもブースを構えていました。
Xerox
 
サイト外リンクComputer Associates
Computer Associates  Linuxをビジネス展開する際に欠かせないもの。それが各種の管理ソフトウェア群ですが、そのキープレイヤーである CAブースに於いては製品展開が Linux上で本格的に行われている事を実感させてくれる展示内容でした。
 
 Enterprise Job Management, Network and Systems Management, All Fusion Harbest Changer Manager, Advantage Ingres 2.6, Clever Path Portal, Unicenter Software Delivery Option, BrightStor Enterprise, eTrust Access Controlが展示されていました。
 
 弊社のサイト外リンクhealth&wellnessドライバも対応したのは最近ですが、この手のソフトウェアを動かすのに必要なエージェントが特定の kernel versionに特化してしまっている問題に対する解答は得られませんでした。「ソースは勿論公開できないが errata kernel公開から迅速に対応していく」との事です。Linuxでビジネスをしていく場合に必ずブチあたる、難しい問題の1つかと思われます。
 
 残念だったのは殆ど(全て?)のデモ環境が実際に動かなかった事でしょうか。恐らく監視対象の Linuxサーバが 1台しかなく、コケたけど修復できない…と云う状況の様でした。
どれが何の製品なのか失念… どれが何の製品なのか失念… どれが何の製品なのか失念… どれが何の製品なのか失念…
どれが何の製品なのか失念…
 
 集客が凄かったかと云うと、正直それほどでもなかったのですが、CAは間違いなく LWCEでのメインプレーヤの1つだったと思います。
 
サイト外リンクegenera
egenera  BladeFrameと云う名称の、かなりカッコいいラックシステムです。
 
 #ls --color=autoを実行したかの様に青いネオンが燈っているサーバは稼動中のサーバで、赤いネオンはスタンバイもしくは故障したサーバだそうです。カッコいいのは前面だけでなく、背面はケーブル類がジャンクション化されており、電源用ケーブルが 4本生えているだけです。マシン間の接続はスイッチで 2.5Gb/secの帯域が確保されているそうです。
 
 Intelブース内にもアライアンス展示してありました。
egenera
 
サイト外リンクGoogle
Google  誰もが知ってる googleです。
 
 Googleの検索システムは Linuxベースな訳ですが、そのシステムをインストールしたアプライアンスサーバとして 1Uシステムが展示されていました。
 
 来場者アンケートでこの 1Uサーバ自体がプレゼントが当たる模様でした。
Google
 
サイト外リンクHP
HP
HP
HP
 LWCE最大のブースの広さを誇っていた HPです。
 
 プラチナスポンサーの更に上であるコーナーストーンスポンサーで、来場者のネックストラップと手提げ袋、展示会場の天井、コーナー等のいたるところに HPのロゴが露出していました。

HP  また「パフォーマンスに名を借りた製品説明ショーを見てくれたらグッズプレゼント!」的ショーは、年々数が少なくなってきているのですが、とうとう今年は HPが唯一(去年はショーは無くてもグッズ配布程度は SGI以外にもあったのに)となり one&onlyなためか、集客力はもの凄いものがありました(他に座るところもあまり無いので)。
 
 毎年 HPは大きいブースを出してはいるのですが、やはりイメージは HP/UXであり、Sunと同様「Linuxってイメージ無いな〜」と云う感があるのは否定できません。しかし、それらを吹き飛ばすかの様な意気込みと云うか、パワーには正直グッと来るものが(私には)ありました。 Linuxを生業にしている人に「Linuxに力を入れている HWベンダーと云えば?」とアンケート等で聞くと IBM, SGI(あと DEC)と答える方が多いと感じるのですが、ここに HPのイメージが割り込んでくる様になってくれると嬉しいところです。
HP
HP
 
HP  面白かったのが Bluetooth経由で mp3データを送り、受けた機器で再生しながらリモコン部の赤外線センサーで曲をスクラッチし、それを Bluetoothで電話に飛ばす。と云うデモがありました。「coolだろ?」との事ですが、曲や会話をスクラッチして電話で送られるのは、如何なものかと…製品化予定は無いそうです。
 
 また 802.11を利用した mp3プレイヤーのコンセプトの提案も(ボードでの説明で)ありました。
 
 HPは昨年 Linuxベースのホームオーディオシステム等を展示していましたが、組込み系にも力を入れていくのでしょうか。
HP
HP
HP  Mandrake一色でした、デスクトップコーナーは。何故ならデスクトップ系マシンに Mandrake 8.2 OEM Editionがバンドルされるからです。
 
 Gnomeをベースに独自デスクトッププラットフォームを展開していた Ximianは今年は独自ブースを構えていませんでしたが、HPと IBMでアライアンス展開を行っていました。昨年は AMDブースで行われていた Wineでの DirectXエミュ等、華やかな面影を残していたデスクトップ市場ですが、今年は厳しさを増している感じです。
HP
HP
 
HP  USでのシェアが高い HPプリンタですが、今年はプリンタサポート拡大を誇示するかの展示があり、Windows環境に比べて貧弱だった印刷関連の強化が、ようやく図られはじめたと云う印象です。
 
 300ユーザ、50プリンタ迄の管理が可能な Linux-embeddedなプリントサーバ 4200シリーズが展示されていました。
HP
HP  design&visualizationコーナでは、映画シュレックや TVCF等の Linuxワークステーションの活躍ぶりがメインに紹介されていました。
 
 今回の LWCEで私が予想していた事の中で一番の予想外だったのが、Itanium2の展示が殆ど無かったことです(ウジャウジャだと予想)。数少ない中、展示してあっても殆どがサーバであり、ワークステーションで展示していたのは逆に珍しい光景でした(だからと云って人だかりは出来ない)。正直、Itanium2で Linuxと云うのは立ち上がりに思った以上の時間が掛かりそうな感じがしたのですが、どうでしょう。SGIがいれば LWCEでの光景も変わったと思うのですが…come back, SGI!
HP
HP HP
HP  わった…昨年、異様に盛り上がっていた iPAQ/Linuxですが、これも予想に反して殆ど見ませんでした。去年はあちこちのベンダーが独自のソリューションを嫌と云う程展示していましたが。ホント、どこにもいません。Pocket Linuxも今年はブースを構えていませんでしたし。
 
 PDAで Linuxがあたりまえになったのか、ビジネスにならないのか、Windows CEのソース公開が影響したのか不明ですが、今年は MontaVistaもブースを出していないところから、組込みブーム自体が一段落した感があります。
HP
 
HP  今回 HPがハードウェアとして力を入れてきたのは Fibre Channelを中心としたストレージ製品です。その中でも 2gb Fibre Channelストレージシステム MSA1000をメインに添えてきました。新製品コーナーで ML530G2と並んで展示されてましたが、ここ以外でも LifeKeeperと Oracle RAC等、あらゆるところで利用されていました。MSA1000を中心に、より上位のレンジに切り込んでいくための HP/Linuxの中核製品になる筈です。
 
 Insight Managerとの連携がなかなか取れなかった RA4100(CMA v5.50から対応!)とは異なり、CMAでのデモでも障害対応が既に行われており(但し CMAのバージョンは不明)、ようやく Fibre Channel環境でも SmartArray同様の監視体制が整ってきました。
 
 Linuxでの Fibre Channel経路の完全二重化も予定されており、他社との差別化を図るのにうってつけの製品です。
HP
HP HP
HP HP
HP  HPTC(high performance technical computingコーナーですが、HPに限らずどのベンダーでもそれほど盛り上がっていない感を受けました。盛り上がっていないと云うより、Beowulfがあたりまえの状況になったのかと思われます。
 
 Myrinetや Dolphin以外のチャネル技術が出てきたりと派手な技術革新がある訳ではないので、派手にアピールしにくいのかと思われます。ただ Beowulfシステムは研究機関等に着実に受け入れられ続けている事を考えると、LWCE自体が商用化しつつある事から EXPOでのマーケットニーズに合致しなくなっている…と云うのはうがち過ぎでしょうか。
 
 あと、私は初めて見たのですが Alphaが大変な事に。21064A/500MHzが輝いていた時分に誰がこんな事になると想像できていたでしょうか。'こんな事'とは、私がこんなに長い間 dog yearな業界に居続けてる事ですが…
HP
HP
 
HP  今回はどこに行っても「RAC!」でした。ある意味 Oracleの新製品発表会であるかの様な印象すらあります。
 
 Oracleは独自ブースは出していませんが、ある意味下手なハードウェアベンダーなんかよりも遥かに Linuxに力をいれています。Red Hatブースで聞いた話では、RAC(real application cluster)をリリースするにあたって Red Hatをベースにシステムを構築するのですが、RACを利用した場合に発覚した kernel関連の bug等は、タイムリーに潰していくために Red Hatでなく Oracleが先に sourceに patchを適てる事もわない、との事です…頼もしい。
HP
通信業界向け OpenView rx4610 veritas SAP
通信業界向け OpenView rx4610 veritas SAP
mc/serviceguard disk array xp128 xp128の中 rx2600,rx5670
mc/serviceguard disk array xp128 xp128の中 rx2600,rx5670 WebLogic
 
 アライアンス展示が多いブースに行くと同じ製品に何度も出くわし「またかよ」と個人的に感じるのですが、HPはアライアンス展示が少なめで悪くない感じでした。愛社精神が著しく欠如しているからだと思いますが「ちとツマランかったな」と云うのが正直な感想です。
 
サイト外リンクIBM
 なんだかんだ云って Linuxをリードしている HWベンダー、IBMです。
 
 San Francisco市内でも Linux=IBMの看板が結構並んでます。どうも LinuxWorldに合わせて広告展開していると云う訳ではない模様です。流石、IBMは本気です。

IBM  40ノードでの DB2クラスタ(本当に 40ノードで稼動していたのか不明)、LifeKeeper、VMware ESX Server等、Linuxで Enterprise系を狙っていくと云う展示内容が多かったです。 IBM
IBM IBM IBM IBM
IBM  アライアンスの中で目立ったのは Outlookそっくりの mailer(製品名失念)と、組込みの雄(?)の Montavistaでした。Montavistaが独自ブースを構えていないのは正直意外でした。Linuxでの組込みブームは去ってしまったのでしょうか? IBM
 
 去年の様にド派手な事をやってはいませんでしたが「IBMここにあり」を示すに十分過ぎる展示内容でした。
 
サイト外リンクIntel
 一昨年、昨年と IA-64を前面に出していたのですが、今年は昨年よりも更に IA-64のプッシュ度合いがパワーダウンした感があります。
 
 昨年までの「Linuxはこんなに素晴らしい」的な啓蒙活動から「Linuxあたりまえでしょ」に変わったからなのか、展示もオーソドックスだと感じました。

 
Intel  アライアンスとしての展示は Linux Zaurus、Scyld Beowulf、潰れた(そんなニュースが)と思っていた Mission Critical Linuxの Convolo Clusterが出展していました。Convoloは Intelブースに 3年連続出展しています。 Intel Intel
 
Serial ATA RAID Zero Channel RAID 2Gb Fibre RAID Ultra320 SCSI RAID Pro/100T Storage Adapter
Serial ATA RAID Zero Channel RAID 2Gb Fibre RAID Ultra320 SCSI RAID Pro/100T
Storage Adapter
 
Intel  Data Synapse社の LiveClusterがアライアンス展示されていました。
 
 説明員が居なかったので詳細な機能は不明ですが、面白そうな製品です。興味のある方はサイト外リンクこちらをどうぞ。
Intel
 
Intel  10 Gigabit Ethernetの展示がありました。controllerは i82597EX - intel 10Gb Ethernetと記されていましたので自社製なのでしょう。値段は分かりませんでしたが、出荷は来年初頭にも出てくる感じでした。NICにもヒートシンクの時代が…それも、もの凄いことになっています。
 
サイト外リンクMicrosoft
Microsoft  ある意味、今回の台風の目とも云える Microsoftです。Wired Newsで云われていた模様ですが Linux Rookeryコーナーではなく、その「隣」にあると云うのが正解でした。
 
 XP Embedded、ソースを公開した Windows CEのプレゼンを行っておりました。実際には展示やプレゼンがどうのと云うよりも「Microsoftの考えを聞きたい」と云う質問者(横で聞いてる感じでは)が多く、小さいブースの割には大人気(1人あたりの質問時間が長い長い…)でした。
 
 基本的には「組込み市場も Windowsで」と云うことらしいです。Linux市場との共存と云う意味では Service for Unix 2.0が展示されていました。
 
 説明員は「Linux市場にも乗り込むゾ!」と云う感じではなく「バツ悪ぅ〜」と云う感じに見えました。妄想激し過ぎでしょうか?
Microsoft Microsoft Microsoft
 
 Xboxで Linuxが稼動していないか LWCE内を探しましたが、ありませんでした。
 
サイト外リンク.org
.org .org  なんだか年々パワーダウンしている感のある .orgパビリオンです。
 
 どうもコミュニティの規模とブースのやる気具合は反比例すると云う法則があるのではないでしょうか。それとも年々ビジネス・ビジネスしてきている LWCEとコミュニティが距離を取り始めたと云うことなのでしょうか(今年は VA Linux/OSDNもいないし)。コミュニティあっての Linuxなだけに、ちょっと寂しいところです。
 
 去年はゲーム関連の出展がそこそこあったのですが、今年は殆ど見かけませんでした(lokiも潰れた様ですし、DirectXエミュも出てません)。ここでの Flightgear.orgぐらいでしょうか。
 
.org .org .org .org .org
 
 あと、今年は日本のコミュニティからの参加はありませんでした。
 
サイト外リンクO'Reilly
O'Reilly  新刊の Practical VoIPです。で、このは何? O'Reilly
 
サイト外リンクPenguin Computing, サイト外リンクAPPRO
Penguin Computing  常連の 2社です。
 
 Penguin Computingは、面積あたりの来場者が少ないブースのトップだったのではないかと思われます(殆ど説明員)。
 
 ハードオンリーな出展(とビジネス)には厳しい世の中になってきました。
APPRO
 
サイト外リンクPolyserve
Polyserve
Polyserve
Polyserve
 必要な時に必要なシステムリソースを随時追加していくと云うコンセプト、matrix computingを標榜する Polyserveです。
 
 10TBの Oracle RACを社内構築したとの事です。
 
 このシステムでは Systinaの GFSに対抗する Matrix Serverなるものを利用しているのですが、GFSとは異なり、マスターサーバ不要の file lockingメカニズムのため、大規模システムでのパフォーマンスが GFSよりも高く(マスターサーバ部分でのボトルネックが無い)、NSPoF(no single point of failure)構成(マスターサーバ不要なので)が可能としてアピールしていました。国内では NTT Comwareが扱っているとの事です。
 
 Matrix Serverは Sunブースでも展示されていました。
 
サイト外リンクRed Hat
Red Hat  ディストリビジネスの覇者 Red Hatです。ディストリベンダーがブースを構えていたのは Red Hatと SUSEだけでしたが、ブースの規模を見る限り、格が違うと云う感じです(ヨーロッパでは逆)。
 
 昨年迄の Red Hatはアライアンス展示が中心でした。もちろん今年もアライアンスが中心なのですが、Red Hat Linux 2.1 Advanced Serverと云う、今迄とは異なる有償サポート必須となるディストリビューションを中心に「Linuxで(も)サポートを提供します」と云う、メッセージ色の強い展示となっていました。
 
Red Hat  ストラテジックパートナーである Dellの PowerEdgeを利用した Oracleの RAC、CAの Unicenter Network and System Management等が展示されていました。 Red Hat
 
サイト外リンクRLX
RLX  ブレードサーバの雄 RLXです。
 
 ホントにハードウェアだけの展示と云うのは LWCEでは一目を引かないと云うことを証明するかの様な感じでした。今年はアライアンス展示も全くありませんでした。昨年は本当に光り輝いていたのですが…ハードウェアは体力勝負の時代である事を痛感させられます。
RLX
 
サイト外リンクSHARP
SHARP  昨年は LWCEに国内ハードウェアベンダが出展していなかったのですが、今年は Zaurusを引っさげて SHARPがブースを構えていました(実際は SHARP Inc.)。
 
 いつ行ってもコンスタントに実機に触れている人がおり、結構な人気を博していました。ただ開発環境なんかの説明が無かったのが気になりました。
 
 ショープライスと云うことで $299.99で実機販売されていました。
SHARP
SHARP
 
サイト外リンクSun Microsystems
Sun Microsystems
Sun Microsystems
Sun Microsystems
Sun Microsystems
 Sunです。Javaです。StarOffice 6.0です。Cobaltです。もちろん Solarisとの compatibilityで頑張ってます。
 
 毎年(と云っても今年で 3回目ですが)、「Sunのブースは(アライアンス展示ばっかで)つまんないナ〜」(Solarisあるから仕方ないのでしょうが)と思っていたのですが、今年は LWCEに合わせて発表してきた新製品があります。

Sun Microsystems  Sun Cobalt LX50Sun Linux 5.0です。ブースはこのサーバ一色と云ってもいい感じで、ブルーに染まっていました。
 
 LX50は Sun Cobaltブランドですが、Sunのロゴを前面に出してきており、実質 Cobaltではなく「Sunの」Intelマシンであり、今迄の Intelベースの Cobalt製品とは一線を画しています。CPUは Pentium III/1.4GHz、HDDは bareタイプの Ultra160 SCSIを最大 3基(CD-ROM/FDDを外した場合)の一般的な 1Uシステムです。
 
 マシンスペックがどうこうではなく、Sunがこのマシンを出してきた事自体がニュースだと思います。
 時間がなくて Sun Linux 5.0は軽くみただけですが、kernelは 2.4.9-31enterpriseでした(確か)。この Sun Linuxには非常に興味をそそられるのですが、残念ながら単品販売の予定は無い模様です。基本的には LX50にプリインストールしてあるとの事で、添付の CD-ROMから簡単に戻せると云う謳い文句からして、恐らくリストア CD形式になっているのではと思われます。Sunはこのマシンで Windowsベースの小型システムを本気で取りに来ると云うことなのでしょうか…
Sun Microsystems
Sun Microsystems Sun Microsystems
 
サイト外リンクSUSE
SuSE SuSE  Red Hatに唯一対抗可能なヨーロッパ・ディストリの雄、SUSEです。
 
 メインは SUSE Linux 8.0で、意外にも United Linuxではありませんでした。United Linuxは一応βが動作しておりましたが、時間もなく触らずじまいでした…いやはや。
 
サイト外リンクその他…と、
その他…と、  下記のブースの大半はサイト内リンク昨年、もしくはサイト内リンク一昨年の内容とあまり変わらない等の理由で、個人的にあまり印象に残らなかったブースです(もしくは初めから興味が無くて違いに気付かなかったのかも…すいません)。興味のある方は以前のレポートをどうぞ。
Borland社 組込み系の bmc software社 お馴染み Apache SIerの Wineベース plugin
Borland社組込み系のbmc software社お馴染みApache SIerのWineベース plugin
Beowulf用 IFの Entegrity Qtの Etri社 お前は誰だ! Inktomi社
Beowulf用 IFのEntegrityQtのEtri社お前は誰だ!Inktomi社
新興 Blades/Iron社 Linux Journal 3面 LCD 3面 LCD Beowulf用 IFの PCI Blades
新興 Blades/Iron社Linux Journal3面 LCD3面 LCDBeowulf用 IFのPCI Blades
電子治療器 why here? Portland Group PFU社 GFSの StorageTek社 Storcase社
電子治療器 why here?Portland GroupPFU社GFSのStorageTek社Storcase社
 
気になる、消えたベンダー
Compaq HPに
Dell しかしマシンはあちこちに
VA Linux & OSDN
Mission Critical Intel内に
LinuxCare
Vita Nuova
Scyld Computing Intel内に
Hancom Linux
Microway
Platform
Mandrake Compaq内にちょっと
Caldera United Linuxとしてなら SUSEに(?)
Pocket Linux
MontaVista Software Intel内に
NetBSD.org
Tandberg Data
Ximian HP, IBM内に
 
 
 
雑感…
 Linuxは死んだとでもニーチェが云ったかの様に、昨年の LWCEは「不況」一色でした。国内ではメジャーディストリビュータの不穏な噂あり、ディストリ自体を辞めるところありィので「ダメなのかな〜」と云う感が強かったのですが…ところがどっこい!今年はかなり盛り返しており何よりでした(不況だから Linux?)。
 
 デスクトップにも Linuxをと熱く語っていたのも今は昔…なのか、個人的には Linux=サーバ用途としての方向が固まってきているのだと感じます。プリンタ関連の対応も始まってきたので、デスクトップ対応が無理だったのではなく時期尚早だっただけだ!と思いたいところです。これを読んでる人の社内でも Excel, Word, IEしか使わない人のシステムをリプレースすればライセンス料はバカにならないと思いますよね?
 
 昨年は HAクラスタがようやく「こんなん出ました」と云う感じでしたが、今年は管理ソフトウェア分野に大手が本腰を入れてきています。また、Oracle RAC等をはじめ、エンタープライズ分野への侵攻(云い過ぎ?)も可能になってきたのが嬉しい限りです。この業界で飯を喰らうには正直システム規模がある程度大きくないとやっていけませんので。そうしてマーケット自体も広がっていくと信じています。
 
 「どこよりも遅い」と云いつつ、国内のメジャー Linuxニュースサイトの全てが LWCEのレポートを一切掲載していない。と云うより、開催している事すらニュースとしてまともに取り上げていないのにはガッカリしました。秋の LWCE Tokyoの Expo部が中止(Conference部分のみ開催)になった今こそ、と思うのですが…
 

May.では、では

 
 最後までお読みくださいまして誠にありがとうございます(印刷すると 14頁弱)。是非、Compaq Linuxサイトに対する感想、ご意見をお寄せください。抽選で 10名様に Compaqグッズ(希望があれば digitalグッズ)を差し上げます。締切りは 9月末で、当選者の発表は発送を以ってかえさせて頂きます。また、頂きました感想・ご意見が多数の場合は後日、匿名で内容を本サイト上で公開させて頂く予定です。

宛先は(プレゼント送付先をご記入下さい)

 
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