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HP Integrity Superdome X 、その正体とは?!

解説

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HPの開発ラボで直接HP Integrity Superdome Xの開発を目の当たりにしてきた日本ヒューレット・パッカードミッションクリティカルエバンジェリストの藤川智博が、その特長を分かりやすく解説いたします。

HP Integrity Superdome Xとは?

インテル® Xeon® プロセッサー E7 v2ファミリーを最大16 基搭載可能なNUMA対応のx86サーバーです。最大構成時はシングルOSでCPU 240コア、メモリ 12TBを駆動可能です。また独自の物理パーティション技術により筐体内部を最大8つのパーティションに分割し、それぞれ別々のOSを動かすこともできます。ハイエンドUNIX サーバー Superdome 2をベースとして開発されたため、商用 UNIX 機並みの信頼性・可用性機能も実装されています。

HP Integrity Superdome X 概要

HP独自開発チップセット XNC2

最大16 のインテル® Xeon® プロセッサーをお互いに接続するのはHPが独自に開発したXNC2と呼ばれるチップセットです。このチップセットが広帯域のクロスバーファブリックを介して相互に接続されることで、比類ない規模のスケーラビリティを達成可能になっています。XNC2チップセットは DL980 G7に搭載されていたXNCチップセットの次世代版です。大容量のタグキャッシュを搭載することによりプロセッサー間でやりとりされるキャッシュコヒーレンシーのトラフィックを大幅に削減し、大規模構成での性能向上に大きく寄与しています。

SPEC CPU 2006ベンチマーク結果によると、HP Integrity Superdome Xは16ソケット構成のサーバーとしてフラグシップのUNIXサーバーさえも凌ぐ第1位の数値をたたき出しています(2014年12月1日時点、SPECint_rate_base_2006/SPECfp_rate_base_2006を比較)。また8ソケット構成時も他社のすべての8ソケットx86サーバーを上回る性能を達成しています。

脅威のスケーラビリティを実現するシステム間接続

UNIX 機に迫る信頼性

HP Integrity Superdome Xは既存のハイエンドUNIXサーバーSuperdome 2の筐体をベースにして開発されており、その多くの信頼性・可用性機能をそのまま継承しています。たとえば End-to-End リトライ機能を備えたクロスバーファブリックや、冗長化されたクロック、ホットスワップ可能な管理モジュール、I/Oスイッチなどです。また先進的な障害管理システムをファームウェア上に実装しており、リアルタイムでの障害解析やそれに対する自動アクション(セルフヒーリング)を行うことができます。

どのようにして最高レベルの可用性を実現したのか?

この AnalysisEngineと呼ばれる障害管理システムではハードウェア障害イベントを一括管理すると同時に各コンポーネントの状態(正常/不良)や障害履歴もトラッキングします。また障害発生時のハードウェア状態を瞬時にキャプチャーし、後々の根本原因解決に活用することもできます(ハードウェアダンプ機能)。

ミッションクリティカル環境を実現するグローバルな開発連携

様々な信頼性を高める機能が実装されているHP Integrity Superdome Xですが、サーバーベンダーだけで対応できる部分には限界があります。HPはx86プラットフォームでのミッションクリティカル環境を整備するためにプロセッサーを開発しているIntelや、Linuxコミュニティ、Red HatやSUSEといったディストリビューターと密接な開発連携を行っています。その成果のひとつとしてSuperdome Xで導入されたのが、 I/Oの深刻なエラーをリカバリするPCIe Live Error Recoveryです。これはインテル® Xeon® プロセッサーと Superdome Xのファームウェア、そして Linux OSとI/O ドライバが高度に連携することにより実現できるエラーリカバリの仕組みです。この機能により今まではサーバーがクラッシュしていたようなエラーが発生した場合でもHP Integrity Superdome Xであればダウンせずにサービスを継続することができます(デモ動画はこちらを参照 )。

HP Integrity Superdome X の I/O エラーリカバリ機能

汎用的でオープンな環境として

HPはHP Integrity Superdome Xのスケーラビリティや信頼性を向上するために Linuxに多くの改善を実施していますが、特別な専用のLinuxを作ることは望んでいません。代わりにそれらの変更はアップストリームのコミュニティに提出され、RHELやSLESといった一般的なディストリビューション形式でユーザーのもとへ配布されます。こうすることにより莫大な数の互換アプリケーションやオープンソースソフトウェアの互換性を損なうことなくSuperdome Xの高い拡張性や信頼性の恩恵を受けることができます。汎用的な OS を Superdome X のハードウェア/ファームウェアと組み合わせることで初めてそのポテンシャルを 100% 引き出すことを可能にする、これが HP の目指すオープンなミッション・クリティカル環境です。

ミッションクリティカル環境を実現するグローバルなパートナーシップ
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