2015 NonStop TBC 開催概要


2015年11月15日(日)〜18日(水)の4日間に渡り、米国サンノゼ フェアモント サンノゼ ホテルにて2015 NonStop Technical Boot Camp(TBC)が開催されました。NonStop TBCはNonStop Serverのユーザー会であるConnectが主催するNonStop Server最大のイベントです。
本年は過去最大規模の開催となり、全世界の30カ国以上・500以上の参加者が集い、HPEのNonStopサーバーの製品開発担当者やNonStop ISV パートナー、さらにNonStopサーバーのユーザー様などによって100以上の有益な技術セッションが実施されました。
日本からも昨年に続きジャパンツアーを企画、総勢19名のお客様にご参加いただきました。 今回残念ながらご参加いただけなかったNonStopユーザーの皆様、またNonStopをご検討中の皆様へ、昨年「HPE Integrity NonStop X」を発表したNonStop Serverの更なる製品戦略や本イベントのハイライトをレポートさせていただきます。

エクゼクティブキーノートセッション


NonStop X元年となった本年ですが、Keynoteセッションでは、Martin Fink (米国HPE本社 Executive Vice President, HPE CTO and HP Lab Director) によりNonStopサーバーの更なる将来を示す戦略が語られ、「新世代NonStopサーバー」を予感させる力強いメッセージが発信されました。
NonStopの更なる製品戦略として、NonStop Hybrid(コードネームYUMA)、そしてその先の戦略としてNonStop Virtualization / NSaaS(NonStop as a service) が発表されました。
LinuxとNonStopのハイブリッドシステム”YUMA”は、InfiniBandネイティブの接続で、NonStop上のアプリケーションとLinux上のアプリケーションの超高速通信(メモリー交換)を実現する新しいソフトウェアです。NonStop XとLinuxがTCP/IPを経由せずInfinibandでユーザスペースが相互接続することで性能が飛躍的に向上します。クレジットカードのトランザクション処理をLinuxと連携して実行すればほとんどリアルタイムで処理が進められるといったユースケースや、NonStopサーバーからのBig Data のフローをYUMAでLinux上のアナリティクス基盤にリアルタイムで連携するユースケースが紹介され、YUMAへの可能性に関心が集まりました。
またYUMAよりさらに将来の構想として、クラウド環境でのフォールトレラントサービスの提供を目指し、Hypervisor上でNonStopを動作させる計画NonStop Virtualization / NSaaSが披露され、今後のNonStopのさらなる進化に期待が高まりました。

 
(左:Randy Meyer)   (右:YUMA アーキテクチャ)

(NonStop 製品戦略)

ブレークアウトセッション


米国HPEのNonStopサーバー製品開発担当者やNonStop ISV パートナー様、さらにNonStopサーバーのユーザー様によって実に4日間で100以上の有益な技術セッションが実施されました。
セッションでは、NonStopサーバー製品に関する最新の技術動向やユーザー様のベストプラクティスなどNonStopサーバーに関する様々な情報が幅広く紹介されました。また本年は日本からも日本電気株式会社 松友様にセッションをご担当いただき、ミッションクリティカルな業務における重要な技術要素についてご教授いただきました。

本年で3回目となるジャパン特別セッションにおいては、ラウンドテーブル・ディスカッションとして、NonStop 製品開発責任者を交えて直接ジャパンツアー参加の皆様よりご意見・ご質問をいただく貴重な場となりました。

パートナーブース(展示コーナー)


45社以上のパートナー・パビリオンがセッションに併設され、各種パッケージソフトウェア、DRソリューション、セキュリティーソリューション、運用ツール、開発ツールなどが広く紹介されました。詳細の製品説明を受け、意見交換をするために広い談話スペースも設けられており、お客様に大変好評でした。