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集結せよ!日本の凄腕テクノロジストたち

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集結せよ!日本の凄腕テクノロジストたち

HP Tech Power Club 2014レポート 基調講演(前編)

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2014年7月2日
2014年7月2日、日本ヒューレット・パッカードが主催する技術者コミュニティ「HP Tech Power Club」の設立が高らかに宣言された。記念イベントとして開催された「HP Tech Power Club 2014」には、日本のIT業界を支える多くのテクノロジスト、アーキテクト、エンジニアが集結した。開会にあたって最初に壇上に立ったのは、日本ヒューレット・パッカード 代表取締役 副社長執行役員 古森茂幹である。
「ヒューレット・パッカードは、シリコンバレーのガレージで生まれて今年で75周年を迎えました。HPはテクノロジーに立脚した会社です。HP Tech Power Club 2014では、特に技術のお仕事に携わっている方に向けた内容を充実させました。今日はまず未来の話、60年続いてきたコンピューターのアーキテクチャーをがらりと変える、まったく新しいテクノロジーをご紹介したいと思います」(古森)

米HPは今年75周年、日本ヒューレット・パッカードは2013年に創立から50周年を迎えた。
「次の75年を見据えて、HPは様々なテクノロジーの開発に取り組んでいます。ぜひHPテクノロジーのファンになっていただき、最新のテクノロジーを活用してビジネスにお役立ていただきたい。そうした思いを込めています」と古森は挨拶した。
日本ヒューレット・パッカード株式会社 代表取締役 副社長執行役員 エンタープライズグループ事業統括 古森茂幹
日本ヒューレット・パッカード株式会社
代表取締役
副社長執行役員
エンタープライズグループ事業統括
古森茂幹

サーバーの新たなイノベーションが求められている

続いて登壇したHPサーバー事業統括本部 事業統括本部長手島は、「HP Tech Power Clubが目指す世界 ワークロードに軸足を置いた新時代のエンジニアへ」と題して講演を行った。最初に手島が指摘したのは「IT環境を取り巻く大きな変化」である。

「クラウド、セキュリティ、モビリティ、ビッグデータに象徴される変化、これからの変化はこれまでよりもはるかに速く、データ量も爆発的な勢いで増大します。こうした変化に従来のテクノロジーで応えられるのだろうか、という問題意識からHPの取り組みは始まっています」

クラウドの進展により、サーバーを持たずにサービスを利用する選択肢も出てきた。サーバー市場をとりまく環境が変わり、プレーヤーの顔ぶれも大きく変わりつつある。IT業界で一般的だった水平協業モデルにも変化が起こっている。
「今こそ、サーバーの新たなイノベーションが求められています」と手島は言う。

歴史を振り返ってみると、メインフレームの時代からオープンクライアントサーバーの時代、ドットコムの時代を経て、様々なスマートデバイスを使うことがあたり前の時代になった。

「大きな変化がありましたが、変わっていないこともあります。それは、サーバーがOLTPやDWHといった“単一のワークロードを最適化することだけに注力してきた”という事実です」と手島は指摘する。
「これからの大きな変化の時代には、多様なワークロードに対してそれぞれに特化・最適化されたテクノロジーが、瞬時にそれを実行することが求められます。HPは4つのワークロードに対して、より柔軟性をもって瞬時に要求に応えるコンピューティング環境を提供していきます」
日本ヒューレット・パッカード株式会社  執行役員 HPサーバー事業統括本部 事業統括本部長 手島主税
日本ヒューレット・パッカード株式会社
執行役員 HPサーバー事業統括本部
事業統括本部長
手島主税

ワークロードに応じたコンピューティング最適化

手島が挙げた4つのワークロードは次の通りだ。

(1)コアビジネスアプリケーション
コストや手間をかけずに運用できる「自動化」に注力していく。すでにHP ProLiant Gen8では自己診断から自動通報、オンサイトサービスまでのプロセスを確立している。

(2)ビッグデータ/HPC/WEB
現在のテクノロジーではスケールアウトには限界がある。HPは「ハイパースケールアウト」で解決する。大量データを並列処理するためには、ノード間の接続スピード、拡張性の確保、高密度実装・省電力が重要になる。

(3)仮想化/クラウド環境
データセンター全体でのインフラ(サーバー/ストレージ/ネットワーク)を最適に管理することが重要。HPはオンプレミスとクラウドの柔軟な連携と全体管理の最適化に注力していく。

(4)ミッションクリティカルシステム
HPは徹底して「無停止」を追求し、長期的なサポートも同時に提供する。また、ビッグデータをリアルタイムに解析するような新しい技術、スケールアップ環境で安全にデータを管理するテクノロジーにも注力していく。
HPが定義する4大ワークロード
HPが定義する4大ワークロード
ワークロードに特化したコンピュートの提供へ
ワークロードに特化したコンピュートの提供へ
「HPは、“ワークロードに最適化されたサーバー製品”を次々と投入していきます。HP ProLiantの次世代製品(Gen9)では、“ゲートウェイ”のワークロードに特化したサーバー製品を計画しています。また、サーバー内に大量のディスクを搭載可能な“ビッグデータ解析”の専用機、ミッションクリティカル領域では“インメモリ処理”で最高のパフォーマンスを発揮するスケールアップ型サーバーなども投入します」
HPは2014年夏以降、順次これらの新製品を販売開始していく計画だ。
「HPにとって、2014年は『サーバーイノベーション元年』という位置づけです。HPが、サーバーのあり方、ITのあり方を再定義します」と手島は強調する。

日本のIT業界を支える技術者コミュニティ

そして、日本ヒューレット・パッカードが主催する技術者コミュニティ「HP Tech Power Club」の設立が宣言された。
「HPは、様々なテクノロジー開発に対して強い熱意を持って取り組んでいます。そのテクノロジーを、どのようにお客様の課題解決に役立てていただき、ビジネスの成果に結びつけるか。それには、今日お集まりいただいたテクノロジスト、アーキテクト、エンジニアの方々の熱意にかかっていると考えています」(手島)
日本から世界に、イノベーションを発信
日本から世界に、イノベーションを発信
日本ヒューレット・パッカード株式会社  執行役員 HPサーバー事業統括本部 事業統括本部長 手島主税
(手島)
「HP Tech Power Club」は資格制度のようなものではなく、HPの技術者と日本の技術者が情報や意見を交換する場として位置づけられる。
「技術者の皆さんからフィードバックをいただき、日本から世界にイノベーションを発信していく場としてご活用いただきたいと思っています。このコミュニティには、HP CTOであるKeith McAuliffeをはじめ、HPサーバー製品の開発に携わる多くの技術者が参加します」(手島)
「HP Tech Power Club」が掲げる目標は2つある。

@日本を代表する優れたアーキテクトの育成

A最新のテクノロジーに精通したエバンジェリストの育成

「そして、優れた実績を残した方を『HP Tech Power Club Fellows』として認定します。フェローは、業界を代表する技術者として活躍の場を広げていただくとともに、HPの年次イベントである『HP Discover』での講演を通じて世界にメッセージを発信し、日本で活躍するアーキテクト/エバンジェリストの実力を広く世界に示していただきたいと思っています」と手島は力を込めた。
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