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技術資料

HP ProLiant サーバ

目次

概要/ はじめに
  HP BladeSystem p-ClassサーバのNIC/HP BladeSystem p-Class エンクロージャ
  HP BladeSystem p-Classインターコネクト/投資の保護と柔軟なインターコネクト
  まとめ/詳細な情報の入手先/お問い合わせ先

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HP BladeSystem p-Class のネットワーク機能概要

HP BladeSystem p-Class サーバの NIC

  HP BladeSystem p-Classサーバには、汎用のHP ProLiant NCシリーズNICが複数と、iLO(内蔵 Lights-Out) 内蔵管理プロセッサ専用 NIC1枚が実装されています。表1は、1台のp-Classサーバブレードに内蔵されているNICのタイプと枚数を示しています。

 
 
表1. HP BladeSystem p-Classサーバブレードに内蔵されている NIC
HP BladeSystem p-Class
サーバ ブレード
汎用
10/100/1000
iLO マネジメント
10/100
合計
BL 20p G3 45 1 5
BL20p G2 3 1 4
BL25p 45 1 5
BL30p 2 1 3
BL35p 2 1 3
BL40p 5 1 6
BL45p 45 1 5

HP ProLiant NC シリーズ NIC は、HP ProLiant ユーザのニーズに合わせて設計、開発、製造されています。HP は、NIC を HP ProLiant サーバに実装したテスト、認定、検証を通じて、更に高い価値を提供しています。NC シリーズ NIC には、次のような特徴があります。

 
  • PXE(Preboot eXecution Environment)機能とWOL(Wake on LAN)機能をサポートします。
  • ネットワークフォルトトレランス(NFT)、トランスミット ロード バランス(TLB)、スイッチアシストロードバランス(SLB)により、高い可用性を発揮するチーミングを実現します。
  • Microsoftオペレーティング システム向けに、チーミング構成GUIを提供します。
  • 速度とデュプレックス通信について、オートネゴシエーションを実行します。
  • HP Systems Insight Managerなど、マネジメントエージェントや高度な機能を持つ管理ツールをサポートします。
  • TCP チェックサムやセグメンテーションオフロードにより、CPUの負荷を軽減して、全体的なシステム応答性能を向上させます(NC7781およびNC7782モデル)。
 
  詳細は、HP ProLiant NCシリーズネットワークアダプタのホームページ
https://www.hpe.com/jp/ja/networking.html
(www.hp.com/servers/networking(英語) ) を参照してください。
 
5 NICを4枚すべて使用するには、拡張バックプレーンコンポーネントを装備する HP BladeSystem p-Classエンクロージャが必要です。それ以外の場合、汎用NICを3枚使用できます。

HP BladeSystem p-Classエンクロージャ

  HP BladeSystem p-Classサーバブレードとネットワークインターコネクトは、6U(10.5 インチ)エンクロージャに収納されます。ブレードをエンクロージャバックプレーンに挿入すると、電源とネットワーク接続が提供されます。

各エンクロージャには、中央にサーバブレードベイが8つ、両端にインターコネクトベイが2つあります(図1)。2つのインターコネクトベイには、パッチ パネルインターコネクト(直接信号を外部出力するパススルー用) またはインターコネクトスイッチ(ネットワークケーブルの統合用)のいずれかを収納します。

また、拡張バックプレーンコンポーネントを装備したエンクロージャも提供されています。拡張バックプレーンを装備したエンクロージャには、次のような利点があります。

 
  • 新しいサーバブレード管理モジュールでは、エンクロージャにインストールされているサーバブレードすべてを1つのiLOポートでサポートするので、ケーブル管理が簡単になります。
  • 新しいサーバ ブレード管理モジュールファームウェアは、静的IPベイ構成機能により、ブレードの iLO IP アドレス指定を自動化します。
  • HP ProLiant BL20p、BL25p、BL30p、BL35p、BL40p、BL45pシリーズのサーバブレードをサポートします。
  • 現在および今後販売されるすべてのHP BladeSystem p-Classパッチパネルオプションとインターコネクトスイッチ オプションをサポートします。
 
  HP ProLiant BL30p、BL35p、BL45pサーバ ブレード、一部のHP ProLiant BL20p および BL25pモデルは、拡張バックプレーン装備のサーバ ブレードエンクロージャにインストールする必要があります。HP BladeSystem p-Class エンクロージャアップグレードキットで、標準エンクロージャを拡張バックプレーン コンポーネント搭載エンクロージャにアップグレードできます。詳細は、『HP BladeSystem p-Class System Overview and Planning』ホワイトペーパー6 に掲載されているサーバ ブレードモデルとブレードエンクロージャ モデルの互換性一覧を参照してください。
6 http://h20000.www2.hp.com/bc/docs/support/SupportManual/c00263417/c00263417.pdf (英語)
 
 
図1.HP BladeSystem p-Class エンクロージャ
図1. HP BladeSystem p-Class エンクロージャ
 

ブレード エンクロージャでのネットワーク信号のルーティング

各サーバベイは、最大6つのイーサネット信号をサポートするので、エンクロージャ1台あたり合計で最大48 のNIC信号をサポートできます。

【p-Class 標準エンクロージャ】
標準サーバブレードエンクロージャには、シグナルバックプレーンが1つ搭載され、これを介してすべてのNIC 信号 (NCシリーズのデータおよびiLO管理) がサーバブレードからインターコネクトベイへルーティングされます。この信号は、相互に完全に分離されています(図2)。イーサネットなどのネットワーク信号は、パッシブ バックプレーン上にあるカテゴリ5eのシグナルトレースを通って、サーバブレードNICからインターコネクトベイへとルーティングされます。ネットワーク接続の冗長化とネットワークの可用性を最大限に高めることを目的に、各サーバから送出されるネットワーク信号の半分は、サーバブレードベイの幅(1ベイまたは4ベイ)や各サーバブレードがサポートするNICの枚数に関係なく、各インターコネクトベイへとルーティングされます。
図2.標準サーバ ブレード エンクロージャでの NIC 信号のルーティング
図2. 標準サーバブレードエンクロージャでのNIC信号のルーティング

【p-Class 拡張エンクロージャ】
拡張バックプレーンを装備したサーバブレードエンクロージャには、バックプレーンが1つ実装され、汎用のNIC シリーズ NIC の信号のみが、サーバブレードからインターコネクトベイにルーティングされます(図 3)。この場合、標準ブレードエンクロージャと同様に、イーサネットなどのネットワーク信号は、パッシブバックプレーン上にあるカテゴリ5eのシグナルトレースを通ります。各サーバブレードのネットワーク信号の半分は、各インターコネクトベイへとルーティングされます。

また、拡張バックプレーンを装備したサーバ ブレード エンクロージャでは、サーバブレードのiLO イーサネット信号は、カテゴリ5eのシグナル トレースを通って、サーバ管理モジュールにルーティングされます(図3)。このサーバ管理モジュールは、拡張サーバブレードエンクロージャの背面に搭載されているホットプラグ対応モジュールであり、すべての物理サーバブレードのiLO接続を、単一のRJ-45コネクタの10/100Tポートに集約して提供しています。
図3.拡張バックプレーン付きサーバ ブレード エンクロージャでのイーサネット信号のルーティング
図3.拡張バックプレーン付きサーバブレードエンクロージャでのイーサネット信号のルーティング

拡張サーバブレードエンクロージャ背面のiLO専用ポートにより、ブレードを管理するための物理的な接続をすべて集束でき、ブレードエンクロージャのケーブル管理が非常に簡単になります。ネットワーク管理VLANに 10/100T iLOポートを1つ追加すると、iLOによりすべてのサーバブレードすべてを管理できます。

表2は、HP BladeSystem p-ClassサーバNICでの信号ルーティングを、サーバブレードエンクロージャのタイプごとにまとめています。

表2. HP BladeSystem p-Classエンクロージャでのイーサネット信号のルーティング 7
標準サーバ ブレード エンクロージャ
HP ProLiant BL20p G3 NC7781×2 NC7781×1、iLO×1 iLO集約ポートなし
HP ProLiant BL20p G2 NC7781×2 NC7781×1、iLO×1 iLO集約ポートなし
HP ProLiant BL25p NC7781×1、NC7782 ポート×1 NC7781×1、iLO×1 iLO集約ポートなし
HP ProLiant BL40p NC7781×3 NC7781×2、iLO×1 iLO集約ポートなし
拡張サーバ ブレード エンクロージャ
HP ProLiant BL20p G3 NC7781×2 NC7781×2 iLO × 1
HP ProLiant BL20p G2 NC7781×2 NC7781×1 iLO × 1
HP ProLiant BL25p NC7781×1、
NC7782 ポート×1
NC7781×1、
NC7782 ポート×1
iLO × 1
HP ProLiant BL30p NC7781×1 NC7781×1 iLO × 1
HP ProLiant BL35p NC7781×1 NC7781×1 iLO × 1
HP ProLiant BL40p NC7781×3 NC7781×2 iLO × 1
HP ProLiant BL45p NC7781×1
NC7782 ポート×1
NC7781×1、
NC7782 ポート×1
iLO × 1
7 モデルとサーバブレー エンクロージャの互換性は、p-Classエンクロージャの互換性一覧
http://www.hp.com/go/bladesystem/enclosure/compatibility (英語) を参照してください。

PXE

HP BladeSystemサーバブレードに搭載されている各 NCシリーズ NICは、PXEをサポートします。PXEを有効にできるのは、各ブレードサーバごとに一度に1枚の NIC に限定されます。各サーバでは、特定のNICがデフォルトの PXE NIC として事前に選択されています。したがって、初期設定では、PXE対応のNICはすべて同じインターコネクトにルーティングされます。HP BladeSystemサーバブレード向けのROMベースのセットアップユーティリティ(RBSU)を使って、PXE対応 NIC を別のインターコネクトにルーティングすると、システムの可用性を向上できます。

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