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技術資料

HP ProLiant サーバ

目次

概要
パワーレギュレータのテクノロジ
  消費電力とシステムパフォーマンス
  パワーレギュレータの一般的な使用方法
  まとめ

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HP ProLiant サーバのパワーレギュレータ

パワーレギュレータのテクノロジ

パワーレギュレータのファームウェアは、ROMに含まれています。シングルサーバ環境では、RBSU(ROM ベースセットアップユーティリティ)、iLO(内蔵Lights-Out)ブラウザ、コマンドラインからすぐにファームウェアを実装できます。マルチ サーバセットアップのサポートは、バッチプロセスを使ったiLOスクリプトインタフェース、Rapid Deployment Pack、HP Systems Insight Managerで提供されます。

パワーレギュレータのテクノロジ
システム管理者は、次の3種類のパワーレギュレータモードを選択できます。

フルパワーモード
パワーセービングモード
ダイナミックパワーセービングモード
   
この3つのモードは、システムの起動時にRBSUを実行して選択することができ、iLOブラウザ、コマンドライン、スクリプトインタフェースを使用すれば、いつでも選択可能です。スクリプトインタフェースを使用すれば、複数のサーバでモードを一度に変更できます。パワーレギュレータモードの設定変更は、システムのリブート後に有効になります。

フルパワーモード

フルパワーモードでは、プロセッサは最も高い P-state (Pmax) で継続的に動作し、オペレーティング システムのパワーマネジメントモードで制御されます。フルパワーモードは、サポート対象サーバのデフォルト設定です。2005年5月以前の製品とiLOのファームウェアv1.70およびv1.75では、HP ProLiant ROM で "Full Power Mode" と表示されます。

パワーセービングモード

パワーセービングモードでは、プロセッサは最も低いP-state(Pmin)で動作します。パワーレギュレータは、低いパワーステートで動作するようにサーバを設定し、外部ポリシーエンジンを使ってサーバグループの電力使用状況や温度状況を管理できるようにします。ポリシーベースのパワーマネジメントは、個々のサーバ単位で自動的に実行されます。2005年5月以前の製品と iLOのファームウェアv1.70およびv1.75では、このモードはHP ProLiant ROM で "Static Power Savings Mode" と表示されます。

ダイナミックパワーセービングモード

ダイナミックパワーセービングモードは、インテルのDBS (デマンド・ベース・スイッチング) と拡張版Intel SpeedStep Technologyの連携や、AMDのPowerNowの概念と類似していますが、これにはHPによる優れた革新技術が加えられています。HP のダイナミックパワーセービングモードでは、パワーレギュレータはHPが開発したアルゴリズムを使って、アプリケーションに関連するプロセッサの動作を監視し、アプリケーション負荷に応じてパフォーマンスレベルを設定することで、プロセッサの消費電力を調整します。

このモードでは、パワーレギュレータは、プロセッサが実行するアプリケーション処理データをすべて収集し、アプリケーション処理時間が占める割合を監視します。この割合が低い場合、アルゴリズムは、P-state を Pmin に設定するように指示します。逆に、この割合が高い場合、アプリケーション負荷が高いことを意味するので、プロセッサはPmax(フルパワーモード)へリアルタイムで切り替えられます。P-stateの監視と調整は、システム内のプロセッサごとに個別に実行されます。このように、パワー レギュレータにより、プロセッサは、プロセッサパフォーマンスを高くする必要がない状態では省電力、高いパフォーマンスが必要な状態ではフルパワーで動作します。ダイナミックパワーセービングモードを有効にしてバックグラウンドで継続的に稼働させるだけで、アプリケーション負荷が大きい場合にはシステムパフォーマンスを維持してアプリケーション負荷が小さい場合には省電力機能を利用できることに、多くのユーザはメリットを感じています。

OSを使った一般的なパワーマネジメントでは、ドライバが定期的に取得するスナップショットサンプルを元に、アプリケーション処理データを収集します。この方法では、OSが「認識していない」間に発生したアプリケーション処理のデータを見逃す可能性があるので、プロセッサ使用率が実際よりも低く報告されることがあります。このようなデータを元にパワーマネジメントを行うと、実際にはアプリケーションが最大限のパフォーマンスを必要としているにも関わらず、低いパワーステートで稼働を続けてしまう危険があります。

HP のダイナミックパワーセービングモードでは、パワーレギュレータのアルゴリズムは、アプリケーションとプロセッサの負荷を継続的に監視するので、ユーザアプリケーションの処理を完全に把握できます。継続的に監視することにより、P-stateを最適な状態で切り替えることができます。ダイナミックパワーセービングモードでは、iLO Advancedが有効であれば、現在のP-stateと平均値が画面表示されます。

注: 一部のプロセッサモデルでは、ダイナミックパワーセービングモードはサポートされていません。サポート対象プロセッサは、パワーレギュレータのWebサイト(英語) を参照してください。

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