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技術資料

HP ProLiant サーバ

目次

はじめに/HP BladeSystemのモジュール式インフラストラクチャの概要
  サーバブレード アーキテクチャ
  ネットワークおよびストレージインターコネクト
  電源インフラストラクチャ/導入管理/将来の開発
  結論/関連情報

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HP BladeSystem テクノロジ


ネットワークおよびストレージインターコネクト

  BL p-Classサーバブレードエンクロージャは、2枚のインターコネクトブレードをサポートします。これらのブレードはサーバブレードエンクロージャの両側に1枚ずつあり、ネットワーク信号およびストレージ信号を外部ネットワークに送ります。各サーバブレードから送出するEthernet信号またはファイバチャネル信号は、左および右のインターコネクトに分割され、冗長性を提供するとともに単一点障害を排除します。1つのインターコネクトに障害が発生した場合でも、各サーバブレードは依然としてアクセス可能なため、LANおよびSANとデータの送受信を行うことができます。

使用可能なインターコネクトは、以下のとおりです。
 
 
  • HP ProLiant BL p-Class RJ-45パッチパネル。ネットワーク信号および管理信号を、合計32個の各RJ-45コネクタを介して直接送ります。
  • HP ProLiant BL p-Class GbEインターコネクトキット。12個の外部Ethernetポートがあり、ネットワーク信号を統合してネットワークケーブルの本数を減らします。
  • Cisco Gigabit Ethernetスイッチモジュール(CGESM)。外部Ethernetポートが2個、内部クロスリンクポートが2個、およびオプションのメディア独立SFPインタフェースモジュール用の追加のスモールフォームファクタ(SFP)ポートが4個あります。
 
  異なるタイプのインターコネクト オプションをラック内で混在させることはできますが、エンクロージャ内で混在させることはできないことを理解しておくことが重要です。エンクロージャ内では、1つのタイプのインターコネクトのみ使用することができます。

インターコネクトオプション(図9参照)は、ブレードエンクロージャの背面に取り付けるオプションのゼロフットプリント インターコネクト モジュールやスモールフォームファクタ プラガブル(SFP)モジュールを使用することによって、柔軟な構成が可能になります。パッチパネルとスイッチは、ホットプラグ対応です。リアマウント インターコネクト モジュールのモジュール式設計によって、ネットワークケーブルを抜き取らなくても、インターコネクトパネルやスイッチをエンクロージャから取り外すことができます。
 
 
図9 Network and storage interconnect components
図9 Network and storage interconnect components
 

RJ-45パッチパネル

RJ-45パッチパネルは、エンクロージャ内のすべてのサーバブレードの各EthernetインタフェースにRJ-45コネクタを提供します。どちらの世代のパッチパネルでも、Ethernet信号は、各パッチパネルに付属の6ポートおよび10ポート インターコネクト モジュールを介して、パッチパネル背面に提供されます。また、RJ-45パッチパネル2は、オプションのファイバチャネル メザニンカードのあるサーバブレードからエンクロージャのシグナルバックプレーンを介して2個のインターコネクトベイに送られるファイバチャネル信号も処理します(図10参照)。Ethernet信号とファイバチャネル信号はどちらもインターコネクトを通りますが、信号は完全に分離されており、信号の整合性は維持されます。ファイバチャネル信号は、オープンスロットのRJ-45パッチパネル2の前面で終端されます。スロットには、LCコネクタ付きSFPファイバチャネルトランシーバ(Gigabitインタフェースコンバータ(GBIC)と呼ばれることもあります)を接続することができます。SFPトランシーバは、電気的信号を光信号に変換します。光信号は、ファイバチャネルケーブルを介してストレージネットワークに転送することができます。
図10 Ethernet Fibre Channel signal routing with RJ-45 Patch Panel 2
図10 Ethernet Fibre Channel signal routing with RJ-45 Patch Panel 2
  ファイバチャネル ソリューションの導入時にケーブル接続を簡素化するために、管理者は、小さなパススルースロットを使用して、ファイバチャネルケーブルをエンクロージャの背面に通すことができます。すべてのネットワーク接続とストレージ接続は、サーバブレードエンクロージャの背面から、すぐに利用できるようになっています。また、パッチパネル2はサーバブレードエンクロージャに少し埋め込まれた状態になっており、ファイバチャネルケーブルを損傷することなく、ラックのドアを簡単に閉じることができます。

ファイバチャネル信号は信号の品質を低下させる可能性のある長い回路基板トレース上を通るため、パッチパネル2にはリタイマデバイスが内蔵されています。リタイマデバイスは、信号の修復と再同期を行い、信号の品質がファイバチャネルの電気特性を確実に満たすようにします。

【インターコネクトスイッチ 】
HP BladeSystemインターコネクトスイッチは、完全にリダンダントなエンタープライズクラスの管理対象Ethernet接続を提供します。これにより、高密度サーバブレードのインストールに必要なネットワークケーブルを大幅に減らすことができます。スイッチの導入は簡単です。すべての外部ネットワークケーブルは、リアマウントのゼロフットプリント インターコネクトモジュールに接続します。スイッチ自体は、ネットワークケーブルを抜き取らなくても、ラック前面から取り外して取り付け直すことができます。

図11に示すように、8枚のサーバブレードからの信号は2台のスイッチに分離され、冗長性を確保します。また、各スイッチには、リダンダント冷却ファンもあり、p-Classリダンダント電源サブシステムから電力の供給を受けています。さらに、スイッチ間のリダンダント トラフィックリンクを提供するために、2台のインターコネクトスイッチが1組のEthernetクロスリンクを介して接続されています。
 
図11 ProLiant BL p-Class Interconnect Switch diagram
図11 HP ProLiant BL p-Class Interconnect Switch diagram
  各インターコネクトスイッチには、6個の外部Ethernetポートがあります(サーバブレードエンクロージャあたり合計12個)。各スイッチには、ホットプラグ対応インターコネクトモジュールの背面に2組のリダンダントポート(「アップリンク」)と、フロントパネルに1組のリダンダントポートがあります(図12)。リアポートは、使用しているインターコネクトモジュールのタイプによって、ファイバベースの1000SX LC接続または銅線ベースの10/100/1000T RJ-45接続のいずれかとして利用することができます。ネットワークへのデータ接続、ローカルおよびリモートスイッチ管理、iLO管理、PXEブート、または追加のスイッチ間クロス接続のために、エンクロージャの1個から12個すべてのポートを必要に応じて使用することができます。
 
図12  Ethernet ports on the GbE Interconnect
図12  Ethernet ports on the GbE Interconnect
  リダンダントEthernetクロスリンクを使用すると、管理者は、必要に応じて、1個のアップリンクポートを使用してサーバブレードエンクロージャあたり最大32の信号を集束させることができます。2台のインターコネクトスイッチを1台のエンクロージャで使用することによって、アップリンクの冗長性を確保し、トラフィックの混雑したシステム上のボトルネックを回避することができます。

インターコネクトスイッチ キットは、あらゆる組み合わせで任意のHP ProLiant BL p-Classサーバとともに使用することができます。エンクロージャあたりのネットワークケーブルの合計の集束数は、取り付けられているHP ProLiantサーバブレードのタイプによって次のように異なります。
  • BL20p G3/25p/30p/35p: ケーブルの最大集束数は32から1
  • BL40p: ケーブルの最大集束数は10から1
  • BL45p: ケーブルの最大集束数は16から1
  インターコネクトスイッチキットは、一連のエンタープライズクラスのネットワーク機能をすべてサポートしています。さらに、ブラウザとスクリプト可能なコマンド行管理インタフェースの選択、タグ付き仮想LAN(VLAN)機能、ポートトランキング、スパニングツリープロトコル、ポートミラーリング、TFTPサポート、Telnet、簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)、およびその他多くの業界標準スイッチングテクノロジを提供してます。管理者はインターコネクトスイッチを設定して、HP Systems Insight ManagerやHP OpenViewなどのSNMPベースの管理ツールからリモートで監視することができます。

GbEインターコネクトスイッチ
第1世代のGbEインターコネクトスイッチは、100Mbpsネットワークアダプタ帯域幅およびレイヤ2スイッチング機能を必要とするアプリケーション用に設計されています。GbEインターコネクトスイッチは、最大100MbpsのNIC速度をサポートするGigabitアップリンクポートとダウンリンクポートを備えたFast Ethernetスイッチです。GbEインターコネクトスイッチをGigabit対応サーバブレードとともに使用する場合、GbEインターコネクトスイッチのダウンリンクポートが、ネットワークアダプタ速度に対してオートネゴシエーションを行い100Mbpsにします。サーバからネットワークへのGigabit Ethernet速度を希望する場合は、GbE2インターコネクトスイッチまたはパッチパネルオプションを使用する必要があります。

GbE2インターコネクトスイッチ
GbE2インターコネクトスイッチは、第1世代のスイッチと同じ基本アーキテクチャです。このスイッチは、完全にホットプラグ対応で、既存および将来のBL p-Classサーバブレードのあらゆる組み合わせをサポートします。最大1000Mbps Gigabit Ethernet NIC集束、BL20p G3ファイバチャネル パススルー、または利用可能になったときのレイヤ3〜7スイッチングおよび10 Gigabit Ethernet (10GbE)機能へのアップグレード機能を必要とするアプリケーション向けです。GbE2スイッチキットは、Gigabit機能を必要とするお客様に、すべてのスイッチポート(リダンダントEthernetクロスリンクポート、ダウンリンクポート、および12個の外部ポート)に完全なギガビット速度を提供します。

オプションのGbE2インターコネクトスイッチ用ユーザ取り付け式メザニンカードは、BL20p G2からのファイバチャネル信号を、スイッチシャーシを介して送ることを可能にします。トレースを介して送られるファイバチャネル信号は、Ethernet回路から電気的に隔離されており、ファイバチャネル仕様の電気的要件のすべてを確実に満たすため、ファイバチャネル信号を再同期するリタイマデバイスを通して送信されます。ファイバチャネル信号は、GbE2インターコネクトスイッチの背面から送られます。

GbE2インターコネクトスイッチは、複数世代のネットワーク ハードウェアとサーバ ハードウェアに対応しています。帯域幅に負荷をかける将来のアプリケーションをサポートするために、GbE2インターコネクトスイッチにはマルチポート10ギガビット ファブリックが備わっています。10ギガビットファブリックは、10GbEアップリンクおよびレイヤ3〜7スイッチング用の将来のオプションをサポートする予定です。10GbEオプションは、ユーザが取り付け可能な10GbEメザニンカードと各スイッチ背面の既存のインターコネクトモジュールを置き換える10GbEインターコネクトモジュールから構成されます。レイヤ3〜7オプションは、ユーザが取り付け可能なレイヤ3〜7メザニンカードとファームウェア アップグレードから構成されます。今後発売されるGbE2スイッチ用のこれらのオプションを使用すると、管理者は、1つのスイッチ内で、アップリンク帯域幅とスイッチングレイヤを独立して選択することができるようになります。

各スイッチでサポートされている各機能の詳細は、HP ProLiant BL p-Class GbEのWebサイトとHP ProLiant BL p-Class GbE2のWebサイトを参照してください。13

Brocade 4Gb FC SANスイッチオプション
Brocade 4Gb SANスイッチは、HPとBrocade社が共同開発したオプションのインターコネクトモジュールです。このスイッチは、高性能サーバとSANとのファイバチャネル接続を提供します。Brocade 4Gb SANスイッチは、ファイバチャネルオプションがインストールされたHP GbE2インターコネクトスイッチと連動するように設計されており、ラックスペースの有効活用と配備時間の短縮によって、インストールおよび管理コストを削減することができます。

Brocade 4Gb SANスイッチの主要な特長と機能は、以下のとおりです。
  • SFPとケ―ブルのコストまたは必要性を低減
  • 業界最先端のすべてのSAN環境との相互運用が可能
  • 4個の4Gbノンブロッキングパフォーマンスの専用のSAN向けSFPポートにより、ネットワークファブリックへの16Gbトランキングを実現
  • Brocadeソフトウェアツール。ファブリックのトラフィックを監視して潜在的な問題に事前に対処
  Brocade 4Gb SANスイッチは、エンクロージャ内のファイバチャネル機能をもつサーバブレードへのファイバチャネル接続を提供します。各SFPポートは、ポートに接続されたすべてのデバイスが共通して備えている最も速い速度に対してオートネゴシエーションを行い、ファブリックポート(F_Port)、ファブリック ループ ポート(FL_Port)、または拡張ポート(E_Port)に自己設定します。2つの短波長(150m) SFPトランシーバが各スイッチに付属しています。10kmおよび35km長波長SFPトランシーバはオプションです。冗長化のために、Brocade 4Gb SANスイッチモジュールをペアで(インターコネクトスイッチごとに1つ)取り付けることができます。

13 GbEのWebサイトは、http://h18004.www1.hp.com/products/servers/proliant-bl/p-Class/20p/bl-p-interconnect-switch.html (英語)でご覧いただけます。 GbE2のWebサイトは、
http://h18004.www1.hp.com/products/servers/proliant-bl/p-Class/20p/bl-p-interconnect-switch.html (英語)でご覧いただけます。

Cisco Gigabit Ethernetスイッチモジュール

Cisco Gigabit Ethernetスイッチモジュール(CGESM)は、CiscoWorksソフトウェアと完全な互換性があり、広範なネットワーク管理とセキュリティ機能を提供します。CGESMの主要な特徴は、以下のとおりです。
  • サーバNIC接続用のダウンリンクポート16個
  • 6個のアップリンクポート(前面からアクセス可能なRJ-45ポート2個、メディア独立SFPポート4個)
  • デュアルモジュール(リダンダント)処理用の2つの内部クロスコネクト
  • すべてのポートでワイヤスピード(ギガビット)処理
  • 輻輳を回避してネットワークトラフィックを確実に正しく分類し優先付ける、優れたマルチレイヤQoS機能
  • Cisco Business Ready Dataネットワークと完全な互換性をもち、スイッチクラスタリングを含むCisco独自のインターコネクトテクノロジを利用可能
  • ネットワーク間のアプリケーションデータを保護するための豊富なツールセット
  4個のSFPポートには、オプションの銅線用SFPモジュール(10/100/1000T/TX RJ-45 SFPモジュール)またはアップリンク用ファイバチャネル(1000BASE SXファイバSFPモジュール)を接続することができます。

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