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技術資料

HP ProLiant サーバ

目次

概要 / はじめに
  一貫したアーキテクチャ
  Opteron™ 命名規則 / Opteron™ のリビジョン
  デュアルコアテクノロジー
  Opteron™ プロセッサとHP ProLiantサーバ / 今後の改良
  結論 / ご意見をお寄せください

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HP ProLiantサーバのAMDプロセッサロードマップ

デュアルコアテクノロジー

 
2005年、AMD社はOpteron™ プロセッサにデュアルコアテクノロジを導入しました。デュアルコアプロセッサとは、1つのダイ上に2つの完全なプロセッサコアを搭載した、単一の物理パッケージです。デュアルコアテクノロジはこれまでのある期間、AMD社およびIntel社の両方で討議されてきました。パフォーマンスへの取り組みとしてこれまで最も一般的であった解決策は、プロセッサのコア周波数やキャッシュサイズを増加させることでした。コア周波数を増加させることは、電力の制約やタイミングの問題により、徐々に難しくなっています。キャッシュサイズを増加すると、電力の問題やダイのコストも増加します。

デュアルコアテクノロジでは、計算スレッドを2つのコアに分散できるため、複数のスレッドによる同一リソースへの競合が減少します。このため、マルチスレッド化されたアプリケーションでは、より高度なパフォーマンスが実現します。1つのダイ上に2つのプロセッサコアがあるので、パフォーマンスが向上し、同時にシングルコアプロセッサと同等の電力予算を維持できます。また、90 nmの製造技術の出現により、低コストで1つのプロセッサダイ上に2つのコアを製造できるようになりました。

AMD社は、「AMD64プロセッサのアーキテクチャは、シングルプロセッサ上でのマルチコアを提供するために根本から設計されたものである」4 としています。Opteron™ プロセッサが本質的に通信と実行の2つの部分に分割されており、クロスバースイッチとシステムの要求キューによりこの2つの部分がリンクされているという事実がこれを証明しています。通信はメモリコントローラとHyperTransport™ リンクによって処理されています。これはシングルコアシステムと変わっていません(図3)。
図3. シングルコア、デュアルコアのOpteron™ ダイの構造
シングルコア、デュアルコアのOpteronダイの構造
2つの実行コアには、プロセッサコア自体、64KB L1データキャッシュと命令キャッシュ、および1M L2キャッシュが含まれています。システムリクエストキューは、メモリアクセスおよびI/Oアクセスのためのクロスバースイッチへのプロセッサ要求を管理し、優先順位を付けます。クロスバースイッチは、両プロセッサコアを直接I/Oインタフェースおよびメモリインタフェースに接続します。クロスバースイッチのアーキテクチャにより、Opteron™ は基本的な設計を変更しなくてもシングルコアプロセッサからデュアルコアプロセッサに容易に移行することができます。

デュアルコアのOpteron™ プロセッサは、シングルコアプロセッサが使用する940ソケットでも使用できます。これによりHPはシングルコアプラットフォームからデュアルコアプラットフォームへの簡単なアップグレードパスを提供できるのです。

お客様がデュアルコアプロセッサを使用する場合、ソフトウェアライセンスの変更の可能性を考慮する必要があります。本文書の作成時点では、Microsoft社5などの主要なOSベンダーはデュアルコアプロセッサを2つの個別のプロセッサとしてではなくシングルプロセッサへのパフォーマンス強化として扱っています。OSベンダーおよびアプリケーションベンダーに確認して、個々のライセンス要件を判断する必要があります。
 

  4 AMD社のマルチコアのホワイトペーパーはhttp://multicore.amd.com/WhitePapers/
Multi-Core_Processors_WhitePaper.pdf
(英語)で入手可能。
  5 Microsoft社の2004年10月19日付プレスリリースによれば「現在プロセッサ単位でライセンスされているソフトウェアについては、ハードウェア的にデュアルコアやマルチコアコアを含むプロセッサを使用する場合でも、コア単位ではなく、今後ともプロセッサ単位でライセンスする」としている。このプレスリリースは
www.microsoft.com/presspass/press/2004/oct04/10-19multicorelicensingpr.mspx(英語)で入手可能。

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