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技術資料

HP ProLiant サーバ

目次

概要 / はじめに /
設備計画
  電源についての基本考慮事項
    サーバ電源の問題
    電力の供給
  一般的なコンポーネント
  電源プランニング
  結論 / 関連情報 / 実施要領

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データセンターの効率的な電力供給 ベストプラクティス


一般的なコンポーネント

 
データセンターの電気設備がより改善されることによって、コンピュータハードウェアに十分な電力を一貫して供給することが保証され、電気系統のすべてのポイントで故障の発生するリスクが軽減されます。十分な電力は、次のコンポーネントを組み合わせることで一貫して供給できます。
・ ラック
・ パワーディストリビューションユニット
・ サーキットブレーカ
 

【ラック】

ラックの高さの範囲は70〜87インチ(1.8〜2.2メートル)で、8Uサーバ6台から1Uサーバ42台までを収容できます。ただし、ストレージまたはUPSは含まれません。デュアルプロセッサ(2P)サーバとストレージを搭載した一般的な42Uキャビネットには、12 kW以上の電力が必要です。IA64サーバと大容量ドライブになると、ラック当たりの消費電力は15 kW以上に増大します。
装置ラックに十分な電力を一貫して提供することは、困難な作業になる可能性があります。たとえば、装置をフル装備したラックへのケーブル配線は面倒です。HPは、ラックに収容されたサーバの電源供給に伴う多くの課題を緩和するのに役立つ、ラックおよびラックオプションを開発しました。たとえば、現在、多くのラックには予備のケーブル用スペースと0Uパワーディストリビューションユニットのような0Uマウント製品のスペースが用意されています。


【パワーディストリビューションユニット】

従来のデータセンターでは、変圧器からサーキットブレーカを内蔵するサブパネルに向けて電流が流れます。各サーキットブレーカからの配線によって各コンセントに電力が供給され、そこから装置に接続します。設置された装置に十分な電力が供給される限り、このようなシステムで要件を満たします。しかし、大容量化または三相電源に対応してコンセント、ケーブル、およびブレーカのアップグレードが必要な場合、その処理には多くのコストと時間がかかります。したがって、HPは多数のサーバユニットによってAC電源バスに深刻な負荷要求がかかる可能性がある場合には、設置の際にPDUを使用することをお勧めします。

HPのモジュラーPDUによって、コンセント、ワイヤ、ブレーカが各装置ラックの便利な場所に統合されます。HPモジュラーPDUの動作電流は16 A〜40 A、またコンセントを32個まで装備できます。HPはさらに、冗長化電源システムを使用したミッションクリティカルな環境向けに、一次入力電源に障害が発生した場合に二次電源に自動的に切り替わるフォールトトレラントなデュアル入力PDUを提供しています。

どのラックにも多数のコンポーネントが収納されている場合、ケーブル管理がますます重要になります。HPモジュラーPDUは、卓越したケーブル管理ソリューションを提供します。PDUは、次の2つの構成部分に分かれています。

コントロールユニットは電源バス(またはUPS)に接続し、大容量化導体をラックに移動し、それをブレーカ全体で分割します。コントロールユニットは、4つのC19タイプのエクステンションバー出力に対応する15 Aのサーキットブレーカを内蔵しています。このブレーカは低電圧モデルおよび高電圧モデルに対応しています。
エクステンションバーで、アクセスしやすいようにラックの背面にコンセントを移動します。モジュラーPDUには、さまざまな配電要求に対応して3つのタイプのエクステンションバーが付属しています。エクステンションバーには、シングルバーとダブルバーの両方のマウンティングブラケットが添付され、垂直ラックへの取り付けに対応しています。
図6.2個マウントされたエクステンションバー
図6.2個マウントされたエクステンションバー

背面にエクステンションバーを装備することで、短い電源ケーブルが使用できます。ほとんどのHPサーバには244または366cm (8または12フィート)の電源コードが付属していますが、これは、あらゆるお客様がHPモジュラーPDUを購入するとは限らないためです。このようなお客様向けに、ケーブルオプションとして、サーバからPDUに接続する122cm (4フィート)のIEC-to-IECジャンパコードを提供しています。4フィートケーブルはケーブルマネジメントアームからPDUの背面にプラグを差し込むのに十分な長さになっているので、余分なケーブルを束ねる必要がありません。また、レールから固定位置にあるサーバを抜き取ることができます。

現在のほとんどのHPサーバでは、冗長電源が2台ともサーバの右側に配置されます。その結果、すべての配電はラックの右側で得る必要があります。HPは、キャビネットの右側に2本のエクステンションバーを装着できる新しいマウンティングブラケットを開発しました。これにより、キャビネット内の垂直レールをより有効に利用できます。旧来のブラケットでは4つのシングルエクステンションバーが4つ装着できたのに対し、新しいブラケットを使用すると、片側(図6)にダブルエクステンションバーが5つ装着できます。これで、合計80個のコンセントが提供され、40台のProLiant DL360 G3サーバをラックに収納するために必要な装備になります。

コントロールユニットは、0Uまたは1U構成のラックマウントが可能です。サーバおよびその他のアクティブコンポーネント用に最大限の垂直スペースを必要とする高密度設置には 0Uマウント構成(図7)をお勧めします。0U構成は、アクセスしやすさを必要とする装置の垂直ラックスペースを節約し、電源接続に容易にアクセスできます。

すべてのコンポーネントに対して、オペレータまたは保守作業のためのアクセスが重要な設置には、1U構成(図8)をお勧めします。1U構成によって、すべてのスイッチとサーキットブレーカに容易にアクセスできます。また、回路ステータスLED表示が見やすく、サービス交換またはアップグレードが簡単に行えます。

図7.0U構成のモジュラーPDU 図8.1U構成のモジュラーPDU
0U構成のモジュラーPDU 1U構成のモジュラーPDU

【サーキットブレーカ】

サーキットブレーカは、回路に取り付けられている他のデバイスを保護することが必要な場合、たとえばパワーサージの場合に、パスに割り込むデバイスのことです。HPは公称定格電流が少なくとも32 Aのサーキットブレーカを使用することをお勧めします。


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