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技術資料

HP ProLiant サーバ

目次

概要
  はじめに
  クラスタ通信パスの構成
  ProLiantネットワーク チーミングのインストールと設定
  まとめ / 詳細情報 / フィードバック

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ベスト プラクティス チェックリスト - Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition高可用性サーバ クラスタのネットワーク フォールト トレランスの向上


クラスタ通信パスの構成

 
以下の各図では、クラスタ通信パスのさまざまな構成例を示します。ここでは、サポートされる最小構成からno single point of failure(単一機器の障害がシステム全体の障害とならない)構成まで、レベルの異なるいくつかの構成について説明します。
 

サポートされる最小構成


図2では、シングルポートNICをパブリックおよびクラスタ間(プライベート)ネットワーク接続用に使用する基本的なクラスタ構成を示します。この構成では、冗長化は行われません。

 
図2:クロスオーバ ケーブルを使用したインターコネクト

図2:クロスオーバ ケーブルを使用したインターコネクト

リダンダントNIC構成


Ethernetポートが1つだけの標準のProLiant NICをデュアルポートProLiant Ethernet NICと交換することができます。図3では、クラスタ間のハートビートがシングルポートNICからデュアルポートNICの一方のポートに移されています。また、デュアルポートNICのもう一方の空きポートと、シングルポートNICを使用して、NICチーミング リダンダント ペアが構成されています。このリダンダント ペアは、クラスタ-LAN間接続およびクラスタ間ハートビートの両方で使用されます。クラスタ-LAN間接続を専用クライアント ネットワークおよびインターコネクトの両方で使用するように設定することにより、クラスタ間通信用のバックアップ パスが提供されます。この方法では、クラスタ-LAN間接続とクラスタ間接続の両方を冗長化できます。リダンダントProLiant NICをクライアント ネットワーク用に使用する場合も、通信はNICの障害に対して保護されます。このように、どちらの場合も、クラスタ通信はNICに障害が発生しても中断することなく稼動します。

 
注: デュアルポートNICの2つのポートにまたがってNICチーミング リダンダント ペアを構成しないでください。このような構成すると、NIC全体に障害が発生した場合に、ポートが冗長化されません。
 
図3:リダンダントNIC構成

図3:リダンダントNIC構成

no SPoF構成


図4では、single point of failureがすべて取り除かれています。この構成では、ネットワーク ハブがsingle point of failureにならないように、NIC 2とNIC 3が別のネットワーク ハブに接続されています。

 
図4:no single point of failure

図4:no single point of failure

ベスト プラクティス


Microsoft Cluster Serviceの設定を開始する前に、まず、Microsoftクラスタ アドミニストレータのガイドを読んでおくことを強くおすすめします。また、Microsoft Cluster Serviceに付属するREADMEファイルを参照し、Microsoft社のWebサイト http://support.microsoft.com/japan/ にアクセスして、構成に関する既知の問題や特別な状況を確認しておく必要があります。

リダンダントNICチームを構成する場合、使用するMicrosoftオペレーティング システムのバージョンを確認しておくことが重要です。Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Editionでは、Cluster Serviceの一部として、NICモニタリング リソースが提供されます。これは、クラスタ-LAN間通信に使用するNICに障害が発生した場合、Cluster Serviceがその障害を認識して、アプリケーションとサービスを別のノードにフェールオーバすることを意味します。Microsoft Windows Server 2003は、NICのモニタリング機能を提供しますが、フェールオーバの実行中、クライアント サービスは中断します。可用性を最大限に高めるために、リダンダントNICチームの使用をおすすめします。


推奨事項


  • 可能であれば、セカンダリ クラスタ間通信パスを構築します。
  • パブリック ネットワークでアダプタ チーミングを使用して、最大限のフェールオーバによる保護を実現します。
  • クラスタ間通信パス用に、アダプタを可能な最高速度に設定します。
  • プライベート インターコネクトについては、クロスオーバ ケーブルを使用する場合は、デュプレックス モードをハーフ デュプレックスに設定します。
  • [内部クラスタ通信のみ]に設定されたネットワーク アダプタ(このアダプタは、ハートビート ネットワーク アダプタ、プライベート ネットワーク アダプタとも呼ばれます)から不要なネットワーク トラフィックをすべて取り除きます。
  • プライベート インターコネクトのNetBIOSを無効にします。
  • クラスタ通信の優先順位を正しく設定します(インターコネクトを優先する)。
  • アダプタのバインド順を正しく設定します(クラスタ-LANを優先する)。

避けるべき事項


  • サーバ クラスタのクラスタ間通信パスで、アダプタ チーミングを使用できません。
  • クラスタ間通信パスについては、ネットワーク アダプタの速度/全二重設定では「Auto/Auto」ではなく固定速度を設定します。
  • クラスタ-LAN間通信パスでNICチーミングを設定して静的IPアドレスを使用する場合は、個々のNICに静的IPアドレスを設定できません。静的IPアドレスは、NICチームに対して割り当てます。
  • ネットワーク アダプタ チーミングのロード バランシングは使用できません。
注: Microsoft社は、「クラスタでネットワーク チーミングを使用することは推奨しません。ただし、メーカー固有のネットワーク アダプタ チーミング ソフトウェアを使用する場合は、そのソフトウェアはクラスタに対してシームレスでなければならず、パブリック ネットワーク上にのみ存在する必要があります」および「パブリック ネットワーク(クライアント ネットワーク)でのチーミングの使用は可能です。ただし、問題がチーミングに関連すると思われる場合、Microsoftの製品サポート サービスは、チーミングを無効にすることを求めます」と説明しています。詳しくは、Microsoft Knowledge BaseのArticle 25926、254101、258750、および278431を参照してください。

構成についての一般的な注意事項


  • チームに組み込むNICは、同じIPネットワーク上になければなりません。
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