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技術資料

HP ProLiant サーバ

目次

概要 / はじめに
  HP BladeSystem製品を使用した仮想化
    既存のスケールイン仮想化ソリューション
    今後のスケールイン仮想化ソリューション
    仮想化の境界および留意事項
  推奨事項 / 成功事例
  結論 / 関連情報

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HP BladeSystemの仮想化


HP BladeSystem製品を使用した仮想化

 
システム管理者は、ブレードサーバに対しても古いシステムに使用したのと同じ拡張戦略を適用しようと考えるかもしれません。 ブレードシステムの拡張要件は、別のブレードサーバを別のエンクロージャに取り付けて構成するだけで対処できます。 この戦略は目先の要件を緩和できますが、結局は前述した低密度システムと同じような以下の課題を招くことになりかねません。
  • ハードウェアインベントリの増加
  • CPU使用率の低下
  • 管理コストの増大
HP BladeSystemソリューションを使用したインフラストラクチャでは、フェイルオーバー用サーバを速やかに配置できます。 HP ProLiant Essentials Rapid Deployment PackおよびLights-Out技術を使用すれば、管理者は 配置、パッチ、フェイルオーバー/復旧の実行、およびブレードサーバシステムの動的なスケーリングがリモートコンソールから実行でき、しかも数時間でなく数分で完了します。 仮想化によって、これらのタスクの範囲を統合することが可能で、 自動プロビジョニングなどによる管理の可能性も提供します。

1つ以上の仮想化ソリューションを一度に利用することもできます。 ハードウェア使用率の最大化とパフォーマンス目標の達成を実現するため、スケールインおよびスケールアウトの方法を1つのエンタープライズシステム内で使用できます。
 

既存のスケールイン仮想化ソリューション

VMware® ESX/GSX Serverは、2004年11月時点で利用できるスケールイン仮想化ツールです。

【VMware ESX/GSX Server】

HPはVMwareソフトウェアの製造元であるVMwareと提携しています。 VMware ESXおよびGSXソフトウェアは、単一サーバを複数の仮想マシンとして機能させることができる仮想化ツールで、操作実行時とフェイルオーバーの緊急時の両方について、必要なハードウェアを大幅に削減します。 仮想化では、自動化とコンソリデーションの利点を提供してITサポートコストを 低減することにより、システム管理に関するIT課題に対処します。

VMwareソフトウェアは、ホストオペレーティングシステムと、それぞれが仮想マシン(VM)として動作する1つ以上のパーティションとの間で、仮想ハードウェア階層として機能します。 図3の例では、VMware GSX Serverを使用してブレードサーバのハードディスクドライブを3つの仮想マシンに分割し、それぞれ独立したサーバとして機能させています。

図3. VMware GSX Serverを使用したホストブレードサーバのイメージ図
VMware GSX Serverを使用したホストブレードサーバのイメージ図

ホストサーバのインストール中、VMwareソフトウェアは仮想的な階層を作成しますが、この階層がホストサーバの実際のハードウェアリソース(CPU、メモリ、ネットワーク入出力(I/O)、およびハードディスク)の割り当てを行い、仮想マシンのゲストオペレーティングシステムがリソースを利用できるようにします。 仮想マシンのOSから「見える」のは、仮想マシンと実際のハードウェアリソースとの間のすべてのトランザクションを扱う仮想的な階層のみです。 その結果、仮想マシンのOS(WindowsまたはLinuxなど)が、ホストオペレーティングシステムの持つデバイス互換性を継承します。

仮想マシンにVMwareを使用すると、以下の利点がすぐに得られます。

  • ハードウェアの独立性 - 仮想マシンはデバイスの互換性の制約を受けないため、デバイスドライバにほとんど影響することなく、古いアプリケーション/オペレーティングシステムを使用できます。
  • 仮想環境の非依存性 - 仮想マシンはそれ自身のアプリケーション、OS、およびファイルを保持し、他の仮想マシンとの相互作用はありません。 ある仮想マシンの問題は、同じホストに存在する別の仮想マシンに影響しません。
  • カプセル化 - 仮想マシンの状態(使用メモリ、ディスクイメージ、I/O要件)は、構成ファイルに保存でき、容易に移動できます。
仮想マシンを作成すると、スタンドアロンシステムと同様に独立して隔離された状態になりますが、スタンドアロンシステムよりも高い移動可能性を備えています。 仮想マシンのカプセル化によって、必要に応じてサポートを維持するために、VMware VirtualCenterなどの管理ツールを使って仮想マシンを他のホストに速やかに再配置できます。 図4では、仮想マシン(VM 3)が1つのブレードサーバから別のブレードサーバへ再配置されています。
図4. 仮想マシンの再配置(VMware GSX Server環境)
仮想マシンの再配置(VMware GSX Server環境)
仮想マシンの再配置は、VMware VirtualCenterまたはHP ProLiant Essentials Rapid Deployment Pack (RDP)で処理でき、管理コンソールから手動で行うか、またはニーズの増加や緊急の障害状況に応じて自動で実行できます。 仮想マシンの再配置は速やかに行われますが、これはVMwareの仮想的な階層によってハードウェアの互換性の問題がなくなるためです。

ホストサーバ全体の再配置(ホストOS、VMware、および仮想マシンのイメージを含む)も実行できます。 ブレードサーバをすばやく簡単に再プロビジョニングできる能力は、単一ユニットのシステムに比べた場合の優位な点となっています。

VMware ESX ServerソフトウェアはVMware GSX Serverに比べ、その機能性はさらに堅牢です。 VMware ESX Serverは高度なハードウェアリソースの制御が可能な組み込みOSが特徴で、パフォーマンスがより優れています。 VMware ESXサーバには、以下の主要な特徴があります。
  • 動的なリソースの割り当て
  • 異なるホスト間でのクラスタリングサポート
  • VMware VirtualCenterの完全サポート
VMware GSX ServerとVMware ESX Serverの製品は、HPおよびVmwareの両方によってサポートされています。

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