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技術資料

HP ProLiant サーバ

目次

エグゼクティブ・サマリー
  概要
  ソリューションの設計
  パフォーマンスの要素
  パフォーマンス結果
  テスト対象となったシステム構成とディスクのレイアウト
  結論

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パフォーマンス・ホワイトペーパー


テスト対象となったシステム構成とディスクのレイアウト

 
このセクションでは、ミディアムサーバファームおよびラージサーバファームに関して、次の事項を説明します。
 

  • テストされたシステム構成と推奨するシステム構成
  • 推奨するRAIDレベル
  • テストされた構成において、全てのサーバに対して推奨するハードディスクのレイアウト

以降、テストされたHP ProLiantサーバの詳細と、ソリューション構成において各サーバが持つ特定の役割に対し最も適切なものとして推奨されるHP ProLiantサーバの詳細について説明します。それぞれの全体的な特性および選択の根拠の概要を以下に記し、次のセクションで詳細を説明します。

  • 全てのフロントエンドおよび専用Microsoft Windows SharePoint Services (WSS)サーバは、2GBのメインメモリおよび4つの内部ディスクドライブで構成されるHP ProLiant DL380 G3 2-CPUシステムです。ミディアムファームで使用されたフロントエンドの検索サーバには6つの内部ディスクが備わっており、検索カタログのストレージが可能です。これらは費用対効果の高いシステムであり、スケールアウトの機能が必要となる配備に最適合です。1-CPUおよび2-CPUの両方のテストで、能力の比率は1.88:1となりました(すなわち、2つのCPUは1つのCPUの1.88倍の能力を発揮します)。これは非常に効率的な値です。その利点を確認するためHyper-Threadingが有効な場合と無効な場合の両方についてテストを実施しました。Hyper-Threadingが有効である場合、どの程度まで能力が増強されるかについては、約80%増という結果が出ました。テストシステム(HP ProLiant DL380 G3サーバ)は、Hyper-Threadingの効率を向上させる400MHzのフロントサイドバスを使用します。
  • 検索およびインデックスサーバは、2GBのメインメモリ、および6つの内部ディスクドライブで構成されるHP ProLiant DL380 G3 2-CPUシステムです。このうちの4つは、検索カタログおよび関連ファイルを含む単一のRAID-5セットとして使用され、重要なI/Oパフォーマンスを最適化しました。能力の増強がスケールアウト(サーバの追加)によって達成される傾向があるため、このシステムは最適な選択です。
  • Microsoft SQL Server 2000が動作するサーバと、それに付属するクラスタ対応のディスクサブシステムには、ファームの構成方法によって、2つのタイプがあります。
    • ミディアムファームは、アクティブ/パッシブクラスタでHP ProLiant DL380 G3 2-CPU (2.8GHz)システムを使用しました。これらはSCSI接続によってシングルベイ(14ディスク)のMSA500に接続されました。メモリは2GBでした。結果から、このシステムが、ミディアムファームの構成シナリオにおいて必要に応じてスケーリングを行うことができ、フロントエンドサーバについて費用対効果の高いサポートが可能であることを示しました。ストレージシステムは、ソリューションに対し十分なディスクドライブおよびI/Oサブシステムのパフォーマンスを実現しました。
    • ラージファームはアクティブ/パッシブクラスタでHP ProLiant DL580 G2 4-CPU (2.0GHz)システムを使用しました。これらはファイバ接続によってHP StorageWorks MSA1000 3-ベイ(42ディスク)ファイバーチャネルディスクアレイに接続されました。物理メモリは4GB搭載し、ミラーメモリとして構成しました(実使用容量は2GBになります。)。このシステムでは、前述の2-CPUシステムにと比べ、Microsoft SQL Server 2000を実行するサーバの能力が増強されます。これは、より多数のフロントエンドサーバ、検索サーバ、およびMicrosoft Windows SharePoint Servicesファームサーバを接続することによって、ラージファームの構成がさらに拡張されることが想定されているためです。この構成では、I/O機能およびパフォーマンスも増強されます。

次のセクションでは、それぞれのシステムで使用するハードウェアのコンポーネントおよび論理ディスクボリュームのレイアウトの詳細について説明します。それぞれのシステムで保存されアクセスが行われる各データタイプに適したRAIDレベルを設定することが意図されており、高可用性および最適なI/Oのパフォーマンスの両方が実現します。


ミディアムサーバ ファーム


このサブセクションでは、ミディアムサーバファームにおけるサーバについて、テストされたハードウェア構成と、推奨するストレージ・サブシステムのコンポーネントおよび論理ディスクボリュームのレイアウトの詳細を説明します。

フロントエンドWeb/検索サーバ
表4は、ミディアムサーバファームにおけるフロントエンドWeb/検索サーバのハードウェア構成をリスト表示したものです。図7は、推奨するハードディスクのレイアウトを示しています。

表4. フロントエンドWeb/検索サーバ(ミディアムファーム)
HP ProLiant DL380 G3サーバ×2、512Kのキャッシュを備えた2.8GHz IntelR Xeon?プロセッサ×2
2GBメインメモリ、6GBに拡張可能
Wide Ultra3 Smartアレイ5i Plusコントローラ(オンボード)
18.2GB Ultra3 SCSIディスク×2
36.4GB Ultra3 SCSIディスク×4
NC7781 PCI-X Gigabit NIC 10/100/1000 WOL (オンボード)ポート×2
リダンダントパワーサプライとリダンダントファン

図7. フロントエンドWeb/検索サーバのディスクのレイアウト(ミディアムサーバファーム)

図7. フロントエンドWeb/検索サーバのディスクのレイアウト(ミディアムサーバファーム)

インデックス/ジョブサーバ
表5は、ミディアムサーバファームにおけるインデックス/ジョブサーバのテストされたハードウェア構成をリスト表示したものです。図8は、推奨するハードディスクのレイアウトを示しています(これは、ラージファームの専用検索サーバと同じです。)。

表5. インデックス/ジョブサーバ
HP ProLiant DL380 G3サーバ×1、512K キャッシュを備えた2.8GHz Intel Xeonプロセッサ×2
2GBメインメモリ、6GBに拡張可能
Wide Ultra3 Smartアレイ5i Plusコントローラ(オンボード)
18.2GB Ultra320 SCSIディスク×2
36.4GB Ultra320 SCSIディスク×4
NC7781 PCI-X Gigabit NIC 10/100/1000 WOL (オンボード)ポート×2
リダンダントパワーサプライおよびリダンダントファン

図8. 検索またはインデックスディスクのレイアウト(ミディアムまたはラージサーバファーム)

図8. 検索またはインデックスディスクのレイアウト(ミディアムまたはラージサーバファーム)

データベースサーバ
表6は、ミディアムファーム構成においてMicrosoft SQL Server 2000のアクティブ/パッシブ構成の際に使用するコンピュータのハードウェア構成をリスト表示したものです。図9および図10は、そのコンピュータのディスクの物理構成を示しています。

表6. SQL Server 2000を実行するサーバのハードウェア構成(アクティブ/パッシブ構成)
HP DL380 G3サーバ×2、512Kのキャッシュを備えた2.8GHz Intel Xeonプロセッサ×4
2GBメインメモリ、6GBに拡張可能
Wide Ultra3 Smartアレイ5i Plusコントローラ(オンボード)
HP Smart Array 5300コントローラ
18.2GB Ultra3 SCSIディスク×2
36.4GB Ultra3 SCSIディスク×2
SCSI接続されたMSA500 72.8GB Ultra320 SCSIディスク×14(最大14のディスクをサポート)
NC3163 Fast Ethernetポート×2
リダンダントパワーサプライおよびリダンダントファン
 

図9. データベースサーバのディスクのレイアウト(ミディアムサーバファーム)

図9. データベースサーバのディスクのレイアウト(ミディアムサーバファーム)

図10. MSA500 SCSI ディスクアレイ用のディスクのレイアウト

図10. MSA500 SCSI ディスクアレイ用のディスクのレイアウト

ラージサーバファーム


このセクションでは、ラージサーバファームの設計におけるサーバについて、テストされた構成と推奨するハードディスクのレイアウトを説明します。
表7は、ラージサーバファームでフロントエンドWebサーバとして使用されるコンピュータのハードウェア構成をリスト表示したものです。図11は、推奨するディスクのレイアウトを示しています。

専用フロントエンドWebサーバ

表7. フロントエンドWebサーバのハードウェア構成
HP ProLiant DL380 G3サーバ×2、512K のキャッシュを備えた2.8GHz Intel Xeonプロセッサ×2
2GBメインメモリ、6GBに拡張可能
Wide Ultra3 Smartアレイ5i Plusコントローラ(オンボード)
18.2GB Ultra3 SCSIディスク×2
36.4GB Ultra3 SCSIディスク×2
NC7781 PCI-X Gigabit NIC 10/100/1000 WOL (オンボード)ポート×2
リダンダントパワーサプライおよびリダンダントファン

図11. フロントエンドWebサーバのディスクのレイアウト

図11. フロントエンドWebサーバのディスクのレイアウト

インデックス/ジョブサーバ
表8は、ラージサーバファームにおいてインデックス/ジョブサーバとして使用するコンピュータのハードウェア構成をリスト表示したものです。ディスクのレイアウトは、図8に示されています。

表8. インデックス/ジョブサーバのハードウェア構成
HP ProLiant DL380 G3サーバ×1、512Kのキャッシュを備えた2.8GHz Intel Xeonプロセッサ×2
2GBメインメモリ、6GBに拡張可能
Wide Ultra3 Smartアレイ5i Plusコントローラ(オンボード)
18.2GB Ultra320 SCSIディスク×2
36.4GB Ultra320 SCSIディスク×4
NC7781 PCI-X Gigabit NIC 10/100/1000 WOL (オンボード)ポート×2
リダンダントパワーサプライおよびリダンダントファン

専用検索サーバ
表9は、ラージサーバ ファームにおいて専用検索サーバとして使用するコンピュータのハードウェア構成をリスト表示したものです。ディスクのレイアウトは、図8で示されています。

なお、上記で示したインデックスサーバは36GBのディスクを装備しており、検索カタログおよびインデックス情報を保存します。検索カタログはインデックスサーバから伝達されるときマージされるため、大量のコンテンツのインデックスを作成する場合は、専用検索サーバには72GB×4のディスクが必要です。したがって、36GB×4または72GB×4のディスクがデータディスクのRAID-5論理ボリューム用に必要です。

表9. 専用検索サーバ用のハードウェア構成
HP ProLiant DL380 G3サーバ×2、512Kのキャッシュを備えた2.8GHz Intel Xeonプロセッサ×2
2GBメインメモリ、6GBに拡張可能
Wide Ultra3 Smartアレイ5i Plusコントローラ(オンボード)
18.2GB Ultra320 SCSIディスク×2
36.4GB Ultra320 SCSIディスク(またはそれ以上)×4
NC7781 PCI-X Gigabit NIC 10/100/1000 WOL (オンボード)ポート×2
リダンダントパワーサプライおよびリダンダントファン

データベースサーバ
表10は、ラージサーバファームにおいてMicrosoft SQL Server 2000アクティブ/パッシブ構成の際にデータベースサーバとして使用するコンピュータのハードウェア構成をリスト表示したものです。図12および図13はそのコンピュータ用のディスクのレイアウトを示しています。

なお、HP MSA1000 ファイバーチャネルディスクアレイディスクのレイアウトは2組のMicrosoft SQL Server 2000のデータおよびログのボリュームを示していることに注意してください。これは、Lab.で複数のMicrosoft SQL Server 2000のインスタンスをテストしたためです。シングルインスタンスのアクティブ/パッシブ構成で配備されている場合は、2組のデータおよびログのディスクをデータ(RAID-5)およびログ(RAID-ADG)用の2つの単一論理ボリュームに組み込みます。

2つのラックおよび28のディスクはLab.でテストされた構成では示されていませんが、HP MSA1000 ファイバーチャネルディスクアレイは最大3つのディスクのラック(合計42のディスク)もサポートしています。したがってより多くのストレージまたはバックアップ用スペースが必要な場合は、示されている論理ボリュームを、必要に応じて42以上のディスクに拡張できます。さらに大きなディスク容量(146.8GB)も使用可能です。

表10. アクティブ/パッシブ構成でSQL Server 2000を実行するサーバのハードウェア構成
HP ProLiant DL580 G2サーバ、2.0GHz Intel Xeon MP×4
2GBメインメモリ、32GB Advanced ECCに拡張可能
Wide Ultra3 Smartアレイ5i Plusコントローラ(オンボード)
HP KGPSA-xx、PCI Fiber Channel HBA (MSA1000に接続)
18.2GB Ultra3 SCSIディスク×2
36.4GB Ultra3 SCSIディスク×2
2GB Fiber Channelストレージを備えたHP MSA1000 ファイバーチャネルディスクアレイ
72.8GB Ultra3 SCSIディスク×28 (アレイは最大42のディスクをサポートします)
NC7770 PCI-X Gigabitサーバ アダプタ(スロットに内蔵)ポート×1
NC3163 Fast Ethernetポート×1
リダンダントパワーサプライおよびリダンダントファン

図12. ラージファームSQLサーバのディスクのレイアウト

図12. ラージファームSQLサーバのディスクのレイアウト


図13. ラージファームMSA1000ディスクのレイアウト

図13. ラージファームMSA1000ディスクのレイアウト


専用Microsoft Windows SharePoint Servicesサーバ ファーム


このセクションでは、専用Microsoft Windows SharePoint Services (WSS)サーバファームについてテストされた構成を説明します。表11は、WSSサーバファームにおいて専用フロントエンドWebサーバとして使用するコンピュータのハードウェア構成をリスト表示したものです。ディスクのレイアウトは図11に示しています。

表11. Windows SharePoint Servicesサーバ ファームにおけるフロントエンドWebサーバのハードウェア構成
HP ProLiant DL380 G3サーバ×2、512Kのキャッシュを備えた2.8GHz Intel Xeonプロセッサ×2
2GBメインメモリ、6GBに拡張可能
Wide Ultra3 Smartアレイ5i Plusコントローラ(オンボード)
18.2GB Ultra3 SCSIディスク×2
36.4GB Ultra3 SCSIディスク×2
NC7781 PCI-X Gigabit NIC 10/100/1000 WOL (オンボード)ポート×2
リダンダントパワーサプライおよびリダンダントファン

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