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目次
リカバリ サーバ
オプションについて
  CleverPath™ Portal
について
 
  利点  
  検証構成  
  セットアップ方法  
  フェイルオーバーの確認  
    Q&A  
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CleverPath™ Portal クラスタリング ソリューション/リカバリ サーバ オプションによる高可用性ソリューション

Q & A

一般的な質問

Q. RSO (リカバリ サーバ オプション)とはどのようなものですか。
A. RSO は、ProLiant Essentials Value Pack製品の一部であるソフトウェアパッケージです。RSO を使用すると、2台のサーバをアクティブ-スタンバイモードで動作させることができます。

Q. RSO の動作について教えてください。
A. RSO は Smart アレイクラスタストレージという共有ストレージエンクロージャで接続した2台のサーバをアクティブ-スタンバイモードで動作させることができるソフトウェアです。アクティブサーバで致命的な障害が検出されると、スタンバイサーバが初期化されます。

Q. RSO が保護するのは、ハードウェアの障害に対してだけですか。
A. いいえ。オペレーティングシステムの致命的な障害に対しても保護します。

Q. RSOに必要なハードウェアを教えてください。
A. 同一構成の2台の ProLiant サーバ、1台の Smart アレイクラスタストレージ、ホスト接続用の2枚の Smart アレイ 532 (または内蔵 Smart アレイ 5i および 5i Plus)コントローラ。さらに RSO CD も必要です。

Q. RSO はどの OS で使用できますか。
A. RSOは、Windows Server OS、Linux など、さまざまなオペレーティングシステムで使用できます。
最新のオペレーティングシステムマトリックス情報については、Web サイト http://h50146.www5.hp.com/products/servers/proliant/essentials/rso_qu.html
http://www.hp.com/products/sharedstorage/ (英語)
にあるサポートされる OS に関する表を参照してください。

Q. オペレーティングシステムとアプリケーションの2つのライセンスを購入する必要がありますか。
A. Windows NT および Windows 2000、Red Hat Linux に関しては、OS のライセンスは1つだけで構いません。アプリケーションに関しては、各アプリケーションベンダーの使用許諾契約書を参照してください。

Q. MSCS (Microsoft Cluster Service) とはどう違うのですか。
A. MSCS は、各ノードの OS が起動した状態で動作します。MSCS では自動的に OS やアプリケーションもしくはハードウェアの致命的な障害を検知し、迅速に他のサーバに処理を引き継ぎます。
RSO では、リカバリ サーバは POST の完了後にスタンバイ状態で停止し待機します。プライマリ サーバの OS もしくはハードウェアに致命的な障害が発生したとき、プライマリ サーバ上の RSO ソフトウェアが送信するハートビートから、オペレーティングシステムが稼動していないことをリカバリ サーバが検出します。その後、スタンバイ状態で待機していたリカバリ サーバが起動します。
しかしながら、RSO は低価格のエントリレベル高可用性ソリューションを提供することで、お客様に大きな価値を提供します。さらに、共有ストレージデバイスとして Smart アレイクラスタストレージを使用しているため、オペレーティングシステムは1つだけで済みます。このため、ハードウェアの料金だけでなく、ライセンス料金も軽減することができます。
しかも、MSCS はアプリケーションがクラスタ対応している必要があるのに対し、RSO は OS やアプリケーションがクラスタ対応している必要がありません。そのため、非クラスタ対応アプリケーションに高可用性が求められる場合などに非常に適しています。

Q. RSO は非クラスタ対応アプリケーションで動作しますか。
A. はい。RSO は、ファームウェア上に実装されているため、クラスタアプリケーションやオペレーティングシステムが不要です。そのため、クラスタ対応が難しいカスタムアプリケーションにとって非常に便利なソリューションです。

Q. クラスタリングが可能なお客様でも、RSO を使用したいのはなぜですか。
A. クラスタリングは、設定や管理が複雑になる場合があります。クラスタ経験が乏しい企業もあり、RSOはインストールや設定および管理が簡単なのでそのようなお客様に適しており、数分で稼動状態になります。また、特殊な訓練やクラスタ経験は不要です。

構成に関する質問

Q. RSO のシステム要件について教えてください。
A.

同一構成の2台の ProLiant サーバ、1台の Smart アレイクラスタストレージ、ホスト接続用の2枚の Smart アレイ 532 (または内蔵 Smart アレイ 5i および 5i Plus)コントローラ。さらにRSO CDも必要です。また、全ての機器のファームウェアは必ず最新版にアップデートしてください。
互換性のあるサーバ製品は以下のものになります。(2002年11月現在)

  • ML330 G2(SCSI モデル、ATA モデル)
  • ML350 G2
  • ML370 G2
  • DL360 G2
  • DL380 G2
  • DL380 G2 (パッケージクラスタ)
  • DL580 G1/G2

RSO サーバ互換性の最新情報については、Web サイト
http://h50146.www5.hp.com/products/servers/proliant/essentials/rso_qu.html
http://www.hp.com/products/sharedstorage/ (英語)
にあるサーバの互換性に関する表を参照してください。


Q. サーバは同一構成でなければなりませんか。
A. はい。RSO が正しく動作するには、2台のサーバは製品番号が同一でなければなりません。他の構成でも動作する場合がありますが、テストもサポートもされていません。

Q. プライマリ サーバ、リカバリ サーバそれぞれのコンポーネントの冗長構成は可能ですか。
A. はい。ProLiant サーバは、電源・ファン・ネットワークカード・そしてメモリの冗長構成などが可能です。
冗長構成が可能なコンポーネントは機種により異なります。
それぞれの冗長構成の方法については、Web リンク
http://h50146.www5.hp.com/products/servers/proliant/sh_system.html
でご覧いただけます。

Q. Smart アレイクラスタストレージのコンポーネントの冗長構成は可能ですか。
A. はい。電源は標準で冗長構成になっています。アレイコントローラはオプションで対応可能です。
Smart アレイ クラスタ ストレージ ソリューションでリダンダント コントローラを使用する場合、コントローラはアクティブ/スタンバイ型の構成で稼動します。これは、一度に1枚のコントローラのみがコマンドを受け取るためです。ただし、スタンバイ コントローラ側の書き込みキャッシュは、プライマリ コントローラのポスト ライト キャッシュと常に同期を取ります。これらの書き込みキャッシュは、待ち時間の少ない高速な PCI バス ICL (コントローラ間リンク)を通じて同期を取ります。これらのコントローラは、別途用意したシリアル ICL を介して通信することで、パートナーのコントローラに障害が発生したことを知ることができるため、PCI ICL の障害とコントローラ自体の障害を区別することができます。この構成により、さらに優れた可用性を顧客に提供することができます。
詳細はホワイトペーパー『Compaq Smart アレイクラスタストレージテクノロジー』
http://h50146.www5.hp.com/products/servers/proliant/whitep_02.html
を参照してください。

動作に関する質問

Q. RSO はどこに常駐するのですか。
A. 各サーバに含まれるファームウェアに常駐します。

Q. どういった場合にフェイルオーバが実行されますか?
A. リカバリ サーバからプライマリ サーバへの SCSI 経由のポーリングに、プライマリ サーバが RSO Timeout 時間内に応答しなかった場合に、フェイルオーバが実行されます。

Q. リカバリ サーバへのフェイルオーバには、どれくらいの時間がかかりますか。
A. フェイルオーバは障害が検出されると直ちに実行されますが、リカバリ サーバの初期化は、初めて RSO をインストールしたときに選択した RSO Timeout 時間、選択したサーバ、プロセッサ速度、オペレーティングシステム、およびアプリケーションによって変化します。

Q. オペレーティングシステム上のあるサービスの停止時にフェイルオーバを実行させることはできますか?
A. できません。RSO において、フェイルオーバの実行は、SCSI 経由のポーリングに応答するか否かで判断されます。プライマリ サーバのオペレーティングシステムが正常に稼動し、そのオペレーティングシステム上で、RSO サービスが正常に起動している場合、他のサービスやプロセスが停止してもフェイルオーバは実行されません。

Q. フェイルオーバ時にクライアントから接続中のセッションは保持されますか?
A. されません。RSO では、プライマリ サーバのハードウェア障害時に、既定のポーリング時間の後、リカバリ サーバのオペレーティングシステムがブート処理を開始します。プライマリ サーバの障害が起こってから、リカバリ サーバが起動し、クライアントへのサービスを提供できる状態になるまで、クライアントはサーバのサービスへ接続できなくなります。
ただし、セッションを維持する機能を持つブラウザベースの接続などでは、サーバのフェイルオーバ後、続けて操作可能となる場合はあります。

Q. データの一貫性は保証されますか?
A. プライマリ サーバの障害状況およびアプリケーションに依存します。RSO のフェイルオーバは、プライマリ サーバのシャットダウン時に自動的にリカバリ サーバを起動するというものです。障害の性質や障害時のデータ処理によっては、データ構造が破壊される可能性があります。通常オペレーティングシステムのファイルシステムは、自動的に復旧を試みます。またデータベースなどの場合もトランザクションを使用し、自動もしくは手動で復旧を試みることが可能です。

Q. RSO は元のサーバにフェイルバックできますか。
A. いいえ。RSO ソリューションは、プライマ リサーバからリカバリ サーバへのフェイルオーバだけが可能です。故障したサーバが修復したら、サーバを再設定し、アクティブかスタンバイに指定する必要があります。

運用に関する質問

Q. RSO は Insight マネージャ7と相互動作しますか。
A. はい。Insight マネージャ7は、RSO をサポートする管理ツールです。
プライマリ サーバに障害が起き、リカバリ サーバへのフェイルオーバが正しく行われた場合、リカバリ サーバからその旨のアラートが送信されます。
また、プライマリ サーバがリカバリ サーバからのハートビートによる確認メッセージを受信できなくなった場合には、プライマリ サーバからその旨のアラートが送信されます。
これらのアラートは Insight マネージャ7を使用して受信確認することが可能です。

Q. RSO からのアラートを Unicenter で監視できますか。
A. はい。プライマリ サーバに障害がおき、リカバリ サーバへのフェイルオーバが正しく行われた場合のリカバリ サーバからのアラート、およびプライマリ サーバがリカバリ サーバからのハートビートによる確認メッセージを受信できなくなった場合のプライマリ サーバからのアラートの両方を Unicenter で受信することができます。受信したアラートから、管理者に通知したり、ヘルプデスクシステムに対応リクエストを自動生成したりすることも可能です。
また、Unicenter のイベント管理機能を使用すれば、Windows のイベントビューアに記録される RSO を始めとする各種のイベントを、同様に Unicenter で受信・管理することができます。

Q. 計画シャットダウンを実行したい時、一時的にフェイルオーバしないようにすることはできますか?
A. はい。プライマリ サーバのタスクトレイに表示されている Recovery Server Agent のアイコンを右クリックして Suspend RSO をクリックすると Suspend モードにすることができます。Suspend モードでは、プライマリ サーバがシャットダウンされても、リカバリ サーバへのフェイルオーバ処理は実施されません。
計画的なメンテナンスの後、Recovery Server Agent のアイコンを右クリックして Resume RSO を実行し、必ずフェイルオーバが有効な状態に復帰させてください。



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