Smart Array Controllers

Smartアレイ P840ar/2GB FBWCコントローラー

製品の画像は、実際の製品と異なることがあります。

HPE SmartアレイP840arコントローラーは、PCI-Express (PCIe) 3.0 x8 RAIDコントローラーを採用した、柔軟な12Gb/秒Serial Attached SCSI (SAS) です。エンタープライズクラスのストレージ性能と、向上した外部拡張性、およびデータ保護機能を備え、HPE ProLiantのGen9 一部の300シリーズのサーバーで使用できます。16の外部物理リンクを特長とし、Flash Backed Write Cache (FBWC)、グローバルオンラインスペア、事前障害の警告を備えた、オンラインでのRAIDレベルの移行 (任意のRAIDレベル間) などの高度なストレージ機能を提供することによってサーバーの稼働時間が向上します。このコントローラーは、SASエキスパンダーカードが不要な16台のドライブに対応し、低レイテンシのSSDへのポイントツーポイントの接続性が実現します。本製品はHPE Secure EncryptionおよびHPE Smart ストレージバッテリーに対応しており、複数のSmartアレイコントローラーをサポートできます。



モデル


Smartアレイ P840ar/2GB FBWCコントローラー

注: Smartアレイ P840ar/2GB FBWCコントローラーには、HPE Smart ストレージ バッテリー 96Wが含まれます。
843199-B21

標準機能


Smartアレイの利点 Hewlett Packard EnterpriseによるSmartアレイファミリ製品の革新的なデザインと統合化により、お客様に比類のない価値を提供します。Smartアレイ製品を複数のアプリケーションで使用することによって、他のいかなるサーバーストレージRAID製品よりも維持管理費 (TCO) を大幅に削減することができます。HPE Smartアレイファミリは、以下の利点によって投資に対する回収を最大限にすることができます。
ほとんどのモデルのSmartアレイコントローラーと互換性があるため、より優れた性能、容量、および可用性の向上に対するニーズが発生した場合は、いつでも簡単にアップグレードできます。Smartアレイコントローラーのすべての機種は、他のSmartアレイコントローラーのデータフォーマットを認識します。
一貫性のあるコンフィギュレーション/管理ツール。現在販売されているほとんどのSmartアレイ製品は、標準の管理およびユーティリティソフトウェアを使用しています。これらのツールにより、Hewlett Packard Enterpriseサーバーストレージの設置と維持に必要なトレーニングや技術的な専門知識を減らし、維持管理費 (TCO) を低減できます。
事前予防アラートによりドライブの障害を予測し、S.M.A.R.T.経由でドライブの障害が発生しつつある場合に通知を受け、実際に障害が発生する前にそのドライブを交換することができます。
主な機能
  • エキスパンダーカード不要で最大16台のドライブに対応します。
  • 他のHPE Smartアレイコントローラー間でのシームレスなアップグレードが可能です。
  • 2個のmini-SASダブルワイド8iコネクター間に分散する16のSAS/SATA物理リンクにより、内部ドライブバックプレーンに接続します。
  • 12Gb/秒のデバイス (HDDまたはSSD) を搭載したGen9サーバーを使用した場合、12Gb/秒のSAS性能を実現します。
  • 12Gb/秒のSASテクノロジーにより、物理リンクあたり最大1200MB/秒を実現します。
  • 6Gb/秒のSASテクノロジーにより、直接接続のSATAドライブで最大600MB/秒を実現します。
  • SASおよびSATAドライブの組み合わせが可能です。コンピューティング環境に合わせたドライブテクノロジーを必要に応じて配備します。
  • PCI-e 3.0 x8ホストインターフェイスにより、各方向で最大8GiB/秒を実現します。
  • 2GBのFlash Backed Write Cache (ユーザーデータには一部使用可能)。
  • 容量拡張、オンラインモードでのミラー分割、再結合、およびロールバック、ドライブ消去、縮退時のデータ読み取り/リビルドのパフォーマンス最適化、任意のLUNの移動/削除、およびオンラインミラー分割。
  • RAID 0、1、10、5、50、6、60、1ADM、10ADM。
  • Gen9サーバーにおけるレガシーおよびUEFIブートオペレーションのいずれもサポート可能な機能。
  • ROMの破損を保護するリカバリROM。
  • HPE SSD Smart Path。
  • HPE Smartキャッシュ。
  • HPE Secure Encryption (オプション)。
  • HPE Smart Storage Administrator (HPE SSA)、Systems Insight Manager (SIM)、Array Diagnostic Utility (ADU)、およびIntelligent Provisioningなどの、現在販売されているほとんどのHPE Smartアレイ製品と一貫性のある管理ソフトウェア。
  • HBAまたはRAIDモード。
  • 電源効率。
  • 迅速な再構築。
ポート
  • 2個のmini-SASダブルワイド8iコネクター間に分散する16のSAS/SATA物理リンク
パフォーマンス
  • 12Gb/秒SAS (物理レーンあたり1200MB/秒の理論帯域幅)
  • 2GB DDR3-1866 Flash Backed Write Cacheによる最大14.9GB/秒の最大キャッシュ帯域幅
  • PCI Express Gen3 x8のリンク幅
  • 先読みキャッシュ
  • ライトバックキャッシュ
RAIDレベル
  • RAID 6 (アドバンストデータガーディング):4台以上のドライブが必要です。2組のパリティデータを複数のドライブに割り当てます。このレベルのフォールトトレランス機能を使用すると、2台のドライブで障害が発生した場合でも、ダウンタイムやデータの消失が発生しません。
  • RAID 60:8台以上のドライブが必要です。2つまたはそれ以上のRAID 6サブボリューム (パリティグループ) で構成され、各パリティグループを1つの物理ドライブとみなしてそれぞれにデータをストライピングします。各RAID 6パリティグループは、最大2台のドライブに障害が発生してもデータを失いません。
  • RAID 5 (分散データガーディング):3台以上のドライブが必要です。1組のパリティデータを複数のドライブに割り当てます。このレベルのフォールトトレランス機能を使用すると、1台のドライブで障害が発生した場合でも、ダウンタイムやデータの消失が発生しません。
  • RAID 50:6台以上のドライブが必要です。2つまたはそれ以上のRAID 5サブボリューム (パリティグループ) で構成され、各パリティグループを1つの物理ドライブとみなしてそれぞれにデータをストライピングします。各RAID 5パリティグループは、1台のドライブに障害が発生してもデータを失いません。
  • RAID 1および10 (ドライブミラーリング):RAID 1では2台以上のドライブが、RAID 10では4台以上のドライブが必要です。半数のドライブアレイをデータに、残りの半数をミラーリングに割り当て、データを二重化します。
  • RAID 1 ADMおよび10 ADM (アドバンストデータミラーリング):RAID 1 ADMでは3台以上のドライブが、RAID 10 ADMでは6台以上のドライブが必要です。RAID 1 ADMは、3台のドライブを使用してデータのリダンダントコピーを作成します。RAID 10 ADMは、2台またはそれ以上のRAID 1 ADMボリュームにデータをストライピングします。このレベルのフォールトトレランス機能を使用すると、1つのRAID 1 ADMボリューム内で2台のドライブに障害が発生した場合でも、ダウンタイムやデータの消失が発生しません。
オンライン管理機能
  • オンラインアレイ拡張
  • オンライン容量拡張
  • オンライン論理ドライブ拡張
  • オンラインRAIDレベル移行
  • オンラインストライプサイズ移行
  • オンラインミラー分割、再結合、ロールバック
  • オンライン、またはハイパフォーマンスなオフラインでのパリティの高速初期化 (RPI)
可用性 高度なストレージ機能により、サーバーの稼働時間が向上します。
障害復旧 ダウンタイムを最小限に抑え、データを再構築し、ドライブ障害からの迅速な復旧を可能にします。
  • リカバリROM:この機能では、独自の冗長性によりROMイメージの破損を防止します。コントローラーで動作中の最新バージョンのファームウェアを維持しながら、新しいバージョンのファームウェアをROMにフラッシュ可能です。ファームウェアが破損すると、コントローラーはファームウェアの以前のバージョンに戻って動作を続行します。これにより、コントローラーへのファームウェアのフラッシュのリスクを低減します。
  • オンラインスペア:ドライブの障害に備えて、無制限の台数のスペアドライブを装備できます。障害が発生すると、オンラインスペアで復旧が開始され、自動的にデータが再構築されます。
  • DRAM ECCはシングルビットデータおよびアドレスの破損を訂正します。
使いやすさ 以下に挙げる一貫性とアップグレード機能により、現在販売されているSmartアレイ製品は、業界において比類のない存在となっています。
  • HPE Smart Storage AdministratorによるGUIベースのコンフィギュレーション、管理、および診断ソフトウェアツール
  • 製品世代間での共通のデータフォーマット
  • サーバーと外付けのModular Smart Arrayエンクロージャー間でのデータ移行
HPE SSD SmartPath Smartアレイソフトウェアスタックに含まれるHPE SSD Smart Path機能により、ソリッドステートディスク (SSD) の読み取りパフォーマンスが向上します。最大4倍のSSD読み取りパフォーマンスを備えたHPE SSD Smart Pathは、最適なSSDパスを選択し、すべてのRAIDレベルにおける読み取りパフォーマンスと、RAID 0における書き込みパフォーマンスを向上させます。HPE SSD Smart Pathには、最新のファームウェア、ドライバー、コンフィギュレーションユーティリティが必要です。http://www.hp.com/go/hpssa (英語) から入手できます。

HPE SSD Smart Pathは、読み取りを多用するワークロードに適しており、HPE Smart Array Pシリーズコントローラーの基本機能として含まれています。HPE SSD Smart Pathの動作時には、FBWCは無効にしておく必要があります。
HPE Smart
キャッシュ
HPE Smartキャッシュは、DAS環境におけるコントローラーベースの読み取り/書き込みキャッシュソリューションです。最もアクセス頻度が高いデータ (ホットデータ) を低レイテンシのSSDにキャッシュすることで、アプリケーションワークロードを大幅に高速化します。HPE Smartキャッシュアーキテクチャーは柔軟で、HPE ProLiant Gen9がサポートするすべてのHDDをバルクストレージとして、また、HPE ProLiantがサポートするすべてのSASまたはSATA SSDをアクセラレータとして使用できます。

HPE Smartキャッシュの配備と管理は、HPE SmartStorage Administrator (HPE SSA) を使用して行います。

HPE Smartキャッシュの基本アーキテクチャーは、次の3つの要素で構成されています。

  • バルクストレージ:1つ目の要素はバルクストレージデバイスです。これはHPE Smartアレイコントローラーに接続されている任意のサポートされたHDDです。
  • アクセラレータ:2つ目の要素はアクセラレータです。これはデータをキャッシュする高/低レイテンシのSSDデバイスです。
  • メタデータ:最後の要素はメタデータです。これはFBWCに保持される情報で、アクセラレータおよびバルクストレージデバイスに存在する情報の位置をマップするものです。
詳細については、HPEのWebサイトhttp://www.hp.com/go/smartcache (英語) を参照してください。
HPE Secure Encryption HPE Secure Encryptionは、SmartアレイコントローラーベースのProLiant Gen9サーバー用データ暗号化ソリューションであり、ミッションクリティカルな機密データを保護します。コントローラーのキャッシュメモリのデータを含む、サポートするHP SmartアレイPx4xコントローラーファミリに接続されたバルクストレージ (テープまたはP2000、MSA 2040などの外付けアレイを除く) の保存データを対象としたエンタープライズクラスの暗号化ソリューションです。

このソリューションはローカルとリモート両方の配備に使用できます。ローカルキー管理モードは単一サーバーの配備に対応し、各コントローラーで1つのマスターキーをユーザーが管理します。すべてのボリュームにもデータ暗号化用の固有のキーが与えられます。リモートキー管理モードはエンタープライズ規模の配備に対応し、HPE Integrated Lights Out (iLO) AdvancedまたはScale Outエディションv2.0以降、およびHPE Enterprise Secure Key Manager (ESKM) 3.1以降のリリースが必要です。HPE ESKMは、数台のサーバーから数千台のサーバーまですべての暗号化を配備し、HPE ESKM 3.1クラスターあたり200万のキーを管理します。

詳細については、HPEのWebサイトhttp://www.hp.com/go/hpsecureencryption (英語) を参照してください。
保証 このデバイスの保証は、3年間の部品保証のみです。
詳細は「HP ProLiant サポート & サービス」をご覧ください。
サーバーサポート 適合機種についてはサーバー側のシステム構成図をご確認ください。
オペレーティング
システム
OSに対してHewlett Packard Enterpriseによる動作確認済みのサポートされているProLiantサーバー、仮想化ソフトウェア、お使いのサーバーおよびSmartアレイコントローラーに対応する最新のソフトウェアドライバーのリストについては、HPEのWebサイトに掲載されているサポートマトリックスを参照してください。http://www.hp.com/go/ossupport (英語)