HP KVMサーバーコンソールスイッチ G2 仮想メディア機能付

HPのKVMサーバーコンソールスイッチG2仮想メディア機能は、データセンター管理のキーコンポーネントです。このスイッチでは2つのローカルコンソール(「コンソール」とは、1組のキーボード、モニター、およびマウスのことです)への接続が可能で、ユーザーはこのスイッチを介してさまざまなオペレーティングシステムが稼動する複数のサーバーにアクセスできます。また、仮想メディア機能が付属しているため、KVMサーバーコンソールスイッチに直接接続したUSBドライブを接続中のサーバーにマッピングして、インストールやアップグレードを行えます。ローカルコンソールのユーザーインターフェイスからは、設定、仮想メディア、表示、さらにはセキュリティ、アップグレードなどのメニューを利用できます。

カスケード環境では、管理者はKVMサーバーコンソールスイッチG2を使用して、1つのコンソールから2つの階層またがる最大1024台のサーバーを管理できます。仮想メディア対応の別のHPコンソールスイッチと組み合わせて階層化すると、アプリケーションのインストールファイルやアップグレードファイルを1つのコンソールから2つの階層内のいずれかにある任意のサーバーに到達させることができます。

仮想メディア対応のHP KVMサーバーコンソールスイッチは、Cat5ベースのすべてのHP KVMサーバーコンソールスイッチおよびインターフェイスアダプターと下位互換性があります。

HP KVMサーバーコンソールスイッチを標準の方法でラックにマウントすると、フロントパネルのラックスペースのうち1U(4.4cm)分が占有されます。ただし、スイッチは、HP 1Uラックマウント型キーボードあるいは1UのTFT7600ラックマウント型キーボード/モニターの背後にマウントすることやラックのサイドレールにマウントして「0U」形状でマウントすることもできます。

モデル


HPサーバーコンソールG2スイッチ
HP KVMサーバーコンソールスイッチ G2 (2x16) 仮想メディア機能付 AF618A
HP KVMサーバーコンソールスイッチ G2 (2x32) 仮想メディア機能付 AF619A

特長


  • ターゲットサーバー数の増大:
    • 1台のスイッチでサポートできるターゲットサーバーの数が増え柔軟性が増しています。
  • ビデオサポートの改善:
    • 高解像度設定で、接続できるケーブルの長さが延長されました。
  • セキュリティの向上:
    • サーバーに対するCACサポート
    • デュアルスタックIPv6とIPv6アドレスのステートレス自動設定
  • LDAP内蔵:
    • LDAPを使用したMicrosoft Active Directory統合が標準装備されています。
    • LDAPを導入しない構成では、スイッチ上のローカルセキュリティデータベースも使用できます。
  • ローカル仮想メディア:
    • 管理者は、データセンター内のターゲットサーバーにローカルメディアをマッピングして、アプリケーションのインストールやアップグレードを簡単に行えます。
    • 仮想メディアおよびCAC対応HPサーバーコンソールスイッチG2に、USB CD-ROM、USB DVD、USBディスケットドライブ、またはUSBキーを直接接続して、接続中のサーバーにマッピングできます。
    • ローカルでHP 1Uラックマウント型キーボード(USB対応)またはHP TFT7600 RKMと組み合わせて使用すると、USBドライブをキーボードのフロントUSBポートに接続できるため使いやすさがアップします。
    • 仮想メディアのサポートには、仮想メディアインターフェイスアダプターを使用する必要があります。
  • 仮想メディアインターフェイスアダプター、CAC対応:
    • 新しいインターフェイスアダプターは、仮想メディアをサポートし、ProLiantサーバーでCACを使用できるようにします。
    • 仮想メディアインターフェイスアダプターは、USB 2.0(仮想メディア対応)、USB1.1 (マウス、キーボード) をサポートします。
  • カスケード接続のサポート:
    • 2層のカスケード接続を利用でき、最大1024台のサーバーをサポートできます。すべての層が仮想メディア互換のコンソールスイッチとインターフェイスアダプターで構成される場合、仮想メディアを任意の層のサーバーにマッピングできます。
  • IP Viewer 4.1ソフトウェア:
    • HP KVMサーバーコンソールスイッチ仮想メディア機能付をサポート。完全自動のデータセンターでスイッチによるリモート管理が可能になります。
    • Cat5ベースの従来のHP IPコンソールスイッチ
    • WindowsおよびLinuxクライアントと互換性があります。
    • ターゲットサーバーにソフトウェアをインストールする必要がありません。

対象となる用途および市場


HP KVMサーバーコンソールスイッチ製品ファミリは、ネットワーク管理者、システム管理者、エンジニアリングマネージャー、情報担当責任者、情報システム管理者などに特に役立ちます。

  • 複数のサーバー(PS2またはUSBのI/O接続ポートを備えた任意のサーバー)に簡単にアクセス可能
  • 1つのコンソールからマルチプラットフォーム(Microsoft® Windows®、Novell、Linuxなど)を管理
  • サーバーの動作を阻害しない制御と管理。HP KVMサーバーコンソールスイッチは「アウトオブバンド」で動作するため、ユーザーは、サーバーの処理や操作をいっさい妨害することなく複数のシステムでサーバーの動作をアクティブに表示できます。

機能


新機能:

  • Common Access Card(CAC)サポート
  • シリアル接続(エミュレーションではありません)
  • DVDサポート
  • ローカルポートで最大1600×1200のビデオ解像度をサポート
    • ワイドスクリーン ビデオ サポート モードには、1680×1050、1440×900、1280×800、1024×640、800×500が含まれます。
  • 2つのローカルポート。これらのローカルポートの定義はデジタルアプライアンスとアナログアプライアンスでは異なります。
    • デジタルアプライアンスでは、「ローカルポート」は1つのACI接続と1つのローカルKVM接続を意味します。2つのポートは互いに独立します(優先権や共有はありません)
    • アナログアプライアンスでは、「ローカルポート」は1つのACI接続と2組のローカルKVM接続を意味します。KVM接続の一方はACI接続と結合されるため、ACIが接続されている場合はKVM接続を使うことはできません。もう一方のKVM接続は、ACIから独立しており、この接続が1番目のKVM接続/パスになります。
  • 仮想メディア(VM)のサポート。また、ACIポートを介した最大2層(ベースレベルと1つ下のレベル)のタイヤリング(カスケード接続)をサポート
  • 既存のITFCサーバーモジュールをサポート(下位互換性)
  • デュアルスタックIPv6とIPv6アドレスのステートレス自動設定
  • 仮想メディア経由でのDVD-ROMデータのサポート
  • Syslogのサポート
  • BladeSystem c-Classサーバーをサポートするための、BladeSystem c-Class KVMインターフェイスアダプター

標準機能:

  • ローカル コンソール ユーザー インターフェイス - リモートのオンボードWebインターフェイス(OBWI)と同じです。選択したサーバーの名前、ステータス、電源投入テストのデータ、設定メニュー、仮想メディアなどシステム関連の情報をコンソールモニターに表示します。
  • プログラマブルスキャンニング - システム内の任意またはすべてのコンピューターを連続的にスキャンすることにより、システムのパフォーマンスを評価できます。この機能では、ユーザーが、スキャン対象のコンピューターや接続時間を設定できます。
  • コンフィギュレーションNVRAM - NVRAM(不揮発性RAM)によって、キーボードから入力されるコマンドを使用したコンフィギュレーション情報の設定が簡単になります。設定されたコンフィギュレーション情報は、ユーザーが変更するまでNVRAMに保存され、装置の電源が切られても失われることはありません。
  • パスワードによる保護 - 権限のないユーザーからシステムを保護できるように、スイッチボックスではパスワードオプションが提供され、セキュリティが保護されます。
  • スイッチ ファームウェアの更新 - スイッチのアプリケーションコードは、フラッシュROMを介して迅速かつ簡単に更新できます。更新をLAN経由で行えるため、ファームウェアアップグレードのためにノートブックを抱えてデータセンターに赴く必要がなくなります。
  • 空間を節約する複数の0U取り付け方式
    • 側面へのマウント - ラック側面へのマウントに対応しているラックキャビネットでは、ユニットを側面にマウントするためのレールが用意されています。
    • ラック背面へのマウント - HP KVMコンソールスイッチは、スイッチに付属のスライドレールを使用してHP 1Uラックマウント型キーボードまたはTFT7600ラックマウント型キーボード/モニターの背面にマウントできます。
  • PS2仮想メディアインターフェイスアダプターは、PS2のマウスおよびキーボード接続と仮想メディア用のUSBポートを備えるサーバーをサポートします(ProLiantサーバーで推奨されます)。
  • USB仮想メディアインターフェイスアダプターは、Microsoft Windowsを実行するIntegrityサーバーなど、PS2のマウスおよびキーボード接続を使用できないサーバーをサポートします。
    • 両方の仮想メディアインターフェイスアダプターで、USB 2.0のプロトコルと速度がサポートされます。
  • 仮想メディアインターフェイスアダプターは、Common Access Card (CAC) の機能を提供します。CAC対応インターフェイスアダプターを使用する仮想メディアの速度は、USB 2.0フルスピードとなります。
  • 仮想メディアが不要な場合の、インターフェイスアダプターを使用したさまざまなサーバー接続のサポート
    • PS/2
    • USBマウスおよびキーボード
    • VT100シリアルコンソールサポート
    • フロント診断コネクターによるBladeSystem p-Classのサポート
  • 次の入力デバイスは、仮想メディア対応サーバーコンソールスイッチにUSBメディアを接続するための、便利なフロントUSBパススルーポートを提供します。
    • HP 1Uラックマウント型キーボード(USB対応)
    • HP TFT7600ラックマウント型キーボード/モニター
注:詳しくは、HPのWebサイトhttp://www.hp.com/go/kvm [英語]を参照してください。

カスケード構成


カスケード接続(「タイヤリング」とも呼ばれます)とは、ピラミッドのように1台のスイッチを頂点にしてその下に1台以上のスイッチを接続する機能のことです。スイッチをカスケード接続すると、管理者は、1つのローカルまたはリモートコンソールから多数のサーバーにアクセスできます。仮想メディアおよびCAC対応HP IPコンソールスイッチG2は、特定の条件下で最大2層のタイヤリングをサポートします。

  • HP IPコンソールスイッチは、カスケード構成の最上位層でも2番目の層でもサポートされます。(注: 第1層にKVMサーバーコンソールスイッチ G2 仮想メディア機能付の配置が必須)
  • 仮想メディア対応HP IPコンソールスイッチは、上側のスイッチのサーバーポートからその下のスイッチのカスケード接続専用ポートにCat5ケーブルを接続して、仮想メディア対応のHP VKMサーバーコンソールスイッチまたはCat5ベースの任意のHPサーバーコンソールスイッチとカスケード接続できます。HP KVMサーバーコンソールスイッチのカスケード接続にはインターフェイスアダプターは不要です。
  • サーバーが仮想メディア対応のHP KVMサーバーコンソールスイッチに仮想メディアインターフェイスアダプターを使用して接続されていれば、どの階層にあるサーバーにも仮想メディアをマッピングできます。仮想メディア操作を行うには、仮想メディア対応HPコンソールスイッチに仮想メディアインターフェイスアダプターを接続する必要があります。
  • カスケード接続されているHP KVMサーバーコンソールスイッチと接続されているすべてのアダプターのファームウェアをアップグレードするには、カスケード接続されたHP KVMサーバーコンソールスイッチのOBWIに接続する必要があります。

注:HPサーバーコンソールスイッチのカスケード接続について詳しくは、ラックオプション編のシステム構成図を参照してください。



仮想メディア対応PS2インターフェイスアダプター(製品番号:AF624A)

仮想メディア対応PS2インターフェイスアダプター(製品番号:AF624A)

  1. ビデオコネクター
  2. マウスコネクター
  3. キーボードコネクター
  1. USBコネクター(仮想メディア専用)
  2. RJ-45コネクター


仮想メディア対応USBインターフェイスアダプター(製品番号:AF629A)

仮想メディア対応USBインターフェイスアダプター(製品番号:AF629A)

  1. ビデオコネクター
  2. USBコネクター
  1. RJ-45コネクター

KVMサポート


HP ProLiantサーバーのサポート


オペレーティングシステムの種類を問わず、すべてのHP ProLiantサーバーがすべてのHPサーバーコンソールスイッチでサポートされます。

シリアル管理されているサーバーやデバイスのサポートには、HPシリアルコンソールサーバーが使用される場合もあります。

仮想メディアを使用する場合のKVMサポート(仮想メディアインターフェイスアダプターが必要です)


仮想メディア使用のためのHP ProLiantサーバーサポート


USBストレージデバイスおよびUSBドライブキーをサポートでき、Microsoft Windows 2003以降、Red Hat 4以降、またはSLES 10以降が稼動できるすべてのHP ProLiantサーバーがサポートされます。仮想メディアインターフェイスアダプターを仮想メディア対応HPコンソールスイッチに接続して使用する必要があります。

注: 一部のハードウェア構成やオペレーティングシステムでは、仮想メディアの転送速度がUSB 1.1の速度に限定されることがあります。
注: USBサポートについて詳しくは、HPのWebサイトhttp://h18004.www1.hp.com/products/servers/platforms/usb-support.html[英語]を参照してください。
3年間のパーツ保証が備わっております。
注: HP Care packサービスについて詳しくは、世界各地にあるHPのサービス窓口またはHP製品販売店にお問い合わせいただくか、またはHPのWebサイトhttp://www.hp.com/jp/carepackを参照してください。
注: HPのサービス製品について詳しくは、HPのWebサイトhttp://www.hp.com/jp/servicesを参照してください。
注: 本書の内容は、将来予告なしに変更されることがあります。本書の内容は、そのままの状態で提供されるもので、いかなる保証も含みません。
注: HP製品およびサービスに対する保証については、当該製品およびサービスの保証規定書に記載されています。
注: 本書のいかなる内容も、新たな保証を追加するものではありません。本書の内容につきましては万全を期しておりますが、本書中の技術的あるいは校正上の誤り、省略に対して、責任を負いかねますのでご了承ください。

関連オプション


仮想メディアおよびCAC対応インターフェイスアダプター
仮想メディアおよびCAC対応HP KVMコンソールUSBインターフェイスアダプター AF629A
仮想メディア対応PS2インターフェイスアダプター AF624A
注:サーバー上にPS/2のマウスおよびキーボード接続ならびにUSBポートが1個必要です。
シリアル接続用インターフェイスアダプター
シリアルインターフェイスアダプター
注:VT100シリアル(エミュレーションではありません)
AF625A
仮想メディア対応インターフェイスアダプター
仮想メディア対応PS2インターフェイスアダプター AF604A
仮想メディア対応 USB/DisplayPort インターフェイス アダプター AF654A
注:サーバー上にPS/2のマウスおよびキーボード接続ならびにUSBポートが1個必要です。
インターフェイスアダプター(KVM機能のみをサポート)
IPコンソールスイッチ用インターフェイスアダプター1本パック 262588-B21
IPコンソールスイッチ用インターフェイスアダプター8本パック 262587-B21
HP KVM CAT5用USBインターフェイスアダプター1本パック AF628A
BladeSystem c-Class KVM Interface Adapter - 1 pack
注:HP BladeSystems c-Class製品のみをサポートします。
AF605A
シリアルインターフェイスアダプター
注:HP BladeSystems p-Class製品のみをサポートします。
AF100A
シリアル インタフェース アダプタ
注:VT100端末エミュレーション
373035-B21
CAT5eケーブル
CAT5e Cable 3', 4 pack 263474-B21
IPコンソールスイッチ用CT5 6フィートケーブル8本パック 263474-B22
IPコンソールスイッチ用CT5 12フィートケーブル8本パック 263474-B23
CAT5e Cable 20', 4 pack 263474-B24
IPコンソールスイッチ用CT5 40フィートケーブル1本パック 263474-B25