HP Power Manager README.TXT HP Power Manager 4.1リリースノート(Windowsマネジメント サーバ) 2006年7月(第6版) --------------------------------------------------------------------------------- 概要 --------------------------------------------------------------------------------- HP Power Managerは、個々のHP UPSの包括的なコントロールでパワー環境を監視して、管理して、制御することを可能にします。 ブラウザ インタフェースにより、マネジメント サーバへの安全なアクセスをネットワークのどこからでも提供します。 重要なサーバの動作可能時間を最大にするために、電源障害設定を構成し、UPSロード セグメントを定義することができます。 サポートされるUPSの詳細なリストについては、HP Power Managerの製品概要ページ(http://www.hp.com/jp/servers/ups)のサポートされるハードウェア マトリックスを参照してください。 HP Power ManagerがHP Systems Insight Managerおよび他のSNMPマネジメント プログラムにアラート トラップを送るように設定することができます。 ソフトウェアは、独立したパワー マネジメント システムとして実行することも可能です。 この柔軟性により、ネットワーク ポート、USBポート、またはシリアル ポートが内蔵またはオプション カードで利用可能な場合、これらのポート経由でUPSを監視、管理、および通信することを可能にします。 日々のメンテナンス タスクを容易にするために、ソフトウェアがUPSのバッテリ チェックを含む詳細なシステム ログとシステム診断を提供します。 =============================================== 目次 =============================================== パート 説明 ---- ----------- 1 システム要件 2 サポートされるデバイス 3 サポートされるオプション 4 インストール手順 5 既知の問題点 =============================================== パート 1: システム要件 =============================================== 推奨される最小要件 マネジメント サーバ プロセッサ 500MHz ディスク容量 25MB以上の空きディスク容量 システム メモリ 128MB以上のRAM ---------------------------------------------------------------------------------- オペレーティング システム(32ビット) 4.1マネジメント サーバ ・ Microsoft(R) Windows(R) XP Professional Service Pack 2 ・ Microsoft(R) Small Business Server 2000 Service Pack 4 ・ Microsoft(R) Windows(R) 2000 ServerおよびAdvanced Server Service Pack 4 ・ Microsoft(R) Windows(R) Server 2003 R2, Standard Edition ・ Microsoft(R) Windows(R) Server 2003 R2, Enterprise Edition ・ Microsoft(R) Windows(R) Small Business Server 2003 R2, Standard/Premium Editions オペレーティング システム(64ビット) ・ Microsoft(R) Windows(R) 2003 R2, x64 Editions ・ Microsoft(R) Windows(R) Server 2003 Enterprise Edition for Itanium-based Systems Service Pack 1 ---------------------------------------------------------------------------------- サーバ ソフトウェア ・ 固定のIPアドレスを持つサポートされたオペレーティング システム (推奨)、TCP/IPがインストールされ、構成されている。 ・ SNMPサービスがインストールされ動作すること(オプション)。 ・ Microsoft Internet Explorer 6.0 SP1以降、またはMozilla 1.4または1.6。 ・ Emailによるアラート通知のために、SMTPをサポートした メールプログラム。 ---------------------------------------------------------------------------------- ---------------------------------------------------------------------------------- クライアント上のWebブラウザ Microsoftオペレーティング システム: ・ Microsoft(R) Internet Explorer 6.0 Service Pack 1(32ビットのみ) ---------------------------------------------------------------------------------- モニタ解像度 ・ サポートされる最小の解像度は1024 x 768 16ビット ハイカラーです (表示を最適にするためにブラウザのウィンドウを最大にしてください)。 ---------------------------------------------------------------------------------- 注: 表示するには、HPPMマネジメント サーバのインストールに含まれているMacromedia Flash Player 7.0が必要です。 Flash Playerがインストールされていない場合は、インストールするかのプロンプトが表示されます。 リンクをクリックして、インストールの指示に従ってください。 =============================================== パート 2: サポートされるデバイス =============================================== HP Power Manager 4.1は以下のデバイス上でテストおよび確認されました。 Pro UPS 500 無停電電源装置(UPS) T700 無停電電源装置(UPS) T750 無停電電源装置(UPS) T1000 G2 無停電電源装置(UPS) T1500 G2 無停電電源装置(UPS) R/T2200 G2 無停電電源装置(UPS) R1500 G2 無停電電源装置(UPS) R3000 無停電電源装置(UPS) R12000 XR 無停電電源装置(UPS) R5500 無停電電源装置(UPS) =============================================== パート 3: サポートされるオプション =============================================== 6ポート カード 製品番号192185-B21 SNMP/シリアル カード 製品番号192189-B21 =============================================== パート 4: インストール手順 =============================================== Windowsへのインストール Windowsオペレーティング システム環境でのコンポーネントのインストール マネジメント サーバおよびリモート エージェントは、GUIまたはサイレント インストールを使用して、サポートされるWindows(R)オペレーティング システム上に、インストールできます。 重要: マネジメント サーバおよびリモート エージェントのコンポーネントは、同じコンピュータにインストールできません。 注: HPPMソフトウェアをインストールした後再起動する必要があります。 注: HP Power Manager 4.1用のマネジメント サーバ4.xおよびリモート エージェント4.xは前のバージョンのHP Power Managerとの下位互換はありません。 ソフトウェアをHP Webサイト(http://www.hp.com/jp/servers/ups/)からダウンロードした場合、指示に従ってファイルを解凍し、SETUP.EXEを実行します。 ソフトウェアのインストールについて詳しくは、『HP Power Managerユーザ ガイド』を参照してください。 注: ソフトウェアをインストールする前に、UPSがシリアル、USB、またはネットワーク ケーブルによってマネジメント サーバに正しく接続されているかを確認してください。 ========================================================= パート 5: バージョン4.1での操作上の注意および既知の問題 ========================================================= パワー マネジメント タブのWindows USBルート ハブ設定は、電力を節約するためデフォルトで有効になっています。 Windowsがパワー セーブ モードになった場合、USBポートはオフになり、HP Power ManagerはUPSが切断されたことを報告します。 UPSの監視にUSBポートを使用する場合は、この設定を無効にしておく必要があります。 HP Power Managerのロード セグメントにストレージ デバイスを接続している場合、 ストレージ デバイスのシャットダウンOS時間はグレー アウト表示になりません。 ストレージ デバイスには、シャットダウンを開始する前に、データを保存するためにコンピュータがストレージ デバイスにアクセスを可能にするために、最も長い時間をとる必要があります。 HP Power Managerは、マネジメント サーバの実行時間よりもストレージ デバイス シャットダウン時間を短く設定することができません。 Netwareコンソール画面にシャットダウンが開始されようとしているという通知を受け取れないことがあります。 安全にシャットダウンが行われます。 対話型インストールを使用して64ビットのWindowsにHP Power Managerをインストールする場合、HP Power Managerのファイルはx86のProgram Filesディレクトリに保存されます。 アプリケーションは実行されますが、移動する必要はありません。 ただし、サイレント インストールでは、HP Power Managerファイルは64ビットのWindows program filesフォルダに保存されます。 アプリケーションは実行されますが、ファイルを移動する必要はありません。 Windows IA 64 Enterprise Serverを実行しているHP IntegrityサーバからHP Power Managerを表示することができません。 64ビット オペレーティング システム用の64ビット フラッシュ プラグインが存在しません。 サポートされる32ビットOSを使用して、HP Power Managerマネジメント サーバを表示することができます。 Internet Explorerを実行している新しいWindowsオペレーティング システム上で、HP Power Managerマネジメント サーバを表示することができません。 この問題は、HP Power ManagerのWebページが信頼済みサイトでない可能性があります。 この問題が発生した場合は、IPアドレスを信頼済みサイトに追加してください。 ネットワークに接続されたR6000のロードセグメント1上の再起動遅延を設定したときに、その遅延が保存されていないかのように見えることがあります。 別の画面を表示して、電源障害設定ページに戻ると、保存された設定を見ることができます。 詳しくは、『HP Power Managerユーザ ガイド』の「トラブルシューティング」を参照してください。