HP Power Manager 4.2 README.TXT HP Power Manager リリース ノート (Windowsマネジメント サーバ) 2007年11月(第2版) ----------------------------------------------------------------------------- 概要 ----------------------------------------------------------------------------- HP Power Managerは、個々のHP UPSの包括的なコントロールでパワー環境を監視して、管理して、制御することを可能にします。 ブラウザ インタフェースにより、マネジメント サーバへの安全なアクセスをネットワークのどこからでも提供します。 重要なサーバの動作可能時間を最大にするために、電源障害設定を構成し、UPSロード セグメントを定義することができます。 マネジメント サーバはリモート エージェントへ、ステータスおよびシャットダウン情報の両方を提供します。 リモート エージェントは、マシン上で動作し、ソフトウェア が正常にサーバのオペレーティング システムをシャットダウンし、電源障害中にスクリプトを実行することを許可します。 UPSにより電源供給されるマシンおよびソフトウェアがコマンドを開始するために使用するマシン上にリモート エージェントをインストールしてください。 しかし、マネジメント サーバのコンポーネントを実行しているマシンにリモート エージェントをインストールする必要はありません。 サポートされるUPSの詳細なリストについては、HP Power Managerの製品概要ページ(http://www.hp.com/jp/servers/ups)のサポートされるハードウェア マトリックスを参照してください。 HP Power ManagerがHP Systems Insight Managerおよび他のSNMPマネジメント プログラムにアラート トラップを送るように設定することができます。 ソフトウェアは、スタンダアロン パワー マネジメント システムとしても動作することができます。 この柔軟性は、これらのポートが内蔵ポートまたはオプション カードとして利用可能である場合は、ネットワークポート、USBポート、またはシリアルポートを通してUPSを監視、管理、コミュニケートすることを可能にします。 日々の保守タスクを容易にするために、ソフトウェアはUPSのバッテリ チェックを含む詳細なシステム ログとシステム診断プログラムを提供します。 =============================================== 目次 =============================================== パート 説明 ---- ----------- 1 システム要件 2 インストール手順 3 既知の問題点 =============================================== パート 1: システム要件 =============================================== 推奨される最小要件 マネジメント サーバおよびリモート エージェント クライアント: プロセッサ 500-MHz ディスク容量 25MB以上の空き容量 システム メモリ 128MB以上のRAM オペレーティング システム (すべてのプラットフォーム: x86、x64、IA64): . Microsoft Windows Server 2003 SE/EE R2, SP1/SP2 . Microsoft Windows Server 2003 SE/EE, SP1 . Microsoft Windows Small Business Server 2003 R2, SP1 . Microsoft Windows XP Professional, SP2 クライアント上のWebブラウザ: ・ Microsoft(R) Internet Explorer 6.0 SP1 モニタの解像度: ・ サポートされる最小の解像度は1027x768ビット ハイカラーです。(表示を最適にするためにブラウザのウィンドウを最大にしてください) 注: 表示するには、Adobe Flash Player 9.0が必要です。 http://www.adobe.comから利用可能です。 =============================================== パート 2: インストール手順 =============================================== Windowsへのインストール Windowsオペレーティング システム環境でのコンポーネントのインストール マネジメント サーバおよびリモート エージェントは、GUIまたはサイレント インストールを使用してサポートされるWindows(R)オペレーティング システム上にインストールできます。 重要: マネジメント サーバおよびリモート エージェントのコンポーネントは、同じコンピュータにインストールできません。 注: HPPMソフトウェアをインストールした後再起動する必要があります。 ソフトウェアをHP Webサイト(http://www.hp.com/jp/servers/ups/)からダウンロードした場合、指示に従ってファイルを解凍し、SETUP.EXEを実行します。 ソフトウェアのインストールについて詳しくは、『HP Power Managerユーザ ガイド』を参照してください。 注: ソフトウェアをインストールする前に、UPSがシリアル、USB、またはネットワーク ケーブルによってマネジメント サーバに正しく接続されているかを確認してください。 ========================================================= パート 3: 操作上の注意および既知の問題 ========================================================= パワー マネジメント タブのWindows USBルート ハブ設定は、電力を節約するためデフォルトで有効になっています。 Windowsがパワー セーブ モードになった場合、USBポートはオフになり、HP Power ManagerはUPSが切断されたことを報告します。 UPSの監視にUSBポートを使用する場合は、この設定を無効にしておく必要があります。 HP Power Managerのロード セグメントにストレージ デバイスを接続している場合、 ストレージ デバイスのシャットダウンOS時間はグレー アウト表示になりません。 ストレージ デバイスには、シャットダウンを開始する前に、データを保存するためにコンピュータがストレージ デバイスにアクセスを可能にするために、最も長い時間をとる必要があります。 HP Power Managerは、マネジメント サーバの実行時間よりもストレージ デバイス シャットダウン時間を短く設定することができません。 対話型インストールを使用して64ビットのWindowsにHP Power Managerをインストールする場合、HP Power Managerのファイルはx86のProgram Filesディレクトリに保存されます。 アプリケーションは実行されますが、移動する必要はありません。 ただし、サイレント インストールでは、HP Power Managerファイルは64ビットのWindows program filesフォルダに保存されます。 アプリケーションは実行されますが、移動する必要はありません。 詳しくは、『HP Power Managerユーザ ガイド』の「トラブルシューティング」を参照してください。