HP Power Manager (HPPM) README.TXT HP Power Manager v4.2.10 リリースノート(Windows マネジメント サーバー) 2010年4月(第10版) =============================================== 目次 =============================================== 章 説明 ---- ----------- 1 概要 2 リリース修正 3 以前のリリース修正 4 UPS Power Protection Agentの要件 5 インストール手順 6 既知の問題点 =============================================== 第1章:概要 =============================================== HP Power Managerは、個々のHP UPSの包括的なコントロールでパワー環境を監視、管理、および制御することを可能にします。ブラウザー インターフェイスにより、マネジメント サーバーへの安全なアクセスをネットワークのどこからでも提供します。重要なサーバーの動作可能時間を最大にするために、電源障害設定を構成し、UPSロード セグメントを定義することができます。 マネジメント サーバーは、リモート エージェントにステータスおよびシャットダウン情報を送信します。リモート エージェントは、マシン上で実行され、電源障害時に、ソフトウェアがそのサーバーのオペレーティング システムを正しい手順でシャットダウンしたり、スクリプトを実行したりすることができるようにします。UPSで電力が供給されているマシンおよびコマンドを実行するためにソフトウェアを使用するマシンにリモート エージェントをインストールします。ただし、マネジメント サーバー コンポーネントを実行するマシンには、リモート エージェントをインストールする必要はありません。 サポートされるUPSの詳細なリストについては、HP Power Managerの製品概要ページ(http://www.hp.com/jp/servers/ups_manage)のサポートされるハードウェア マトリックスを参照してください。 HP Power ManagerがHP Systems Insight Managerおよび他のSNMPマネジメント プログラムにアラート トラップを送るように設定することができます。ソフトウェアは、独立したパワー マネジメント システムとして実行することも可能です。この柔軟性により、ネットワーク ポート、USBポート、またはシリアル ポートが内蔵またはオプション カードで利用可能な場合、これらのポート経由でUPSを監視、管理、および通信することを可能にします。日々のメンテナンス タスクを容易にするために、ソフトウェアがUPSのバッテリ チェックを含む詳細なシステム ログとシステム診断を提供します。 =============================================== 第2章:リリース修正 =============================================== 新しいHP Power Manger(HPPM)v4.2.10では、セキュリティに関する問題を修正しています。 -URLバッファ オーバーフローの問題に関しては、ユーザーがスクリプトを使ってHTMLを修正してログインを試みた場合、ユーザー名とパスワードの長さが20文字以上あるか確認するチェックを加え、もし超えていた場合は、ログインが拒否されます。 -ログのエクスポート a) ログのエクスポートページでは、テキスト ボックスは50文字に制限されるようになりました。 b) ファイル名のテキスト ボックスに相対パスあるいは絶対パスの入力は許されなくなりました。 c) ファイル名が50文字を超えていないか、またファイル名にパスが含まれていないか確認する チェックを追加しました。 =============================================== 第3章:以前のリリース修正 =============================================== HP Power Manger(HPPM)v4.2.9では、セキュリティに関連する問題を修正しました。 -バッファ オーバーフローでは、以下の制限が追加されました。 a)[すべてのシャットダウン遅延]テキスト ボックスは3桁までになりました b)[再起動遅延]テキスト ボックスは5桁までになりました c)[その他の遅延]テキスト ボックスは50文字までになりました -電子メールの問題の解決方法 a)ボックスイベント通知の[遅延]テキストは、10に設定され、無効にされました。 ------------------------------------------------------ HP Power Manger(HPPM)v4.2.7では、バグ フィックスとWindows 2008のサポートをリリースしました。 -HP UPSに接続したWindows 2008サーバーの[ハイバネーション モード]はサポートされないため、矛盾が発生します。 -Windows 2008サーバーでハイバネーションを無効にする方法 a)DOS Windows で"powercfg.exe -h on"コマンドを実行します。これは、サーバーを正常にシャットダウンさせます。 ------------------------------------------------------ HP Power Manger(HPPM)v4.2.6では、バグ フィックスをリリースしました。 - 14-day battery Auto Self Testの有効 - T750固有の4つの問題 a)[サイクル]機能が動作するようになりました b)Powerfailページのシリアル/USBの設定が保存されるようになりました c)[アドバンスト電源障害]ページを選択したときに文法エラーにならなくなりました d)USB接続でUPSオフ アラームが利用可能になりました - シャットダウン タイムを支援するめの変更 =============================================== 第4章:システム要件 =============================================== 推奨される最小要件 マネジメント サーバーおよびリモート エージェント クライアント: プロセッサー 500MHz ディスク容量 25MBの空きディスク容量 システム メモリ 128MB RAM オペレーティング システム(すべてのプラットフォーム:x86、x64、IA64): ・ Microsoft Windows Server 2008 SE/EE/DE R2 (x64のみ) ・ Microsoft Windows Small Business Server 2008 R1 ・ Microsoft Windows Server 2003 SE/EE R2, SP1/SP2 ・ Microsoft Windows Server 2003 SE/EE R1, SP1 ・ Microsoft Windows Small Business Server 2003 R2, SP2 ・ Microsoft Windows Vista Professional SP2 (x86 & x64) ・ Microsoft Windows XP Professional, SP2/SP3 (x86 & x64) ・ Microsoft Windows Windows 7 Enterprise (x86 & x64) クライアント上のWebブラウザー: ・ Microsoft(R) Internet Explorer 6.0 SP1 ・ Microsoft(R) Internet Explorer 7.0 ・ Microsoft(R) Internet Explorer 8.0 モニターの解像度: ・ サポートされる最低の解像度1024 x 768、16ビット ハイ カラー (表示を最適にするためにブラウザーのウィンドウを最大にしてください) 注:ページによっては、Adobe Flash Player 9.0を使って表示させる必要があります。 以下のサイトから入手することができます: http://www.adobe.com/jp/ =============================================== 第5章:インストール手順 =============================================== Windows上でのインストール Windowsオペレーティング システム環境でのコンポーネントのインストール マネジメント サーバーおよびリモート エージェントは、GUIまたはサイレント インストールを使用して、サポートされているWindowsRオペレーティング システム上に、インストールできます。 重要:マネジメント サーバーおよびリモート エージェントのコンポーネントは、同じコンピューター上 にインストールできません。 注:HPPMソフトウェアをインストールした後に再起動する必要があります。 ソフトウェアをHP Webサイト(http://www.hp.com/jp/servers/ups_manage)からダウンロードした場合、指示に従ってファイルを解凍し、SETUP.EXEを実行します。 ソフトウェアのインストールについて詳しくは、『HP Power Managerユーザー ガイド』を参照してください。 注:ソフトウェアをインストールする前に、UPSがシリアル、USB、またはネットワーク ケーブルに よってマネジメント サーバーに正しく接続されていることを確認してください。 ======================================================== 第6章:オペレーションの注意と既知の問題 ========================================================= パワー マネジメント タブのWindows USBルート ハブ設定は、電力を節約するためデフォルトで有効になっています。Windowsがパワー セーブ モードになった場合、USBポートはオフになり、HP Power ManagerはUPSが切断されたことを報告します。UPSの監視にUSBポートを使用する場合は、この設定を無効にしておく必要があります。 HP Power Managerのロード セグメントにストレージ デバイスを接続している場合、 ストレージ デバイスのシャットダウンOS時間はグレー アウト表示になりません。ストレージ デバイスには、シャットダウンを開始する前に、データを保存するためにコンピューターがストレージ デバイスにアクセスを可能にするために、最も長い時間をとる必要があります。HP Power Managerは、マネジメント サーバーの実行時間よりもストレージ デバイス シャットダウン時間を短く設定することができません。 対話型インストールを使用して64ビットのWindowsにHP Power Managerをインストールする場合、HP Power Managerのファイルはx86のProgram Filesディレクトリに保存されます。アプリケーションは実行されるので、移動する必要はありません。また、サイレント インストールでは、HP Power Managerファイルは64ビットのWindows program filesフォルダーに保存されます。アプリケーションは実行されるので、ファイルを移動する必要はありません。 詳しくは、『HP Power Managerユーザー ガイド』の「トラブルシューティング」を参照してください。