HPE Ethernet 4x25Gb 1ポート 620QSFP28 ネットワークアダプター

製品の画像は、実際の製品と異なることがあります。

HPE 620QSFP28は4レーンの25Gb接続が可能な、1ポートのEthernetアダプターです。PCle 3.0との互換性を持ったフォームファクターであり、QLogicが提供する次世代の45604シングルチップソリューションを特長としており、一部のHPE ProLiant Gen9サーバー向けに設計されました。さらにこのアダプターは、RDMA over Converged Ethernt (RoCE) に加え、オーバーレイネットワークトンネリングおよびストレージなどの豊富なオフロードテクノロジーを提供しています。これにより、ホスト効率性と仮想化パフォーマンスが向上します。

HPE 620QSFP28は、4レーンの25Gb Ethernet接続が可能な単一のQuad Small Form Factor Pluggable (QSFP) を使用しています。

QLogicの市場で実証済みのアーキテクチャーとソフトウェアを活用することにより、HPE 620QSFP28は、電力消費量を抑えながら、全ポートでのフルラインレートパフォーマンスを実現します。

HPE 620QSFP28は、VLANタギング、Adaptive Interrupt Coalescing、MSI-X、NICチーミング (ボンディング)、トンネリングオフロード (NVGRE VxLAN)、Receive Side Scaling (RSS)、ジャンボフレーム、PXEブート、および、SR-IOV、VMware NetQueueやMicrosoft VMQなどの仮想化機能といった、エンタープライズクラスの機能をサポートしています。

HPE Sea of Sensors 3Dテクノロジーをサポートすることにより、エネルギー消費量とコストを抑えながら、サーバーパフォーマンスを向上します。

モデル


HPE Ethernet 4x25Gb 1ポート 620QSFP28 ネットワークアダプター 817762-B21

キットの内容


  • HPE Ethernet 4x25Gb 1ポート 620QSFP28 ネットワークアダプター
  • クイックインストールカード
  • 製品保証書

標準機能


製品の特長
  • 高スループットと低レイテンシを実現する業界最高レベルのパフォーマンス
  • 最大200Gb/秒の双方向ニアラインレートスループット
  • ハードウェアアクセラレーションおよびTCP/IP/UDPステートレスオフロード、TCPオフロードエンジン (TOE)
  • RDMA over Converged Ethernet (RoCE) により、サーバー効率を最大化し、低レイテンシを実現
  • Web/モバイルアプリケーション、モバイルメッセージング、およびソーシャルメディアに最適な、1ポートにつき1秒あたり1,500万以上のスモールパケット
  • 優れたスモールパケットパフォーマンス: UEFIおよび従来のブートオプション、およびトンネルオフロードのサポート (NVGRE, VxLAN)
  • ロープロファイル設計 (標準高/ロープロファイルブラケットを同梱)
  • Single-Root I/O Virtualization (SR-IOV)、Active Health System (ファームウェア (OCBB)、I2C 機能が必要) をサポートすることにより、仮想サーバー環境を最適化
  • PXE、ジャンボフレーム、チェックサム/セグメンテーションオフロード、IPv6およびRSS
  • オンチップ温度モニター (OCSD)
  • 標準的なサーバーオペレーティングシステムのサポート
  • 標準的なNCシリーズオプションキットの保証、サポート、サービス
  • フィールドでの交換/アップグレードが可能
  • Preboot eXecution Environment (PXE) のサポート
  • 統合されたPHYおよびMAC
  • IEEE 1588 (時刻同期)
4ポートの25Gb Ethernetスループット HPE 620QSFP28アダプターは、ポートあたり50Gb/秒の双方向Ethernet転送速度 (アダプターあたり200Gb/秒) により優れたネットワークパフォーマンスを実現することで、応答時間を短縮するとともに、次世代のデータセンターのパフォーマンスに影響を及ぼすボトルネックを解消します。100Gb Ethernet帯域幅は、ハイパフォーマンスコンピューティングやデータベースクラスターなどに最適です。
RDMA (RoCE) RoCEは、オペレーティングシステム (OS) カーネルを介さずに、送信元サーバーのユーザーメモリから送信先サーバーのユーザーメモリを直接転送できるようにする、高速なI/Oデリバリ機構です。RDMAデータ転送はアダプターのネットワークプロセッサー上のDMAエンジンによって実行されるため、データ移動にCPUを使用せず、より多くの仮想ワークロードのホスティング (VM密度の向上) など、別のタスクの実行に充てられます。またRDMAは、ホストのTCP/IPスタックを回避し、アダプターのネットワークプロセッサー上に実装されている上位レイヤーInfiniBandプロトコルを優先します。TCP/IPスタックを回避し、データのコピー手順を削減することにより、全体的なレイテンシが減少し、SMBダイレクトを使用するMicrosoft Hyper-Vライブマイグレーション、Microsoft SQL、Microsoft Share Pointなどのアプリケーションの性能が最適化されます。
ジャンボフレーム HPE 620QSFP28アダプターはジャンボフレーム (別名: 拡張フレーム) をサポートし、Ethernet I/Oトラフィックの処理時に最大9Kバイト (KB) の転送単位 (MTU) を実現します。これは、1,500バイトのEthernetフレームの5倍を超える大きさです。ジャンボフレームにより、ネットワークの高スループットパフォーマンスとCPU使用効率が向上します。これらの特長は、特にデータベース転送やテープバックアップの処理に役立ちます。
DPDK HPE 620QSFP28アダプターはDPDK (Data Plane Developer Kit) をサポートしており、スモールパケットアクセラレーションおよびNFV開発での使用に適しています。
TCP/IPステートレスオフロード TCP、IP、UDPチェックサムオフロード、大量送信オフロード (LSO)、TCP、セグメンテーションオフロード (TSO) などをサポートしています。これらの機能により、ホストの効率が最適化され、CPUを他のタスクに使用できるようになります。

HPE 620QSFP28アダプターは、TCP/IPステートレスオフローディング機能を提供しています。
MSIおよびMSI-X Message Signaled Interrupt (Extended) は、CPU/コア間の割り込み負荷を分散することにより、マルチコアサーバーのパフォーマンス向上を図ります。HPE 620QSFP28アダプターはMSIおよびMSI-Xをサポートしています。
802.1Q VLAN IEEE 802.1Q仮想ローカルエリアネットワーク (VLAN) プロトコルにより、HPE 620QSF28アダプターの各物理ポートを複数の仮想NICに分割し、ネットワークセグメントの追加や、セキュリティおよびパフォーマンスの強化を実現できます。VLANでは、ユーザー間のトラフィックを隔離することにより、セキュリティが強化されます。ブロードキャストトラフィックを同一のVLANドメイン内に制限することにより、パフォーマンスを向上させることもできます。HPE 620QSFP28アダプターは802.1Q (VLAN) をサポートしています。
トンネル
オフロード
VLANおよびNVGREトンネルオフロードのサポートにより、オーバーレイネットワークのホストパフォーマンスへの影響を最小限に抑えます。パケット処理をアダプターにオフロードすることにより、オーバーレイネットワークを使用して、パフォーマンスにほとんど影響を与えることなく、VM以降の柔軟性を高め、ネットワーク規模を拡大できます。HPEのトンネルオフロードは、I/Oスループットを向上し、CPUの使用率を削減し、電力消費を低減します。NVGREトンネルオフロードでは、Microsoft OS環境とVMwareのVxLAN、およびLinux (RHELおよびSUSE) 環境をサポートします。
TOE TCP/IPオフロードエンジン (TOE) により、TCPプロトコルスタックのデータをサーバーのCPUではなくアダプターのプロセッサーが処理します。このため、CPUサイクルを他の処理に回せるようになります。
Single-Root I/O Virtualization Single-Root I/O Virtualization (SR-IOV) は、仮想化環境でホストシステムのハイパーバイザーを回避する機能で、メタルに迫る性能とサーバーの効率化を可能にします。SR-IOVでは、複数の仮想ファンクション (VF) を作成して、1つのPCleリソースを共有します。このSR-IOV対応デバイスには、サーバーBIOSのサポート、コントローラーファームウェア、およびOSのサポートが必要です。
仮想化に対応した最適化 VMware NetQueueおよびMicrosoft VMQのI/O仮想化をサポートすることで、統合された仮想ワークロードに求められるパフォーマンスを達成できます。
チェックサム/セグメンテーションオフロード 一般的にTCPチェックサムは、プロトコルスタックにより計算されます。いずれかの「チェックサムオフロード」パラメーターを選択し、アダプターによりチェックサムを計算することも可能です。

セグメンテーションオフロードは、CPUオーバーヘッドを削減することにより、高帯域幅ネットワーク接続のアウトバウンドスループットを向上する技術です。この技術は、(TCPに対する場合は) TCPセグメンテーションオフロード (TSO)、あるいは汎用セグメンテーションオフロード (GSO) とも呼ばれます。
HPE 620QSFP28アダプターには、チェックサムおよびセグメンテーションオフロード機能の両方があります。
IPv6 IPv6では、インターネット上でより多くのデバイスやユーザーをサポートできるよう、128ビットのアドレス空間を採用しています。これに対して、IPv4のアドレス空間は32ビットです。 HPE 620QSFP28アダプターはIPv6をサポートしています。
Receive Side Scaling (RSS) RSSは、受信側のネットワーク負荷をネットワークアダプターから複数のプロセッサーに分散することで、単一プロセッサーのボトルネックを解消します。RSSにより、使用可能なプロセッサー数に応じたパケット受信処理の拡張が可能になります。

HPE 620QSFP28アダプターには、RSS機能が備わっています。
時刻同期の実装 (PTP) ネットワーク全体に渡ってシステムクロックを同期し、計測/制御システムに求められるサブマイクロ秒レベルのクロック制度を実現します。 HPE 620QSFP28アダプターは、Precision Time Protocol (PTP) をサポートします。
ネットワークアダプターチーミング HPE 620QSFP28アダプターは、NICチーミングをサポートし、ネットワークフォールトトレランスとネットワークの帯域幅を強化することで、IT管理者を支援します。また、アダプターのチームは連携して1つの仮想アダプターとして機能します。HPE 620QSFP28は複数タイプのチーミングをサポートするため、IT管理者は最適な可用性を優れたパフォーマンスで実現し、コストを削減できます。
ネットワーク管理
マネジメント
サポート
HPE 620QSFPアダプターはHPE Systems Insight Manager (SIM) から管理できます。個別の管理またはチームによる管理が可能であり、レポート用にSNMPベースの統計情報が表示されます。SNMPサポートを使用すると、HPE 620QSFPアダプターを他のアプリケーションからも管理できるようになります。
サーバーの統合 HPE 620QSFPは、検証、テスト、動作確認を経て、HPE ProLiantサーバー用に最適化されたソリューションです。HPEでは、主要なオペレーティングシステムドライバーと、HPE Intelligent ProvisioningおよびHPE Systems Insight Managerなどのネットワーク管理をより簡単に行うためのWebベースのエンタープライズ管理ユーティリティの動作確認を行っています。
このアプローチにより、他のベンダーが提供する製品よりも堅牢で信頼性の高いネットワークソリューションが提供されます。また、ユーザーにとってはサーバーとネットワークアダプターについての窓口が同じという利点もあります。
コンフィギュレーションユーティリティ HPE 620QSFPには、ユーザーが初期診断を行ったり、アダプターチームを編成したりできるように、オペレーティングシステムに合わせてカスタマイズされた一連のコンフィギュレーションユーティリティが付属しています。これには、Microsoft Windowsオペレーティングシステム用のチーミングGUI (特許取得済み) も含まれています。さらに、Microsoft Windows環境では、チームのスクリプトによるインストールがサポートされるため、OSの自動インストールが可能になります。
LEDインジケーター HPE 620QSFPアダプターにある色つきLEDは、リンクステータスやリンクアクティビティを表しています。
Preboot eXecution Environment (PXE) PXEは、サーバーをネットワーク越しに起動したり、ネットワーク内に存在するソフトウェアをダウンロードしたりできるようにします。
HPE Sea of Sensors 3D 32個のセンサーを集めたHPE Sea of Sensorsのサポートにより、サーバー全体のサーマルアクティビティ (発熱) を自動的にトラッキングします。高温になると、センサーがファンのスイッチを入れ、省エネのためにさまざまな調整を行います。さらに、新システムへのアップグレードで、一度に6個すべてのファンスイッチが投入されていたものから、温度が上昇し始めた領域の近辺にあるファンのみをスイッチオンするように変更されており、冷却用のエネルギー量が省力化されています。
VMware NetQueueおよびMicrosoft Virtual Machine Queue (VMQ) VMware NetQueuは、仮想化環境における10 Gigabit Ethernetネットワークアダプターのパフォーマンスを大幅に向上するテクノロジーです。

Windows Hyper-V VMQ (VMQ) は、Windows Server 2008 R2を実行しVMQ対応のEthernetアダプターを搭載するサーバー上で使用可能な機能です。VMQはハードウェアパケットフィルタリングを使用して、外部の仮想マシンネットワークから個々の仮想マシンにパケットデータを直接配信することで、パケットをルーティングしたり、管理オペレーティングシステムから仮想マシンにパケットをコピーしたりする手間を軽減します。

HPE 620QSFP28アダプターは、VMware NetQueueおよびWindows Hyper-V VMQをサポートしています。
保証 保証、サポートおよびサービスの詳細については「HPE ProLiant サポート & サービス」をご覧ください。