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〜システム管理者のお悩み解決〜

第3回:クラスタ不要!? HP NonStopサーバーで運用コストもダウン

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SE10年目の山崎さんは、旅行代理店関係のシステム開発に携わっていましたが、5年前に転職。スキルを活かして新たな生活を始めているようです。今日は、元同僚の木下さんと、久しぶりに飲みに行くことになりました。
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〜システム管理者のお悩み解決〜第3回
備えあれば憂いなし? 止まらないためのクラスタとは
導入だけではすまない、クラスタの保守とは?
すべては想定範囲内!? クラスタの理想と現実
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2010年7月
西村 めぐみ

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備えあれば憂いなし? 止まらないためのクラスタとは

山崎さん
山崎さん:
それにしても久しぶりだね。みんな元気にしてる?
木下さん:
お前ちょっと太ったんじゃない? それに日焼けなんてしやがって。いい生活してんじゃないの?
木下さん
山崎さん
山崎さん:
鍛えてるんだよ。これは筋肉だっての。なーんて、最近さすがに腹回りが気になってさ、会社のそばのジムに通っているんだよ。平日会員になって仕事帰りに寄るのが正解だね。安いし空いているし。
木下さん:
そんな暇あるかよ。今日だってこの時間に出てこられたのは奇跡だぜ。
木下さん
山崎さん
山崎さん:
あいかわらず忙しいんだなぁ。
木下さん:
何年前だっけ。クラスタを導入したときはこれで楽になるって思ったんだけどなぁ。
木下さん
山崎さん
山崎さん:
なつかしい。導入大変だったよね。
木下さん:
ソフトの選定から設定まで、まあ大変だったよな。いろんなケースを想定してはパッケージ追加して設定して……。特に、あの時はリーダーだった大森さんが途中で抜けちゃっただろ? だから余計大変だったよね。何がどうなってるんだかわかんないんだもの。
木下さん
山崎さん
山崎さん:
でも、入れると楽になるからって信じてがんばったんだよな。

解説

「複数のコンピュータを相互に接続して、ユーザーやほかのコンピュータに対して1台のコンピュータとして認識させる技術」をクラスタリングといいます。クラスタリングの目的は、大きく分けると「拡張性(スケーラビリティ)」と「高可用性(アベイラビリティ)」の2つがあります。

拡張性はシステムの規模が変化しても対応できるようにするために必要です。拡張性のためのクラスタには、「負荷分散(ロードバランス)クラスタ」および「HPC(High Performance Computing)クラスタ」があります。HPCクラスタは「並列クラスタ」とも呼ばれます。

システムを停止させないためのクラスタは、「高可用クラスタ」または「HA(High Availability)クラスタ」などと呼ばれます。

クリティカルな業務においては、複数のコンピュータを組み合わせておくことで、障害や保守を行う時にもシステム全体は停止しない「高可用性」が重要です。

なお、多くのクラスタリングシステムは、拡張性・高可用性の両方をカバーできるようになっています。

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導入だけではすまない、クラスタの保守とは?

山崎さん
山崎さん:
結局クラスタを導入するまでどのくらいかかったんだっけ?
木下さん:
あの時はなんだかんだで3ヵ月くらいかかったんじゃないかな。今なら僕もかなり経験を積んだし。そうだね、シンプルなクラスタだったら設計・構築・テストでざっと3週間くらい。
木下さん
山崎さん
山崎さん:
そんなにかかるの?
木下さん:
その後だって大変だよ。結局ハードウェアっていうのは壊れるもので、そのためのクラスタなんだけど、壊れた場合の後始末も大変なんだよね。クラスタの機能で OS までは素早く切り替わったとしても、その上で動くDBやアプリがきちんと整合性を持って切り替わったか、結局最後は自分の目で確認しないといけない。この確認作業が大変なんだ。
木下さん
山崎さん
山崎さん:
辛いね。神経使うし。
木下さん:
結局のところ、きちんと理解できる人なんて現場にひと握り。下手したら保守担当の1人しかいなかったりするわけ。それで何かあったときのために24時間張り付いて監視してなきゃいけないから、休みなんてほとんどとれないよ。休むときも、とにかく連絡だけはとれるようにしておいてくれ、なんて言われちゃって。
木下さん
山崎さん
山崎さん:
それだけ複雑だと、すべてを他の人に引き継ぎなんてできないもんね。
木下さん:
そうだよ。夏休みも正月休みも満足にとれてない。それこそ、お前が転職してからの5年間、旅行なんて1回も行ってないよ。せっかく旅行関係の会社にいるのにさ。
木下さん

解説

クラスタ構成において障害が発生した場合には、スタンバイサーバーでDBやミドルウェア、アプリケーションなどを再起動することになります。稼働しているアプリケーションが突然中断されることになるため、きちんとフェイルオーバーが完了したかを都度、管理者が検証する必要があります。また、アプリケーションまで含めた範囲で完全にシステムが切り替わるまでには、数分から数十分かかることもめずらしくありません。

実務で利用されるシステムは、データベースをはじめとした各種サーバーが連携して動いているため、クラスタのシステムはとても複雑になり、管理ポイントも多岐にわたります。

障害が発生した際の動作
図1:障害が発生した際の動作

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すべては想定範囲内!? クラスタの理想と現実

山崎さん
山崎さん:
それで実際のところどうなのよ。ちゃんと動いている?
木下さん:
んー、微妙だね。もちろんきちんと切り替わってくれることもあるよ。だけどなかなか想定通りにはならないよね。こないだなんて、システムが停止してから切り替わって正しく動き出すまでに最終的には3時間もかかっちゃってさ。
木下さん
山崎さん
山崎さん:
うわ。3時間もシステム止めちゃったの? それは大変だったね。
木下さん:
そのときは、データ側じゃなくてシステム側のディスクが一部だけ破損していて、システムとしては完全に止まっていなかったんだ。それでクラスタウェアも障害として検知できず、アプリケーションが応答しなくなったのに、うまくフェイルオーバーできなかったんだよ。
木下さん
山崎さん
山崎さん:
結局どうしたのさ。
木下さん:
手動だよ。辞めちゃった大森さんも「最後の最後は手動だね」なんて言っていたけど、実際その通りだったね。そりゃこっちも10年選手だからいろいろ策は取っているけどさ、きりがないもの。
木下さん
山崎さん
山崎さん:
最初から手動でやっちゃえばよかったのに。
木下さん:
そういうわけにもいかないさ。あくまでも最後の手段だよ。まずどこがトラブっているのか見極めるのが難しいし、スイッチ1つでってわけにはいかないから。
木下さん
山崎さん
山崎さん:
僕にはそこまでの経験がないからわからないけど、大変なものなんだね。
木下さん:
お前だって確か今は信用金庫だろ? もっとピリピリしているんじゃないの?
木下さん
山崎さん
山崎さん:
そりゃそうだよ。3時間ストップなんて大事故もいいとこだ。新聞に出ちゃうよ。
木下さん:
それなのにさっきから他人事じゃん。システムのお守り役からは外れているの?
木下さん
山崎さん
山崎さん:
いや、あいかわらずシステム周りをやっているよ。でも、僕のところはHP NonStopサーバーだから、“お守り”と言ってもごくごく簡単なんだ。
木下さん:
なにそれ?
木下さん
山崎さん
山崎さん:
名前の通り、ノンストップなサーバーだよ。HP NonStopサーバーは最初からそういう仕組みが入っているんだ。だから設定不要、障害の場合分けなんてことを考える必要はほとんどないんだよ。

解説

HP NonStopサーバーは、金融や流通を中心とした、ミッション・クリティカルな業務で使うために「絶対に停止しない」ように設計されたサーバーです。30年以上の実績を持ち、金融や流通、旅行、医療、情報通信などの分野で利用され続けています。

年間停止時間の比較(The Standish Groupによる調査)

System availability as experienced in live production sites based on data from the VirtualADVISOR database maintained by Standish Group, as of September 2006.

THE STANDISH GROUP
図2:年間停止時間の比較(The Standish Groupによる調査)

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