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導入事例

ボーダフォン株式会社(旧:J-フォン東海株式会社)

HP Integrity NonStop サーバー

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ボーダフォン株式会社(旧:J-フォン東海株式会社)
インターネットとの融合など新しいサービスを推進する
Compaq NonStop
J-フォン東海株式会社(以下:J-フォン東海)は、愛知・岐阜・三重・静岡の東海4県をサービス・エリアとするJ-フォン・グループの携帯電話会社です。加入者数も順調に伸びて2000年秋には200万人を超え、東海地区ではNTTドコモに次いでシェア2位を確保。同社の好調の秘密は、ユーザ・ニーズにマッチした新サービスの提供による差別化と顧客との密接な関係維持のためのきめ細かなサービスにあります。こうした施策の一環として、1999年10月からプリペイドカードで使う携帯電話サービスPj (J-PHONE PREPAID SERVICE)を開始。文字メール(配信課金は業界初)が利用できることやコンビニで販売したことから、販売台数は10万台を突破。このPjは今回新たに導入されたCompaq NonStop上で、カード管理や接続制御、課金に至るすべてのサービスが行われています。同社ではサービス開始以来、コンパックの総合的なサポートを活かしながら、毎月のように新しいサービス・メニューを追加することで、多くのお客様の高い評価を得ています。
導入事例
若手社員を中心に新しいサービスを次々に事業化
  業務に精通したコンパックでないとサービス開始に間に合わない
  競合他社との差別化のポイントはいち早いサービス開始
  「ベストを尽くす」コンパックとともに、K-taiの未来を切り拓く
  システム構成図

J-フォン イメージ

若手社員を中心に新しいサービスを次々に事業化


開発部
  テンポの速い展開で新たなサービスを生み出すための企画を立案している開発部
   
  石井 直人 氏
  開発部 開発課
主任 石井 直人 氏
 
 90年代に大きく成長した事業分野の筆頭に挙げられる移動体通信事業。J-フォン東海では、新しいサービスを極力早く開始することが、激しい競争のなかで加入者を獲得する最大のポイントであると考えています。そこで同社では、新しいサービスの開発と事業化のために、若手社員を中心とした積極的な取り組みを行ってきました。
 「今、移動体通信事業ではインターネットとの融合を基軸とするサービスが大きな流れです。従来は電話による音声だけだったのが、文字情報や音楽、画像のやりとりへと発展。今までの電話では不可能だった、こうしたサービスの一層の充実が最大の課題です」(大角主任)
 とりわけ東海地方では、他地域と比べて文字メール利用率の高さが際立っています。
 「ポケベル利用率も高かったのですが、メールだと相手に投げておけばよいので、高校生・大学生の利用が非常に多いのです。特に当社のSkyWalker(文字メール)は、他社の文字メールと比べて使いやすいと定評があり、若い利用者層の獲得に大きく貢献しています」(石井主任)
 利用形態の大きな変化とともに、携帯電話の普及率も大幅にアップしています。東海地方では普及率はすでに50%を突破、通常の携帯電話のマーケットそのものが急速に飽和状態に近づいています。そこで従来携帯電話を利用していなかった層を中心に新しい利用者を獲得し、マーケットを作り出していくサービスの展開が急務となっていました。

業務に精通したコンパックでないとサービス開始に間に合わない


長谷川 八絵子 氏
  開発部 開発課
担当課長
長谷川 八絵子 氏
   
  近藤 洋子 氏
  開発部 開発課
近藤 洋子 氏
 
 そこで同社が目を付けたのが、携帯電話のプリペイドカードによる利用サービス。
 「海外では1996年から始まっていたのですが、日本には向かないのではないか、という意見はかなりありました。しかし、プリペイドが持つ潜在的なマーケットへの期待が確信できたことや、新しもの好きなスタッフが多いこともあって、『やはり、やろう』と具体的な検討に入ったのが99年4月です」(長谷川課長)
 このサービスで同社は新しい顧客層の開拓だけでなく、新たな販路の確立をも目指しました。携帯電話は、加入時に申し込み用紙に詳細な項目を一つずつ記入しなければなりません。加えて本人確認や銀行印の捺印なども必要で、加入者だけでなく販売店にとっても加入手続きは大変に煩雑です。ところがプリペイドカード方式では、利用者はCDなどと同じように店頭で現金購入するだけでよく(平成12年7月以降、本人確認が必要)、また販売店側の手間も不要なため、コンビニを中心に販路も大きく開けると考えたのです。同社はサービスインを99年10月と設定し、事前に実施していた接続管理システムのコンペより、コンパックが選ばれました。
 「コンパックは当社の物流システムや顧客管理システムなどすべての業務分野に精通していたので、短時間でのシステム構築に最適だと考えました。またシステム面でもコンパックが提案したサービス・ノード方式は交換機など既存設備に大きな変更を強いることなく、当社の要望を完全に実現できるものでした。こうしたこともあって、開発サイドから価格が同じであれば、コンパックで開発しないと10月に間に合わないと、強く推薦して決定したのです」(長谷川課長)
 当時他事業者は、プリペイドカード方式の文字メールを発信課金で提供していたため、同社はSkyWalkerを含めたサービスの配信課金での提供を目指しました。
 「SkyWalkerについては最もこだわりを持っていたので、コンパックに無理をいって作ってもらいました。サービス開始1週間くらい前にSEの方から『SkyWalkerできました』とメールをいただいた時は、『よかった〜』と本当に思いました」(長谷川課長)
 「サービスイン直前まで、SkyWalkerが送信できない地域がありました。前々日新幹線で東京−大阪を往復しながらチェックしたのですが、最後まで残ったのが浜松周辺。自分の携帯の具合が悪いのではと泣きたくなりました。サービスイン前日の夜、土壇場で浜松在住の社員からPjを通して『ドラゴンズ優勝おめでとう』とメールが届いた時は、応援チームの優勝とメール開通が重なり二重の喜びでした」(近藤氏)

競合他社との差別化のポイントはいち早いサービス開始


浜田 源之 氏
  開発部 開発課
副主任 浜田 源之 氏
   
  服部 義紀 氏
  開発部 開発課
副主任 服部 義紀 氏
 
こうしてPj は、99年末のサークルKなどのコンビニでの販売を大きなステップに購入者数も増加、現在10万人を超える利用者があります。サービスを開始したら、24時間×365日止めることはできません。そこで、サービス・ノードのサーバーとして可用性に優れたNonStopサーバーを選択。実際のサービスは、NonStopサーバー上ですべて行われています。
まず利用者は(1)プリペイドカードを購入し、(2)サービス・ノードに使用開始を登録(リチャージ)。その上で、(3)相手先電話番号を直接ダイヤルします。(4)システム側は発信者番号によりカード番号や残度数を確認し、通話可否の判定を行ってOKであれば相手先のダイヤル番号に接続。そして通話終了時に残度数を更新します。さらにリアルタイムで課金を行い、残度数が規定値を下回った場合は警告ガイダンスを出力、残度数がゼロになると通話を強制的に切断する仕組みになっています。
「Pj のサービスには、まだ一般加入者向けに行っていない新しいサービスを試験的にやってみるという意味合いもあります。利用者数も一般の携帯加入者ほど多くないので、いきなり一般加入者向けでは難しいサービスでも先行してやることができます」(服部副主任)
Pj はサービス開始以来、ほぼ毎月サービス・メニューを改訂・追加してきました。通話料・送信料の引き下げはもとより、利用有効期間の延長やリチャージ・ボーナス、リチャージ有効期間・新料金プランの設定など、目白押しの展開です。
「矢継ぎ早に新しいサービスを打ち出して、お客様の利用を継続的に確保していくことが大変重要です。特に若者が顧客の中心なので、楽しくバラエティに富んだサービス提供を心掛けています」(浜田副主任)

「ベストを尽くす」コンパックとともに、K-taiの未来を切り拓く


大角 賢一 氏
  企画部 企画第一課
主任 大角 賢一 氏
 
 従来テレコム業界では、新しいサービスを開始するまで最低でも1年は必要でした。ところが、最近では競争の激化のなかで、いかに短期間でサービスをリリースするかが、他社との差別化の大きなポイントになっています。
 「他社も同様なサービスをほぼ同時期に考えていますので、少しでも先んじるために、3カ月程度でサービス開始できるのがベスト。また他社が開発したサービスへの即応体制も考えると、システムを構築してもらうベンダの素早い対応と協力が絶対に必要なのです」(大角主任)
 サービス開始後も、システムの安定した稼動とサービス改訂や追加への機敏な対応を並行して実現することがベンダには要求されます。
 「コンパックは私たちの要求に対するレスポンスが非常に早いし小回りも利きます。一つの問題に数カ月も費やしているようでは、他社に先んじたサービスなどとても実現できません」(服部副主任)
 「稼動直後はさまざまな不安定要素があることは覚悟しています。より重要な点はトラブル発生時のリカバリ対応です。コンパックはリカバリ対応も素早く、スピーディに動いてくれるので助かります」(石井主任)
 「トラブルの根本的な解決が難しい場合、一つずつやり方を変えながら解決していこうとするコンパックのサポートの仕方は、『ベストを尽くす』という前向きの姿勢が感じられて好感が持てます」(浜田副主任)
 「サービス開始後も新しいサービスの追加などが継続的に続いてきました。その間も常に新しい提案をしていただいて、コンパックとは一体となってサービスを創り出しているという気がしています。今後は『携帯電話』から『電話』という言葉を取り、表現も『ケータイ』から『K-tai』とでも表記できるようなマルチメディアなツールにしたいと考えています」(長谷川課長)
 この6月、ローマでプリペイド携帯電話事業者のワークショップが開かれました。その席上、「使い捨てされず、できるだけリチャージしてもらう」ための工夫として、Pj の「リチャージ・ボーナス」の話をしたところ、欧米ではそのようなサービスを全く行っておらず、その仕組みも含めて大いに注目されたとのことです。
 現在、Pj では通話明細のチェックや残金確認などをWeb上でも可能にするようなサービスなども計画中です。J-フォン東海が挑戦する「携帯からK-tai」への進化と、24時間×365日のサービスを支えるために、コンパックはNonStop eBusinessに基づいた最適なソリューションを提供してまいります。

ボーダフォン株式会社(旧:J-フォン東海株式会社)概要

 
本社: 古屋市中村区名駅1-1-4
設立: 1992年3月
代表取締役社長: 村上郁雄
資本金: 976億5,000万円
従業員数 約470名(2000年7月現在)
事業内容: 東海圏(愛知・岐阜・三重・静岡)における高品質な携帯電話・自動車電話サービスの提供およびそれに付帯した事業
URL: http://www.vodafone.jp/
 
この記事は、旧コンパックコンピュータ株式会社の導入事例です。会社名や製品・サービス名などは当時の情報ですので現在の状況とは違う場合があります。
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