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東芝インフォメーションシステムズが、
リアルタイムの受注・在庫管理システムを刷新し
24時間365日の無停止サービスを強化

東芝インフォメーションシステムズ株式会社様

HP Integrity NonStop サーバー

アドバンテージ
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東芝コンシューマー製品の受注処理・在庫管理を担う「TFRONT」にHP Integrity NonStopサーバーを採用、DRシステムを構築し災害時における事業継続を実現

HP NonStopサーバーは、TFRONTシステムを支えるプラットフォームとして現時点で最良の選択であると考えています。
“無停止”という価値は、何物にも代えがたいものです」

東芝インフォメーションシステムズ株式会社
ビジネスシステム・サービス 第二グループ
ライフスタイル事業グループ担当 事業部長
大橋 修 氏
チャレンジ
ソリューション
ベネフィット
導入先概要
PDF (1.68MB)

東芝インフォメーションシステムズ株式会社

目的

アプローチ

東芝の国内向けコンシューマー商品の受注・在庫管理を担う基幹システム「TFRONT」のインフラ刷新。24時間365日無停止でのサービス提供を持続するために、更なる安定稼働を追求し、災害時においても事業継続が可能な体制を強化する。
 
2000年より採用している無停止型サーバーの最新機種を導入し、中核となるアプリケーション資産を継承するとともに関連システムとの連携を強化。システム監 視のアウトソーシングにより、運用の合理化を図りながら障害時の対応を迅速化する。

ITの効果

ビジネスの効果

メインフレームを凌駕する高信頼インテル® Itanium®プロセッサー 9300番台搭載の「HP Integrity NonStop NB54000c」を採用し無停止システムのパフォーマンスを強化
1日200万件を超えるOLTPに対し、1件あたり1秒以内でのシステム処理を達成
HP NonStop RDFを採用したDR 環境を刷新し、より合理的なシステム構成で事業継続を可能に
日本ヒューレット・パッカードによるリモート監視体制に移行しプロアクティブな問題解決が可能に
Javaベースの開発により外部システムとの連携を強化
2000年のNonStopサーバー導入以降、14年にわたりサービス無停止を継続中
デジタル家電販売の急拡大、消費税増税直前などの需要急増に安定的に対処
障害の予兆を検知した時点で対応が可能になり解決時間を2/3程度に削減
アプリケーション資産を継承し開発・移行コストを抑制
最新機種の採用によりハードウェアコストを削減
タブレット端末からのリアルタイムなデータ参照
オペレータ権限の管理とアクセスログ取得により内部統制を強化


14年間無停止で東芝のコンシューマービジネスを支える
東芝インフォメーションシステムズは、東芝ブランドの国内向けコンシューマー商品の受注・在庫管理を担う「TFRONT」をサービス提供している。2000年の初導入以来、TFRONTの24時間365日無停止のサービスを支え続けているのは「HP Integrity NonStopサーバー」である。2013年には、メインフレームを凌駕する高信頼インテル® Itanium® プロセッサー 9300番台搭載の「HP Integrity NonStop NB54000c」に移行し、“無停止”を継続しながら更なるパフォーマンス向上とコスト削減をもたらした。


チャレンジ

15,000 品目の受注処理・在庫管理を統合した「TFRONT」

2013年10月、東芝インフォメーションシステムズが「TFRONT」のインフラを刷新した。2000年に初導入した「NonStop S70000」(Compaq Computers 製・現HP)から数えて6代目となるサーバープラットフォームは、インテル® Itanium® プロセッサー 9300番台を搭載し、大幅に性能を向上させた「HP Integrity NonStop NB54000c」である。

「テレビ、パソコン、生活家電など、東芝ブランドの国内向けコンシューマー商品の受注・在庫管理を一手に担う『TFRONT』は、24時間365日停止の許されないシステムです。HP NonStopサーバーは、2000年に導入されて以来"トラブルによる停止ゼロ”でミッションクリティカルなサービスを支え続けています」と語るのは、東芝インフォメーションシステムズでライフスタイル事業グループを率いる大橋修氏だ。

TFRONTは、15,000品目に及ぶ東芝コンシューマー商品のサプライチェーンの起点を担う。1カ月あたりの受注件数は60〜80万件、在庫照会や納期確認を含むトランザクションの総数は1日200万件を超える。

「家電量販店、東芝系列店、ECサイトなどからの注文に対し“1秒以内”でのレスポンスで応えることを目標にしています。これを達成するために、受注処理1件あたりのシステムレベルでの処理時間も1秒以内というSLAを定めています」と、東芝コンシューママーケティング 経営企画部 情報システム担当 参事の渡辺久美子氏は話す。同社はTFRONTのユーザー部門でもある。

家電量販店は「TC-NET」と呼ばれる家電業界EDIを通じて、東芝系列店は「KD-Web」からTFRONTにそれぞれに接続し、在庫照会・納期確認および発注をリアルタイムで行う。直販サイトである「東芝LivingDirect」やコールセンターからの受注もすべてTFRONT を経由する仕組みだ。

販売競争が激化する中、サービス品質を高めて顧客満足を獲得することの重要性はいっそう増している。たとえば、店頭での顧客からの問い合せに対して、在庫の有無や納期を“即答”できれば満足度を高めることができるだろう。逆に、顧客を待たせるようなことがあれば販売機会を失う可能性もある。

「流通チャネルが多様化し、アイテム数が増加する中でTFRONTが扱うデータ量/トランザクション量は拡大傾向にありました。中でも、2011年7月の地上波デジタルテレビへの移行、2014年3月の消費税増税前などは予想を上回るほどの処理要求の急増に直面しました」(渡辺氏)

2013年に導入された「HP Integrity NonStop NB54000c」は、従来環境のおよそ約2倍の処理性能でこれに応えた。

「TFRONTのインフラを定期的に刷新し、段階的に強化してきたことでこれらのピークを乗り切ることができました」(渡辺氏)


東芝インフォメーションシステムズ株式会社
ビジネスシステム・サービス 第二グループ
ライフスタイル事業グループ担当
事業部長 大橋 修氏
東芝インフォメーションシステムズ
株式会社
ビジネスシステム・サービス
第二グループ
ライフスタイル事業グループ担当
事業部長 大橋 修氏
東芝インフォメーションシステムズ株式会社
ビジネスシステム・サービス 第二グループ
ライフスタイル事業グループ担当
LS本社情報システム担当
基幹システム担当
グループ長 小沼 計介氏
東芝インフォメーションシステムズ
株式会社
ビジネスシステム・サービス
第二グループ
ライフスタイル事業グループ担当
LS本社情報システム担当
基幹システム担当
グループ長 小沼 計介氏
東芝コンシューママーケティング株式会社
経営企画部
情報システム担当
参事 渡辺 久美子氏
東芝コンシューママーケティング
株式会社
経営企画部
情報システム担当
参事 渡辺 久美子氏

"14年間無停止"で東芝のコンシューマービジネスを支える

TFRONTは、午前4時から午後11時まで受注・在庫照会・納期確認などのオンラインサービスを提供している。午前8時から12時までの4時間がピークタイムだ。TFRONTは発注元ごとに異なる注文フォーマットをリアルタイムで変換し、在庫を引き当てて配送のための出荷指示を次々と出していく。夜間は勘定系にデータを渡すためのバッチ処理が動く。

HP NonStopサーバーは2000年の導入から今日まで、計画停止を除いて14年間無停止でTFRONTのサービスを支え続けています。“無停止性”こそがHP NonStopサーバーの価値であり、私たちが享受している最大のメリットです」と語るのは、ライフスタイル事業グループで基幹システムを担当する小沼計介氏だ。

HP NonStopサーバーでは、ハードウェアとOS/ミドルウェアが“無停止”という目的のために完全に統合されている。ハードウェアを二重化して単一障害点を解消しているだけでなく、ソフトウェアの実行プロセスも二重化されていることが大きな特長だ。

この「プロセスペア技術」によって、HP NonStopサーバーは障害が発生してもシステムを再起動することなくプロセス継続を可能にしている。完全に二重化されたシステム上でプライマリーとバックアップ2つのプロセスを実行し、プライマリープロセスに障害が発生した場合には、“瞬時に”バックアッププロセスが処理を引き継ぐ仕組みだ。長年にわたり他の追随を許さない業界最高水準の“フォールトトレラントシステム”である。

「2005年には災害対策(DR)システムを構築し、更なるサービスレベル強化を図りました。HP NonStop RDFと呼ばれる機能を利用して、本番サイトとリモートサイト間でリアルタイムに処理を共有しています」(小沼氏)

HP NonStop RDF」は、HP NonStop OSに統合されたトランザクションマネージャーが、複数のシステム間でリアルタイムにデータベースを複製する仕組みである。本番サイトに深刻な問題が発生した場合でも、容易にリモートサイトでの業務継続が可能になります。

「万一、TFRONTのサービスが停止したときのビジネスインパクトは図り知れません。そうならないための無停止システムであり、実際に長年にわたってHP NonStopサーバーは無停止の実績を積み重ねてきました」と渡辺氏は信頼を寄せる。

「リモートサイトへの切替が発生した場合、短時間でのサービス再開が求められます。そのために年1度の災害対策訓練を義務付け、手順書の見直しを行っています」(小沼氏)


TFRONTは、東芝のクラウドサービスを支える株式会社東芝クラウド&ソリューション社(CL社)と東芝インフォメーションシステムズ株式会社が連携しCL社のデータセンターで運用を行っている。



ソリューション

アプリケーション資産を継承しながら新たな機能を付加

東芝インフォメーションシステムズは、どのような方法で14年もの長きにわたってHP NonStopサーバーを“無停止”で使い続けてきたのか。

「ハードウェアとソフトウェアのプロセスが完全に二重化されたHP NonStopサーバーでは、プロセッサーボードやストレージをサービス無停止で交換作業可能です。常に最新のハードウェアを利用することで、パフォーマンス向上とコスト削減を同時に図ることができます。これまで6モデルを利用してきましたが、うち3度は筐体内アップグレードで対応しました」(小沼氏)

TFRONTは、システム性能を高めつつ、物理プロセッサーの数を減らすことにも成功している。2000年の初導入時点を基準にすると、5倍以上の性能を1/2以下のコストで実現しているという。

「一方、TFRONTのアプリケーション資産はほぼそのまま継承しています。HP NonStopサーバーでは、最新世代のハードウェアとOS/ミドルウェア環境にアップグレードしても、アプリケーション側の修正がほとんど必要ありません」と小沼氏は言う。

核となるアプリケーション資産を継承しながら、新たな機能やサービスをJavaベースで追加していくことも可能だ。

「たとえば、TFRONTのデータベースへJavaアプリケーションからアクセスして、タブレット端末から受注状況や在庫情報をリアルタイムで参照できるようにするなど、新しいシステムメニューを随時追加しています。
多種多様なシステムとの連携が容易なことは、HP NonStopサーバーを長年にわたり使い続けている大きな理由のひとつです」 - 小沼氏

東芝コンシューママーケティングでは、従業員のワークスタイルイノベーションにより直行直帰勤務に変わってきている。会社内に居なくても、外出先から受注・在庫状況をリアルタイムに参照することで、“販売”につながるタイムリーな意思決定やアクションが可能になったという。販売チャンスロスの削減と販売店へのサービス向上にも貢献している。

「量販店、通販系、ネット系と、私たちのお客様は多様化しています。ニーズも様々ですべてにおいて迅速な対応が求められます。また、ご要望の商品の在庫がない場合いつまでにお届けできるか、お届けまでのタイムラグを新しい提案でカバーできるか、といった販売現場が日々直面する課題の解決においても、TFRONTが担う役割は重要度を増しています」と渡辺氏は語る。



ベネフィット

無停止システムの運用をさらに効率化

2013年の移行に際しては、TFRONTシステムの運用体制も見直された。従来から「HPプロアクティブ24」を採用し、24時間365日オンサイト対応の保守サービスを利用してきたが、新たに“監視レイヤー”もサービスに組み込んだ。

「自社で行ってきたシステム監視をHPに委託することで、運用負荷を低減するとともにインシデント対応の迅速化を図ることが狙いです」(小沼氏)

新たな体制では、HPが24時間365日TFRONTシステムをリモートで監視する。ディスクエラーなどの障害予兆を検知したときには、即座にHPの技術者がオンサイトで解決を図る、これにより「実際に、障害復旧までの時間を2/3程度まで削減できた」(小沼氏)という。

また、すでにJ-SOXに準拠した内部統制・情報保護にも対応済みだ。具体的には、TFRONTシステムにアクセスするオペレータ権限の管理を厳格化するとともに、アクセスログを取得し一元管理する仕組みを確立している。

HP NonStopサーバーは、TFRONTシステムを支えるプラットフォームとして現時点で最良の選択であると考えています。“無停止”という価値は、何物にも代えがたいものです」と大橋氏は話す。

現在HPは、HP NonStopサーバーをミッションクリティカル領域における中核製品と位置づけて強化を加速させている。次世代のミッションクリティカルシステムの開発を推進する「Project Odyssey」では、次世代のHPNonStopサーバーがインテル® Xeon® プロセッサーを採用することも表明されている。

「東芝グループ全体の中では、ITインフラは大きく標準化・統合化へ向かっています。
HP NonStopサーバーが、より幅広い領域で“無停止”という価値を提供してくれることを期待します」(大橋氏)


導入先概要

東芝インフォメーションシステムズ株式会社
所在地: 〒105-0023 東京都港区芝浦1-1-43 東芝浜松町ビル
URL: http://www.toshiba-tsis.co.jp/tsis/ このリンクをクリックすると、HP社外へリンクします。

事例キーワード

業種: 製造
導入ハードウェア: HP Integrity NonStop NB54000c
導入ソフトウェア: HP NonStop RDF
導入サービス: HP監視サービスHP プロアクティブ24

  本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり、閲覧される時点で変更されている可能性があります。予めご了承下さい。  
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