Jump to content 日本-日本語

サーバー  >  HP Integrity NonStop サーバー   >  お客様事例  

導入事例

Raymond James Financial

HP Integrity NonStop サーバー

アドバンテージ
コンテンツに進む

HP 製品が大手金融サービス企業の原動力にHP サーバ ファミリを使用して、成長とアジリティ (俊敏性) を獲得する Raymond James Financial

「現在、アプリケーションで処理しなければならない情報量は、数年前と比較して 20 倍、30 倍、あるいは 40 倍にまで増大しており、高い可用性を持つ堅牢なシステムが必要となっています。HP と戦略的関係を築くことにした理由がここにあります。」
- Raymond James Financial、最高情報責任者、Tim Eitel 氏

事例キーワード

業種: 金融業
ソリューション: データベース
製品: HP NonStopサーバHP ProLiantサーバ
HP Integrityサーバ
導入事例
変化するニーズ
  社内で蓄積されたノウハウと戦略的関係の融合
  HP ハードウェアで基幹アプリケーションを稼動
  今後の計画
  貴重な長年の関係
  会社概要
 
Raymond James Financial

金融サービス業界は、現在の米国経済の中でもっとも厳しい監査と規制を受けている業界の 1 つです。同時に、もっともダイナミックな変化を遂げている分野でもあります。常に新展開を見せる金融サービスにおいて、変化はあたりまえの事象です。このため、金融機関においては、よりアジャイル (俊敏) な IT インフラの構築を進めながら、同時に、可能な限りコストを削減し、IT パフォーマンスを向上させることが不可欠です。

IT は、長年にわたり、Raymond James Financial において企業業績を決定する重大な役割を果たしてきました。投資家に確かな金融アドバイスを提供するには、詳細な市場レポートから顧客口座データのリアルタイム更新まで、適切な情報への迅速なアクセスが必須です。IT は、秒単位あるいは分単位で、企業経営に必要な手段と洞察を経営陣に提供するだけではなく、実際に Raymond James が提供するあらゆるサービスの原動力となっています。そして、そのスピードは加速するばかりです。


変化するニーズ

「私が Raymond James に入社してからの数年間で、取引業務は劇的に増加しました。新しい投資製品が追加され、政府規制によって課題が山積するようになりました。現在、アプリケーションで処理しなければならない情報量は、数年前と比較して 20 倍、30 倍、あるいは 40 倍にまで増大しており、高い可用性を持つ堅牢なシステムが必要となっています。HP と戦略的関係を築くことにした理由がここにあります」と CIO (最高情報責任者) の Tim Eitel 氏は語っています。

1962 年に創設された Raymond James Financial は、現代における全米で有数の金融サービス企業です。Raymond James は、投資、ファイナンシャル プランニング、インベストメント バンキング、アセット マネジメント、銀行および信託業務といったサービスを、個人顧客、法人顧客、そして地方自治体に提供しています。3 つの完全子会社であるブローカ / ディーラ会社、Raymond James & Associates、Raymond James Financial Services、および Raymond James Ltd. は 5,000 人を超えるファイナンシャル アドバイザを有し、米国、カナダ、そしてその他の地域に広がる 2,100 箇所を超える拠点で、およそ130 万の顧客にサービスを提供しています。顧客の資産合計は、およそ 1,380 億米ドルで、うち約 250 億米ドルを Raymond James のアセット マネジメント子会社が管理しています。


社内で蓄積されたノウハウと戦略的関係の融合

すべての優れた金融サービス プロバイダがそうであるように、Raymond James は、特に IT に関わる場合には、あらゆる戦略的アクションを検討します。「IT に関しては、特にブローカ業務に関連する仕事については、その多くを社内で遂行することを選択してきました」と Eitel 氏は説明します。社内の多数のテクニカル スタッフが、新しいテクノロジーの導入や長期計画などの業務に携わっています。

一方で、Raymond James は、HP や Microsoft といった戦略的 IT プロバイダとも緊密に連携しています。IT の統合は、シンプルで管理しやすい IT インフラを実現するために常に掲げている目標です。Raymond James では、システムの統合にあたり、HP と Microsoft のアドバイスを得ながらマイグレーションを計画しています。たとえば、ソフトウェアとハードウェアの円滑なマイグレーションのために、アプリケーション ベンチマーク テストやキャパシティ プランニングを、ヒューストンにある HP ソリューション センタで実施しています。Eitel ならびに Raymond James の他の IT エグゼクティブは、HP 顧客会議に参加し、ビジネスに活用できる最新の HP 製品の情報を得ています。

「ハードウェア分野では、HP との関係をテクノロジー戦略上の主要部分であると考えています。我々は、アプリケーションをできるだけ効率的に実行できるようにする必要があります。幅広い製品ラインを提供するテクノロジー リーダと連携することは、わが社にとって重要です。HP は、ハードウェア、サポート、そして技術上の専門知識のすべてを提供してくれます」と Eitel 氏は述べました。


HP ハードウェアで基幹アプリケーションを稼動

HP サーバを基盤としてきた Raymond James では、HP ProLiant ファミリから HP NonStop サーバおよび 64 ビット HP Integrity Superdome サーバまで幅広く HP システムを使用しています。そして、ProLiant サーバおよび NonStop サーバでは 24 時間 365 日体制のハードウェア保守サービスを受け、Integrity Superdome サーバでは HP Proactive-24 サポートを活用しています。

Raymond James のミッションクリティカルな基幹アプリケーションはすべて、HP ハードウェア上で実行されています。たとえば、ファイナンシャル アドバイザが使用するハイパフォーマンスな標準ベースのデータ ウェアハウスおよび意思決定支援システムは、HP に構築が任されました。通常、ファイナンシャル アドバイザは、顧客にアドバイスを提供するにあたって、事前に莫大な量の多様なソースを参照する必要があります。これまでは、ポートフォリオや投資データの、ある 1 つのソースを探し出せないことだけで顧客へのサービスが遅れていました。この新しいデータ ウェアハウスを使用すると、データ アクセスは単一の照会で良く、柔軟で動的なオンライン表示をもとにアドバイザは、情報のドリルダウンやフィルタリングを素早く実行できます。

Raymond James は、卓越したパフォーマンスと業界標準のアーキテクチャを評価して、Itanium 2 プロセッサ搭載の HP Integrity Superdome サーバを選択しました。データ ウェアハウスは、64 ビット環境向けにカスタマイズされた Microsoft Windows Server 2003 Datacenter Edition と Microsoft SQL Server 2000 Enterprise edition で実行されています。HP と Microsoft は、緊密に連携して、Itanium ベースのサーバに対応する 64 ビット Windows 環境を構築しました。

さらに Windows 環境の HP Integrity Superdome サーバは、無比の拡張性も提供しています。ベンチマーク テストの結果によると、データ ウェアハウス アプリケーションの実行において、Superdome サーバは、従来の 32 ビット システムと比較して 5 倍のパフォーマンス向上を達成しています。このことは、ファイナンシャル アドバイザの作業でのコスト削減と生産性向上、ひいては企業の収益性の向上につながります。Integrity Superdome サーバでデータ ウェアハウス アプリケーションを使用をし始めた 2 年後、Eitel 氏は、本プロジェクトにおけるテクノロジーとサポートの提供を評価するならば HP と Microsoft に “A” を与えるであろうこと、そして CPU の制約があるような大規模なアプリケーションについては、Raymond James では HP Integrity Superdome サーバを標準とするであろうと述べました。

HP ハードウェアで実行されるその他の重要なアプリケーションには、以下が含まれます。

  • ブローカ業務用アプリケーション - Raymond James は、長年にわたって、HP NonStop S86000 および S88000 サーバ上でブローカ業務を実行してきました。NonStop サーバは、高い信頼性と拡張性が評価され選択されました。いかなる取引日においても、1 日あたりの取引出来高が平均出来高の 70 % 増となる可能性があります。NonStop サーバは、運用コストを削減しながら、Raymond James が必要とするパフォーマンス、信頼性、拡張性を提供しています。

  • 事業継続性ソリューション - フロリダ州セント ピーターズバーグの本社にあるコーポレート データ センタに加えて、Raymond James は、デトロイトに事業継続性ソリューション用施設を設立し、二重化した NonStop サーバとサーバに接続するストレージをインストールしました。「ハリケーンの通り道となるフロリダに本社を置くわが社は、迅速に立ち上げられるホットスタンバイのバックアップ センタを持つことの重要性を認識しています。Raymond James の業務が気象状況によって停止することはないことをお客様に確信していただくことが重要です。そして、HP はこのための偉大なパートナーです。我々が災害を宣言すると、HP は 24 時間以内にバックアップのハードウェアを提供してくれます。我々が必要とするものを HP は必ず実現してくれるので実に安心です」と Eitel 氏は語っています。

  • 業務および社内管理アプリケーション - Raymond James では、Windows 環境の 700 台の ProLiant DL380 および DL580 サーバを社内全体に配備しました。オフィス業務の生産性を向上させるアプリケーションの稼動に ProLiant サーバを標準採用したことで、生産性は向上し、保守コストは削減されています。社内で開発した従業員手当てアプリケーションがその一例です。Veritas InDepth for SQL Server を稼動する HP ProLiant サーバ上でアプリケーションを詳細にチューニングしたことで、応答時間が短縮され、同時サポート ユーザ数は8 倍に増えました。また、85,000米ドルのコスト回避が達成され、さらに年間データ量の20 % の増加に対応可能となりました。

今後の計画:レガシー アプリケーションの統合、64 ビット プロセシングへの継続的な移行

Raymond James では、将来を見据え、社内で Premier Information Platform (PIP) として知られる新しいブローカ業務用プラットフォームを開発中です。最近、64 ビット HP Integrity Superdome サーバ (Raymond James が選択したプラットフォーム) を使ってトレーディングとデータ マイニングのための統合アプリケーションをテストするという依頼が HP に出され、テキサス州ヒューストンの HP ソリューション センタで実施されました。

「HP との関係の大きなメリットの 1 つは、主要なシステムとアプリケーションを HP ソリューション センタでテストできるということです。HP がハードウェアとネットワーキング インフラを提供し、さらに我々と連携して、新しいハードウェアにおけるアプリケーションのボトルネックの検出やパフォーマンスの評価を行ってくれます。このため、少ないリスクで時間をかけずにソリューションを配備することができます。」Eitel 氏はこのように述べました。
PIP では、レガシー アプリケーションを統合し、これを 64 ビット Itanium 2 プロセッサ環境に対応するようカスタマイズしており、これらは Raymond James Financial の今後を担うプラットフォームと言えます。「過去 25 年間にわたり、多様なプラットフォーム上で、複数の言語で構築されてきたシステムを、Windows 環境の Superdomeで統合しようとしています。この統合により、パワフルな処理能力と Windows サーバ ソフトウェアの堅牢なエンタープライズ機能をあわせ持つ、パワフルなオープン システム プラットフォームが誕生します」と Eitel 氏は語っています。
おそらく Raymond James にとってもっとも重要な点は、HP の支援によりビジネスと IT 機能の同期化を図れるようになることです。「ようやく、すべてのアプリケーションが互いの機能を把握し、相互に効率的に通信できるようになったのです。分割されていた業務が、IT によって連携可能になるのです。」


貴重な長年の関係

Raymond James の HP コンピューティング プラットフォームの使用は、NonStop サーバが Tandem から、そして ProLiant サーバが Compaq から発売されたときから続いています。合併によって、両方のプラットフォームが HP の製品となりました。「我々にとって、一連の合併は非常に有利なものでした。1 社の傘下にさまざまなリソースが集結したため、単一の関係を維持するだけで単一のソースからシステムやサポートのすべてを受けることができます」と Eitel 氏は語っています。
HP は、20 年以上にわたって Raymond James のほか、金融サービス業界の多くの企業にビジネス クリティカルな大規模基幹システムを提供してきました。HP から提供される製品の幅広いポートフォリオのために、Raymond James は、変化に迅速に適応でき、さらにニーズにあった最善のテクノロジーによる IT 計画を立てることができます。

「HP は、我々の求めるシステムがいかなる規模であっても、そのニーズに対応してくれます。ですから、我々は、現在の IT 投資から最善の価値を引き出すことができます。そして、さらに重要なことですが、HP のおかげで、将来を見据えた正しい選択も行えるのです。」Eitel 氏はこのように締めくくりました。


課題

ソリューション

結果

 
  • 取引処理のための高可用性システムを提供する
  • レガシー アプリケーションを統合し、より効率的な稼動とシステム間の相互通信を可能にする
  • 業務および管理アプリケーション用のプラットフォームを標準化する
 
 
  • HP Integrity Superdome サーバ
  • HP NonStop サーバ
  • HP ProLiant サーバ
  • Microsoft Windows Server 2003 Datacenter Edition および Microsoft SQL Server 2000 Enterprise edition
  • HP Proactive-24 サポート サービス
  • NonStop サーバおよび ProLiant サーバ、デスクトップ コンピュータを対象とした 24 時間 365 日体制の HP ハードウェア保守サービス
  • 事業継続性および可用性ソリューション
  • アプリケーションおよびベンチマーク テスト、キャパシティ プランニングを実施する HP ソリューション センタ
 
 
  • データ ウェアハウス アプリケーションのパフォーマンスが 5 倍向上したことにより、ファイナンシャル アナリストの作業でのコスト削減と生産性向上
  • リモート データ センタにホットスタンバイのバックアップ システムを装備し、トレーディング アプリケーションの継続稼動を実現
  • 管理アプリケーションの最適化により、最大 8 倍の同時ユーザ サポート数、1 つの従業員手当てアプリケーションで 85,000 米ドルの節約を実現
  • HP ソリューション センタの設備と専門知識を活用し、少ないリスクで迅速な配備
 

会社概要

Raymond James Financial
業種: 金融サービス
本社所在地: フロリダ州セント ピーターズバーグ
連絡先: 727-567-1000
主要業務: 全米有数の金融サービス企業で、2004 年の収益は 18 億米ドル。多様な金融サービスを行う子会社によって、個人顧客、法人顧客、そして地方自治体向け金融サービスを行う。完全子会社として、ブローカ / ディーラ会社の、Raymond James & Associates、Raymond James Financial Services、および Raymond James Ltd. の 3 社を保有。
5,000 人を超えるファイナンシャル アドバイザを有し、米国、カナダ、その他の地域に広がる 2,100 箇所を超える拠点で、およそ130 万の顧客にサービスを提供。顧客の資産合計は、およそ 1,380 億米ドル、うち約 250 億米ドルを Raymond James のアセット マネジメント子会社が管理。1962 年創立、1983 年株式公開、ニューヨーク証券取引所に上場し、13,000 以上の個人投資家および機関投資家が株式を保有
URL: http://www.raymondjames.com/

  本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり閲覧される時点で、変更されている可能性があります。予めご了承下さい。  
印刷用画面へ印刷用画面へ
プライバシー ご利用条件・免責事項