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真のリアルタイム取引を実現した「kabuマシーン」。競争優位のためのサービスを支えるHP Integrity Superdome Integrity 日経新聞社様導入事例

リスク管理追求型取引で投資家の支持を集めるネット証券大手、カブドットコム証券。そのサービスが、さらなる進化を遂げた。「kabuマシーン™」 ― 情報分析から取引まですべての操作がシームレスにリンクした究極のトレード・ツールの登場である。個人投資家が手にするのは機関投資家に対抗できる「真の リアルタイム取引」環境。しかし、その実現には、複雑かつ膨大なトランザクション処理をこなすパフォーマンスに加え、将来に向けたスケーラビリティまで保 証するハイエンドのデータベース・サーバーが必須だった。カブドットコム証券が導入したのは、HP Integrity SuperdomeとMicrosoft® 64bit version Windows Server™ 2003, Datacenter Edition。新たに構築されたITインフラは、「kabuマシーン」をはじめ、今後カブドットコム証券が提供する「戦略的サービス」の基盤としての役 割を担っていくことになる。
関連情報
  HP Integrity Suerpdome
  Windows Server 2003
  金融業向けソリューション

kabu.com

ビジネスの背景

独自開発のシステムにこだわり、サービスの競争力で勝つ。
個人投資家のチャンスを向上させる新サービス「kabuマシーン」の提供を開始。

カブドットコム証券株式会社 代表取締役COO 齋藤正勝氏
カブドットコム証券株式会社
代表取締役COO
齋藤正勝氏
証券市場が活況を取り戻しつつある。株価回復と個人投資家の急増を支えているのは、インターネットを介した証券取引、ネット証券である。いまや個人投資家からの売買注文の約8割がネット経由だという。

このネット証券の分野で、いま急速に業績を伸ばしているのが カブドットコム証券株式会社だ。約定代金の伸び率は、大手6社の中でも群を抜く。信用取引のシェアもめざましい勢いで拡大している。 さらに際立つのが、高収益体質。手数料の値下げ競争に奔走する他のネット証券の多くが赤字から抜け出せない中で、いち早く経常黒字も達成した。短期間でネット証券のNo.4に踊り出た競争力の源泉とは何か。 新トレーディング・ツール「kabuマシーン™」をご紹介する前に、その前提となったカブドットコム証券の差別化ポイントをお伺いしよう。お答えいただくのは、カブドットコム証券代表取締役COO齋藤正勝氏である。 「ネット市場が成熟する中で、お客さまの関心はプライスからサービスの品質へ大きく変わってきています。私たちが提示したリスク管理の追求という独自のサービスコンセプトが、この変化を確実にとらえたのだといえるでしょう」

「勝ち」も「負け」もある証券取引。その中でサービス業としての証券会社が本来最も注力すべきサービスは、自社の顧客が「負けない」ようにすることではないかと斎藤COOはいう。このリスク管理追求の考え方から、「逆指値」「W指値」など、 カブドットコム証券独自の「条件注文」サービスが生まれてきた。これらは、予想に反した株価変動の中で顧客にある程度以上の損をさせないためのしくみである。そこにあるのは、顧客の利益を第一に考え、 適切なアドバイスを適切なポイントで提供する、誠実かつ優秀な証券マンの視点。「顧客に損をさせない優秀な証券マンのノウハウをシステム化したこと」こそが、個人投資家の心をとらえた要因だったのである。 「このコンセプトを実現するために、徹底的に情報システムにこだわりました。私たちはそこに独自性を追求したのです」一般的に、ネット証券会社がトレードのための業務システムを独自開発することはない。 メインフレームを軸とした既存の証券会社のシステムをそのまま借用したり、市販パッケージによるシステム構築を外部のインテグレータに一任したりしている。これでは、ビジネスの差別化はできないと斎藤COOは語る。 唯一、カブドットコム証券だけは、独自システム構築に傾注し、自社開発路線を突き進んできた。Microsoft®Windows®をベースにしたオープンで多彩な技術を利用することで、条件注文などユニークなサービスの開発に先駆けることができたという。 一方、従来型のシステムに依存した他のネット証券各社は、これに匹敵するサービスをいまだに始められないでいる。「ネット証券では、システムが競争力の源泉です。システム投資が上手な会社が生き残るのです」その競争力は、 とりも直さず、カブドットコム証券の顧客の競争力にも直結する。「負けない」ネット証券の評判は個人投資家の間で広がり、初めて株を始める人はもちろん、デイトレーダーと呼ばれる投資家も日に数百万円といった巨額の取引のパートナーとして カブドットコム証券を選んでいるのである。

そしていま、カブドットコム証券は、個人投資家に提供する競争力をさらに拡大するという。競争相手はもはや他のネット証券ではない。「競争相手はもはや他のネット証券ではなく機関投資家です。ディーリングルームで、 専門のワークステーションの大画面に向かうプロに対して、個人投資家が操作性やスピードで勝つトレーディング・ツールを提供しようとしているのです」それが「kabuマシーン」である。

導入の背景

新サービスに求められるパフォーマンスとスケーラビリティを、唯一、 提供可能にしたHP Integrity Superdome。

カブドットコム証券株式会社 システム統括部長 兼 事務統括部部長 阿部吉伸氏
カブドットコム証券株式会社
システム統括部長
兼 事務統括部部長
阿部吉伸氏
「kabu マシーン」は、デイトレーダーに代表されるヘビーユーザを対象とした有料のWebベース・サービスである。より強力なトレーディング・ツールを求める彼ら のために、カブドットコム証券が用意したのは、いままでの常識を超えたリアルタイム取引を実現するツールだった。「戦闘機のコックピットをイメージしてく ださい。取引のタイミングを逃がさない。判断を誤らない。そのために必要なすべてがあるのです」(齋藤COO)

より多くの情報をよりスピーディかつ正確に提供するリアルタイム性の向上に加えて、「kabuマシーン」には数多くの工夫が満載されている。アラート音を 配信するなど、ブロードバンド環境のメリットを生かしたフェールセーフ機能の充実。直感的な使い勝手を追求したユニバーサルデザイン。情報画面から注文発 注まで、取引の一連の流れを直感的なマウス操作だけで行える画面間連携。さらに「kabuマシーン」には従来のツールにはない大きな特長があった。実際の システム構築に携わったシステム統括部長 兼 事務統括部部長の阿部吉伸氏は語る。「お客さまが必要とする情報を優先的に利用できるインタラクティブ環境です。最適なアドバイスを最適なタイミングで提 供するいままでにないツールをめざしたのです」

刻 一刻と変動する膨大な情報から、投資家が適切な情報を選びタイムリーな判断を下すのは至難の業だ。そこで、その人が気になる情報を重要度や時系列に従って 示したり、そのとき必要な対処方法を提示したりすることで、その負荷を軽減する。阿部部長たちは、複数のWebベース・サービスを連携させることで、これ を実現しようと考えた。例えば、証券取引所からの約定終了のイベントをトリガーにアプリケーション・サーバーのプロセスを起動し、ユーザにメールで通知した り、次の注文についてのアドバイスをWeb画面で表示したりするのである。非同期サービスであるWeb上であたかもクライアント・サーバー・システムのよ うなプロセス連携を行う。しかし、そこには越えなければならないハードルがあった。「システムの処理性能です。とくに問題になったのがデータベース・サー バの負荷です」トリガーによってプロセスを連携していくためには、顧客独自の目標値や簿価、注目銘柄といった顧客サイドの情報と、めまぐるしく変わる時価 株価を頻繁に突き合わせなければならない。顧客情報を管理するデータベース・サーバーには、一般的なWebベースのサービスとは比べものにならないトランザ クションが発生することになる。もちろん、「kabuマシーン」とともに従来のサービスの品質もさらに向上させていかなければならない。データベース・ サーバーにはIA-32ベースのラージスケール・モデルが導入されていたが、基本的な処理性能、スループットに大きく影響するメモリ容量、スケールアップの 限界など、計画されているサービスを支えるには明らかに力不足だった。

64ビット・アーキテクチャのコンピューティング環境
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さ らに、将来に向けたキャパシティ・プランニングの問題もあった。「顧客増加への対応だけではありません。今後のサービスの進化にも対応できることが前提 だったのです」カブドットコム証券の戦略は、新しいサービスを継続的に提供していくことで高い競争力を発揮していくというものだ。固定したサービスイメー ジで将来のキャパシティを設計することは考えられない。データベース・サーバーには究極のスケーラビリティも求められた。「これらの条件に合うサーバー・プ ラットフォームは事実上、限られていました」新サービスの実現とサービス品質の向上をめざして、カブドットコム証券は、ITインフラの大規模な刷新を決定 した。その中核となるデータベース・サーバーとして選ばれたのは、インテル®Itanium®プロセッサーを搭載し、「Microsoft® 64bit version Windows Server™ 2003, Datacenter Edition」と「Microsoft® SQL Server™ 2000 Enterprise Edition (64-bit)」が稼動する「HP Integrity Superdome」だった。

システムを競争力とするネット証券の雄は、64ビット・アーキテクチャのコンピューティング環境を次の競争力の基盤として選んだのである。

システム構築

HP Integrity SuperdomeとMicrosoft® Windows Server™ 2003。 新時代の64ビット環境が実現する、優れたRoIT(IT投資効果)。

カブドットコム証券の口座数は約13万。一日あたりの取扱高が約400億円にも達する膨大な証券取引業務を日々行っている。その業務基盤となるシステムに は、ピーク時で約3万人からのアクセスが集中し膨大なトランザクションが行き交う。その量は1日で大手銀行のインターネット・バンキングの2か月分にも匹 敵する。データベースの容量は、実に2テラバイトにも及ぶ。

この大規模かつミッションクリティカルな業務基盤を、インテル®Itanium®プロセッサー搭載サーバー「HP Integrity Superdome」を中核とするWindows環境で再構築する。かつて誰も経験したことのないこの画期的なプロジェクトを遂行するための条件とは何 だったのか。システム構築のキーポイントを斎藤COOにお聞きしよう。「日本ヒューレット・パッカードとマイクロソフト、CTCという私たちのパートナーが、64ビット Windows環境を真の業務基盤にするための高信頼のプロダクトとサポートを緊密な協力のもとに提供してくれました」

世界最速のトランザクション処理性能
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まずプロダクト。今回導入されたHP Integrity Superdomeは、 Itanium®プロセッサーを搭載した「HP Integrity サーバー」の最上位モデルだ。卓越した処理能力を提供する64ビット・プラットフォームの中でも、世界最速のトランザクション処理性能と 最大64CPUという業界最高レベルの拡張性を誇る。斎藤COOはこのパフォーマンスとスケーラビリティが、システム投資の効果を飛躍的に高めたと語る。 「いままであきらめていたサービスが、従来と比べものにならないコストパフォーマンスで実現できる。さらにその投資が将来にわたって生きるのです」プロ セッサとメモリが64ビットになることによって、コストパフォーマンスは数十倍にも数百倍にも達すると斎藤COOはいう。さらにその処理能力はセルボード を追加するだけで簡単に、しかも最小のコストで増強できる。この卓越した投資対効果が、カブドットコム証券の将来のサービス展開と高収益体質を支えていくのである。

デー タベース・サーバーのパフォーマンスが、システムの開発効率におよぼす影響について語っていただいたのは阿部部長である。「ハードウェアの処理性能に余力が あれば、例えばSQLの最適化といった作業に必要以上に神経質にならずに済みます。その分のリソースをお客さまのメリットに直結するサービス開発に投入す ることができるのです」もちろん、基幹系データベース・サーバーには信頼性も欠かせない。これについて、斎藤COOは、2001年のサービス開始以来、ほと んどすべてのサーバーにHP ProLiantシリーズを導入してきた経験から、HP Integrity Superdomeにも万全の信頼を寄せているという。「冷却機能やハードウェアの冗長化、徹底したデータ保護など、数字で表されない部分のつくりが違う ことを実感しています」SQL Server(64-bit)との組み合わせで行った障害テストでは、フェイルオーバーの速さにも驚いたとのこと。リニアに使える64ビットのメモリ空間 を生かすことで、待機系への業務受け渡しが格段にスピードアップした。これにより、万が一の場合でも顧客が障害を意識することなく、業務を継続できるだろ うと語る。

EMC社Symmetrixストレージ・システムとSuperdomeの接続
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64ビット環境にスムーズに移行
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既存資産の有効活用という観点からは、稼動中のEMC社Symmetrixストレージ・システムとSuperdomeの接続もプロジェクトの鍵であったが、これも解決のメドがついた。

もう一方のプロダクト、サーバー基本ソフトWindows Server 2003とデータベース管理ソフトSQL Server(64-bit)は、Itaniumプロセッサーをサポートした最新のプラットフォームである。その大きな特長は、32ビット環境での資産を生かしながら、処理能力、スケーラビリティ、可用性を飛躍的に向上させる64ビット環境にスムーズに移行できることだ。斎藤COOは、「実は、苦労するかなとちょっと心配していたのです。実際のマイグレーションに際しアプリケーションの手直しなどは必要なく、製品そのものがリコンパイルされているだけというのが実感です」と打ち明ける。

これら先進のプロダクトをカブドットコム証券の業務基盤に生かすためにHPはマイクロソフトと緊密に連携したミッションクリティカル・サポートを提供す る。マイクロソフトの藤本氏は、そのコラボレーションについて次のように語る。「Datacenter Editionを採用していただいたカブドットコム証券のバックには、HPと私たちマイクロソフトが24時間365日のサポートを提供しています。カブ ドットコム証券とHPとマイクロソフトががっちりスクラムを組んで、ミッションクリティカルな64ビット・ハイエンドシステムの世界を現実のものにしま す」カブドットコム証券は、今回のシステム刷新でHPの最新サーバーを34台 計242CPU導入した。刷新後、同社のシステムはWindowsベース・システムとしては世界最大規模となる。HP Integrity Superdomeをはじめ、ほぼすべてをHPのサーバー・プラットフォームが支えている。

今後の展望

システム進化のスピードを、ネット証券ビジネスのパワーに。
変化に先駆けるためのインフラストラクチャ。

独自開発のシステムにこだわり、サービスの競争力で勝つ――カブドットコム証券の強さの源は、リスク管理追求という顧客本位のサービスコンセプトとそれを具 現化するシステムにある。システムを5分以内での株式注文の執行を保証し、万一の遅延の際には差額を返却する「サービスレベル・アグリーメント(SLA) 制度」を国内証券会社で初めて導入することができたのも、サービスコンセプトとシステムが両輪として機能しているカブドットコム証券ならではの快挙だったといえる。

HP Integrity Superdomeの導入、そして32ビットから64ビット・アーキテクチャへの移行は、カブドットコム証券のその強さをさらに際立たせていくだろう。パ ワフルでスケーラブルなITインフラが、ITリソースに縛られない自由なサービス開発を可能にするのである。

最後に、齋藤COOからコメントをいただこう。「他社にない価値あるサービスをいかにすばやく提供できるかが、私たちのビジネスでは何よりも重要です。め ざましく発展する64ビットコンピューティングの世界が、そのスピードを私たちに提供してくれます。Superdomeは、その最新の成果を十二分に活用 するための最適解でした。サービスの差別化で勝ち残っていこうという企業にとって、Superdomeは推奨銘柄といえるでしょう」


コラム:マイクロソフト藤本氏

ミッションクリティカル・システムを支えるデータセンター・プラットフォームの新基準。
マイクロソフト株式会社 サーバー プラットフォーム  ビジネス本部 Windows Server製品部 マネージャ 藤本浩司氏 マイクロソフト株式会社
サーバー プラットフォーム ビジネス本部
Windows Server製品部 マネージャ
藤本浩司氏
Windows Server 2003, Datacenter Editionは、新たに64bit CPUをサポートするとともに、国内約250システムの導入実績を有するWindows 2000 Datacenter Serverで培った信頼性、拡張性、管理性、コストパフォーマンスそして、サポート・プログラムをさらに追求し、ミッションクリティカル・システム向けサーバー製品として高い完成度を目指しました。

マイクロソフトでは、Windows Server 2003の開発・検証環境としてHP Integrity Serversも使用しており、ハードウェア、ドライバ、カーネル・レベルで動作するソフトウェアとの組み合わせにおけるテストを徹底的に行い、高信頼性 を実現しています。64bit Windows Server 2003と、SQL Server Enterprise Edition (64-bit) インテル最新の64ビット・プロセッサーItaniumに最適化されており、その優れたパフォーマンスは数々のベンチマークで実証済みです。

また、お客様の32ビット資産のスムーズな移行を重要なテーマとして製品化され、移行のためのツールやサービスの提供にも万全を期しています。日々の運用 においては、HPとマイクロソフトが共同でおこなう、24時間365日のサポート・プログラムが強力にバックアップしています。これにより、カブドットコ ム証券様をはじめとする企業の基幹システムに安心してお使いいただいています。

カタログ・広告PDF

 
本事例のより詳細な内容は、こちらのカタログをご覧下さい。
HP Integrity サーバー お客様事例カタログ (PDF、597KB)

カブドットコム証券株式会社 概要

 
英文社名: kabu.com Securities Co.,Ltd.
所在地: 東京都中央区新川1-28-25
資本金: 25.4億円
URL: http://www.kabu.com/ このリンクをクリックすると、HP社外へリンクします。
 

  本ページに記載されている情報は 2003年12月時点のものになります。 閲覧される時点で変更されている可能性がありますので、予めご了承下さい。   
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