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お客様事例:北星学園大学

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学内サーバーを統合し、キャンパスクラウドの構築を実現。

HP ProLiant DL980 G7による仮想環境構築と物理サーバー統合で、学内IT環境の管理コスト削減、省電力、システム追加への柔軟な対応を実現しました。
お客様背景
ソリューション
効果と今後の展望
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北星学園大学

目的

アプローチ

LDAP認証の集中による学内メールシステムのパフォーマンス低下の改善から、学内サーバー統合と仮想サーバー化へ発展。管理コスト削減、省電力、システム追加への柔軟な対応などを実現したキャンパスクラウドシステムを構築した。
高性能、高信頼のIAサーバー上に仮想環境を構築することで、20台の物理サーバーを2台に集約。管理コストの削減とサービスレベルの向上を同時に実現した。

導入効果

ビジネスへの効果

メールシステムのパフォーマンス向上
ITリソースの効率的な活用
サーバー消費電力と電力料金の大幅削減
サーバー設置スペースを削減
サーバー統合による管理効率の向上
物理障害発生率の低減
システム管理コストの低減
管理業務の負荷低減
サービスレベルの向上
IT資源のアウトソーシング化への布石

お客様背景

課題:メール環境のパフォーマンス
北星学園大学は、北海道を代表する有力私立大学である。特に国際交流では、世界各地の提携大学への短期・長期留学を積極的に奨励し、道内の大学国際化の先駆者的な役割を担っている。また主専攻以外の学問を学ぶ副専攻制度もいち早く導入し、幅広い視点を備えた人材育成にも注力している。さらに、充実した「キャリアデザインプログラム」によって、近年では「就職に強い大学」という評判も定着してきた。

社会のニーズに応える人材育成に邁進する北星学園大学が、今回学内の複数サーバーを仮想環境によって統合した。その目的は何か。札幌市の大谷地キャンパスに北星学園大学情報システム課課長 高野正明氏をお訪ねした。

北星学園大学 情報システム課 課長 高野 正明 氏
北星学園大学
情報システム課 課長
高野 正明 氏
「直面していたのは、学内メールシステムの問題です。メールシステムのパフォーマンスが低下していたのです」

北星学園大学は、eラーニングシステムをはじめとする教育の情報化でも先駆者である。メールについても、早くからWebメールシステムが導入され、ブラウザさえあればどこからでも利用できる環境が整っていた。授業でも、大いにメールが活用されているという。2002年にはグループ校の短期大学部が大谷地キャンパスに移転した。利用頻度も利用者も急増する中で、問題が顕在化した。

「Webメールの認証のしくみが、ボトルネックになりました」

北星学園大学のメールシステムにはLDAP認証が使われているが、その通信頻度が問題だった。画面操作の度に数十もの問い合わせがLDAP認証サーバーに送られるのである。授業では数十人の学生が一斉にメール操作をするが、それだけで数千の問い合わせがサーバーに集中することになる。これにより認証プロセスは遅延し、その影響が学内のすべてのメールユーザーに及ぶことも少なくなかった。情報システム課には「動かないメール画面」に対する問い合わせが、頻繁に寄せられていたという。

「ユーザーにストレスを感じさせないしくみが必要でした。具体的には集中するLDAP認証を遅延なくこなせるパフォーマンスを備えたサーバーです」

2010年春、高野課長は、北星学園大学のキャンパスシステムの構築に長年携わってきた北海道ジェイ・アール・システム開発(以下JSD)に、新しいサーバープラットフォームの提案を依頼した。その答えは高野課長の依頼内容を越えたものだった。学内キャンパスクラウドの構築である。

キャンパスクラウドの構築へ
SDの今回の提案について、同社営業部サブリーダーの対馬春樹氏にお聞きしよう。

「単に処理能力が足りないサーバーを置き換えるだけでは、問題の根本的な解決にはなりません。将来のシステムイメージを想定した上で、現在の問題に対処すべきだと考えたのです」

対馬サブリーダーが描いた将来イメージは、本格的なクラウドサービスによるすべてのIT資源のアウトソーシング化である。これが将来のあるべき姿であるならば、そこに向かう最初のステップは何か。

「学内の物理サーバーの統合と仮想サーバー化です。本格クラウドの前段階として、学内のIT資源を最適活用する、キャンパスクラウドの構築を提案しました」(対馬サブリーダー)

Webメールサーバーや認証サーバーを含む20台もの物理サーバーを統合することで、管理コストを大幅に削減する。さらに仮想化技術の導入によりシステム運用の負荷軽減やシステム拡張への柔軟な対応をも実現する。Webメールシステムのパフォーマンス改善に留まらず、学内IT基盤そのものの革新にまで踏み込んだ提案内容だった。

サーバーを統合する仮想環境のプラットフォームとしては、HP ProLiantシリーズの最上位機種であるHP ProLiant DL980 G7が推薦された。最大8基80コアのインテル® Xeon® プロセッサー E7ファミリー、128スロット最大2TBのメモリ、および最大16個のPCI Express Gen2 I/Oスロットをサポート。数多くのベンチマークを制する圧倒的なパフォーマンスと信頼性、拡張性の高さを誇るマシンである。

「今回の提案では、処理性能と管理性の向上が必須でした。そのためには、安定したパフォーマンスが見込め、物理台数も削減できるスケールアップサーバーの導入が欠かせません。DL980 G7は、まさにその目的に最適でした」(対馬サブリーダー)

2010年秋、JSDの提案が最終的に受け入れられ、翌年1月から新システムへの移行作業がスタートした。
株式会社 北海道ジェイ・アール・システム開発営業部 サブリーダー 対馬 春樹 氏
株式会社 北海道ジェイ・アール・
システム開発営業部
サブリーダー
対馬 春樹 氏

ソリューション

ネットワンシステムズ株式会社 エリア・パブリック事業グループ 東日本営業本部 北海道営業部 営業第1チーム 酒井 真一 氏
ネットワンシステムズ株式会社
エリア・パブリック事業グループ
東日本営業本部 北海道営業部
営業第1チーム 酒井 真一 氏
スムーズなシステム移行
実際のシステム構築を担当したのは、JSDとともに北星学園大学のシステム構築に携わってきたネットワンシステムズである。同社の北海道営業部酒井真一氏は、DL980 G7は、省スペース、省電力といった点でも際立っていたと語る。省スペースについては、42U/2mのラックを2本占有していた物理サーバー群を、仮想化によって1本のラックに収めることができたという。 省電力のメリットは、さらに大きかった。

「5年間の電力比較で従来システムより200万円以上の節約になりました」(酒井氏)

少ない消費電力で高いパフォーマンスを生み出す Xeon 7500番台、高効率電源ユニット、きめ細かな電力管理を可能にする温度センサーやオンボードの管理用チップなどにより、驚くほどの電力削減効果を達成しているのである。

「もちろん、信頼性の面でも万全でした」(酒井氏)

DL980 G7の設計には、ミッションクリティカル領域で実績のあるHP Integrityサーバーのチームが携わっている。同製品で培われた技術が数多く採用され、従来のProLiantシリーズを上回る性能と信頼性を実現しているのである。
DL980 G7のパフォーマンスの高さは、システム移行作業の中でも十二分に発揮された。

「仮想サーバー設定時のインストールやバックアップが従来のシステムよりずっと早いのです。これにより作業が想定以上にはかどりました」(酒井氏)

旧システムの膨大なデータの移行は大きな課題だったが、Linuxのネットワークコマンドを利用したバッチ処理を夜間に走らせることで、既存システムに影響をあたえることなく、移行できたという。仮想サーバーの構築とデータ移行の作業は3月まで続けられ、4月からはDL980 G7上の新システムが稼働を始めた。ハードウェアの初期障害などのトラブルもなく。メモリ関係の設定に戸惑ったときもHPから迅速なアドバイスが得られたという。

「DL980 G7は初めて扱うマシンでしたが、HPの強力なサポート体制があったため、安心して作業することができました」(酒井氏)

北星学園大学様ソリューション概要図
図:北星学園大学様ソリューション概要図

効果と今後の展望

チャレンジできるシステム
カットオーバーから半年が過ぎ、新システムは問題なく稼動している。システム更新のきっかけとなったメールシステムの遅延ももちろん解消されているが、それに加えて、情報システム課の業務改善も実現したという。

「例えば、ユーザー登録作業が簡単にできるようになりました」(高野課長)

大学のメールシステムでは、毎年の年度末、年度当初に、新入学生のユーザー登録作業と卒業生の抹消作業を行なう。情報システム課では、今までこの作業を本番システムに直接コマンド入力することで行なっていた。1000人近いユーザーの登録、抹消を行なうには、丸2日かかったという。今回のシステムでは、仮想マシンのコピーを作成することで、本番システムを稼働させながらこの作業を実施できるため、大幅な効率化が期待できるとのこと。仮想環境が運用管理の業務負荷軽減にも役だっているのである。

「さらに、学内からのサーバー提供の依頼に対して、対応できる環境が整いました。」(高野課長)

北星学園大学では、授業で使用するeラーニングシステムを自らセットアップする先生が少なくない。今までは、そのために情報システム課が物理サーバーを調達しなければならなかったが、仮想環境なら設定するだけでサーバーを提供できる。また、稼働中のサーバーに対してアプリケーションの新規導入などを行った場合、従来の物理サーバーでは何か不都合が生じても回復が難しいが、仮想サーバーなら事前にシステムイメージのバックアップを取っておくことで、いつでも元に戻せるようになった。仮想環境は、ITをフルに活用した先進の教育環境のさらなる発展にも、貢献しているのである。

仮想環境のさらなる活用へ
高野課長は、現在、学内に対するサーバー利用の方針を検討中だという。

「サーバー購入にはお金もスペースも必要ですが、仮想環境を導入したことで、もっと手軽にできるようになりました。内部的なポリシーを決めた上で、今後の活用を検討していこうと考えています」

これに対して、対馬サブリーダーは、仮想環境の利用状況データの活用を提案している。

「利用者ごとの利用状況は、実際の活動を示した客観的な可視化データです。学科ごとの利用状況に応じてCPUやメモリといった資源を割り当てたり、予算配分の参考にしたりすることが考えられるでしょう」

最後にお三方にお言葉を頂戴しよう。まず、高野課長。
「メールシステムの遅延や管理業務の負荷増大といった今までの状況を解消したい、という思いが第一にありました。JSD、ネットワンシステムズ、そしてHPは、我々が抱えている問題を十二分に把握した上で、この思いに応えるシステムを提供してくれました」

次にJSDの対馬サブリーダー。
「HPの対応には感謝しています。DL980 G7の性能、信頼性も満足のいくものでしたし、限られた予算、限られた納期にも真摯に対応してくれました」

最後にネットワンシステムズの酒井氏。
「DL980 G7によって仮想環境の構築はさらに加速していくでしょう。我々も、サーバーからストレージ、ネットワークに至るまで、お客様の仮想環境構築をより強力にお手伝いしていきます」

学校概要

北星学園大学
所在地: 北海道札幌市厚別区大谷地西2-3-1
生徒数: 38,49人(2011年5月現在)
設立: 1951年
URL: 北星学園大学 このリンクをクリックすると、HP社外へリンクします。

事例キーワード

業種: 学校
ソフトウェア: VMware vSphere
製品: HP ProLiant DL980 G7HP ProLiant DL360 G7HP D2600 Disk EnclosureHP 4400 Enterprise Virtual Array

HP ProLiant DL980 G7に関する情報はMPサーバー特設サイトで確認できます

本件でご紹介させて頂いたHP ProLiant DL980 G7に関する情報は、「HP ProLiant MPサーバー特設サイト」に詳しい情報が掲載されています。製品に関する技術情報や各パーツを詳しく紹介しておりますので、ぜひ以下のボタンをクリックしてご確認ください。

   

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