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導入事例

CSKネットワークシステムズ株式会社

HP Integrity NonStop サーバー

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CSKネットワークシステムズ株式会社
NonStop S72000 をコアとしたデビットカード決済/EDI新システムを稼動。IDC*/ASPを超えた広範なサービス提供を目指す
CSKネットワークシステムズ株式会社(以下:CSK-Net)は、高速・高品質な専用線接続のデータ通信サービスを目的に、1984年に株式会社CSKシステムズを中心とした異業種47社の共同出資による「共同VAN株式会社」として設立しました。以来、基幹情報システムの各種アウトソーシング事業、自社のネットワーク・インフラをベースとした通信サービスなど、多彩な情報通信サービス事業を展開。CSK、セガ・エンタープライゼスをはじめとするCSKグループの22社とともに歩み続けるCSK-Netは、グループ企業各社のネットワーク・エンジニアリングを担う中核企業として数多くのノウハウを蓄積、幅広いソリューション提供を武器にe-コマース関連事業、ASP事業へ向けてビジネスの領域を拡大しようとしています。CSK-Netでは、EDIビジネスのサービス品質向上と、2000年3月に開始されたデビットカード・サービスへの対応を実現するため、通信処理サーバーをCompaq NonStop K10000からNonStop S72000へとアップグレード。大手流通企業を中心としたアウトソーシングによる多種大量のトランザクション処理に備えるとともに、ASP分野でのより革新的なサービス提供を目指しています。

*IDC:Internet Data Center
導入事例
情報ネットワーク・テクノロジーの進展とともにサービス事業を拡大
  データ交換ビジネスの黎明期から“NonStop”サーバーを採用
  SNAネットワークとの高速接続を独自開発のゲートウェイ・ツールで実現
  NonStop S72000新システムをコアに“ITS”という独自のポジションを目指す
  システム構成図

東京センター外観
NonStopが設置されている東京センター外観

情報ネットワーク・テクノロジーの進展とともにサービス事業を拡大


システムサービス部のオフィス風景
  広範なサービス提供を目指すシステムサービス部のオフィス風景
   
  鈴木 一弘 氏
  システムサービス部
部長
鈴木 一弘 氏
 
 CSK-Netは、セガ・エンタープライゼス、アスキーといったCSKグループ各企業が推進する電子決済ビジネス、ポータルサイト運営、ネットワーク・ゲームサイト運営など、最先端のインターネット・ビジネスに当事者として関わり、それらのケーススタディをより実践的で精度の高いソリューションへと結実させてきました。また同社は、グループ企業のトータル・パワーを最大限に活用するとともに、特定のハードウェアに束縛されることのない“独立・中立系”の情報通信サービス事業を展開してきました。
 1997年4月に共同VAN株式会社から現社名へと変更したことからもわかるように、CSK-Netの始まりは専用線接続による付加価値情報通信サービスでした。84年9月の会社設立から1年後の85年8月に、回線リセール事業へ進出、地方計算センター20社と提携し、データ通信サービスをスタートさせています。以降、パケット交換、ファクシミリ配信、国際VAN、NTT INS-Pとの相互接続、企業内広域内線電話、国際ファクシミリなど、ネットワーク・情報処理サービスを中心に展開。1990年代に入るとメインフレームやサーバーのアウトソーシングにもサービス範囲を拡大し、多彩な情報通信サービスを開拓・提供してきました。
 95年10月には、『Highway Internet』でISP事業に着手。企業ユーザ向けVPN(Virtual Private Network)サービスやイントラネット構築を始め、“One to One マーケティング”のポータルサイトである女性向け無料インターネット接続サービス『Shes.Net』( http://www.shes.net/ )や最短1週間でEC(Electronic Commerce)サイトを構築・運営するサービス『One Week Commerce』などを相次いで立ち上げています。
 CSK-Netの事業領域は、創業以来の通信サービス事業から派生した情報処理サービスをはじめ、ネットワーク構築、SIビジネス、さらに関連するアウトソーシング事業へと拡大し続けています。
 「当社では、従来のネットワーク・サービス、情報処理サービス、アウトソーシング・サービスを融合し、それらを集大成したところにISP、ASP、IDC(Internet Data Center)のサービスがあると考えています。そこにはインターネット・テクノロジーを中心とした無数のソリューションと新たなビジネス・モデルがあり、お客様のニーズが眠っています。
 例えば各々の領域を融合したサービスとして、インターネットをインフラとしたERP(Enterprise Resource Planning )/SCM(Supply Chain Management)構築、Webサーバーの構築・運用・管理、シェアード・ホスティング・サービス、ストレージ・サービス、Web-EDI(Electronic Data Interchange)、デビットカードをはじめとする決済ソリューション、そしてインターネット技術をベースとしたIDC/ASPがあります。
 CSK-Netには、それらすべてに対応できるノウハウの蓄積があります。その具体化がNonStopを利用したデビットカード決済システム(情報処理センター機能の提供)であり、EDIシステムの信頼性・処理能力強化だったのです」(鈴木部長)
 CSK-Netが提供する新たなIDC/ASPサービスの背景には、500社に上るネットワーク・サービス、約50社のメインフレーム・アウトソーシング・サービス、約400サイトのサーバー・アウトソーシング・サービス、約200社2万端末に上るEDIサービスといった豊富な実績があります。こうした経験を通じて培ってきたノウハウをベースに展開するCSK-NetのIDC/ASPサービスだけに、ユーザニーズを把握したきめ細かなサービスが期待できます。

データ交換ビジネスの黎明期から“NonStop”サーバーを採用


デビットカード端末
  クレジットカードも使えるCSK-Net仕様のデビットカード端末
   
  NonStop S72000
  4代目の“NonStop” システムとなる NonStop S72000では、デビットカード決済専用と、従来業務のEDIサーバー用にCPUを割り当てて稼動させている
 
 CSK-Netでは1999年3月、デビットカード・サービス(2000年3月6日本格運用開始)のセンター間接続を代行する情報処理センター事業への参入をにらみ、同社が従来から行ってきたEDIサービスの集配信サーバーを機能強化するとともに、デビットカード決済システムの新規導入を決定。プラットフォーム選定を含めたシステム構築の検討に入りました。
 「情報処理センター事業への参入は、デビットカードだけでなく、クレジット決済、さらにICカードへの対応も視野に入れたものでした。デジタル・キャッシュを扱い、お客様の信用取引を預かる以上、従来我々が行ってきたEDIサービスと同等あるいはそれ以上にミッション・クリティカルな業務を担うことになります。システムのコアとなるハードウェア・プラットフォームは、安定性と信頼性を最大限に満たすものというのが条件でした」(鈴木部長)
 「自社でデビットカードをやるのであれば、PC・UNIXサーバーという選択もありました。しかし、お客様にビジネスを提供する以上は、高い信頼性があり、実績のあるサーバーでなければなりません。したがって、無類の信頼性・耐障害性、金融・クレジット決済分野における豊富な実績、対外接続のソフトウェアの充実ぶりも含めて、採用するサーバーはCompaq NonStop以外には考えられませんでした。一方で、どんなに優れたハードウェアであっても、その運用にはさまざまなノウハウの蓄積が求められます。我々はNonStopシリーズが登場する前、まだタンデムだった頃から“NonStop”サーバーを使い続けてきました。そうした過去の資産を活かすためにもNonStopしかなかったのです」(坂本リーダー)
 CSK-Netは、会社設立から間もない85年にEDIサーバーとして、NonStop IIを導入して以来、後にEXTを追加導入、91年にはCLX800、94年にはNonStop K10000の導入でシステムの拡張・強化を続けてきました。
 「今回、99年11月21日に無事カットオーバしたNonStop S72000が4代目の“NonStop” システムというわけです。旧来のシステム上ボトルネックとなっていた部分も、Sシリーズでのアーキテクチャの変更で問題が解消されたことも大きな理由です。S72000へのマイグレーション完了により、デビットカード対応はもちろん、Y2Kへの完全対応も同時に果たしています」(大八木マネージャー)
 「NonStop選定の理由には、株式会社東洋情報システムのデビットカード決済パッケージ・ソフトウェア『CARDWORKS/S-Package』の完成度が非常に高かったことも挙げられます。もちろん、パッケージそのままというわけではありません。我々の運用サービス面で蓄積されたノウハウの活用、さらに運用系のソフトウェア資産を活かせることもNonStop選定理由の一つでした。S72000を導入した結果、パフォーマンスの向上度はCLX800からK10000のとき以上に劇的なものとなっています」(鈴木部長)
 NonStop K10000からS72000へのアップグレードにより、劇的なパフォーマンス向上を実現した背景には、CSK-Netならではのノウハウが寄与していることは言うまでもありません。

SNAネットワークとの高速接続を独自開発のゲートウェイ・ツールで実現


大八木 優 氏
  システムサービス部
EDIサービス課
マネージャー
大八木 優 氏
   
坂本 信栄 氏
  システムサービス部
EDIサービス課
技術リーダー
坂本 信栄 氏
 
 「バッチ処理の速度については、最大で以前の7倍に達しているものもあります。また、メインフレームとNonStopとのファイル転送の速度については、600kbps程度ですが、必要に応じて圧縮処理を行うことにより、さらに2倍から4倍に実速度が向上しました。これはNonStop側のパワーアップに見合うように、従来のSNA(クロスドメイン)接続からTCP/IP接続に変更したことによるものです。安定性を最優先にするメインフレーム側の変更を最小限にしつつ、高速接続を実現するために、SNA-TCP/IP変換ゲートウェイとメインフレーム側にチャネル接続装置を新規に導入しました。
 今回のマイグレーションで最も苦労したところですが、汎用製品の組み合わせとカスタマイズによって、性能と機能の両面において満足のいくものができました。おそらくこのようなシステムができた要因としては、弊社がアウトソーシング・サービスによって、多くのメインフレーム・システムに接することが多いことと、NonStopに関するノウハウがうまく融合したことが大きいのではないでしょうか」(坂本リーダー)
 NonStopを集配信のサーバーに利用する際に、配信側メインフレームとの高速接続を実現するツールとしてCSK-Netが今回実現したスタイルは、今後同種のシステム構築を検討しているユーザやSIベンダから大いに注目されることになりそうです。
 「お客様のEDI業務やOLTP業務をK10000で運用しながらS72000への切り換えを実施したわけですが、コンパックのSEに常駐に近い形で行っていただいた入念なリハーサルのおかげで、実質3時間程度でデータの移行が完了しました。メインフレームとのインターフェイスの更新に労力を割いていた分、NonStopそのものの切り換えの準備まで手が回らなかったのも確かで、SEの皆さんには移行の計画から実施まで本当にお世話になりました」(大八木マネージャー)
 CSK-Netの顧客は、大手スーパーマーケットやコンビニエンスストア、外食店舗チェーンなど24時間営業の流通業が中心となっています。マシン切り換えの作業は、比較的トラフィックの少ない土曜から日曜にかけての夜間を選ぶことで、サービス停止は5時間前後で済ませることができました。

NonStop S72000新システムをコアに “ITS”という独自のポジションを目指す


 S72000へのアップグレードはEDI/OLTP業務のレスポンス向上だけを目指したものではありません。デビットカード決済システムをはじめ、今後CSK-Netが提供するさまざまなサービスの業務アプリケーションが、NonStop S72000をプラットフォームに稼動することになります。
 「そのための“ヘッドルーム”を十分に確保できたと考えています。デビットカード決済システムは、予定どおり2000年3月6日からサービスを開始。NonStop S72000のモデル内に、デビット・カード決済専用のCPUを複数割り当て、残るCPUを従来業務のEDIサーバーとして稼動させていますが、パフォーマンスが向上した上に、新システムは十分な余力を残しています」(大八木マネージャー)
 「ネットワーク、情報処理、アウトソーシングの3つのサービスの融合によるインターネット・テクノロジー・サービス(ITS)は我々が最も注力すべき事業領域と捉えています。
 CSK-Netでは早ければ9月にも、SCMのASPサービスを開始する予定です。1999年9月に開始したWeb-EDIサービスの付加価値サービスとして投入するもので、ユーザ企業に旧来のVANによる閉じたネットワークからインターネットによるオープンな環境への移行を促し、ひいては企業間コラボレーションの活性化へと結び付けるのが狙いです。
 このようにデビットカード決済システム、Web-EDI、SCM、ECサイト構築運用サービスなどへ積極的に取り組み、インターネット関連ビジネスに社内資源を一層集中していきます」(鈴木部長)
 パッケージ+αのカスタマイジング・パワーがCSK-Netらしさだとすれば、デビットカード決済システムにもそれは現れています。『CARDWORKS/S-Package』は、クレジットカード決済システムへの対外接続機能も備えていますが、通常ではカード端末は別々のものとなってしまいます。CSK-Net仕様のデビットカード端末は、1台でクレジットカードも使える兼用端末となっています。
 また他の情報処理センターとは異なり、単にデビットカード決済データの中継だけではなく決済サービスやPOS周辺のサービスをも提供可能です。さらに今後は、デビットカードを切り口にしたEDI業務への展開も考えています。そして、CSK-Netによるデビット情報処理センターとの契約では、ヘルプデスク・サービス(有償)が提供され、ハードウェアの故障についてもメーカへのサポート依頼のサービスを行うなど、至れり尽くせりのサービスを提供します。
 最後に今後のビジネス展開を行う上で、コンパックに対する期待やご要望を伺いました。
 「弊社にとってNonStopはIDC/ASPのバックボーンとして、企業の基幹システムと直結するサービスに使用していきたいと思います。
 今後のグローバル化の進展によって、世界標準仕様があらゆる分野で求められるでしょうから、NonStopならではの海外の優れたソフトウェアをどんどん紹介してほしいですね」(坂本リーダー)
 「SEの方々との交流の機会が欲しい。運用管理に関する最新情報の提供も是非お願いしたいと思います」(大八木マネージャー)
 「ハードウェアだけのお付き合いではなく、ビジネスとして幅広くタイアップできないでしょうか。例えば、NonStopの運用技術で相互にスキルアップを図るとか、我々のお客様にコンパックのハードウェアをご購入いただいて、ハウジング・サービスを我々が行うとか、トータル・ソリューション・パートナーとしても期待しています」(鈴木部長)
 コンパックは情報通信サービスを基盤に、より広範なITS事業への展開を目指すCSK-Netとともに、Compaq NonStop eBusinessに基づいた先進的なインターネット・システム・ソリューションを提供してまいります。

CSKネットワークシステムズ株式会社概要

 
本社: 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル16階
設立: 1984年9月
代表取締役社長: 持塚 朗
資本金: 30億5,053万円
売上高: 255億円(2000年3月現在)
社員数 約400名(2000年3月現在)
事業内容: 情報通信サービス事業および関連する情報ネットワーク構築、情報システム構築ならびに各種アウトソーシング事業
URL: http://www.csknet.co.jp/
 
この記事は、旧コンパックコンピュータ株式会社の導入事例です。会社名や製品・サービス名などは当時の情報ですので現在の状況とは違う場合があります。
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