Jump to content 日本-日本語
≫  お問い合わせ

サーバー  >  HP Integrity NonStop サーバー   >  お客様事例  

ミリ秒単位での競合優位性

【海外事例】CME Group (シカゴ商品取引所)

HP Integrity NonStop サーバー

アドバンテージ
コンテンツに進む

CME Group、HP Integrity NonStopプラットフォームで卓越したスループットと応答時間を実現

「1日で6兆ドルが動く状況でダウンタイムが発生すれば大きな損害が出ることは言うまでもありません。私たちのビジネスでは、ダウンタイムを防止するためにはどんなことでもしなければなりませんが、驚くほど高い信頼性と安定した環境を実現することができました。この成功において、Integrity NonStopシステムは重要な役割を果たしています」
- CME Group、Managing Director of Technology Engineering、John Hart 氏
サマリ
お客様背景
ソリューション
効果と今後の展望
会社概要
PDF(836KB)
CME Group

目標

アプローチ

変動の激しい金融市場で、基幹となるGlobex取引システムの24時間・365日稼動の可用性と最適なパフォーマンスを確保
フロントエンドLinuxサーバーとともに、中核となる約定機能のためにIntegrity NonStopサーバーを配備することで、パフォーマンス、コスト、および信頼性の目標を達成

ビジネステクノロジーの改善

ビジネス上の利点

市場の開放性と流動性に対応するためにパフォーマンスを強化
ピーク時でも20ミリ秒以下の応答時間
変動する金融市場に適応するために拡張性を改善
システムのダウンタイムが許容されない業界における、最高の可用性
NonStopプラットフォームとLinuxプラットフォームの長所を活かした革新的な構成
Integrity NonStop BladeSystemプラットフォームが取引当たりの処理能力の向上、設置面積の減少、消費電力の低下を実現するという期待
年間取引量の3倍〜4倍増に対応可能
同社ビジネスの80%以上を占める電子取引において信頼性の高いパフォーマンスを達成
ビジネスのより良い成果のための、動的な環境に適応する柔軟性
コンポーネントの導入と使用が一般的になったことで、Integrity NonStop BladeSystemプラットフォーム向けにHP c-Classブレードシャーシを採用

サマリ

  今、取引所市場は、混乱状態にあります。各国の政策の違い、上昇するエネルギーコスト、金利の変動、国際経済、信用リスク強化、気象の影響、中央銀行によるレギュレーション、および為替の変動など、その原因はさまざまです。この業界では、これまでになくミリ秒単位の時間が重要となり、システム障害が許容されなくなっています。

CME Group, a CME/Chicago Board of Trade Companyは、この活発で、変化が激しい環境の正に中心にいます。CME GroupのManaging Director of Technology EngineeringのJohn Hart氏は、「私たちは、変動する市場を国際的な規模で提供しています」と語ります。CME Groupは、世界最大で最も多様な金融派生商品の取引所として、同社のGlobex電子取引プラットフォームと従来の立会い取引市場で、農産物、畜産物、株式指標、外国為替、金利など、あらゆる主要なアセットクラス商品を提供しています。CME Groupは、厳格なパフォーマンスと信頼性の要件に適合するため、HP Integrity NonStopサーバーでGlobexを運用することに決定しました。

お客様背景

「当社はパフォーマンスの向上を追求しています。ブレード環境で処理能力が向上することを期待しています。…また、ブレード環境は比較的小規模の環境であるため、当社にとって貴重なデータセンターの面積を節減できます」
- CME Group、Managing Director of Technology Engineering、John Hart 氏

  取引量の急激な増加

イメージ今日の非常に活発な金融市場において主要取引所が抱える多くの課題の中でも、Hart氏は取引増加への対応を最優先課題としています。Hart氏は、「最大の課題は、注文量の増加を管理することです。当社のシステム全体で、取引量が年間3倍から4倍に増加しています。今では1週間で12億件の取引を受けることも珍しくありません」と語ります。

取引量の増加の一因は、CME Groupの事業内容の拡大にもあります。加えて、電子処理される取引の割合が増加し続けているため、同社が処理できないほどに情報量が増加する可能性があります。現在CME Groupが扱う取引の80%以上が電子化され、世界80か国以上で利用されています。

CME Groupは、この驚異的な取引増加を処理するために、システム・パフォーマンスを最優先課題としています。Hart氏は次のように説明します。

「私たちは、常にシステムの高速化を図ってきました。真に開放的で変動する市場を提供するには、最も高速で最も信頼性が高いシステムが必要なため、これは取引所業界とビジネスにとって重要事項です。平常時だけでなく、金融市場に大きな変動が起きたときにも、システムの応答時間をできるだけ速くするために、可能な限りのあらゆる手段を講じています。このような取引の負荷を、高い信頼性で適時処理する能力が必要です」

  北米初

CME Groupは、Integrity NonStopテクノロジーをいち早く採用し、北米で初めてこのシステムを稼働させました。Hart氏は、次のように述べています。

「最初のテストユニットの稼動後まもなく、先物取引のエンジンをすべてIntegrity NonStopプラットフォームでの本番稼動に移行することに決定しました。そうすることで最適なパフォーマンスが得られると予想していたのですが、実際その通りになりました」

CME Groupにとって、取引の応答時間は重要です。Hart氏は、「すべての取引を数ミリ秒で処理し、変動する市場のニーズに対応できるシステム容量を維持することを目指しています。市場が大きく変動し、負荷が高くなった場合でも、安定したパフォーマンスが必要です。当社がIntegrity NonStopプラットフォームに移行したのは、応答性と拡張性が大幅に改善されたためでした」と説明します。

CME Groupは、14台のHP Integrity NonStop NS16000サーバーを運用しています。そのほとんどがTMR(3重冗長化)構成です。また、テスト用と開発用に2台のHP Integrity NonStop NS1000サーバーがあり、全体で240プロセッサが使用されています。

CME Groupでは、新しいシステムで応答時間が大幅に改善されました。レイテンシは導入後すぐに35%低下し、50ミリ秒未満を実現しました。以後の調整で、さらに改善が進みました。Hart氏は、「今では20ミリ秒以下になっています。時間とシステムの負荷によりますが、最も多く使用されるエンジンでも15〜17ミリ秒になります」と語ります。

CME Groupでは、過去数年間で、電子取引システムの利用、つまり顧客のコンピュータからGlobexシステムに注文が送信されるような取引が増加しています。

「システムが高速になるほど、コンピュータからの注文の送信も高速にできます。レイテンシを低下させることで、お客様への応答が高速になるだけでなく、一定時間に処理できる取引量が増加します」とHart氏は語ります。

イメージ

  6兆ドルを動かす

いつでも利用できることも同じくらい重要です。Hart氏は次のように述べています。

「1日で6兆ドルが動く状況でダウンタイムが発生すれば大きな損害が出ることは言うまでもありません。私たちのビジネスでは、ダウンタイムを防止するためにはどんなことでもしなければなりませんが、驚くほど高い信頼性と安定した環境を実現することができました。この成功において、Integrity NonStopシステムは重要な役割を果たしています。これは、高い費用対効果で、お客様に最も信頼できるシステムを提供するという大きな目標の一環です」

CME GroupがミッションクリティカルなGlobex用に構築した革新的なシステム構成において、Integrity NonStopプラットフォームの柔軟性が表れています。

「実際の取引が行われる、当社の環境で最も重要な部分にIntegrity NonStopサーバーを使用しています。フロントエンドでは、数千台のLinuxサーバーが、取引が行われる前にすべての予備作業を実行しています。Integrity NonStopテクノロジーと普通のサーバーの長所を組み合わせることで、当社のパフォーマンス、コスト、信頼性の目標を達成することができました」(Hart氏)

Hart氏は、HPのサービスとサポートも、プラットフォームの品質に匹敵すると評価しています。

「サービスは最高です。当社の期待は非常に高いものですが、期待通りのサービスを提供してくれました。プロフェッショナル・サービスの戦略的側面では、CME Groupは多くのプロジェクトでHPと共同作業を行い、主にシステムのパフォーマンスと拡張性の改善に取り組んでいます。HPはCME Groupの真のパートナーです。そのことには大きな意味があります」

ソリューション

  重要なストレージ

Hart氏によると、CME Groupは、公式製品になる前からHP StorageWorks XPディスクアレイを使用してきました。

「インテル Itaniumプロセッサを搭載したIntegrity NonStopプラットフォームの場合と同様、StorageWorks XPディスクアレイの採用でも当社は他に先んじています。XPは、ディスクI/Oによるレイテンシを低減し、場合によってはゼロにすることで、システムのパフォーマンスを大幅に改善できるので、非常に重要でした。取引の過程にあるすべてのものが、物理ディスクからXPディスクアレイに移行されました」

HP StorageWorks XPディスクアレイは、ダウンタイムが許容されないミッションクリティカル・アプリケーションに最新鋭の信頼性と常時可用性を提供するエンタープライズクラスのストレージシステムです。アーキテクチャ全体にわたる完全な冗長性により、No Single Point-Of-Failure(単一機器の障害がシステム全体の障害とならない構成)が確保され、システムを中断することなくオンラインのままアップグレードできるのでデータの可用性が保証されます。さらに、XPディスクアレイのクラス最高のソフトウェアにより、データ管理のコストを低減し、複雑さを軽減します。

「XPディスクアレイで行うほとんどの処理がXP自体のメモリキャッシュで実行されるので、物理ディスクの多くの制約から解放されます。また、市場の変化により迅速に反応し、対応することができます。たとえば、特定の商品群が急速に増加する場合、広大な仮想ディスクであるXPディスクアレイを使用して、その商品群にスペースを迅速に割り当てることができます。Integrity NonStopプラットフォームとこのストレージ・ソリューションを組み合わせることで、この業界特有の常に変化する状況に迅速かつ効果的に適応できます」(Hart氏)

導入ソリューション一覧

HP Integrity NonStopプラットフォームは、全体的なシステムアーキテクチャと組み合わされ、非常に注意深く実行されることで、CME GroupのビジネスクリティカルなGlobexシステムの電子取引の信頼性とパフォーマンスを最大化しています。

主要ハードウェア
  • 14台のHP Integrity NonStop NS16000サーバー(本番稼動用)および2台のHP Integrity NonStop NS1000サーバー(テスト用および開発用)、全体で240プロセッサ
  • HP StorageWorks XPディスクアレイ

主要アプリケーション
  • CME Groupが開発したGlobex取引システム

HP Services
  • 最高のサポートとプロフェッショナル・サービスで、HPとCME Groupの強力なパートナーシップに貢献

効果と今後の展望

  ブレード:次の段階

CME Groupは、業界におけるテクノロジー革新のリーダーとしての役割を果たしており、画期的なHP Integrity NonStop BladeSystemプラットフォームもいち早く採用しました。Hart氏は次のように語ります。

「当社はパフォーマンスの向上を追求しています。ブレード環境には、その一般的な性質から、処理を高速化し、Globexプラットフォームでその利点をすぐに活かせることを期待しています。スループットと応答時間がただちに改善され、システムの調整を通じてさらに改善されると予想しています。また、ブレード環境は比較的小規模の環境であるため、当社にとって貴重なデータセンターの面積を節減できます」

Hart氏は、Integrity NonStop BladeSystemプラットフォームには、以前のIntegrity NonStopシステムより取引当たりの消費電力が低いという利点もあると語ります。Hart氏は、Integrity NonStop BladeSystemをNonStopテクノロジーの論理的発展と捉えています。

「このプラットフォームでブレードシャーシの採用が進んでいることをうれしく思います。これまで、NonStopサーバーはHP独自のものであるという批判がありました。このプラットフォームは、NonStopシステム哲学の利点を維持したまま、コンポーネントの導入と使用で主流になりつつあります。そのため、HPがIntegrity NonStop BladeSystemサーバーを収容する一般用途向けのブレードセンターを開発したということは、ある意味でc-Classブレードシャーシ(が優れた製品であるということ)の証明と言えます。これは、すばらしいことです」(Hart氏)

「変化」は、CME Groupのモットーです。「私たちの環境は、負荷が文字通り毎分変化する動的な環境です。Integrity NonStopプラットフォームを使用して迅速にリソースを割り当てることで、このような増加するニーズに対応することができます。このプラットフォームには、ビジネスのより良い成果を上げるための柔軟性があります」(Hart氏)

Hart氏にとって、Integrity NonStopプラットフォームの最も重要な利点は、Globex電子取引環境の信頼性です。

「Globexは、当社の最も重要な処理を行う場所です。取引を行う環境には最高の信頼性が求められるため、このプラットフォームを使用しています。CMEのお客様は、この取引所のシステムの信頼性が高いことをご存知です。このシステムは、負荷が高い場合でも、信頼性の高いプラットフォーム・テクノロジー、全体的なシステムアーキテクチャ、および非常に注意深い実行を組み合わせることで実現します。事実、市場が大きく変動するとき、電子取引システムが取引負荷を処理できない場合、システムを利用するお客様にリスクが発生します。Integrity NonStopシステムなら、そんな心配はありません」

会社概要

  CME Group, a CME/Chicago Board of Trade Company
URL: CME Group このリンクをクリックすると、HP社外へリンクします。


事例キーワード

業種: 金融
  事業継続・災害対策HP Integrity NonStop NS16000HP Integrity NonStop NS1000
HP StorageWorks XPディスクアレイ


  本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり、閲覧される時点で変更されている可能性があります。予めご了承下さい。  
印刷用画面へ印刷用画面へ
プライバシー ご利用条件・免責事項